私たちは「山の廃墟を天国にする計画」というYouTubeチャンネルを運営しております。
人が住まなくなり、森に埋もれようとしていた場所。
私たちはそんな場所に魅力を感じ、この場所を少しずつ育ててきました。
その過程を発信しているYouTubeチャンネルには、現在2万人を超える方々にご登録いただいています。

忘れ去られたこの場所は、再び人を迎えられる場所になりました。
この場所は、かつて人が暮らしていた山の土地でした。
しかし時代の変化とともに使われなくなり、建物は朽ち、森に埋もれようとしていました。
ただ、この寂れた場所を初めて訪れたとき、この場所には価値があると感じました。
森を抜ける風の音。 鳥の声。 木々に囲まれた静かな時間。
そこには、便利さとは別の豊かさが残されていました。
この土地を切り拓き、家を建て、暮らしをつないできた先人たちがいたからこそ、今の景色があります。
私は、その営みに深い敬意を感じ、この場所をただ失われていくままにしたくありませんでした。


古い家屋の解体から始まり、整地、家づくり、庭づくり、森の整備まで、少しずつ時間をかけてこの場所を育ててきました。
仕事前の朝時間や週末を使って、建築や庭づくりの信頼できるプロの力も借りながら、季節を重ねて整えてきた時間は、気づけば3年ほどになっていました。
そして今、かつて忘れられかけていたこの場所は、再び人を迎えられる場所になりました。
住む価値を失った場所が、滞在する価値によって再び人を迎える場所になる。
私たちが目指しているのは、単なる宿づくりではありません。
人が住まなくなった場所に新しい役割を与え、次の時代へ受け継いでいきたい。
住み続けるには不便な場所。
けれど、この場所には街にはない豊かさが、確かにあります。
鳥の声を聞きながらコーヒーを飲む朝。
火を囲みながらゆっくり過ごす夜。
季節の移ろいを感じる時間。
訪れる方に価値ある時間を提供し、その価値によってこの場所を未来へつないでいく。
それが私たちの挑戦です。



自然とアート。この土地ならではの文化に出会う。
この宿は、ただ泊まるだけの場所ではなく、この地域の魅力に出会える場所になればとも考えています。
地域で活動する作家や表現者の作品展示に加え、地元の生産者や料理人の方々とも連携しながら、この土地ならではの文化や魅力に触れられる機会をつくっていきたいと考えています。
効率や便利さが求められる時代だからこそ、人の手仕事や地域に根ざした文化には、あらためて価値が生まれているように感じます。
森の静けさに包まれながら、その土地で暮らす人々の営みや感性に触れる。
この場所をきっかけに、訪れる方と地域との間に新しいつながりが生まれる。
そんな豊かな時間を届けられる場所を目指しています。
今回のプロジェクトは、これから始まる計画ではありません。
すでに数年にわたって積み重ねてきた取り組みの延長線上にあります。
現在、建物や敷地の整備はほぼ完了しており、快適に滞在できる環境が整っています。
営業に必要な許可も取得済みで、設備や運営体制の最終調整を進めています。

一方で、「文化との出会い」というコンセプトを形にするため、地域で活動する作家の皆さまとの連携準備も進めています。
皆さまとともに、この場所をさらに魅力ある宿へ育てていきたいと考えています。
2026年10月のオープンに向けて、準備は着実に進んでいます。
応援してくださる皆さまへ感謝を込めて、特別料金でご利用いただける宿泊券や宿泊優待券をご用意しております。
一般公開時よりも大変お得な内容となっておりますので、実際にこの場所を訪れてみたいと思っていただけた方にご利用いただければ嬉しく思います。
オープン後には、ぜひ実際にこの場所を訪れ、自然の中でゆっくりとした時間をお過ごしください。
いただいたご支援は、環境整備や設備の充実に加え、地域作家との連携や作品展示の環境づくりなど、地域の魅力や文化が伝わり、作り手にも還元される場づくりのために活用させていただきます。

2023年8月 不動産取得
2024年12月 建築完了
2025年12月 民泊届出受理
2026年8月末 クラウドファンディング終了
2026年10月 オープン(Grove lodge IZU)
2026年10月以降 展示作品導入
2026年10月以降 リターン実施
先人たちが残してくれた価値を受け継ぎながら、今の時代に合った形で未来へつないでいく。
それが、この宿づくりに込めた思いです。
住む価値を失った場所が、滞在する価値によって再び人を迎える場所になる。
私たちは、そこに新たな可能性を感じています。
この取り組みがうまくいけば、使われなくなった土地や建物の新しい活かし方の、ささやかな一例になるかもしれません。
そして何より、この場所で過ごす時間が、訪れた方にとって豊かな思い出になれば嬉しく思います。
もしこの取り組みに共感していただけましたら、応援いただけますと幸いです。
皆さまをこの森でお迎えできる日を、心より楽しみにしております。





