このままでは、僕たちが愛する羽咋が、いつか消えてしまうかもしれない――
今、私たち羽咋市商工会青年部は、そんな強い危機感を抱いています。
令和6年元日に発生した能登半島地震から、早いもので2年と半年が過ぎました。
当時、石川県羽咋市では震度5強の揺れを観測。市内各所においても液状化や家屋の倒壊、道路の陥没といった深刻な被害に見舞われました。
左上:市街地での液状化、右上:鳥居が崩落(四町)
左下:店舗が津波被害に(一ノ宮・滝港)、左下:地滑り(鹿島路町)
しかし、地域住民の皆様の支え合い、復興従事者の方々の昼夜を問わぬ尽力、そして何より全国の皆様から寄せられた温かいご支援により、着実に復旧が進んでまいりました。
地震から2年半が経った現在では、ようやく地震前の穏やかな日常が戻りつつあります。
羽咋市へ想いを寄せてくださったすべての皆様に、心より深く御礼申し上げます。
その節は、本当にありがとうございました。
しかし、地震前の日常が取り戻されつつある今だからこそ、それまで「復旧」の影で先送りされていた、この街が長年抱える本質的な問題が鮮明になってきました。
それは「若年層の人口減少」と、それに伴う「深刻な人手・後継者不足」。
そして地場の文化を支えてきた「産業の衰退」です。
現在のパセオ通り、私たちが子供の頃は商店街として大勢の人で溢れていましたが、
今では昼間に歩いている人は、ほぼ見かけません。
何年も前から懸念されてきたことではありますが、市内の多くの学生は、高校卒業と同時に金沢市や都市部への進学・就職のために地元を離れてしまいます。
そして、一度羽咋を出た若者の多くは、その後この街に戻ってくることはありません。

柔らかく肌をなぜる潮風と、
夕焼け色に輝く「千里浜海岸」——

豊かな里山里海が育む、
美味しい「地元の食事」——

いつ帰ってきてもホッとする
「羽咋らしい空気感」——
目を閉じると思い浮かぶ羽咋の魅力は、決して「あって当り前のもの」ではありません。
羽咋の今は、何百年も昔から羽咋で暮らしていた「人々の営み」や「生活文化」、人々の暮らしと経済を支えてきた「地域の産業」によって、連綿と受け継がれてきたものなのです。
しかし、これらの営みや産業を受け継ぐ人がいなくなってしまえば、
この魅力はゆっくりと、確実に無くなっていきます。
今、私たちの想い出の中にある「懐かしい羽咋」が、私たちの世代で終わってしまうかも知れない。
それは、とても悲しいことだと感じます。
私たちは、そんな未来を変えていきたい。
私たちの子供や孫、これから羽咋で産まれて育っていく若者たちにも、
私たちの大好きな羽咋を感じてほしい。
そんな想いから、私たちは今、立ち上がることを決めました。

改めまして、私たちは「羽咋市(はくいし)商工会青年部」と申します。
羽咋市にて事業を営む45歳以下の若手経営者や後継者(2代目・3代目)によって構成された団体で、地域経済の活性化や社会福祉の増進に向けて、「若い世代だからこそできること」「力を合わせるからこそ実現できること」を追求し、日々活動しています。
(このページも、青年部のメンバーの手で書いています)
【青年部の強み、存在意義】
私たちには、以下のような青年部ならではの「強み」があります。
・全員が後継者や創業者であり、将来的に羽咋の雇用を生み出す当事者である
・自分自身が羽咋に住み、羽咋の良さを知っている
・一事業者ではできないことも、青年部として協力し実行・実現できる
・OBである地域事業者や学校、外部組織との強固なネットワークがあり、架け橋になれる
そして、これらの強みをフルに活かし、目の前の問題に取り組みたいと思っています。
私たちはこれまで、毎年夏の「はくい祭り」への出店や、「はくい花火大会」の主催など、特に地域活性化や交流人口・関係人口の増加に繋がる行事の企画・運営を行ってまいりました。

またここ2年間は、能登半島地震によって失われかけた地域の明るさを取り戻すための "にぎわい創出事業" として「ハネノオト音楽祭」を開催。
音楽を軸に、地域の事業者と住民の皆様を繋ぐ空間を創り出してきました。



羽咋高校の軽音楽部にも出演いただきました
進学や就職を機に、若者が羽咋を離れる理由は複数考えられますが、主な要因としては以下の3つがあると考えています。
①羽咋外は都会的な楽しさがあり、企業の待遇も良く、可能性が感じられる
②地元を愛せるほど「羽咋の事業者や産業を知らない」「事業者や産業の背景・歴史を知らない」「それらの起源となった生活文化を知らない」
③羽咋で暮らすカッコいい大人を知らない
①は、暮らしていくために避けられない話です。
石川県内においても最低時給の向上などが行われていますが、どうしても都市部や規模の大きい企業の方が、待遇は良くなります。
こちらについては、地域の事業者単体および地域事業者全体が力を合わせ、向き合い・乗り越えて行かなくてはならないテーマであり、多くの事業者の利害が絡む話。
現状、私たち青年部だけで解決することは難しく、これから時間をかけて取り組んで行かなくてはならないと思っています。
一方で、②や③については単純に「知らない」というだけです。
青年部の中にも、まさに「知らなかった」からこそ地元を離れ、たまたま子育てのために帰郷し、創業したメンバーがいます。
彼は、羽咋での暮らしを経て『一つずつ地元を知ったことで羽咋が大好きになった!』と言います。
これらは、次世代を担う高校生や中学生にも
当てはまるのではないでしょうか?
「知らない」という点においては、
事業者や産業、カッコいい大人と繋がる機会があれば改善していくことが可能であり、まさに私たち青年部の強みを活かすことが出来る部分だと感じています。
そこで私たちは独自のアプローチとして、
羽咋の事業者と子供達(高校生・中学生)が交流し、《産業体験を通じて羽咋を知る場》を作っていこうと計画しています。
交流の場としては、ハネノオト音楽祭などの商工祭を予定。
5ヵ年ほどの期間をとった中長期計画を想定しており、賛同いただける事業者を増やし、分かりやすい商業だけでなく、生活基盤を支えてくれている工業も含めた、地域一番の交流の場を作っていきたいと考えています。
10月11日(日)に開催する「ハネノオト音楽祭2026」において、初回となる交流の場を設けます。
今年賛同・協力いただける事業者の候補は、以下4者となっております。
・老舗の和菓子屋「あさお樹庵」
・老舗のベーカリー「ホームベーカリーモリモト」
・老舗の肉屋「牛勝」
・ブドウ生産からワイン製造までを手掛けるワイナリー「ITAYA Farm」

いずれも、地元羽咋の活性化と次世代の育成に力を入れられている、素晴らしい事業者の皆様です。
そして、交流に参加いただく高校生としては、羽咋市内の児童が多く通っている以下3校を予定しています。
(こちらも現在調整中です、決定次第、お知らせいたします)
・石川県立羽咋高等学校
・石川県立羽松高等学校
・石川県立宝達高等学校

具体的な取り組みとしては、高校生による事業者の「商品販売補助」および「販売時に必要な資料の整理」を想定しています。
商品を販売するには、「商品のこだわり」や「事業の成り立ち」を知る必要があります。
また、それらをお客様に伝えるには、知った情報を自分の言葉でまとめ、整理し、自分の言葉で伝える必要があります。
私たちはココが重要だと考えており、
自分自身の言葉で伝えてもらうことで、事業や産業、背景にある文化を深く理解できるのではないか?と期待しています。
大変長くなってしまいました。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
本プロジェクトにて、皆様にお願いしたい本題に入ります。
今回のプロジェクトでは、2026年10月11日(日)に開催する「ハネノオト音楽祭2026」における『産業体験事業』に掛かる経費について、支援をいただきたいと思っております。
正直に申し上げます。
私たち青年部には、潤沢な予算がありません。
しかし、「今」動き始めなければ、10年後は少子高齢化がさらに進み、街を動かせる人間はもっと少なくなってしまいます。
後回しにすればするほど、手を打てない状況になるであろうことを、肌で感じているのです。
本ページをご覧になっている皆様、私たちの想いに賛同いただける皆様。
どうか私たちに、お力を貸していただけないでしょうか?
集まった支援金は、「ハネノオト音楽祭2026」における『産業体験事業』に掛かる予算として、以下の用途に大切に活用させていただきます。
①職業体験事業における、ヒヤリングや資料作成にかかる材料代
➡4事業者×2万円=8万円
②受入事業者の活動・準備支援費
➡4事業者×3万円=12万円
※高校生を快く受け入れ、支援・指導にあたってくれる地元の事業者の負担軽減と準備費に充てます。
今年は私たちにとっても新しい挑戦の「試験的な1年」となります。
そのため、現段階では皆さまからのご支援に対して、他の方々がやっているような豪華で華やかなリターンを沢山用意することはできません。
しかし、感謝の気持ちを込めて、今の私たちが生み出せる精一杯の、そして羽咋ならではのリターンをお届けいたします。
○純粋に応援!「青年部の覚悟へエール」枠(お礼のメール・活動報告)

青年部メンバーより感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージと事業の活動報告をお送りします。
○羽咋の未来を味わう「特産品お届け」枠(羽咋の魅力が詰まった特産品)

上記のお礼のメッセージと活動報告に加え、
今回協力いただく事業者を中心とする、羽咋の特産品をお送りいたします。
私たち羽咋市商工会青年部は、この街の経済を担う事業者として、そして何より地元羽咋を心から愛する一人の人間として、大好きな羽咋を次の世代へ誇りを持って引き継いでいきたいと、強く願っています。
初めてのクラウドファンディングへの挑戦となり、どのような結果になるかは分かりません。
しかし、子供たちが生まれ育った羽咋を自身の言葉で学び、大人になっても「いい街だよね」と思えるきっかけにしたいと考えています。
どうか皆様、私たちと一緒に、羽咋市の明るい未来の1ページ目を描いていただけませんでしょうか。
温かいご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!





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