鬼は、怖い存在じゃない。
誇りを胸に生きる鬼がいる。
仲間を守るために戦う鬼がいる。
孤独を抱えながら、それでも前を向く鬼がいる。
私が描いている鬼たちは、恐ろしい怪物ではありません。
人間と同じように悩み、傷つき、誰かを想い、自分の信じるものを守ろうとする存在です。
そして今、その鬼たちは、画面の中から現実の世界へ歩き出そうとしています。
はじめまして。
書家・AIクリエイターの、いぬとび です。
私は40歳で書道を始めました。
決して早いスタートではありません。
書道教室を開き、人に教えることはできても、「自分の作品」と呼べるものを世の中へ発表する勇気は、ずっとありませんでした。
そんな私に転機が訪れます。
「展示会をしませんか?」
その一言でした。
展示会をするなら、自分にしか作れない世界を表現したい。
そう考えて生まれたのが、「墨象百鬼夜行」です。
墨で感情を描いたら、鬼が生まれました。
私が描いているのは、鬼の絵ではありません。
「墨象」とは、墨のにじみやかすれ、勢いによって、人の感情を表現する書の形式です。
言葉にならない想いを墨で描き、その世界をAIという新しい表現で具現化したとき、一体ずつ異なる物語を持つ鬼たちが生まれました。
誇り。孤独。覚悟。優しさ。怒り。仲間を想う気持ち。
鬼とは、人間の心を映した姿なのです。
だから同じ鬼は、一体として存在しません。
「参加したい」
SNSで鬼たちの物語を発信していると、不思議なメッセージが届くようになりました。
「この世界に入りたい。」「私も鬼になりたい。」「参加できますか?」
最初は意味が分かりませんでした。
私は展示会を開くつもりだったからです。
でも、その言葉は一人では終わりませんでした。
全国から、同じ想いを持つ人たちが集まり始めたのです。
年齢も、職業も、経験も違う。共通していたのは、ただ一つ——
「この世界観が好き。」
その想いだけでした。
その瞬間、私は気付きました。
作品を見てもらうだけではなく、作品の世界へ入ってもらえばいい。
こうして『墨象百鬼夜行』が生まれました。
墨象百鬼夜行とは
舞台は、福岡県嘉麻市にある歴史ある酒蔵。
そこへ、それぞれが自分だけの鬼となって集います。
展示があり、ランウェイがあり、そして夜になると、鬼たちが提灯を手に歩く百鬼夜行が始まります。
これはコスプレイベントではありません。アート展示でもありません。
参加者自身が、この物語の登場人物になる体験です。
AIは、そのきっかけに過ぎません。
この世界を本当に創るのは、人の想い、人の手、人の熱量です。
この夜を、一緒に創ってくれる仲間がいます。
・仕事終わりに、会場近くのお店へ足を運び、イベントのことを伝えてくれる人。
・遠方から何時間もかけて駆けつけてくれる人。
・何度もオンラインで打ち合わせを重ね、より良いイベントにしようと知恵を出し合ってくれる人。
本気だからこそ、意見がぶつかることもあります。
でも、それは「もっと良くしたい」という想いがあるから。
誰かに言われたからではなく、自分たちの意思で、この一夜を創ろうとしてくれている仲間たちです。
まだ誰も見たことのない景色を信じて、時間も情熱も注いでくれている。
私は、その想いに応えたい。
だから、この一夜だけは妥協したくありません。
ご支援の使い道
皆さまからいただくご支援は、この一夜を安全に、そして最高の形で実現するために大切に活用させていただきます。
•熱中症対策(スポットクーラー・環境整備)
•仮設トイレなどの安全対策
•照明・音響・演出
•映像・写真による記録
•作品制作費
•イベント運営システムの整備
この夜にしか生まれない景色を、未来へ残したいと思っています。
目標金額を超えた場合は、代表の制作・運営活動費および次回開催に向けた準備資金として活用させていただきます。
最後に
正直に言います。
私は、大きな夢を語るのが得意ではありません。
「世界を変えたい。」そんなことは言えません。
でも、一つだけ本気で思っています。
この一夜を、最高のものにしたい。
画面越しでしか会えなかった人たちが、同じ場所で笑う瞬間を見たい。
鬼になった参加者が、自信を持って酒蔵を歩く姿を見たい。
百鬼夜行が夜の闇へ消えていく、その景色を見届けたい。
その一夜は、私一人では作れません。
参加してくれる仲間。見守ってくださる皆さま。そして、このプロジェクトを応援してくださる一人ひとりの力があって、初めて完成します。
もし、この物語に少しでも心が動いたなら。
どうか、この百鬼夜行の一員になってください。
皆さまと一緒に、この一夜を創れることを心から楽しみにしています。
書家・AIクリエイター いぬとび




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