忘れられた建物から、世界へ音楽を
自然豊かな能古島に、音楽家と創作者が集う次世代の最新スタジオをつくる
福岡から船で約10分。
能古島の海と山に囲まれた場所に、長い間、時が止まったような古い建物があります。
傷んだ建物。荒れた土地。生い茂った竹。
初めてここを見た人の多くは、「大変な物件だ」と思うかもしれません。
けれど、私には違う景色が見えました。
鳥の声の中で音楽家が曲を書く。
海を眺めながら、世界から集まった人たちが語り合う。
子どもたちが音楽や自然に触れ、自分の中にある才能を発見する。
そして夜には、小さなコンサートが始まる。
ここから生まれた音楽が、海を越えて世界へ届けられていく。
そんな未来です。
私は、この古い建物を、
音楽・自然・創造性が出会う、次世代のクリエイティブスタジオ
へと生まれ変わらせようとしています。
これは、25年以上音楽家・音楽教育者として生きてきた私が、人生をかけて実現したいプロジェクトです。
【現在のスタジオから見える朝日】
なぜ、私はこの場所をつくるのか
私はイギリス・マンチェスター出身の音楽家・教育者です。
25年以上にわたり、演奏し、教え、作品をつくることを仕事にしてきました。
現在も演奏活動を続けながら、福岡の私立学校で音楽を教えています。
長い間、音楽と向き合ってきて、ひとつ確信するようになったことがあります。
音楽は、ただ人を楽しませるためだけのものではない。
一曲の音楽によって、人生の見え方が変わることがあります。
言葉では伝えられなかった感情が、音楽なら伝わることがあります。
国籍も、年齢も、言葉も違う人同士が、同じ音楽によってつながる瞬間があります。
私は、その力を何度も目の前で見てきました。
同時に、もう一つ気づいたことがあります。
創造性は、人間だけから生まれるものではありません。
どこで暮らすのか。
何を見るのか。
どんな音を聞くのか。
誰と時間を過ごすのか。
私たちを取り囲む環境そのものが、思考や感情、そして作品をつくっています。
だったら、
音楽をつくる場所そのものを、もっと豊かにできないだろうか。
音楽と自然、人と人、そして世界が出会う場所をつくれないだろうか。
その問いの先にあったのが、能古島でした。
問題だらけの建物に、未来が見えた
この施設を初めて見た時、決して完成された美しい場所ではありませんでした。
建物は傷み、土地は荒れ、竹が生い茂り、長い年月放置されていた跡がそのまま残っていました。
【外観は草木が生い茂ってジャングルのようでした】
【スタジオは、当初講義室のようでした】
【購入当初のリビング】
【購入当初のキッチン】
けれど、少し視線を上げると、目の前には海がありました。
振り返れば山があり、鳥の声が聞こえる。
街から遠く離れた秘境ではありません。
福岡市内から船に乗れば、短い時間でやって来ることのできる島です。
都市のすぐそばなのに、創造するための余白がある。
私はここに可能性を感じました。
そして、この場所を購入することを決めました。
改修見積もり、約3,000万円
もちろん、夢だけでは建物は直りません。
専門家に改修を相談したところ、提示された見積もりは約3,000万円。
簡単に出せる金額ではありません。
時間をかけ、節約し、できることを自分で行えば、少しずつ一人で進めることもできるかもしれません。
実際、私はこれまでそうやって生きてきました。
私の人生は、ある意味ずっとDIYでした。
音楽家としての道も、誰かが用意してくれたものではありません。
演奏する。
失敗する。
学ぶ。
直す。
そして、また挑戦する。
その繰り返しでした。
だからDIYとは、私にとって単なる「自分で物をつくること」ではありません。
自分の手で、現実を少しずつ変えていくことです。
そして不思議なことに、現実を変えようとしていると、いつの間にか自分自身も変わっています。
【ガーデンに生い茂っていた草木を整えました】
でも今回は、一人で完成させたくありません
今回も、時間をかければ一人で進められるかもしれません。
けれど私は、あえて違う方法を選びました。
この場所を、人と一緒につくりたい。
完成してから人を招くのではなく、まだ未完成の今から、同じ未来を面白いと思ってくれる人たちと出会いたいのです。
音楽に人生を動かされたことがある人。
もっと面白い生き方があるのではないかと思っている人。
自然の中で、一度深く息をしたい人。
創作する人を応援したい人。
子どもたちに、画面の中だけではない世界を残したい人。
そして、
「こんな場所が世界にひとつくらいあってもいい」
と思ってくださる人。
その人たちと、この場所を育てていきたい。
だから今回、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。
AI時代だからこそ、人間にしかできないことを
AIをはじめとするテクノロジーは、これからさらに進化していきます。
音楽も、文章も、映像も、コンピューターによって驚くほど速く生み出せる時代になりました。
私はテクノロジーそのものを否定したいわけではありません。
むしろ、その進化の先にあるからこそ、
「では、人間にしかできないことは何だろう?」
という問いが、これまで以上に大切になると考えています。
同じ場所に集まり、音を出すこと。
誰かの演奏に息を呑むこと。
自然の音を聞くこと。
意見の違う人と話すこと。
失敗しながら何かをつくること。
一緒に食べ、笑い、考えること。
画面越しではなく、その場の空気まで含めて経験すること。
このスタジオでは、そうした人間の創造性そのものを大切にしたいと思っています。
ここから、何が生まれるのか
完成後、この場所では定期的にレッスンやプライベートコンサートを開催します。
さらに、私が25年以上の音楽活動で築いてきた国内外のネットワークを生かし、
・音楽家やクリエイターのための滞在型創作プログラム
・国内外のアーティストによるワークショップ
・スタジオレコーディング
・小規模で質の高いコンサート
・音楽と他分野を融合したプロジェクト
・子どもや若い世代のためのサマースクール
・国内外の音楽家との共同制作
などを実現していきます。
そして、ここで生まれた作品や音楽を、能古島だけに留めるつもりはありません。
録音、映像、オンラインコンテンツなどを通して、世界へ届けていきます。
能古島という小さな島から、世界へ。
ここを、作品が生まれ、人が出会い、次の創造へとつながっていく場所にしたいのです。
【現在の様子】
会話が生まれ
人が集います
支援するということ
今回のクラウドファンディングでお願いしたいのは、単なる建物の修繕費へのご支援ではありません。
皆さんの支援によって直された空間で、
一曲の音楽が生まれるかもしれない。
若い音楽家が、自分の才能を発見するかもしれない。
違う国から来た二人のアーティストが出会い、まだ世界に存在しない作品をつくるかもしれない。
子どもが初めて生演奏を聴いて、音楽家になることを夢見るかもしれない。
私たちにも、まだ何が生まれるのか分かりません。
だからこそ、面白いのだと思っています。
支援してくださった皆さんには、この場所から生まれる音楽や作品を、さまざまな形でお届けしていきます。
皆さんは完成後のお客様であるだけではありません。
この場所がまだ何者でもなかった時代から、その未来を信じてくれた最初の仲間です。
最初のゴール
今回のクラウドファンディングでは、1,000万円以上の資金調達を目指します。
集まった資金は、約3,000万円と見積もられている施設改修費の一部として、大切に使用します。
まずは、安全に人を迎え、音楽を奏でられる場所をつくること。
2027年春までに主要な改修を進め、本格的なスタジオ活動をスタートさせる計画です。
最後に
25年以上、私は音楽とともに生きてきました。
音楽を演奏し、教え、作品をつくり、多くの人と出会ってきました。
そして今、そのすべてが、この小さな島に集まろうとしているように感じています。
海。
山。
音楽。
教育。
世界から来る人々。
そして、これからここで生まれる、まだ名前のない作品たち。
一人で建物を完成させることはできるかもしれません。
でも、それでは、このプロジェクトを始める意味の半分しかありません。
私は、この場所そのものを「共創」から始めたいのです。
何年か後。
この場所で素晴らしい音楽が生まれた時。
世界のどこかからアーティストがやって来た時。
子どもがここで初めて楽器を手にした時。
皆さんに、
「ここがまだ古い建物だった頃から、私はこの場所を知っている」
と言ってもらえたら嬉しいです。
建物を直すだけなら、これはリノベーションです。
でも、人が集まり、音楽が生まれ、次の世代へ何かが受け継がれていくなら……
それは、文化をつくることだと思っています。
能古島から始まるこの挑戦に、ぜひ力を貸してください。
そしていつか、完成したこの場所でお会いしましょう。
皆さんのご支援が、まだ存在しない音楽と出会いを、この世界に生み出します。
【ウェルカムライブの様子】
最新の活動報告
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未来のスタジオ、ちょっとだけ先に始まってます!
2026/09/14 20:33建物はまだ完成していません。でも、音楽は待ってくれません。ということで、10月11日(日)・18日(日)Southerton Houseでジャズライブを開催します!今回のテーマは 「JAZZ FRUITION」。“Fruition”には、実を結ぶこと、努力してきたものが形になることという意味があります。まだ改修途中のSoutherton Houseですが、人が集まり、楽器を響かせ、同じ空間で音を交わす。それはまさに、このクラウドファンディングで目指している「音楽家や創作者が集まり、出会い、何かが生まれる場所」の助走期間です。10月11日は下本 滋、10月18日は立花 洋一を迎え、私、Tom Southertonとともに演奏します。完成してから始まるのではなく、つくっている途中から、この場所に音楽を。古い建物が少しずつ「Southerton House」になっていく過程も、皆さんと一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。能古島で、お待ちしています。JAZZ FRUITION10月11日(日)15:00〜10月18日(日)15:00〜能古渡船場から徒歩15分。詳細は画像のポスターにあります。この場所から、次はどんな音が生まれるでしょうか。 もっと見る




わあ、あなたのプロジェクト、本当に素晴らしいですね! 正直なところ、このアイデアにすごく興味を引かれました。大きな可能性を感じます。 もっと詳しくお聞きできたら嬉しいです! 集まった資金は、実現に向けた重要な段階に充てられる予定だと拝見しました。 このプロジェクトが完全に実現したとき、人々の暮らしにどんな変化をもたらすとお考えですか? ぜひ詳しくお話しできる機会を楽しみにしています! プロフィールに記載のメール、またはDMでご連絡いただけますと大変ありがたいです。 もし追加のサポートが必要でしたら、資金面でお手伝いできるかもしれません