自己紹介
はじめまして。京都で代々西陣の地で織物を作り続けてきた織元、有限会社蔦屋久兵衛の当主の小倉です。

私たちは規模こそ小さな工房ですが、伝統的な図案の制作から、それを織物に落とし込むための緻密な意匠データの作成、そして実際の製織まで、すべての工程を自社で一貫して行うことができる、西陣でも数少ない織元です。 特に、ゼロから柄を生み出し、それを立体的な織物の組織へと組み立てていく技術には、並々ならぬ自信と誇りを持っています。

正直に申し上げますと、私はアニメやサブカルチャーにものすごく詳しいわけではありません。しかし、日本のサブカルチャーが今、世界中を熱狂させているという揺るぎない事実があります。
現在「正統」と呼ばれている和装のスタイルも、実は昭和50年代頃に形作られたものであり、和装は常に時代に合わせて変化し、進化してきた歴史があります。「きれいに正しく着る」のも素晴らしいことですが、これからはもっと「楽しむために自由に着る」形があっていいはずです。
どうすればそれが完全に実現できるのか、正直なところまだ明確な答えはありません。 ですが、このまま何もせずに伝統が衰退していくのをただ見過ごすくらいなら、泥臭く足掻けるだけ足掻いてみたい。失敗を恐れず挑戦を繰り返す中でしか、次の時代の答えは見えてこないと信じています。

このプロジェクトで実現したいこと
■ 作ることに専念してきたからこそ、皆様の知恵と力を借りたい
今回のプロジェクトの目的は、一人でも多くの方にこの挑戦を知っていただき、一緒に新しい和装の可能性を探る賛同者を集めることです。
私は長年、工房で織物を作ることだけに専念してきました。そのため、海外へどのように発信すべきか、あるいは現代のサブカルチャーにどうアプローチするのが最適なのか、自分一人の頭で考えているだけでは限界があります。
「世界に向けて和装を広めるために、具体的に何をするべきか?」
この問いに対して、このプロジェクトに参加してくださる皆様と活発な意見交換を行い、多様な視点を取り入れていきたいと考えています。
■ 独りよがりではなく、現実的に成功へつなげるために
作り手だけの思い込みで進めてしまうと、実際のニーズからズレた独りよがりのものになってしまいます。
支援者の皆様と対話し、アイデアや意見を共有していただくことで、プロジェクトをより現実的で効果的な形へとアップデートできます。
まずはこのクラウドファンディングを通じて私たちの存在と取り組みを知っていただき、皆様と共に具体的な意見を交わしながら、世界へ向けた着実な一歩を踏み出したいと考えています。
資金の使い道
私たちが掲げる目標金額300万円は、一つの小さな織屋が既存の枠組みを越え、世界に向けた挑戦を始めるための資金です。
世界中で愛されるコンテンツの公式ライセンスを取得し、海外のファンやクリエイターに納得してもらえる製品を届けるためには、実績と準備が必要です。皆様からいただく300万円は、以下の用途に大切に活用させていただきます。
公式コンテンツとの契約・試作準備費:100万円版権元に品質を評価してもらうための試作サンプルの製造、および公式ライセンス取得に向けた交渉・手続き費用。
※万が一ライセンス交渉の進捗に変動があった場合でも、開発した三次元テキスタイル技術を活用したオリジナル製品の展開・海外発信に資金を充当いたします。製品の資材調達・製造費:100万円製品化に必要な原材料(生糸や金銀紙など)の仕入れおよび製造費用。
海外向けプロモーション・発信費:50万円言葉の壁を越えて海外のファンへ織物の立体感や質感を伝えるための、映像制作およびSNS発信費用。
CAMPFIRE手数料・リターン送料:50万円プラットフォーム利用手数料および、支援者様へのリターン発送(海外発送含む)費用。
※開発・試作の状況により各費用の内訳は一部調整となる場合がございます
まずはこの一歩を確実に成功させ、着実に実績を重ねていきたいと考えております。皆様のお力を貸していただけますと幸いです。
プロジェクト立ち上げの背景
これまで約30年間、「独自の技術があれば戦える」と信じ、一途にものづくりに向き合ってきました。しかし時代の変化の中で、どれだけ素晴らしい技術があっても、それを必要としてくれる場所に届けられなければ生き残れないという、厳しい現実に直面しました。

これまでの長い低迷や、昨今の物価上昇による環境の変化を見つめ直したとき、立ち行かない状況をただ受け入れるのではなく、自ら行動を起こさなければならないと強く実感いたしました。
「ならば、どうするのか?」
その答えが、世界への挑戦です。
数世代にわたり磨き抜かれた織の技術を、本当に必要としてくれる世界中の多くの人々に届け、喜んでもらえる環境を新しく作ること。それこそが、私たちが今なすべきことだと考えています。

文化は、時代に合わせて常にアップデートされるべきものです。既存の枠にとらわれず、新しい道を切り開くことで、私たちの手仕事をこれからも持続可能なものにしていきたい。その強い決意から、このプロジェクトを立ち上げました。
現在の準備状況
世界に向けて代々受け継がれた技術を届けるため、現在、以下の準備を一つずつ進めています。
①世界観を表現するデザインの設計単にイラストを真似るのではなく、「作品の空気感」や「キャラクターの概念」を西陣織の技術でどう表現するか、ゼロからデザインを設計しています。プリント印刷では表現できない「糸の凹凸による立体感」や「光の当たる角度で表情を変える織物ならではの輝き」を計算し尽くし、織物の組織図(データ)へと落とし込んでいます。大人だからこそ粋に身につけられる、重厚感のあるデザインを目指して日々試作を重ねています。
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②言葉の壁を越える、海外向け映像・SNS発信の基盤づくり
織物の最大の魅力である「光の当たり方による表情の変化」や「糸の質感・立体感」は、静止画だけでは伝えきれません。そこで、言葉の壁を越えて世界中のファンやクリエイターに直感的に感動を届けるため、高精細なショート動画(Instagram / YouTube等)を中心とした発信体制を整えています。海外の和装ファンやサブカルチャーコミュニティへダイレクトに魅力を届ける準備を進めています。

③完全受注生産の体制構築資金がない中でも、ご支援いただいた一人ひとりのご要望に確実に応え、最高のクオリティの織物をお届けできるよう、工房内の生産ラインやスケジュールを調整しています
まだ始まったばかりの小さな一歩ですが、皆様からいただくご支援を確かな形にするための土壌を、今専門で全力で整えています。
リターンについて
■ 悩み抜いた末に行き着いた、私の原点と職人技の融合
皆様にどのようなお返し(リターン)をお届けすべきか、最後の最後まで本当に悩みました。単に織物を切り売りするだけでは、私たちが目指す「楽しむ和装」や「新しいカルチャーの提案」にはならないと考えたからです。
考え抜いた結果、今回のリターンは私自身が少年時代から親しみ、影響を受けてきた漫画やアニメをモチーフ(テーマ)に制作させていただくことにいたしました。
作り手自身が心から好きで、深いリスペクトを持っている作品だからこそ、立体感や表現に妥協なく情熱を注ぎ込むことができます。
■ リターンラインナップ一覧
支援者様のスタイルに合わせてお選びいただけるよう、手軽な応援枠から完全特注品までご用意いたしました。
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【3,000円】【5,000円】【10,000円】純粋応援コース
当主・小倉からの感謝を込めたメッセージをお届けします。(制作費を挟まず、全額を広報・交渉活動に活用させていただきます)

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【6,000円】限定試作生地(丹後製織)
ダイヤ織柄の上質な白絹生地をお届けします。(画像はイメージ・2026年12月お届け)

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【10,000円】西陣織ファブリックパネル(27cm×27cm)

絹と麻で「ジッパーの金属感」や「陰影の立体感」を表現した織物パネル。壁掛けやスタンドでインテリアとして飾っていただけます。
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【50,000円】絹麻 帯シリーズ(半幅帯 / 角帯)
インパクトのある斬新なデザインが魅力の帯。絹の光沢と麻のハリ感を併せ持つ軽やかな締め心地です。

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【80,000円】正絹 幾何学ダイヤ帯(半幅帯 / 角帯)
黒地に紫(または紫地に黒)のダイヤモチーフが映える、スタイリッシュでしなやかな上質正絹帯です。

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【100,000円】絹麻 なごや帯(ファスナーモチーフ)
内側からデザインが覗くような、遊び心と独創性あふれるなごや帯。お太鼓結びも美しく決まります。

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【150,000円・本プロジェクトの目玉】完全オーダーメイド概念帯
世界に一本だけの帯を制作します。
お好きな作品の世界観やキャラクターイメージ(色・モチーフ等)をヒアリングし、デザインからご提案。あなただけの「概念」を特注なごや帯として織り上げます。

一織り一織、心を込めて仕立て上げます。ぜひご自身の好みに合ったリターンをお選びいただき、この挑戦の「最初の目撃者」として共に歩んでいただけますと幸いです。

スケジュール
8月上旬: CAMPFIREにてクラウドファンディング開始(プロジェクト公開)
9月中旬: クラウドファンディング募集終了
9月下旬〜: ご支援いただいた順に、織物の製造(完全受注生産)を開始
11月上旬〜: お礼のメッセージの送付開始
12月より順次: 完成したリターン(織物製品・特注帯)の発送開始
※お届け時期は、ご注文状況やオーダーメイドの混雑具合によって多少前後する可能性がございます。その際は活動報告にて誠実に進捗をお伝えいたします。
最後に
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
これまでの約30年間、私はただ一途に「良いものを作れば戦える」と信じて、京都で織物に向き合ってきました。しかし時代の変化の中で、どれだけ技術があっても、それを必要としてくれる場所に届けられなければ生き残れないという現実を、身をもって知りました。
だからこそ、私は今、古い常識を捨てて「攻め」の選択をします。

私たちの技術は、日本の素晴らしいアニメやサブカルチャーの世界観と出会うことで、世界中の人々を熱狂させる全く新しい価値に生まれ変われると確信しています。今回は小さな会社ゆえに、まずはこのクラウドファンディングを通じて確かな実績と信頼を作る、小さな一歩からのスタートです。しかし、この一歩を確実に成功させ、信頼を積み重ねることで、やがて世界をあっと言わせるような、大きなプロジェクトへと繋げてみせます。
これは、明治より代々続く織元の継続を懸けた、私の人生の大博打です。 私たちの新しい挑戦への道のりを、どうか一緒に並走し、応援していただけないでしょうか。皆様の温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。
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「今は支援が難しいけれど、この挑戦を応援したい!」
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皆様と一緒にこのプロジェクトを盛り上げていけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします!




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