こんにちは!
我孫子市白樺文学館と申します。
当文学館は千葉県我孫子市にある市直営の文学館で、かつて我孫子に暮らした白樺派の文人たちの足跡を顕彰するための活動を行っています。

我孫子の白樺派には、「民藝」の生みの親である宗教哲学者・柳宗悦、「新しき村」を建設して人道主義文学を実践した小説家・武者小路実篤、そして無駄のない的確な文章で「小説の神様」と称される小説家・志賀直哉などがいます。

一昨年、我孫子市内の個人宅から表紙に「志賀直哉氏ノ小説原稿ノ下書」と書かれたノートが発見されました。専門家による調査の結果、そのノートは大正時代に志賀直哉が実際に使用していたノートで、その中には、志賀唯一の長編小説である『暗夜行路』の一部の下書きが書かれた「草稿」ノートであることが判明しました。
その後、草稿は市に寄贈されましたが、綴っていた糸が切れてしまったり、鉛筆書きの部分がかすれてしまったりといった経年の劣化により、資料の存続が危ぶまれる状況です。
そこで資料の修復及び今後の展示などに活用するための複製を行いたいというのが今回のプロジェクトになります。
我孫子市からのメッセージ(我孫子市長 星野 順一郎)
我孫子市は、都心からほど近い立地でありながら、手賀沼と利根川に囲まれた豊かな自然環境を誇ります。手賀沼沿いの豊かな自然環境は人々をこの地へいざない、集まった人々を癒してきました。大正時代には、この自然と沼沿いの景観を求めて、白樺派をはじめとする文人たちが我孫子に居を構えました。
市ではこのような歴史的背景から今日、「ものがたりが生まれるまち」として、先人たちが築き上げてきた歴史や育ててきた文化などを活かしたまちづくりを行っています。
令和6年、白樺派の一人で「小説の神様」とも称される文豪・志賀直哉直筆の草稿ノートが市内で発見されました。このノートには志賀唯一の長編小説である『暗夜行路』の一部の草稿が遺されており、専門家の調査によって、志賀の創作過程を知る上で非常に貴重な資料であることが分かりました。このことから市では、我孫子市のみならず、文学史上に於いても重要なこの資料を永く後世へ伝えるために、経年劣化の見られる資料の修復と展示のためのレプリカ作成を行います。
我孫子市の更なる発展を願う我孫子市民や企業の皆様、我孫子市を応援してくださる全国の皆様とともに、この事業を実施していきたいという思いから、クラウドファンディングによるご支援を募ることといたしました。
一人でも多くの皆様のご賛同を心よりお待ちしておりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
応援メッセージ(志賀直哉の孫・現代アートコレクター 山田 裕)
祖父・志賀直哉は、大正四(1915)年の9月に我孫子へ移り住みました。この時期、志賀は実の父との不和などから気持ちが沈みがちで、そのためか当時の日記類は遺されていません。『和解』などの作品は、我孫子に暮らしている時期の自身の体験を基に書かれていますが、特に地元の方々と志賀の間にどのような交流があったのかについてはこれまで明瞭ではありませんでした。
一昨年、そんな志賀の使用していた草稿ノートが我孫子市内の個人の方のお宅から発見されたということで、百年以上前の資料が新たに発見されたことに対する驚きとともに、これまで大切に保存して頂けていたということに大変ありがたく思っております。今後、この資料の発見によって、我孫子時代の志賀と地元の方々との交流についてこれまで以上にスポットライトが当たることを期待しています。
今回、この草稿ノートの修復とレプリカの作成のためのクラウドファンディングを実施する運びとなったと伺いました。祖父・志賀直哉に関する資料を後世に遺していくため、ひとりでも多くの方にご支援を頂ければ幸いと思い、応援のコメントを寄せさせて頂きます。
リターンについて
3,000円・5,000円・10,000円
【お礼のメッセージ】 感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りします。
30,000円・50,000円・100,000円
【お礼のメッセージ】 +【支援者様限定イベントへご招待】 白樺文学館で開催予定の支援者様限定イベントへご招待致します。
スケジュール
11月 クラウドファンディング終了
12月 資料修復開始
9年3月 資料修復完了
9年6月頃 リターン発送(限定イベントもこの頃を予定しています)
【寄附型クラウドファンディングについて】
当クラウドファンディングはふるさと納税とは取り扱いが異なり、地方税法附則第7条第1項(第8項)の規定による寄附金税額控除に係る申告の特例(いわゆる、ワンストップ特例)の対象とはならないため、控除を希望する場合は寄附者ご自身での申告が必要となります。
※「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、我孫子市白樺文学館が発行した「領収書」の提出が必要となります。「領収書」は当クラウドファンディングの募集〆切後、速やかに発行・郵送いたします。
※「領収書」はCAMPFIREではなく我孫子市白樺文学館が発行・郵送いたします
最後に
かつての文豪の原稿、特に初期の段階の草稿は、ともすれば簡単に無くなってしまうものです。
そのような資料が今日我々の目にできる形で遺されたということは、それだけで非常に価値のあることですし、作家本人やそれを現在まで保存してきた方々のお陰ということは言うまでもありません。
この貴重な資料を後世に遺していくため、志賀直哉ファンのみならず、より多くの文学・文豪ファンの皆様のご支援を宜しくお願い致します。






