自己紹介
はじめまして。HOGOKEN TOKYOです。
私たちは東京都内で、さまざまな事情によって行き場を失った犬たちの保護・飼養・譲渡活動を行っています。
これまで、飼い主から放棄された犬、ブリーダーが逮捕された犬、虐待やネグレクトを受けていた犬、人間が苦手な元野犬、咬傷歴などの理由から受け入れ先を見つけることが難しかった犬など、それぞれ異なる背景を持つ犬たちと向き合ってきました。
私たちが大切にしているのは、ただ保護して、新しい飼い主を探すことだけではありません。
必要な医療を受け、十分に身体を動かし、人や犬との関係を学び、安心して眠る。
そんな当たり前の毎日を積み重ねることで、その犬本来の姿を取り戻していくことを大切にしています。
そして、その先に新しい家族との出会いがあれば、私たちはその犬に合った家庭へ送り出します。
一方で、すべての犬が家庭への譲渡に適しているとは限りません。
だからこそ私たちは、
「譲渡につなげること」と「その犬の生涯を守ること」
その両方に責任を持つ保護活動を続けています。
このプロジェクトで実現したいこと
2026年10月、HOGOKEN TOKYOは東京都内から神奈川県・佐島へ活動拠点を移転します。
今回の移転で実現したいことは、大きく2つあります。
ひとつは、
一頭でも多くの保護犬を、より良い譲渡につなげられる環境をつくること。
そしてもうひとつは、
譲渡が難しい犬にも、その犬らしく幸せに生きられる環境をつくること。
広い場所で十分に身体を動かすこと。
犬同士で遊び、さまざまな経験をすること。
人との適切な距離感を学ぶこと。
そして、刺激から離れて安心して休めること。
犬たちの心と身体を整え、その犬本来の魅力や可能性を引き出すことは、より良い譲渡にもつながります。
佐島の広い土地と自然を活かし、犬たちが「家庭で暮らすための準備」をできる環境を、今まで以上に充実させていきたいと考えています。
一方で、人への恐怖心が非常に強い犬、過去の経験から行動上の問題を抱えている犬、高齢や病気など、さまざまな理由によって譲渡が難しい犬もいます。
そんな犬たちにまで、家庭への譲渡だけを唯一のゴールとして求める必要はないと私たちは考えています。
走りたいときには走る。遊びたいときには遊ぶ。疲れたら安心して眠る。人との距離が必要なら、その距離を保つ。
家族と出会う未来も、ここで幸せに生きる未来も。
その犬にとって一番幸せな道を選べる場所を、佐島につくります。
プロジェクト立ち上げの背景
これまで東京都内で活動を続ける中で、私たちは「環境が犬を変える」ということを何度も経験してきました。
保護当初は人を怖がっていた犬が、少しずつ人を信頼するようになる。
十分な運動や適切な関わりによって、問題だと思われていた行動が減っていく。
そして、その犬本来の性格や魅力が見えるようになり、新しい家族との出会いにつながっていく。
犬自身を変えようとするだけではなく、その犬を取り巻く環境を整えることが、とても重要だと感じています。
一方、現在の都心の施設では、どうしてもスペースに限界があります。
大型犬が思い切り走れる場所。
人との距離を必要とする犬が、自分から距離を取れる場所。
犬同士で遊べる場所。
刺激から離れて静かに過ごせる場所。
それぞれの犬に合わせて空間そのものを使い分けることには、都市部では限界があります。
そこで私たちは、
犬を環境に合わせるだけではなく、環境を犬に合わせたい。
と考えるようになりました。
より良い環境をつくることで、一頭でも多くの犬の可能性を広げ、譲渡につなげていく。
それでも譲渡が難しい犬には、無理に家庭犬になることを求めるのではなく、その犬らしく生涯を過ごせる場所を用意する。
「譲渡できる犬を増やすこと」と「譲渡が難しい犬の幸せを守ること」。
この二つを同時に実現するために、私たちは佐島への移転を決めました。
現在の準備状況
現在、2026年10月の移転に向けて準備を進めています。
新しい場所に犬たちを連れて行くだけでは、私たちが目指す環境は完成しません。
犬たちが安全に走ることのできる運動スペース、犬同士や人との距離を調整できる生活スペース、安心して休める場所など、それぞれの犬に合わせた環境づくりが必要です。
また、元野犬や人への警戒心が強い犬たちも受け入れているため、フェンスや二重扉などの脱走防止設備は非常に重要です。
そのほかにも、犬舎、空調、給排水など、犬たちが一年を通して安全・快適に生活するための設備を整えていきます。
広い場所だから自由にできるのではなく、安全が守られた広い場所だからこそ自由にできる。
犬たちが安心して過ごせることを最優先に、一つひとつ準備を進めています。
今回皆さまからいただいたご支援は、こうした新拠点の環境整備や移転に必要な費用として大切に活用させていただきます。
リターンについて
今回のクラウドファンディングでは、さまざまな形でHOGOKEN TOKYOの新しいスタートに参加していただけるリターンを用意します。
気軽にご参加いただける応援プランをはじめ、犬たちの写真や活動報告、HOGOKEN TOKYOオリジナルグッズ、新しい佐島の施設に実際に関わっていただけるものなど、支援金額に応じたリターンを予定しています。
また、
「リターンは必要ないので、その分を犬たちのために使ってほしい」
という方向けのプランもご用意します。
施設が出来上がって終わりではなく、犬たちが佐島でどのように変わっていくのか。
その過程も含めて、支援してくださった皆さまと一緒に見届けていけるプロジェクトにしたいと考えています。
スケジュール
2026年8月クラウドファンディング開始佐島新拠点への移転準備
2026年9月フェンス・脱走防止設備・犬たちの生活スペース・運動スペース等の整備移転準備
2026年10月HOGOKEN TOKYO 佐島新拠点へ移転犬たちの新しい環境への順応開始
2026年10月以降犬たちの状態を確認しながら、新拠点での活動を段階的に開始
2026年秋〜冬リターンを順次発送・実施予定
移転のスケジュールだけを優先するのではなく、それぞれの犬の状態や新しい環境への適応を最優先に進めていきます。
最後に
私たちが目指しているのは、単に「広い保護犬施設」をつくることではありません。
環境を変えることで、その犬の可能性を広げたい。
人との暮らしを楽しめるようになった犬には、新しい家族との出会いを。
そのために時間が必要な犬には、焦らず向き合える時間を。
そして、家庭への譲渡が難しい犬にも、走って、遊んで、眠って、その犬らしく生きられる場所を。
譲渡できる犬を増やすことと、譲渡が難しい犬の幸せを守ること。
私たちは、そのどちらも諦めたくありません。
保護犬にとって「幸せ」の形は、一つではないと思っています。
新しい家族のもとで暮らすことが幸せな犬もいる。
仲間と広い場所を走りながら、私たちのもとで生涯を過ごすことが幸せな犬もいる。
大切なのは、人間が決めたゴールに犬を合わせることではなく、その犬にとって一番幸せな道を探し続けること。
家族と出会う未来も、ここで幸せに生きる未来も。
そのどちらも選べる場所を、佐島につくりたい。
2026年10月、HOGOKEN TOKYOは新しい一歩を踏み出します。
一頭でも多くの犬の可能性を広げ、その先の生涯まで守れる場所をつくるために。
皆さまのお力を貸していただけたら嬉しいです。






コメント
もっと見る