1988年に亡くなった漫画家「湊谷夢吉」の全集を刊行したい【第一弾】

1988年に亡くなった漫画家「湊谷夢吉」の全集を刊行したい。

現在の支援総額

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目標金額は2,000,000円

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1988年に亡くなった漫画家「湊谷夢吉」の全集を刊行したい【第一弾】

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1988年に亡くなった漫画家「湊谷夢吉」の全集を刊行したい。

幻の漫画家「湊谷夢吉」全集刊行化プロジェクト【第一弾】

 はじめまして!湊谷夏と申します。

 昨年の秋、38年前に38歳の若さで亡くなった父、湊谷夢吉の漫画全作品を刊行するために行った「全作品デジタル化プロジェクト」は、おかげさまで目標額に到達することが出来ました。ご支援いただいた方には本当に感謝いたしております。

 この度デジタル化プロジェクトの成功を受けて、いよいよ紙の全集刊行に向けての新プロジェクトを立ち上げます。

 2028年の夢吉没後40年に向けて、今は通常ルートで手に入らない夢吉漫画の単行本化を目指し、どんな方でも気軽に夢吉の漫画を読んでいただけるよう、夢吉作品を集めた全集刊行に向けたトライアルの第一弾となります。

「湊谷夢吉」について

 湊谷夢吉は1988年に38歳の若さで逝去した漫画家です。

 活動期間は1979年代半ばから1980年代半ばと10年あまりでしかなく、1年にほぼ1作品と寡作なこともあって、生涯で発表した漫画はわずか21作品。すべて短編で、幻の漫画家と言われる所以です。

 初期はガロ的な作風と言われましたが(実際にガロに描いたことはなく、投稿でも落ちている)、やがて昭和の戦前・戦中を舞台にした大陸冒険譚ともいうべき独自の作風を確立し、その緻密かつリアルな背景やメカ描写で、唯一無二な世界観を持った作品を発表し続けました。

 亡くなる1年前前に発売された『ユリイカ 特集マンガ王国日本!』では、コミケの創設者メンバーの一人であり、漫画評論家としても著名な故・米沢嘉博氏から、「湊谷は、どんどん作品を描いて、メジャー誌に発表すべき作家である」と激を飛ばされるほど、同時代の漫画読みや漫画家から期待された存在だった夢吉。

 漫画の神様、手塚治虫と一年違いで亡くなった彼が、生きていればはたしてどんな漫画を発表したのか。

 本職であるデザイナーとしては、ハドソンの初期PCゲームのパッケージデザインも手がけ、『コブラ』の寺沢武一氏とほぼ同時期にコンピューターグラフィックを漫画に取り込むなど、新しい手法や技術に人一倍興味が強かった夢吉は、漫画と平行しながら札幌の地で、音楽作りや仲間たちとの映画製作にも勤しむなど、マルチな才能を発揮していました。

 ダ・ヴィンチや平賀源内を憧れの人物に上げていた夢吉は、あまりも手掛けたい領域が広く、その早逝はまるで活動エネルギーに自らが焼かれたかのようでした。

 無数の可能性と未来を持ちながら、夢吉の残された作品はあまりにもわずかです。

このプロジェクトを始めた理由

 夢吉の漫画は、生前や亡くなった直後には北冬書房から単行本を3冊を出し、その後も1997年にアスペクトで3冊の作品集、2005年にはチクマ秀版社から2冊の作品集を刊行しましたが、その後アンソロジーなどの収録はあったものの、まとまった作品を読める単行本は発売されておらず、かろうじて紙の単行本を底本にした電子書籍があるのみです。

 もう一度夢吉漫画を世の中に広め、かつての読み手や新しい読者に届けたい。

 そのために、まずは夢吉の全作品を網羅した全集を刊行し、世の中に流通させることから始めたいです。


現在の活動状況

 昨年10/26~11/9まで、南青山にあるビリケン・ギャラリーで、『生誕75周年 湊谷夢吉トリビュート展』を開催。『刑務所の中で』の花輪和一さんや、フォークシンガーとして名高いあがた森魚さんなど、夢吉を知る大勢の方たちが、トリビュート展に参加ただきました。また展示会では1985年に発表された『ブリキの蚕』を完全再録したガイドブック『湊谷夢吉生誕75周年 コンターク!』も発売。かわぐちかいじさん、いしいいひさいちさん、唐沢なをきさんにご寄稿いただいてます。

 また同時期に実施した全作品デジタル化を目指すクラウドファンディングでは、目標の30万円を超える383,300円もの支援金を集めることができました。

 それらご支援いただいた皆様の思いを、夢吉作品を広めていく力に変えるべく、まず全集刊行プロジェクトの第一弾として、「湊谷夢吉全集」第一巻の刊行を目指します。


リターンについて

【湊谷夢吉全集第一巻(全三巻予定)コース】5,000円

仕様予定:250P程度・オフセット・B5判

収録予定作品:『魔都の群盲』『満州バニシング』『活動屋番外地』『粗骨の果』『鋼鉄の處女』『カキ』※夢吉が高校時代に部誌で発表した作品(初収録)

今回のクラファンが実現した後に製作する、全集の一巻目をお届けします。

※2027年夏頃の発送予定となります。

※目標未達の場合は、夢吉息子制作によるスペシャルエディション版(オンデマンド)に変更となります(その場合も『カキ』は収録予定です)。


【ポストカード(ZEPPLIN-LZ127/Blériot/BXY525)コース】各1,000円

単行本の口絵等に使われた、飛行船や飛行機の精密イラストを使用したポストカードとなります。

※3種セットもご用意しています。


【オリジナルTシャツ(夢吉ポートレート/空中戦艦/コンターク!)コース】各5,000円

夢吉自身のポートレート、『蒼ざめた皇女を視たり』に登場する空中戦艦、遺作展のメインビジュアルにも使用された『満州バニシング』のコンタークシーンなどを、オリジナルTシャツとして提供します。


【夢吉を語るオフ会参加権+ポストカード3種セットコース】3,000円※限定50人

開催日:2026年11月頃

場所:都内某所

夢吉を語るオフ会に参加できる権利+ポストカード(ZEPPLIN-LZ127/Blériot/BXY525)3種セットのリターン品となります。

開催日や場所は、クラウドファンディングが終了した後にご案内します。また日程はヒアリングして、なるべくご希望者全員が参加できる日にちを設定しますが(場合によって複数回開催します)、どうしてもご都合が合わない、もしくは日程確定後に参加出来なくなった場合は、ポストカードセットだけ発送いたします(イベント参加者には、開催日当日にポストカードセットをお渡しします)。


【夢吉の息子応援コース】500円

クラファンを頑張ってる夢吉の息子を応援したいという方のためにご用意しました。

息子が御礼を書いたポストカードをお送りさせていただきます。

※ポストカードの絵柄は【ポストカードコース3種】の内いずれかになります。


【グループ展用パンフレット「コンターク!」(夢吉息子サイン入り)コース】3,000円※限定50冊

2025/10/25~11/9に南青山のビリケンギャラリーで開催した「湊谷夢吉トリビュート展」で販売されたパンフレットに、夢吉息子がサインを入れてご提供します。

仕様:A4判・フルカラー・64ページ

内容:

・完全再録『ブリキの蚕』

・湊谷夢吉全作品解説

・特別寄稿

いしいひさいち

唐沢なをき

かわぐちかいじ


【「おまえの無駄に遣っている時間をワシにくれ~湊谷雪子 夢吉を語る~」(湊谷雪子サイン入り)コース】1,000円※限定50冊

夢吉夫人の雪子が、没後書き綴ってきた夢吉についての文章をまとめた一冊を、雪子のサインを入れてご提供します。

仕様:A5判・50ページ


【湊谷夢吉歌集「トベトベヒカウショウネン」(ポストカードランダム1種つき)コース】5,000円※限定50枚

夢吉が生前「うたメモ」として吹き込んだ膨大なテープから選択して収録した二枚組CD。【ポストカードコース3種】のうち1種をランダムでお付けしてご提供します。


【複製原画5枚セットコース】10,000円※限定15セット

2025/10/25~11/9に南青山のビリケンギャラリーで開催した「湊谷夢吉トリビュート展」で販売した複製原画5枚セットをご提供します。

対象作品:『満州バニシング』『粗骨の果』『蒼ざめた皇女を視たり』『ブリキの蚕』『マルクウ兵器始末』


【「季刊銀河画報初夏の號」コース】2,000円※限定20冊

夢吉が主宰する「銀河画報社」が発行していた『季刊銀河画報初夏の號』の現存する実物をご提供します。


※目標額未達の場合も、新規作成のリターン品については自己資金で制作いたします。

※目標額未達の場合は、全集第一巻は自主制作によるスペシャルエディション版(オンデマンド)に変更となります。


スケジュール

2026年7月上旬~8月31日(月)

クラウドファンディング期間

2026年11月頃

夢吉を語るオフ会開催予定

2026年11月以降

全集以外のリターン返礼品を順次発送

2027年夏頃

湊谷夢吉全集第1巻を発送予定


最後に

 私自身も、子どもの頃の夢だった漫画家になることは叶わなかったものの、漫画を売る側の書店販促の仕事に長年従事し、気づけば父親の亡くなった時の年齢を10年ほど超えていました。

 今までは自分自身の人生をがむしゃらに送ってきましたが、ふとこの年齢になって、今ほとんど忘れられた存在になっている父、夢吉の作品を、このまま埋もれさせておいていいのかと思うようになりました。

 子どもの頃に読んだ夢吉漫画は難解で、同時代のジャンプの漫画などと比べて、あまり面白いものではありませんでした。

 ですが大人になった今読むと、精密に作り上げられた絵、練りに練られたシナリオ、秀逸な映画を一本見たあとのような余韻と、良質な工芸品のような作品群に、感嘆せずにはいられませんでした。

 発表当時から40年近い年月が経ち、担当した編集の方々もほとんどが現職ではなく、高い評価していただいた評論家の方も、米沢さんを始め多くの方々が鬼籍に入られました。

 長年夢吉の漫画について管理していた母も老齢です。もはや父の事績を掘り起こし、新しい場を作るために動けるのは、唯一の血縁者である自分しかないと、覚悟を決めました。

 漫画は誰にも読まれなくなった時に、本当に死んでしまいます。

 でも、誰かが読んでくれたら、誰かが読み継いでくれたら、作品は永遠に在り続けます。

 夢吉の『満州バニシング』という作品の中で、主人公の宮戸は友人を逃がすために、自ら整備した戦闘機のプロペラを回しながら「コンターク」と叫びます。

 「コンターク」とは点火の意味で、エンジンを起動させるために、ゼロ戦などの戦闘機は手動でプロペラを回す必要がありました。

 夢吉漫画をふたたび起動させるため、自らの手で最初の灯を点火させたいと思います。

 「コンターク!」と叫びながら。


夢吉漫画はこちらで読めます

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BOOTH

取り扱い商品:

・グループ展用パンフレット『コンターク!』

・『お前の無駄に遣っている時間をワシにくれ』

・湊谷夢吉歌集『トベトベヒカウショウネン』


湊谷夢吉 漫画全作品リスト

漫我駄

掲載・「夜行No.6」(1976年)


続惜夏記 純情小曲篇

掲載・「夜行No.8」(1979年)


惜夏記幕末篇 文久二年の爆裂弾

掲載・「夜行No.9」(1980年)


マルクウ兵器始末

掲載・「夜行No.10」(1981年)


満州バニシング

掲載・「夜行No.11」(1981年)


魔都の群盲

掲載・「夜行No.12」(1982年)


粗骨の果

掲載・「エロトピアデラックス8月号」(1982年)


活動屋番外地

掲載・「エロトピアデラックス4月号」(1983年)


鋼鉄の處女

掲載・「エロトピアデラックス10月号」(1983年)


アヤカシの大連

掲載・「エロトピアデラックス6月号」(1984年)


虹龍異聞

掲載・「夜行No.14」(1985年)


海岸綺譚

掲載・「銀星倶楽部 No.3」(1985年)


ブリキの蚕

掲載・「コミックばく No.7」(1985年)


ライプニッツの罠(前・後編)

掲載・「漫画ゴラク 1/10,1/24号」(1986年)


蛇神の血脈

掲載・「エロトピアデラックス6月号」(1986年)


蒼ざめた皇女を視たり

掲載・「スーパーアクション9月号」(1986年)


銀河探偵局事件帖FILE No.1~No.3

掲載・「コミックモーニングカラフル増刊」(1986年)


無用の天地

掲載・「エロトピアデラックス4月号」(1987年)

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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