はじめに・ご挨拶
はじめまして。
兵庫県明石市在住、新福祉技術研究所 副代表の内尾英嗣と申します。
約10年前、50歳のときに患った脳腫瘍(髄膜腫)が原因で両足に麻痺が残り、歩行が困難になりました。
闘病生活の中で人生を諦めたこともありましたが、恩師による「退路を探すな!活路を探せ!」という言葉を支えに、家族や友人のサポートで社会復帰。現在は「歩行困難者の未来と希望を拓く」をミッションに歩行補助具の普及活動に邁進しています。

1年間で計5回の開頭手術を経験して、身に沁みて “命の大切さ” を痛感した私だからこそ、人生を賭けて【 明石市民に命の大切さを伝える 】をテーマに活動しようと様々な公演会やイベントを企画する取り組みを始めました。
今回の『いのちの舞台プロジェクト in 明石』もそのひとつです。
兵庫県南部を襲った「阪神・淡路大震災」から32年を祈念した特別公演会として、2027年1月17日(日) に「あかし子午線ホール」でひとり芝居『縄、編む』公演をさせていただきます。

ひとり芝居『縄、編む』
2018年に余命1年を宣告された “がんサバイバー看護師” の朴明子さん(在日韓国人三世)がモデルとなった物語。がんを単なる「敵」ではなく、命の一部として捉え「生きるとは何か」を問いかける作品となっています。朴明子さんの友人でもあり舞台俳優の谷ノ上朋美さんが一人舞台で演じます。
今回のクラウドファンディングでは、
● 通常前売券の先行購入プラン
● 開催をお祝いする共感プラン
に加えて、
● がん患者に公演会招待券を贈れるプラン
のリターンをご用意しました。
公演を観に来れない方も、私の人生のテーマ【 明石市民に命の大切さを伝える 】に共感いただけたら支援してもらえると嬉しいです。
『いのちの舞台プロジェクト in 明石』について
『いのちの舞台プロジェクト in 明石』は、新福祉技術研究所 副代表の内尾英嗣が【 明石市民に命の大切さを伝えたい 】という想いのもと開催する公演会イベントです。
阪神・淡路大震災32年祈念として、2027年1月17日(日) に「あかし子午線ホール」で開催します。
開場 13:00 / 開演 14:00 〜 終演 16:30
出演: 谷ノ上朋美 / 脚本・演出: 桂春蝶
登壇: 朴明子・谷ノ上朋美・桂春蝶
当日券: 5,000円
ひとり芝居『縄、編む』概要
2018年に上顎洞腺様嚢胞がん(ステージ4B)が発覚して「余命1年」と言われた朴明子さん(がんサバイバー/看護師/在日コリアン/シングルマザー/現在経過観察中)の人生を通して、命の本質を問いかける作品です。
朴明子さんの友人でもあり舞台俳優の谷ノ上朋美さんがひとりで演じ、落語家の三代目・桂春蝶さんが脚本・演出を手掛けています。

明子さんとがん細胞と語り合いながら、がんとなった原因を追究し、がんを単なる「敵」ではなく「がん細胞も自分の身体の一部」として捉え、自分らしく生きることを表現していく物語です。人の身体も無数の細胞が調和しながら生命を育んでおり、がん細胞もまた命の営みの中から生まれた存在という考え方を描いています。
観客に「なぜ病は生まれるのか」や「命は何を伝えようとしているのか」を問いかけ、病気を通して「人との絆や生きる意味」を見つめ直す。人ひとりの命や想いが結び付き、支え合うことで強い絆となる。そんな願いを感じ取ってもらえたらと思います。

なぜ「1月17日」に開催するのか
ひとり芝居『縄、編む』で描かれているのは、「すべての命は互いにつながり、支え合って生きている」という世界観です。
このメッセージは、阪神・淡路大震災が私たちに残した教訓とも重なります。
震災では多くの命が失われる一方で、人と人との支え合いや助け合いが多くの人に生きる希望を与えました。
大きな被害を受けた明石でも、一人では生きられないこと、命は互いに結び付いていることを痛感した人が多かったはずです。

だからこそ、今一度「人と人との結びつき」や「生きていく意味」を見直す日にしてもらえたらという願いを込めて、阪神・淡路大震災の発生日でもある「1月17日」に『いのちの舞台プロジェクト in 明石』を開催することに決めました。
リターンについて
今回のクラウドファンディングでは、
● 通常前売券の先行購入プラン
● がん患者に招待券を贈れるプラン
● 開催をお祝いする共感プラン
の返礼をご用意しました。
ぜひ気になるものを選んで支援いただけると嬉しいです。
なお、
公演会招待券を贈るリターンは、以下の団体を通してがん患者の方々にチケットを届ける予定です。
がん患者やその家族を励まし支援し、創薬、治療法開発を目指す研究助成のための寄付を募るチャリティー活動を推進する団体
② ゆずりは明石
明石を中心にがん患者とその家族の交流会を行ったり、がんに関して社会への啓発活動をする団体
③ のじぎくの会
兵庫県立がんセンターで乳腺疾患による手術治療を受けている人達の患者会
クラウドファンディング終了後、2026年12月中に内尾英嗣が自ら各団体にチケットをお渡しに行くことにしています。
公演会に関わる方々からの応援コメント

『縄、編む』出演
谷ノ上 朋美 さん
大阪府出身。20代より人権啓発舞台に携わり、行政イベントや学校などで約7年間全国を巡る。その後、看護師、漢方不妊カウンセラーとしていのちと向き合い、2017年より演劇活動を再開。自身の体験や医療・カウンセリングの現場で出会った人々の声をもとに一人芝居を創作し、全国で再演を重ね、命の物語を届け続けている。
『縄、編む』は、余命1年を宣告された朴明子さんの人生をもとに、桂春蝶師匠が壮大な世界観で、“生と死”、そして希望を描いた一人芝居です。
今回、阪神・淡路大震災から32年という節目の日に、明石でこの作品をお届けできることを、とてもありがたく思っています。当日は、全身全霊をかけて演じさせていただきます。
病と向き合っている方や、そのご家族にも劇場でこの時間を受け取っていただき、生きる力や希望につながるひとときになれば幸いです。このクラウドファンディングを通して、その想いが一人でも多くの方に届くことを願っています。

『縄、編む』原案・モデル
朴 明子 さん
看護師として総合病院や訪問看護、大学の看護学科で勤務。2018年に上顎洞腺様嚢胞がん(ステージ4B)が発覚、余命1年と告げられるも、治療を経て現在に至る。朝日新聞連載や講演を通して「余命デザイン」~残された時間が充実したものになるよう、しっかり考えて生きる活動~を発信。兵庫県出身、在日コリアン3世。
私の人生をモデルにした一人芝居『縄、編む』が、2027年1月17日、阪神・淡路大震災から32年となる日に明石で上演されます。
ステージ4Bのがんで余命1年を告げられた時、私は深い絶望の中にいました。治療や後遺障害に苦しみ、迷い、立ち止まりながら、それでも少しずつ絶望の底から這い上がってきました。その中でたどり着いたのが、「どれだけ生きるか」ではなく「今をどう生きるか」という思いです。
この舞台が、病気や喪失、さまざまな困難の中にいる方の心に届き、生きる希望や一歩を踏み出すきっかけになればと願っています。温かいご支援、応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

『縄、編む』脚本・演出
三代目 桂春蝶 さん
1975年大阪府生まれ。1994年三代目桂春団治に入門。「桂春蝶の落語で伝えたい想いシリーズ」として、命・平和・赦しをテーマに創作落語を展開。最近では『ニライカナイで逢いましょう』『太郎と太陽と大』『それゆけ、タイガース』などを発表。
〝がんステージ4b〟で闘っていらっしゃる朴明子さんとお会いしたのが2025年の夏。彼女の人生を劇化するため、脚本と演出を担当させていただいた「縄、編む」。その明石公演が決定いたしました。
「がん」という病について考え続け、ありとあらゆる角度から向き合い続けた日々。「縄、編む」は、がんという病が最大テーマではありますが、内容的には差別、貧困、自然災害、近親憎悪、戦争、宗教など、諸々の側面を必然的に混在させています。しかもこの台本は〝笑い〟も多く含まれているんですよ。
どうかこの作品の感動的なラストをご堪能ください。心地よい回収が、皆様方の五感を駆け巡ります。
それにしても、谷ノ上朋美さんが長いセリフをよく覚えてくださいました…(感謝)。
彼女の魂を削るが如くの演技に是非、注目くださいませ。皆さま、応援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
最後に・主催者からのメッセージ
10年ほど前。脳腫瘍(髄膜腫)を患って歩けなくなった時、私は「人生が終わった」と思いました。
でも、活路を探す中で、多くの人に支えられ、今ここに立っています。
その経験があるからこそ、苦しみの中にいる人の気持ちが分かります。
そんな私だからこそ「命の尊さや生きる希望」や「互いに支え合うことの大切さ」を明石市民と共有したいと思ってきました。
また、明石市は、阪神・淡路大震災(1995年1月)だけでなく、明石花火大会歩道橋事故(2001年7月)や大蔵海岸砂浜陥没事故(2001年12月)など、尊い命が失われた出来事を経験しています。その歴史は、命の尊さや、人と人が支え合うことの大切さを、地域に深く刻み込んでいるはずです。
過去の悲しみを風化させることなく、命の教訓を未来へ受け継ぎ、一緒に「誰も孤立させない地域社会」を育んでいきたい。
そんな想いで準備を進めてきたのが、今回の 『いのちの舞台プロジェクト in 明石』 という企画になります。

ひとり芝居『縄、編む』は、いのちのつながりを描いた舞台です。
がんと向き合う人も、その家族も、支える人も、決して一人ではありません。
一人ひとりの想いが一本の糸となり、つながり、編み合わさることで、大きな「縄」になります。今回、その「縄」を皆さんと一緒に編みたい。
それが私の想いです。
生きる事に悩んでいる明石市民に「勇気と元気」を与えられるキッカケにできればと思いますので、SNS拡散も含めて応援のほどよろしくお願いいたします。




