
はじめまして。
長野県で創業190余年の味噌蔵「萬年屋」六代目を務めております。
私たち萬年屋は、1832年(天保3年)の創業以来、信州の豊かな自然と風土の中で、一つひとつ丁寧に味噌づくりを続けてまいりました。
190年以上の時が流れても、決して変わることのない想いがあります。
それは、「本物の味噌を、次の世代へ受け継いでいくこと」です。
味噌は、日本人の食卓を支え続けてきた大切な発酵食品です。
しかし今、日本各地では後継者不足や設備の老朽化、原材料やエネルギー価格の高騰などを背景に、長い歴史を持つ味噌蔵が次々と姿を消しています。
2032年、萬年屋は創業200年という大きな節目を迎えます。
けれど、その200年は決して約束された未来ではありません。
伝統を守り続けるためには、時代に合わせた設備への投資や環境づくりが欠かせません。
今回の挑戦は、私たち一つの味噌蔵を守るためだけのものではありません。
信州の味噌文化を未来へつなぎ、日本の食文化という大切な財産を次の世代へ受け継ぐための挑戦です。
200年、そしてその先の300年へ。
この蔵の火を絶やさず、本物の味噌づくりを未来へ残していきたい。
その想いに共感していただけましたら、ぜひ最後まで私たちの挑戦をご覧いただけますと幸いです。

長野県は、全国の味噌生産量の約50%を占める、日本有数の味噌の産地です。
しかし、その味噌づくりの現場では、今、深刻な変化が起きています。
長野県内の味噌蔵は、この10年間で100社を超える規模から約85社まで減少しました。
さらに、このまま何も対策が講じられなければ、今後10年で約40社程度まで減少する可能性も指摘されています。
その背景には、
・後継者不足
・設備の老朽化
・原材料やエネルギー価格の高騰
・大量生産品との価格競争
といった、多くの課題があります。
味噌は、日本人の食卓を支えてきた大切な基礎調味料です。
しかし、本当に守りたいのは「味噌」という商品だけではありません。
地域ごとの気候や風土、その土地に何百年も棲み続ける微生物、そして職人たちが受け継いできた技術や知恵。
それらが一つになって育まれてきた、日本ならではの発酵文化です。
味噌蔵が一つなくなるということは、その土地でしか生み出せない味や文化、そして歴史が失われるということでもあります。
私たちは、この流れを少しでも食い止めたいと考えています。
この挑戦は、萬年屋一軒の未来のためではありません。
信州の味噌文化を守り、日本の食文化を次の世代へつないでいくための挑戦です。
一人でも多くの方に、この現状を知っていただき、未来へ文化をつなぐ仲間になっていただければ嬉しく思います。

萬年屋では、日本に伝来して約1500年続くとされる「味噌玉造り」という伝統製法を、今も大切に守り続けています。
蒸した大豆を丸めて味噌玉をつくり、自然の力を活かしながら発酵させていく製法です。
かつては日本の味噌づくりの基本とされていたこの製法も、現在では全国でも継承している蔵は数えるほどしかありません。
現代では、生産効率を重視した速成醸造が主流となっています。
それでも私たちが時間と手間をかけて味噌玉造りを続ける理由は、ほかでは生み出せない味わいがあるからです。
味噌玉造りでは、塩を加える前の大豆にさまざまな微生物が自然に関わりながら発酵が進みます。
塩を好む菌だけでなく、塩を好まない菌も発酵に関わることで、複雑で奥深い香りと旨味が育まれます。
さらに、蔵ごとに棲みつく常在菌は異なるため、同じ原材料を使っても、同じ味噌になることはありません。
その土地の風土、その蔵の歴史、そして長い年月をかけて受け継がれてきた微生物たちが、萬年屋ならではの味を育てています。
また、萬年屋の味噌からは、
・乳酸菌
・酵母
・カマンベールチーズと同じホワイトチーズの菌
・希少な酪酸菌
など、多様な微生物が確認されています。
こうした微生物が互いに働き合うことで、奥深い味わいと豊かな香りを生み出し、発酵食品としての魅力を支えています。
私たちが守りたいのは、味噌という商品だけではありません。
約1500年受け継がれてきた味噌玉造りという技術、その土地ならではの発酵文化、そして蔵に棲み続ける微生物が織りなす萬年屋ならではの味です。
この伝統を次の100年、200年先へ受け継いでいくことが、私たち萬年屋の使命だと考えています。

今回の挑戦の大きな目的は、萬年屋の味噌づくりを支える製造設備の更新です。
なかでも、大豆を蒸すための釜は、味噌づくりの要となる重要な設備です。
長年にわたり萬年屋の味を支え続けてきましたが、老朽化が進み、このまま使い続けることが難しくなってきました。
大豆を蒸す釜の更新だけでも約1,500万円。
さらに関連工事や、そのほかの製造設備の更新まで含めると、総額約3,000万円という大きな設備投資が必要になります。
もちろん、この設備更新をクラウドファンディングだけに頼るつもりはありません。
銀行からの融資を受け、長年かけて蓄えてきた自己資金も充てながら進めていきます。
それでも、この設備投資は決して余裕のあるものではありません。
私たちにとっては、大きな覚悟を持って踏み出す挑戦です。
それでも設備を更新すると決めた理由があります。
それは、萬年屋の味と、約1500年受け継がれてきた味噌玉造りを、次の世代へ確実につないでいくためです。
実は、私の長男は現在、東京農業大学醸造科学科で発酵について学んでいます。
約4年後には、七代目として萬年屋へ戻り、この味噌づくりを受け継ぐ予定です。
そのとき、老朽化した設備のままバトンを渡すのか。
それとも、安心して未来へ挑戦できる環境を整えたうえで迎えるのか。
私たちは迷うことなく、後者を選びました。
伝統を守るためには、守るだけではなく、未来へつなぐために変えるべきものもあります。
設備への投資は、そのために欠かすことのできない一歩です。
だからこそ今回、私たちだけの力ではなく、萬年屋の味噌づくりを応援してくださる皆さまとともに、この挑戦を実現したいと考え、クラウドファンディングを立ち上げました。
皆さまからいただくご支援は、設備更新という大きな挑戦を支えるだけではありません。
190余年受け継がれてきた味噌づくりを七代目へ、そして200年、300年先の未来へつないでいく、大きな力になります。
どうか、この挑戦に力をお貸しください。

私たちが守りたいのは、味噌という商品だけではありません。
味噌を通じて人と人をつなぎ、地域を元気にし、日本の発酵文化を未来へ受け継いでいくことです。
萬年屋ではこれまで、
・幼稚園や小学校での味噌づくり教室
・食育活動
・こども食堂を運営するNPOへの継続的な味噌の寄付
・行政と連携した地域活動
など、地域に根差したさまざまな活動に取り組んできました。
味噌づくりは、単に食べ物をつくる技術ではありません。
「食べること」の大切さや、発酵という自然の力、日本の伝統文化を学ぶ機会でもあります。
子どもたちが味噌づくりを体験し、「おいしいね」と笑顔になる姿を見るたびに、この文化を次の世代へ残していかなければならないと強く感じます。
味噌蔵は、味噌をつくるだけの場所ではありません。
地域の人々が集い、学び、文化を育む場所でもあります。
だからこそ私たちは、これからも味噌づくりを通して地域に貢献し、日本の食文化を未来へつないでいきたいと考えています。
この挑戦は、萬年屋だけの未来ではなく、地域の未来、そして日本の発酵文化の未来へとつながる挑戦です。

皆さまからお寄せいただいたご支援は、萬年屋の味噌づくりを未来へつなぐための設備更新費用の一部として、大切に活用させていただきます。
【設備更新総額】約3,000万円
【主な用途】大釜の買換え費用 1,500万円
今回の設備更新には、190年余りの歴史の中で積み重ねてきた自己資金だけでは足りず、銀行からの融資も必要となる大きな負担を伴います。
それでも設備の更新を決断したのは、受け継いできた味噌造りを守り、次の世代へつないでいきたいという強い想いがあるからです。
それでも設備を更新することを決めたのは、約1500年受け継がれてきた味噌玉造りを絶やすことなく、次の100年、200年へと受け継いでいきたいという強い想いがあるからです。
皆さまからいただくご支援は、設備更新に必要な資金の一部として活用させていただくとともに、七代目へと受け継がれる味噌づくりの環境を整え、日本の味噌文化を未来へつないでいく大きな力となります。
皆さまからのご支援を決して無駄にすることなく、これからも変わらぬ味と伝統を守り続け、次の世代へ受け継いでまいります。
どうか、この挑戦に温かいご支援をよろしくお願いいたします。
【今後のスケジュール】
8月31日頃〜9月30日 事前告知期間
10月1日 クラファン開始
10月1日〜12月18日 CAMPFIRE実施
12月18日 クラファン終了
12月下旬 支援数・発送先確認、リターン準備
2027年1月〜 グッズ系を順次発送
2027年1月〜2月 味噌など食品系を順次発送
2027年2月末頃 リターン発送完了を目標

私たちは今、萬年屋の未来を左右する大きな決断をしています。
設備更新は、銀行融資と自己資金を活用しながら進めます。しかし、総額約3,000万円にのぼる設備投資は、長年積み重ねてきた自己資金を大きく充てる、決して小さな挑戦ではありません。
それでも私たちは、この一歩を踏み出すことを決めました。
守りたいものがあるからです。
190余年受け継がれてきた萬年屋の味。
約1500年受け継がれてきた伝統製法「味噌玉造り」。
蔵に棲み続ける微生物たちが育む、萬年屋ならではの発酵文化。
そして、この蔵を受け継ぐ七代目へとつなぐ未来。
日本には、世界に誇ることのできる食文化が数多くあります。
しかし、それらは当たり前に未来へ残っていくものではありません。
受け継ぐ人がいて、守り続ける環境があってこそ、その文化は次の世代へつながっていきます。
2032年、萬年屋は創業200年という大きな節目を迎えます。
私たちが目指しているのは、200年を迎えることだけではありません。
その先の300年、さらに未来へと、この味と文化を受け継いでいくことです。
皆さまからいただくご支援は、設備更新に必要な資金の一部として大切に活用させていただきます。
そしてそれは、設備を新しくするためだけではなく、190余年続く萬年屋の味と、日本の味噌文化を未来へ受け継ぐための大きな力になります。
この挑戦は、私たち萬年屋だけの挑戦ではありません。
日本の発酵文化と食文化を未来へつないでいく挑戦でもあります。
どうか、この想いに共感していただけましたら、温かいご支援・ご声援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。



