服部フェス2026の主催、服部真希です。
昨年は服部フェス2025クラウドファンディングにご支援をいただき誠にありがとうございました。
皆さまのご支援のお陰で、毎年恒例の大赤字は免れ、何とか服部フェス2025は成功となりました。

実は、今年の服部フェス2026は開催ができるかギリギリまで分かりませんでした。
自身の体調不良でグループでの活動自体もお休みさせていただいた期間があり、その後も万全とは言えない状態で活動を続けながらも、目まぐるしく環境が変わっていきました。
さらに今年は「服部フェス」というイベントの認知度を広げるために、水面下で東京での会場を探していました。
なかなか「服部フェス」の条件に合う場所が見つからない中で、人生で体験したことの無いようなトラブルが何度も重なり、今年はもう中止にするしかないのかなと思っていました。
しかしご存知の通り、今年も服部フェスは開催され、日程は7/25(土)・7/26(日)に決まりました。
そう。いわゆる、夏フェス。
昨今、大規模なフェスでも真夏での開催が避けられる中、どうして夏に開催が決まったのか。
毎年のことではございますが、背中を押してくれたのは「服部フェス」というイベントを応援してくれているファンの皆さまでした。
様々な方が折に触れて「楽しみにしてるからね!」とプレッシャーをかけてくれたお陰で
「もうほなやったら〜!どうなってもしらんぞ〜!」
となったのでした。(単純。)
そして東京での開催を諦めて、いつもお世話になっている大阪の服部緑地野外音楽堂にダメ元で空き日を聞きました。
2日連続で空いてるのは、7/25,26だけとのこと。
さて、
やるのか?
やらないのか?
(毎年、言ってる。)

昨年のクラウドファンディングの支援金は ¥4,287,500円。
人数は318人。
件数でいうと、657件でした。
400万なんていうお金を生で見たことがないので、信じられないを通り越して金額に対しての現実感が湧かず、他人事のように「フェスってお金がかかるんだな...。」と思っていました。
しかし大変なのはこれから。
昨年私はそれらの事務作業をほぼ1人でやりました。
当然これらの量を1人でこなすのは不可能に近く、一部の方に細やかな対応ができず雑になってしまったり、お届けが予定よりかなり遅れてしまった事で、お叱りの声も頂きました。
現在も残り1桁となったリターンをまだ返せずにご迷惑をおかけしている方もいらっしゃいます。
本当に申し訳ございませんでした。
クラファンをやってお金だけ貰ってリターンを返さない運営がよくいると聞いていたので、「自分だけはそんな人間にならないでおこう」と思っていましたが、結果的に同じような事をしていました。
本当に恥ずかしい限りです。
ご迷惑をおかけいたしました方々へ改めて心よりお詫び申し上げます。
(一部の連絡をした方以外の支援者さまにはリターンを全てお送りしていますが、もし万が一まだ届いていらっしゃらない支援者さまがいましたら、お手数ですがご連絡をお願いいたします。)
「今年のクラファンはちゃんとしたい。」
当たり前すぎるんですが、ご心配な方もいらっしゃると思うのでここに改善策を記すことにしました。
・今年は自分1人で業務は行わず、スタッフと協力して行う(自分でやるのが1番早いとか勘違いしない!)。
・体験系リターンはほとんどの日程を前もって決める。
・無理な期限設定をしない(トラブルも予想しながら余裕を持って!)。
・期限に遅れそうになったら必ず連絡をする(定期的に期限を確認!報連相!)。
こんな社会人としてごく当たり前なことを、色んな人が見るところに書いていて本当に恥ずかしい限りですが、それも自分への戒めとして。
他にも色々と反省や改善がありますが、とにかくせっかく時間をかけて少しずつ増えた応援の声をこれ以上裏切らないように誠実に取り組みます。

今年の服部フェス2026の詳細がやっと発表されました。
小さな『フェスとも呼べないようなイベント』から始まった服部フェスは本当にほんの少しずつですがお客さんが増えてきています。
しかしそんな嬉しい気持ちと同時に、このフェスをもっと大きくしたいという気持ちが私に芽生えてきました。
その理由は、出演を決めてくれたアーティストたちに、出てくれるからには何か恩返しをしたいなという気持ちがあったからでした。
毎年ラインナップを見ていただいたら分かると思うのですが、出演アーティストの中で1番売れてないのが我々「くぴぽ」です。(たぶん)
そんな売れてない奴のイベントに出演を決めてくれたアーティストが1番嬉しいことは何だろうと考えました。
それはロケーションでもなく、ギャランティでもなく、対バン相手でもなく、「ライブを初めて観たけど好きになった!」という熱いお客さんたちがフロアに沢山いることなんじゃないだろうか?という結論に行き着きました。
よくライブハウスにいると「○○○○○○は集客○○人ぐらいだ」とか「○○○○○○はワンマンではお客さん多いけど対バンイベントでは~」とか「もうちょっと頑張らないと次は呼べないかな」みたいな会話を耳にすることがあります。
ステージに立ったことがある人なら「あーいう対バンならお客さんもうちょっと呼べるのにな~」とか「この辺とやると盛り上がってCDがよく売れて嬉しいな~」とか「ここのお客さんとはちょっと相性が悪いのかな~」なんて思ったこと、一度や二度ではないと思います。
しかしお客さんからは「いつも通りの対バンばっかりじゃつまんない!」という声もあれば「知らない人との対バンはコスパ悪いから行きたくない!」という声もよく聞きます。
お客さんが多いということだけが正義では無くて、せっかく好きな人たちばかり呼んでるんだから、人と人を結ぶためにやらないと意味が無いなと思っています。
じゃあその可能性を上げるためには?とかそんな事も考えつつ、このフェスではその結び目になるような存在でいなきゃいけないなと。
それが主催である私の責任であり、おもてなし(a.k.a 進次郎の嫁)だと思ってます。
それでもそんな計算だけでは片付けられないのがライブというもの。
予定調和や偶然から奇跡を起こす人が毎年必ず出てくるのが服部フェスの誇れるところかもしれません。
私はステージで歌をワー!とかギャー!とか歌えればそれでいい人間です。
イベンターになりたいなんて思ったことも無いし、フェスを作る側ではなく、フェスに呼ばれる側でずっといたいのが本音です。(だって超大変なんだもん!)
だから自分みたいなものが、こんな「イベントとは~」とか「集客とは~」みたいな小難しいこと考える必要は無いのかもしれないけど、たまたま自分にやれるかもしれないことが目の前にあって、それが気持ちよくステージの上で歌い続けれることに繋がるかもしれないなら、何でも一生懸命やってみようと思いました。
誰かのためとか恩返しって言いながら結局は自分が気持ちよくなるためなんです。
そこには自分たちがいるシーンや周りを盛り上げたいみたいな気持ちは微塵も無くて、ただただ出てくれた人に「かっこつけたい」っていう気持ちで。
あわよくばそれで、ちょっとでも誰かに褒められたら嬉しいな~っていう本当にかっこ悪い理由なんです。
自分には誇れる夢とか立派な志とか音楽で伝えたいことなんて全然無くて。
今思えばただ誰かに愛されてみたくてアイドルという職業を選んだのかもしれません。
とまぁそれらしいことを言っておきながら、毎年諸々の発表をお待たせしてしまっている事に関してはご迷惑をおかけして本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
運営一同、誰1人サボらずにこのフェスに向けて精いっぱい気持ちを込めて働いているのですが、結局まだ小規模な手作りのフェスゆえにスタッフも少なく、代表である自分の力不足としか言いようがありません。
『力不足』とは何なのか。
それはひとえに『経験』と『日頃の実績』という事を痛感しました。
規模を大きくしようと動けば動くほど、気持ちだけでは限界がある事が余計に身に沁みます。
「音楽フェスを作るにはこういうコツやフォーマットみたいなものがこんなにも沢山あるんだな~。」と5年目にしてやっと何となく分かってきました。
それらを得るには、日々まだまだ積み上げていかないといけないものが沢山有ります。
自分は何処に向かっているのだろう。
これでいいのだろうか。
たぶん、大丈夫なんじゃないかなと思います。
そして今、自分が持っているもの全てを全力でぶつけて、そこで受け取った愛を好きな人たちに還元できれば嬉しい限りです。

今年は夏フェスゆえに熱中症対策にも強く取り組みます。
むしろ今年はこれにお金も時間もかかっています。
結果的に今までで1番準備が大変な服部フェスになりました。
年々上がる気温に色んなやり方を模索して対応していくべきだという気持ちから会場側にもかなり無理を聞いていただきました。(会場側も色んな提案をしてくれました。感謝。)
当日は運営側でも暑さ対策のために様々な取り組みを致しますが、SNS上では何を持っていってよくて、何がダメなのか。皆さま困っているご様子でした。
できるだけ自由で制限の無いフェスにしたい。と思い、1つずつ説明した方がいいのでは?と立ち上がろうとしましたが、
「自分に全ての決定権がある訳じゃないのにちゃんと責任持って答えれるの?」
「様々な暑さ対策グッズがあるのにそれら全てを1つずつ答えていくの?」
「批判された時の覚悟はできてる?」
「問い合わせが無ければOKかの判断もしなくてよかったのに、聞かれた事で最悪のリスクを考えてNGにせざるを得ない物が出てくる事もあるのでは?」
「聞いてくれた人と聞く事ができなかった人と知らずに持ってきてしまった人たちの中でトラブルや不平等が起きない?」
「当日の天候によって善し悪しが決まるものの判断はちゃんと全員に伝わる?」
「そもそも個人的なそういった発信が関係者の人たちに迷惑をかけたり、トラブルが発生する原因にならない?」
「いやいや大規模なフェスでも無いのだからできるだけ早めに知りたいお客さんひとりひとりに寄り添うのが自分の仕事では?」
「命の危険性」「自由」「スピード」「平等性」「責任」その他色んなものを天秤にかけながら日々決断に迫られる毎日でした。
良かれと思って発信した事が一部の方にとって嫌な思いをさせてしまう事態にもなりました。
運営間である程度のルールを決めて「可能な限り分かりやすく自由に、でも命や健康が最優先。」
これらを共有して、公式から発信する事にしました。
もし当日、周りの方で調子の悪そうな方が居たら周りのスタッフにお声がけいただけたら幸いです。

改めて、出演を決めてくれたアーティストの方々には感謝してもしきれません。
正直このイベントに出演するメリットなんてほとんど無いはずです。
皆さま、本当に気持ちで出演を決めてくれたアーティストばかりだと思います。
スケジュールが合わなかったアーティストの方々にも温かい言葉を頂きました。
「あれ?自分って結構色んな人に愛されてるのでは?」
そう勘違いしそうなぐらい、このフェスは私の手を離れて大きくなっているのを実感します。
それでもこのフェスでのオファー理由は「好きだから」。
それに尽きます。
(他にもオファーしたいアーティストが沢山いて毎年本当に苦渋の選択です。いっぱいい過ぎて2ステージ制にしたいというのも場所を変えて東京でやろうと思ったきっかけでした。今年は呼んでくれなかったと言われるのがけっこう辛かったりもして。。。)
どんなにこのフェスが大きくなってもこの手だけは離さないように、もっと強く、握り締めて離さない、それぐらい強くなりたいと思いました。
力不足である私たちですが、どうか今年もご支援をいただけたら嬉しいです。
イベント後は、出演者の方と当日撮ったチェキやサイン入りグッズも可能な限り追加で出せたらと思っています。(時間の都合でなかなか全員とはできないので予めご了承ください。。。)
でも、当日来てくれるだけで充分な支援になっています。(チケット高いですよね。)
「頑張れよ〜!」そう言っていただけるだけでも力になってます。
「なんか楽しそうだな〜」SNSでそう呟いてくれるだけでも励みになります。
来年また開催できるかは分かりません。
人生って急に何が起こるか分かりませんから。
ひょっとしたら来年はアイドルを引退して、バイト先の大学生バイトリーダーにヘコヘコしてる四十のおじさんになってるかもしれません。
でも結局うだうだ言いながら、言い訳見つけてやるんだと思います。
改めまして皆さま、今年もよろしくお願いします。
お客さんもだと思いますが、演者もそんなに若者は居ません。
みんなけっこういい歳です。
合言葉は「いのちだいじに!」でいきましょう。
絶対に生きて楽しい夏の思い出作りましょう。

最後に自己紹介をさせてください。
私は服部フェスの主催「服部真希」と申します。
アイドルグループ「くぴぽ」の初恋いちごレッドを担当しています。
今年から年齢を公表して「39才女装おじドル」としても活動中です。(12才の女の子と信じていた皆さま、夢を壊してごめんなさい。)
くぴぽのメンバーは私「まきちゃん」、そして「しゅり(レトロりんごオレンジ)」「ちあき(おさかなマリンブルー)」「あやぴぃ(うまうまとぅんかろんイエロー)」「むぎこ(wktkほっぷグリーン)」と4人の仲間がいます。
私は今回出演していただける人たちに影響を受けて元々バンドや弾き語りをやっていました。
そしてひょんなことからアイドルになり、今回出演してくれるアイドルたちと日々切磋琢磨しながら、歌を歌って、全速力で生きたり眠ったりご飯を食べたりしています。(ダイエットして去年より10kgほど痩せました。)
どうか愛しいあなたの推しの笑顔が、服部フェス2026で見られますように。
「いのちだいじに!」











コメント
もっと見る