
はじめまして、茨城県坂東市で自動車整備や車両買取を中心に事業を行っている、株式会社Vroomの小澤と申します。

私の父は、かつて自動車整備工場を営んでいました。
幼い頃の私は、父の工場で出たスクラップ材をおもちゃ代わりにしながら遊び、工具やエンジン音に囲まれて育ちました。
気がつけば、私はすっかり車が大好きな少年になっていました。
父が車に向き合う姿は、今でも鮮明に覚えています。
故障した車を直し、お客様が安心した表情で帰っていく。
一台一台に真剣に向き合い、車を通して人の生活を支える父の姿に、私は大きな影響を受けました。
しかし、父は突然この世を去り、工場も閉鎖することになりました。
それでも、父が残してくれた車への情熱まで消えることはありませんでした。
私は独学で自動車整備について学び直し、フランチャイズ事業の経営などを経験した後、2025年に株式会社Vroomとして独立しました。
私たちはこれまで、
「日本のカーライフを、もっと楽しく」
という想いを大切にしながら、お客様の車と向き合ってきました。
車は、単なる移動手段ではありません。
週末のドライブを楽しくしてくれる存在であり、ときには仕事への活力を与えてくれる存在でもあります。
自分の好みに合わせて手を加えた車には、その人の価値観や人生そのものが表れます。
しかし現在、高品質なカーボンやFRPを使用したエアロパーツは、決して気軽に購入できるものではありません。
「カスタムしてみたいけれど、費用が高い」
「海外製品は納期や品質が心配」
「欲しい形状の商品が見つからない」
私たちは、そんな声を何度も聞いてきました。
だからこそ今回、これまで一部の人にとっての特別なものだったカーボンパーツを、もっと多くの車好きが楽しめる選択肢に変えるため、新たな製造事業を立ち上げます。
今回のエアロパーツ製造への挑戦は、単なる新規事業ではありません。
幼い頃から受け継いできた車への情熱を、今の時代に合った形で未来へつないでいく挑戦でもあります。
高品質なカスタムパーツが、まだ身近ではない日本
日本は、自動車産業とものづくりの技術において、世界に誇れる力を持っています。
それにもかかわらず、一般のカーオーナーが購入できる高品質なカーボンパーツの選択肢は、まだ十分とはいえません。
特に、デザイン性と品質を両立した製品を探そうとすると、高額な製品や海外製品に頼らざるを得ないケースがあります。
海外製品には、商品代金以外にも国際送料や関税がかかることがあります。
届くまでに時間がかかるだけでなく、車両とのフィッティングや、購入後の相談が難しい場合もあります。
その結果、
「車のカスタムはお金のかかる趣味」
というイメージが強くなり、若い世代やカスタム初心者が参加しにくい市場になっています。
私たちは、この状況を変えたいと考えています。
日本国内で製造し、品質を確認しながら、購入後の相談やカスタマイズにも対応する。
その仕組みをつくることができれば、これまでカスタムを諦めていた人にも、新しい選択肢を届けられるはずです。


「愛車をもっとカッコよくしたい」
「自分だけの一台をつくりたい」
そう思って調べてみても、高品質なカーボンパーツは価格が高く、海外製品は送料や納期、品質への不安もある。
結果として、カスタムに興味はあっても、最初の一歩を踏み出せない方が少なくありません。
私たち株式会社Vroomは、そんな“価格と品質の壁”を乗り越えるため、真空の力を利用した「バキュームインフュージョン成型」によるエアロパーツ製造に挑戦しています。
目指しているのは、ただ安いパーツをつくることではありません。
軽く、美しく、品質にもこだわった製品を、これまでより手の届きやすい価格で届けること。
そして、もっと多くの人が自由にカーライフを楽しめる未来を、茨城県坂東市から創っていくことです。

今回導入するのが、バキュームインフュージョン成型と呼ばれる製造技術です。
真空の力を利用してカーボンやガラス繊維へ樹脂を浸透させ、FRP製品を成型します。
航空・船舶・風力発電設備など、大型の複合材製品にも活用されている技術です。
簡単に説明すると、次のような工程で製品をつくります。
1.生産型へカーボン生地を配置する
製品の形状となるメス型に、用途や必要な強度に合わせてカーボン生地や補強材を配置します。複雑な形状の場合は、シワや浮きが発生しないよう、一枚ずつ丁寧に調整します。

2.副資材をセットして密閉する
ピールプライ、フローメディア、バックフィルム、シールテープなどを配置し、製品全体を密閉します。このセッティングの精度が、樹脂の流れや完成品質を左右します。
3.真空状態をつくり、樹脂を含浸させる
真空ポンプで内部の空気を抜き、カーボン生地を型へ密着させます。その状態で樹脂を流し込み、真空圧を利用して繊維の隅々まで浸透させていきます。
4.硬化・脱型・仕上げを行う
樹脂が硬化した後に型から取り外し、余分な部分をトリミングします。最後に表面処理や穴あけ、フィッティング確認などを行い、製品が完成します。


1.手の届きやすい価格
最高峰のカーボン製品で使用されるオートクレーブのような大型設備を必要としないため、設備投資や製造コストを抑えやすいことが特徴です。
また、真空を利用して樹脂を含浸させることで、必要以上に樹脂が残ることを抑え、材料を効率よく使用できます。
私たちは、製造工程・材料・作業環境を見直しながら、品質を落とすのではなく、無駄を減らすことで価格を抑えることを目指します。
バキュームインフュージョン成形を行う事で、現在ある海外や国内の製品の約30%カットした値段での提供が可能となります。
2.軽さを追求した製品設計
従来のハンドレイアップ製法では、作業者が手作業で樹脂を塗り込むため、部分的に樹脂が多く残ることがあります。
バキュームインフュージョン成型では、真空圧を利用して樹脂を含浸させるため、樹脂量を管理しやすく、軽量な製品を設計しやすくなります。
製品ごとに重量を測定し、比較対象や測定条件を明示したうえで、実際のデータを公開していく予定です。
3.複雑な形状とカスタマイズへの対応
真空状態で素材を型へ密着させるため、凹凸や曲面のある形状にも対応しやすいことが特徴です。
エアロパーツだけでなく、ダッシュボードパネルやドアハンドル周辺など、細かな内装部品への展開も検討しています。
素材、積層方法、デザイン、使用目的などを確認しながら、一人ひとりの理想に寄り添った製品づくりを目指します。

私たちが目指しているのは、価格だけで勝負する製品ではありません。
愛車へ装着した瞬間に、
「このパーツを選んでよかった」
「もっと自分の車が好きになった」
と思っていただける製品です。
カーボンならではの美しい繊維模様。
車両の印象を引き締めるデザイン。
軽さを意識した設計。
国内製造だからこそできる相談対応やフィッティング確認。
これらを組み合わせ、見た目・品質・価格のバランスに優れた、新しいエアロパーツブランドを育てていきます。

私たちが製造拠点を置く茨城県坂東市とその周辺には、自動車関連企業や、ものづくりに携わる技術者が数多く集まっています。
一社だけですべてを抱えるのではなく、地域の企業や技術者と連携し、それぞれの専門性を生かしながら製品をつくっていきたいと考えています。
私たちが掲げる目標は、
「地域の技術力を結集し、日本の自動車文化を世界へ発信すること」です。
今回の挑戦によって地域に新しい仕事が生まれ、技術が受け継がれ、若い世代がものづくりに興味を持つきっかけをつくる。
自動車パーツの製造を通して、地域産業にも貢献できる事業へ成長させていきます。


クラウドファンディングを通して、次の製造体制を整えます。
・バキュームインフュージョン成型設備の導入・拡充・エアロパーツ製造に必要な生産型の製作・カーボン生地、樹脂、副資材などの確保・試作品の製造とフィッティング確認・重量、強度、耐久性などの品質確認・安定して製造できる作業環境の整備・新しい車種や内装パーツの開発
試作品をつくるだけで終わらせず、継続的に製造・販売・改善できる体制をつくることが、今回の目標です。

私たちがクラウドファンディングに挑戦する一番の理由は、単に製造設備を導入し、エアロパーツをつくるためだけではありません。
株式会社Vroomというブランドを、車を愛する皆さまと一緒に、一からつくり上げていきたいと考えたからです。
現在、私たちには、バキュームインフュージョン成型によるエアロパーツ製造を行うための設備がありません。
この製法を本格的に導入するためには、成型設備や作業環境を整え、試作品の製作とフィッティング、品質の確認を一つひとつ積み重ねていく必要があります。
決して簡単な挑戦ではありません。
それでも私たちは、価格が高いからという理由で、欲しいエアロパーツを諦めてしまう方を少しでも減らしたい。
品質やデザインに妥協することなく、もっと多くの方が自分らしいカーライフを楽しめる、新しい選択肢をつくりたいと考えています。
そして、その答えを私たちだけで決めるのではなく、実際に車を愛する皆さまの声を聞きながら、一緒に形にしていきたいと思っています。
どの車種のパーツをつくってほしいのか。どのようなデザインを求めているのか。外装だけでなく、どのような内装パーツがあったらうれしいのか。エアロパーツに対して、今どのような不満や諦めを感じているのか。
皆さまからいただく一つひとつの声が、Vroomの商品開発や、これからのブランドの方向性を決める大切な力になります。
今回のクラウドファンディングは、完成した商品をただお届けするためのものではありません。
設備を整えるところから、試作品をつくり、改良を重ね、本当に求められる商品を生み出していく。
その始まりを、皆さまと共有するための挑戦です。
支援する人と開発する人という関係を超えて、Vroomという新しいブランドを一緒につくる仲間として、このプロジェクトに参加していただきたいと考えています。
皆さまの声や応援とともに成長し、
「Vroomの立ち上げに、自分も関わった」
そう思っていただけるブランドを目指します。
日本のカーライフに、これまでになかった新しい選択肢を届けるために。
株式会社Vroomの最初の一歩を、ぜひ皆さまと一緒に踏み出させてください。

今回のプロジェクトでは、先行で驚きの価格、高品質を体験いただけるリターンを用意します。
・内装パーツ試作品の型取り・作成・取付

プロジェクトに賛同していただける方へのリターンとして、内装パーツ試作品の作成‧取付を行います。支援者様のご要望を可能な範囲で反映いたします。
・外装パーツ試作品の一部型取り・作成・取付

プロジェクトに賛同していただける方へのリターンとして、外装パーツ試作品の一部作成‧取付を行います。支援者様のご要望を可能な範囲で反映いたします。
・外装パーツ試作品のフル型取り・作成・取付

プロジェクトに賛同していただける方へのリターンとして、外装パーツ試作品のフルセット作成‧取付を行います。支援者様のご要望を可能な範囲で反映いたします。
※製品の仕様、対応車種、取付方法、納期は各リターンによって異なります。※取付には加工や専門事業者による作業が必要となる場合があります。
また、支援してくださった方、全員に今後の活動を報告させていただくオープンチャットへの招待をさせて頂きます。試作品ができる過程等をお楽しみいただければ幸いです。

皆さまからお預かりした支援金は、主に以下の費用へ使用します。
・真空ポンプや成型設備の導入費・生産型、試作型の製作費・カーボン生地、樹脂、副資材の購入費・試作品の製作、フィッティング費用・品質確認、試験、測定費用・リターン品の製造、梱包、発送費・新製品の企画、設計、開発費・クラウドファンディング手数料

支援金の規模に応じて設備と開発体制を整え、対応車種や製品ラインナップを段階的に増やしていきます。

なお、材料の入荷状況、製品仕様、対応車種、製造工程などにより、発送時期が変更となる可能性があります。
遅延が生じる場合は、状況と今後の予定を速やかにご報告します。

私たちは、日本の自動車カスタム文化を、もっと身近で、もっと自由なものにしたいと考えています。
高品質なパーツは高くて当然。
カーボン製品は一部の人だけのもの。
欲しい製品がなければ諦めるしかない。
そんな当たり前を、ものづくりの技術と工夫によって変えていきます。
父の工場で車と出会った一人の少年が、今度は自分の手で、新しい自動車文化をつくろうとしています。
この挑戦は、株式会社Vroomだけでは実現できません。
車を愛する皆さまの声や応援が加わることで、初めて本当に価値のあるブランドへ育っていきます。
私たちは、支援してくださる皆さまを、単なる売り手と買い手ではなく、
「新しいカーライフを共につくるパートナー」
だと考えています。
憧れだったカーボンパーツを、もっと身近な選択肢へ。
茨城県坂東市から、日本、そして世界へ。
私たちの新しい挑戦に、温かいご支援をよろしくお願いいたします。




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