ごあいさつ
伊根町で【漁師の宿 あっちゃん】を営んでおります、女将の永濱敦子と申します。皆様から親しみを込めて【あっちゃん】と呼んでいただいております。
私はこの美しい伊根の地で、1日1組限定の舟屋の宿を営み、全国、そして世界各地から訪れてくださるお客様に伊根町の歴史や文化、そしてこの土地に息づく物語をお伝えしてまいりました。私が何より大切にしているのは、お客様お一人おひとりに寄り添うおもてなし。同じおもてなしではなく、「今日はどんなことをしたら喜んでくださるかな?」と考えながら、お客様との時間を楽しんでいます。目の前に広がる伊根の海が窓から見えるお風呂、1階からすぐに釣りができる環境、そして主人が釣ってきた新鮮な魚でおもてなしをする日々。お客様との会話の中で、伊根の魅力を語ることが私の何よりの喜びです。
このプロジェクトを始めた理由
私が伊根の舟屋の歴史や暮らしを伝えたいと思うようになった原点には、嫁いだ先のお父さんの存在があります。
お父さんから、昔の舟屋のこと、漁師の暮らし、船とともに生きてきた家族のことなど、たくさんの話を聞かせてもらいました。
舟屋は、ただ海辺に建っている美しい建物ではありません。
1階には大切な船を入れ、漁から帰ればそこで道具を手入れし、家族の暮らしと漁師の仕事が海とひとつにつながっていました。
お父さんから聞いた大切な話を「このまま昔話にしてはいけない。次の世代へ残したい」と思い、私は宿を訪れるお客様に、紙芝居を使って伊根の歴史や文化、漁師の暮らしをお伝えするようになりました。
すると、大人の方だけでなく子どもたちも目を輝かせて聞いてくださり、「もっと知りたい」「子どもの自由研究にしたい」と言ってくださることもありました。
その姿を見て、ひとつの想いが生まれました。
「お父さんから私が受け取った伊根の物語を、一冊の形にして、全国の子どもたちへ届けたい。」
ページを開けば舟屋が飛び出し、船が現れ、漁師の暮らしや伊根の海を楽しみながら知ることができる。
子どもたちが見て、触れて、感じられる冊子なら、伊根を知らない子にもきっと伝わる。
お父さんから受け取った物語を、私たちの代で終わらせない。本当の伊根を子どもたちへ、そして100年先の未来へつないでいきたい。
その想いから、この「飛び出す舟屋」プロジェクトは始まりました。
私史は、その場限りのもの。お客様の記憶には残っても、形として残るものがありませんでした。そして何より、遠くに住む子どもたちや、まだ伊根を訪れたことのないご家族に、この町の魅力を届ける手段がなかったのです。
伊根町には230軒あまりの舟屋が立ち並び、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。海と共に生きる人々の暮らし、四季折々の自然の美しさ、そして代々受け継がれてきた文化。これらすべてを、親しみやすい形で未来へ伝えていきたい。そんな想いから、とびだす舟屋の冊子制作を決意いたしました。
実現したいこと
私が実現したいのは、単に一冊の冊子を作ることではありません。
伊根の舟屋に息づく本当の暮らしと文化を、子どもたちへ、そして100年先の未来へ残すことです。
ページを開くと、海辺に並ぶ舟屋が立ち上がり、舟屋から船が海へ出ていく。
「舟屋って、こんなふうに使われていたんだ!」
子どもたちが見て、触れて、驚きながら、伊根の暮らしを楽しく知ることができる「飛び出す舟屋」の冊子を作りたいと思っています。
舟屋は、美しい景色として眺めるだけの建物ではありません。
そこには、船を守り、海へ出て魚を獲り、家族を支えてきた漁師たちの暮らしがあります。
だからこそ、この冊子を伊根を訪れる方だけではなく、全国の子どもたちや学校、教育施設、観光施設へ届けたい。
そしていつか、海外の子どもたちにも伊根の文化を知ってもらいたいと思っています。
100年後、今の私たちはここにはいません。
それでも、この一冊を開いた子どもたちが、
「伊根には、海と船とともに生きてきた、こんな素敵な暮らしがあったんだ」
と感じてくれたら、伊根の物語はその先へ続いていきます。
これは、私一人では実現できません。
皆さまと一緒に、本当の伊根を未来へ残したい。
一冊の冊子から、100年先へ文化をつなぐ。
その第一歩を、どうか一緒に応援していただけたら嬉しいです。
この絵本を通じて、伊根町の文化と魅力を、子どもからおとなまで楽しく学べる形で残したいと考えています。
舟屋が立体的に飛び出し、漁師たちの暮らしが目の前に広がる。ページをめくるたびに、伊根の海の青さ、魚の躍動、そして人々の温かさが伝わってくる。そんな絵本を作りたいのです。
観光パンフレットでは伝えきれない、伊根に住む人々の生活や想い、この土地ならではの物語を、親子で一緒に楽しめる一冊にしたいと思っています。そして、この絵本がきっかけで伊根町を訪れてくださる方が増え、実際にこの美しい景色を見て、新鮮な海の幸を味わっていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。
ネクストゴールについて
初期目標金額では、飛び出す舟屋の冊子制作に必要な費用を集めます。達成後はネクストゴールを掲げ、より多くの子どもたちや学校・教育施設へ伊根の文化を届けるための制作・発送等に活用したいと考えています。

私がこの挑戦をする意味
私は、伊根の舟屋をただ「美しい観光地」として残したいのではありません。
舟屋には、海とともに生きてきた漁師たちの知恵があり、家族の暮らしがあり、先人たちが大切につないできた物語があります。
私は漁師の家に嫁ぎ、宿の女将としてたくさんのお客様をお迎えする中で、その「本当の伊根」を伝えてきました。
けれど、時代が変われば暮らしも変わります。
今、私たちが知っている舟屋の使われ方や漁師の暮らし、先人たちから聞いてきた話も、伝える人がいなくなれば、いつか消えてしまうかもしれません。
「それなら、今の私にできることをやろう。」
そう決めました。
私が残したいのは、建物としての舟屋だけではありません。
舟屋の中で営まれてきた暮らしそのものです。
ページを開けば舟屋が飛び出し、船が海へ出ていく。
子どもたちが「すごい!」「もっと知りたい!」と目を輝かせながら、本当の伊根に出会える一冊を作りたい。
そして、この冊子を伊根だけに置くのではなく、全国の子どもたちや学校、教育施設へ届けたいと思っています。
100年後、私はここにはいません。
でも、今の子どもたちがこの一冊を手に取り、伊根の文化を知り、その子どもたちがまた次の世代へ伝えてくれたなら——。
伊根の物語は、100年先にも生き続けます。
これは、私一人の夢で終わらせたくありません。
皆さまの応援が一冊の冊子となり、一人の子どもへ届き、やがて未来へ文化をつないでいく。
「本当の伊根を、子どもたちへ。そして100年先へ。」
その未来を皆さまと一緒につくるために、私はこのクラウドファンディングに挑戦します。

これまでの歩みと実績
「漁師の宿 あっちゃん」は、伊根町亀島にある1日1組限定の舟屋の宿です。
漁師である主人が釣ってきた新鮮な魚を使った料理、舟屋の目の前で楽しむ魚釣り、そして何より、お客様お一人おひとりに寄り添った「あっちゃんらしいおもてなし」を大切にしてきました。
宿では、お客様に美しい景色を楽しんでいただくだけでなく、伊根の舟屋の歴史や文化、漁師の暮らしを紙芝居にしてお伝えする活動も続けています。
こうした取り組みが少しずつ広がり、京都新聞にも、宿で紙芝居を通して伊根の文化を伝える活動を取り上げていただきました。
そして、2026年2月には「女性起業家賞 特別賞」を受賞。
さらに、NHK「あさイチ」にも出演させていただき、伊根の舟屋や漁師町の魅力を全国へ発信する機会をいただきました。
最初から大きなことをしようと思って始めたわけではありません。
目の前のお客様に「本当の伊根を知ってほしい」と、一人ひとりに伝え続けてきた小さな積み重ねが、少しずつ外へ広がっていきました。
そして今、次の一歩として挑戦したいのが、「飛び出す舟屋」の冊子づくりです。
宿を訪れることができる方だけではなく、全国の子どもたちへ。
これまで伝えてきた伊根の物語を一冊の形にして届け、100年先の未来へつないでいきたいと思っています。

プロジェクトの価値
このプロジェクトで作りたいのは、単なる観光案内の冊子でも、記念に持ち帰っていただくためだけの冊子でもありません。
私たちが本当に残したいのは、伊根の舟屋という建物の姿だけではなく、そこに息づいてきた「暮らし」と「文化」です。
舟屋の1階に船を入れ、そこから漁へ出る。
海とともに働き、海の恵みをいただき、家族が暮らしていく。
今では美しい観光地として多くの方に知られる伊根ですが、その景色の一軒一軒には、先人たちが守り、受け継いできた暮らしの物語があります。
その「本当の伊根」を、難しい説明ではなく、子どもたちにも見て、触れて、楽しみながら知ってもらいたい。
そのために、ページを開くと舟屋や船が立ち上がる**「飛び出す舟屋」**という形にこだわりました。
「わぁ、舟屋が飛び出した!」
そんな驚きが、「舟屋って何だろう?」「どうして海のそばに建っているの?」という興味につながり、伊根の文化を知る最初の一歩になってほしいと思っています。
そして完成した冊子を、伊根を訪れる方だけではなく、全国の子どもたちや学校、教育施設などへ届けていくことも、このプロジェクトの大切な目的です。
子どもの頃に出会った一冊が、大人になっても心に残ることがあります。
この冊子も、そんな一冊になってほしい。
皆さまからいただくご支援は、一冊の冊子を作るためだけのものではありません。
伊根の文化を知るきっかけを子どもたちへ届け、先人から受け継いだ物語を次の世代へ、そして100年先へ手渡していくための力になります。
1人ではできないことだからこそ、皆さまと一緒に未来へつないでいきたい。
「本当の伊根を、子どもたちへ。そして100年先へ。」
皆様さまにも、この文化を未来へつなぐ仲間の一人になっていただけましたら、これほど嬉しいことはありません。
支援してくださる皆様は、この絵本作りという特別なプロジェクトの一員となり、伊根町の文化を守り伝える取り組みに参加していただくことになります。完成した絵本は、ご家族で楽しんでいただけるのはもちろん、お子様やお孫様への贈り物としても、世界に一つの物語をつむぐ共感体験として、特別な価値を持つものになると信じています。

リターンについて
― あなたに合った形で、伊根の物語を応援してください ―
今回、応援してくださる皆さまへ感謝の気持ちを込めて、さまざまなリターンをご用意いたしました。
完成した「飛び出す舟屋」の冊子をお届けするコースをはじめ、冊子にお名前を掲載させていただくコース、伊根町ならではの魅力ある品々をお届けするコース、そして実際に伊根の舟屋に泊まっていただける特別な宿泊付きコースまで、ご支援の形に合わせてお選びいただけます。
お子さまやお孫さまと一緒にページを開き、飛び出す舟屋を楽しんでいただく。
大切な方への贈り物として、伊根の物語を届けていただく。
そして実際に伊根を訪れ、舟屋の目の前に広がる海や漁師町の暮らしを肌で感じていただく。
特に宿泊付きのコースでは、「漁師の宿 あっちゃん」ならではのおもてなしで皆さまをお迎えします。漁師である主人が釣ってきた新鮮な魚を味わい、舟屋で魚釣りを楽しみながら、ゆっくりと流れる伊根の時間を過ごしていただけたらと思っています。
リターンを受け取って終わりではなく、そこから伊根を知り、好きになり、またいつか伊根を訪れていただけるようなご縁につながれば、これほど嬉しいことはありません。
皆さまのご支援そのものが、本当の伊根を子どもたちへ、そして100年先へつなぐ大切な一歩になります。
「あっちゃん、応援するで!」
そんなお気持ちで、一緒にこの挑戦に参加していただけたら嬉しいです。
皆さまへの「ありがとう」の気持ちと伊根の魅力をたっぷり詰め込んで、お届けいたします。
今回、様々なリターンをご用意させていただきました。
[リターン品のイメージ写真]


スケジュール
現在、「飛び出す舟屋」の冊子については、構成や内容、飛び出す仕掛けなどを出版会社と相談しながら、一つひとつ丁寧に制作を進めています。
伊根の舟屋の本当の姿や、漁師の暮らし、海とともに生きてきた人々の物語を、子どもたちにも分かりやすく、そしてページを開いた瞬間に「わぁ!」と心が動く一冊にしたいと考えています。
クラウドファンディング終了後は、皆さまからいただいたご支援をもとに、出版会社をはじめ、イラストレーターやデザイナーなど制作に携わる皆さまとともに、本格的な制作へ進んでまいります。
完成は2027年春頃を予定しています。
完成次第、冊子をお選びいただいた支援者の皆さまへ、心を込めて順次お届けする予定です。
制作の途中経過や、舟屋が少しずつ形になっていく様子についても、活動報告を通して皆さまにお知らせしてまいります。
皆さまにも完成までの時間を一緒に楽しんでいただきながら、「本当の伊根を、子どもたちへ。そして100年先へ。」つなぐ一冊を、皆さまと一緒に作り上げていきたいと思っています。

最後に
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
伊根は、海とともに生きる人々の暮らしと、先人たちから受け継がれてきた大切な文化が今も息づく町です。
私は宿の女将として、これまでたくさんのお客様を笑顔でお迎えしてきました。
「どうしたら喜んでいただけるかな」
「伊根に来てよかったと思っていただきたい」
その気持ちは、今もずっと変わりません。
今回の挑戦も同じです。
本当の伊根を、子どもたちに知ってほしい。
そして、この大切な文化を100年先の未来へ残したい。
小さな舟屋の女将から始まった挑戦ですが、皆さまのお力をお借りすることで、きっと大きな未来へつながっていくと信じています。
一人でも多くの方に「応援したい」「一緒に未来へ残したい」と思っていただけるよう、私も最後まで笑顔で、あっちゃんらしく精いっぱい頑張ります。
そしていつの日か、この冊子を手に伊根を訪れてくださった皆さまに、
「応援してくださって、本当にありがとうございました!」
と、直接笑顔でお礼をお伝えできる日を楽しみにしています。
皆さまのあたたかいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
伊根の舟屋で、海の幸と笑顔いっぱいのおもてなしで、皆さまにお会いできる日を心よりお待ちしております。
本当の伊根を、子どもたちへ。そして100年先へ。
一緒に、この物語の続きをつないでいただけたら嬉しいです。
漁師の宿 あっちゃん
女将 永濱敦子






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