神戸長田区の町なかに残る歴史ある茶室 松恵庵を再生、地域交流を実現したい!

神戸市長田区西代にある茶室「松恵庵」は痛みが激しく使用が難しい状況です。ここを2026年中に修復し、地域の方たちの交流の場として蘇らせたい。誰もが気軽に訪れ、お茶・お花などの日本文化に触れながら心豊かな時間をもてる、文化を未来へ繋ぐ場所をつくります。

現在の支援総額

65,000円

3%

目標金額は2,020,000円

支援者数

8人

24時間以内に4人からの支援がありました

募集終了まで残り

42日

神戸長田区の町なかに残る歴史ある茶室 松恵庵を再生、地域交流を実現したい!

現在の支援総額

65,000円

3%達成

あと 42日

目標金額2,020,000円

支援者数8人

神戸市長田区西代にある茶室「松恵庵」は痛みが激しく使用が難しい状況です。ここを2026年中に修復し、地域の方たちの交流の場として蘇らせたい。誰もが気軽に訪れ、お茶・お花などの日本文化に触れながら心豊かな時間をもてる、文化を未来へ繋ぐ場所をつくります。

はじめに ご挨拶

こんにちは 松本玲子と申します。

松恵庵は今から45年前「人々が和やかに集い、一服のお茶を通して心豊かな時間を育めるように」という願いからうまれました。

お茶・お花・俳句を楽しむ地域の大人や子どもたちが集い、愛されていた松恵庵。しかし30年程前に、私の大叔母である建立者、土居綾子が亡くなり、使われなくなりました。

私は松恵庵で子どもの頃から茶道を習っていましたが、県外の大学へ進学し茶道からは離れました。やがて結婚し、専業主婦として3人の子どもを育てながら、自治会やボランティア活動など、地域との繋がりを大切にしてきました。

その後主人の会社を手伝いながら、3年前に自らの会社を立ち上げ、人生の新たな一歩を踏み出しました。事業を通じて、さまざまなご縁に恵まれました。

そんな中、茶道の先生との出会いをきっかけに、30年間眠っていた松恵庵を、もう一度地域の交流の場として、蘇らせたいと思うようになったのです。

友人の松本恵理子さんに話すと、私の思いに共感し茶室再生に協力してくれることに。一緒に「神戸・まちなか茶室再生会」を立ち上げ、プロジェクトをスタートさせました。

神戸・まちなか茶室再生会の活動として、茶室の清掃や残された茶道具の整理を、今年度から毎月続けています。実際の片付けのようすは、活動報告で、画像や動画と共にお伝えしてまいります。

今、松恵庵に起きていること

現在、松恵庵は、庭も建物も傷みがかなり進んでいます。

 茶室のようす
- トゲのある蔦が、外壁の至るところに這い回っています
- 雨どいには穴が開いています
- 障子は破れ、襖は変色し、建物内にもトゲのある蔦が伸びてきています
- 畳は変色し劣化しています

庭のようす
- 木や竹でできた門扉や生け垣が朽ちていま
- 庭の木は、枝が伸び放題で生い茂っています
- 庭全体が雑草で覆われています

破れてしまった障子

外壁を蔦が覆っていました蔦は建物内部にも入り込んでいました

水屋も傷んでいます
竹格子の破損

茂った庭木

このまま庭を放置すれば、草木は手の施しようがないほどに荒れてしまいます。建物への雨水や植物の侵入もそのままにすれば、傷みはさらに進み修復不可能になってしまうでしょう。今なら、まだ間に合います。

茶室再生への思い

かつての松恵庵

私がこの茶室を再生させたい真の目的は、綾子の茶室に込めた思いを引き継ぎ、地域の方たちの出会いの時間をつくり、あたたかなご縁がうまれる場所をつくることです。茶室という建物を、ただ再生させたいわけではありません。

茶室ならではの静寂の中では、自然と心が和み、語り合いながら心通い合う交流がうまれます。日本文化を、そのような「あたたかなご縁がうまれる」文化として、次の世代へ繋いでいきたいと思っています。

これから先も松恵庵が、心豊かにすごせて、新しい出会いやご縁がうまれる場であり続けてほしい。そんな願いを込めて、お茶室の再生に取り組んでいます。

一人では難しいことも、皆さまの力が集まれば、きっと新しい命を吹き込むことができると信じています。

松恵庵で行われた茶事の様子

実現させたい未来

私が実現させたいことは、松恵庵を安全に使えるように整え、お茶会や季節の文化イベントを開き、交流できる場所として動き始めることです。

現代の文化教室のように、地域の方たちが気軽に訪れ、お茶・お花・俳句などを共に学び、語り合う時間を通して、あたたかなご縁が育まれていくこと。綾子が思い描いていたであろう未来のすがたを、かたちにしていくことです。

具体的には、文化体験を催したり、地元中学と連携をしたりします。

 - 季節の和菓子と抹茶をいただく茶道体験
- 「KOBE KATSU(コベカツ)」(※)神戸市中学校の和文化の部活動との連携
- 子どもたちが日本文化に触れる体験
- 茶道教室
- 庭の茶花を取り、実際に生ける体験など
- 茶道や華道などの和文化体験
- 煎茶の飲み比べ「茶歌舞伎」体
- おもてなしを学ぶ機会
- 和綴じ御朱印帳制作ワークショップなど

 これらの体験会やワークショップなどは、プロジェクトのリターンとしてご提供してまいります。

 ※)KOBE KATSU(コベカツ)とは、神戸市の中学生が、放課後・休日に校区の枠を越えて、スポーツ・文化芸術活動をはじめ、さまざまな活動に参加できる仕組みです。

 人と人とが繋がり、心通い合う交流やご縁がうまれる場所をつくっていきます。

支援金の使いみち

庭と露地を備えた松恵庵の再生に必要な金額は、約202万円です。

 支援金は、まずは建物の傷みをくい止めるための修復に、次に設備まわりの修復を予定しております。

 【第一段階:建物の傷みの進行を止める修復】
庭手入れ(1年分)33万円
にじり前の門扉    15万円
障子・襖張り替え 12万円

【第二段階:設備修復】
水屋の流し蓋 10万円
雨どいの整備 10万円
エアコン新設 30万円
釣鐘・つくばい 10万円
返礼品原価 45万円
パンフ・ネット広告等 5万円

【CAMPFIREへのお支払い】
手数料とそれにかかる消費税 32万円

クラウドファンディングの目標金額 202万円

すべてのご支援は、松恵庵の再生のために大切に使います。

 また、ご支援いただき、目標金額を超えた場合、利用する方々が茶室でより快適に、豊かな時間をすごすために、翌年以降の庭の手入れや茶室内の設備の充実などに使わせていただきます。

実施スケジュール

2026年9月30日 クラウドファンディング開始
 募集期間中 清掃、道具整理、活動報告、一部工事開始
2026年11月13日 クラウドファンディング終了
2027年1月初旬 修復工事本格開始
2027年1月末 リターンご提供開始
2027年5月 全てのリターンご提供終了予定

 リターンについて

松恵庵のリターンは、再生の過程や、その後の文化体験に参加していただけるものを中心にご提供いたします。

 遠方から応援してくださる方、実際に松恵庵を訪れる方、地域文化への貢献を意図したい企業様など、それぞれに合う参加方法をご用意しております。

 【体験リターン】
・はじめての茶道体験コース
・茶道のお稽古コース(全3回)
・和綴じ御朱印帳ワークショップ(古民家)
・利き茶(茶歌舞伎)体験/お煎茶(古民家)
 ・着物で茶道体験、写真撮影付き など

【その他のリターン】
・松恵庵利用権
・古民家利用権(1回10名まで使用可)
・協賛:松恵庵ホームページにお名前や会社名、会社紹介などを掲載 など 

*リターンは定員に達すると終了になる場合がございます。

松恵庵がうまれたストーリー

ここで、あらためて松恵庵についてご紹介いたします。

松恵庵は1981年、土居家の当主だった土居綾子が、「人々が和やかに集い、一服のお茶を通して心豊かな時間を育めるように」という願いを込めて建立しました。

 綾子は小学校教諭を務め、若い頃から茶道の稽古を続けていました。地域の活動にも熱心で、須磨区の海神社で毎月行われていた茶会にも深く関わっていたといいます。

 松恵庵の名の由来は、若くして亡くなった綾子の兄・弥三松(やさまつ)の「松」一字と、「恵」は、人とのご縁や自然の恵みへ感謝する気持ちが込められています。

 茶室が完成した時には、当時、綾子の俳句仲間であった金剛峯寺406世座主・管長の森 寛紹(もり かんしょう)様による「松恵庵」の書が贈られ、外壁の額「松恵庵」となり今も残っています。

森 寛紹氏による揮毫(きごう

地域の大人や子どもたちが、お茶・お花・俳句などを学ぶために訪れていた茶室・松恵庵は、地域の交流がうまれる場としての役割を、自然なかたちで担っていました。

 町なかにある希少な茶室

松恵庵は、利便性の高い町なかにあること、庭と露地を備えた独立した茶室であること、この2つの条件を併せもつ茶室として希少な存在です。

 山陽電鉄西代駅から徒歩約5分、JR新長田駅と地下鉄板宿駅から徒歩約10分と、公共交通機関から徒歩圏内の町なかにあります。

 松恵庵は、住宅やビルの一室を茶室として整えたものではありません。庭や露地、つくばいを備え、独立した棟で建てられていることもまた、現代において希少な茶室となっています。

 和風建築の専門家によると、建築工法的にも現代では珍しく、石の上に柱を立てる「石場建て」という伝統的な工法により建てられています。

 石の上に柱を立てる「石場建て」が一部に使われている

 1995年の阪神・淡路大震災では、屋根ごと地面に落ちてぺしゃんこになりました。それでも、大工さんや職人さんたちの手で丁寧に修復されたと聞いています。未曽有の大震災をも越えて、残った場所でもあります。

さいごに

1981年、綾子は「人々が和やかに集い、一服のお茶を通して心豊かな時間を育めるように」という願いを込めて松恵庵を建てました。

今回のご支援は、傷んだ雨どいや門扉、障子や襖を直すためだけのものではありません。町なかに残る茶室と、そこに込められた人を思う心と、訪れる人々の心を、次の世代へ繋いでいくためのご支援となります。

誰もが気軽にお茶・お花を学ぶことができ、語り合いながら豊かな心を育み、繋がりがうまれる場所をつくります。そして日本文化を、あたたかな繋がりがうまれる文化として、次の世代へ繋いでいきたいです。

松恵庵を知った今日から、皆さまにも、この場所を育てる一人になっていただけたらうれしく思います。

どうか、あたたかなご支援をお願いいたします。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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