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2026年11月07日 07:45〜

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【ブラジル日本移民120周年】移民の歴史と想いを詠んだ俳句を一冊に 公開前

開拓の苦労、遠く離れた故郷・日本への想い――。ブラジルで生まれた俳句には、移民の歴史と人々の心が刻まれています。一つひとつの句に、かけがえのない物語があります。2028年の日伯移民120周年を前に、流派を超えた初の『ブラジル俳句選集』を出版し、移民の記憶を未来へつなぎます。

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【ブラジル日本移民120周年】移民の歴史と想いを詠んだ俳句を一冊に 公開前

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開拓の苦労、遠く離れた故郷・日本への想い――。ブラジルで生まれた俳句には、移民の歴史と人々の心が刻まれています。一つひとつの句に、かけがえのない物語があります。2028年の日伯移民120周年を前に、流派を超えた初の『ブラジル俳句選集』を出版し、移民の記憶を未来へつなぎます。

ごあいさつ

私たちブラジル俳句選集編纂委員会は、日本人のブラジル移住120周年を迎える2028年を機に、流派の垣根を越えた初の『ブラジル俳句選集』の出版を目指しています。

ブラジルでは、移住者たちによって俳句が詠まれ始めて以来、百年以上にわたり、その文化が大切に受け継がれてきました。異国の風土や自然、人々の暮らし、そして時代とともに変化する心の風景。そこには、ブラジルならではの風土に根差した俳句と、幾世代にもわたる人々の思いが刻まれています。

私たちは、このかけがえのない俳句の文化と作品を一冊にまとめ、次の世代、そして未来へと伝えていきたいと考えています。

(編纂委員会のメンバー。1,2世を中心に約15人で活動しています)

始まりの一句

1908年、笠戸丸に乗った日本からの移民が、ブラジルの地に初めて降り立ちました。

その航海に移民総監督として同乗していた上塚周平(俳号・上塚瓢骨)が詠んだとされるのが、

「涸滝を見上げて着きぬ移民船」

という一句です。ブラジルで詠まれた最初の俳句であると言われています。見知らぬ土地へ向かう心の高鳴が、十七音に凝縮されています。

ブラジル日系俳句とは

ブラジルの俳句は、日本からの移民によって持ち込まれ、コロニア(移民社会)の各地で句会が開かれるなかで発展してきました。

句会は、単に俳句を詠み、互いの作品を批評し合う場にとどまりません。日本語や日本文化を次の世代へと受け継ぎ、移民同士が交流を深める大切な場でもありました。

現在もブラジル各地に句会が点在し、百年以上にわたる俳句文化が受け継がれています。また、サンパウロのブラジル日本文化福祉協会(文協)が主催する全伯俳句大会や、邦字紙「ブラジル日報」の俳壇が、ブラジル各地の俳句活動をつなぐ重要な役割を担っています。

【年表略歴】

1908 移民俳句開始

1927 佐藤念腹(代表的な俳人は佐藤念腹(1898-1979、ホトトギス同人、俳誌「木陰」主宰))渡伯、おかぼ会

(移民俳句草創期)

1937 三水会『南十字星』創刊

1948 俳誌『木蔭』創刊

1953 星野立子来伯*最盛期

1979 佐藤念腹没

1981 梶本北民『ブラジル季寄せ』

1995 増田恆河『自然諷詠』

2006 佐藤牛童子『ブラジル歳時記』

日系俳句の一句を説明する編纂委員会の吉田しのぶさん(1世)【動画リンク】

このプロジェクトが目指すもの

ブラジルで詠まれた俳句には、移民社会ならではの物語と人々の心情が息づいています。開拓の日々の記録、異国の風物への驚き、遠く離れた故郷への想い――。そこには、ブラジルの地で暮らし、時代を切り拓いてきた人々の歩みが刻まれています。

私たちは、こうした情感豊かな俳句を一冊にまとめ、日本の読者にも届けられる形で後世に残したいと考えています。この選集を通じて、日本とブラジルが育んできた文化交流の歩みを、形あるものとして未来へつないでいきます。

なぜ、今なのか。

今年8月に開催された全国ブラジル俳句大会の参加者は、約30人でした。20年前には約300人が参加していたことを思うと、その減少は決して小さくありません。背景には、日系社会の高齢化があり、当時の移民の暮らしや俳句文化を知る一世・二世の方々が、年齢を重ね、句会や大会への参加が難しくなっている現状があります。

俳句を詠み、受け継いできた人々の記憶や証言は、時間とともに失われていきます。作品だけでなく、その背景にある歴史や思いを記録し、後世に伝えることができるのは、まさに今です。

(今年8月に行われた全伯俳句大会での集合写真)

編纂委員会のこれまでの歩み

編纂委員会は2024年5月にブラジル・サンパウロで発足し、流派を超えた俳人たちが集い、選句作業を重ねてきました。どの句を選び、どう構成するか、活発な議論が続いています。

編纂委員会の発足を報じた記事(ブラジル日報記事のリンクはこちらから)

ご支援いただくことの意味

今回のご支援は、一冊の本を世に送り出すことにとどまらず、ブラジル移民の歴史を記録し、文化交流の証を未来へ残す取り組みそのものです。支援してくださる皆さまには、出版という喜びをともに味わっていただけます。

只今編集の段階で、以下のような俳句が選出されております。

リターンについて

今回のクラウドファンディングでは、プロジェクトを応援してくださる方向けのプランに加え、完成した『ブラジル俳句選集』をお届けするプラン、日系俳句オンラインによる移民1世や2世らへの俳人インタビューを視聴できるプランなど、複数のリターンをご用意します。

書籍は四六判ハードカバー約400ページを予定しています。装丁は出版社・水声社にて、ふさわしいブックデザイナーへ依頼する予定です。

また、ラテンアメリカ俳句研究会(代表=白石佳和先生・松蔭大学教授、「ブラジル移民と五七五」著者)によるオンラインイベント「日系俳句オンライン」では、ブラジルの移民1世や2世らへの俳人インタビューを視聴できます。聞き役は俳人で結社「藍花」主宰の大高翔さんが務め、それぞれの人生や俳句への想いを1人あたり40分程度話していただいています。

【現在作成中の目次】

[日系俳句オンラインによる俳人インタビューの様子]

(2026年10月、ブラジル・サンパウロで。2026年11月現在、4人のインタビューが行われました)

今後のスケジュール

現在は最終選句の段階にあり、出版に必要な資金は、200万円から300万円の見積もりです。

クラウドファンディング終了後は、装丁の決定、印刷、製本を経て、2027年中にブラジルと日本の支援者の皆さまへお届けする予定です。

最後に

ブラジルの地で詠まれた俳句は、移民たちの魂の記録です。この貴重な文化遺産を、皆さまのお力をお借りして、確かな形で後世に残していきます。

このプロジェクトへのご支援とご協力を、心よりお願い申し上げます。皆さまとともに、日本とブラジルをつなぐ文化の架け橋を築けることを、楽しみにしております。

【推薦コメント】

俳句研究 白石佳和 氏

俳人 大高翔 氏

社会学者 アンジェロ・イシ氏

歌人 小塩卓哉氏


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

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