回天特攻隊の御霊の残る訓練基地跡・大津島で「彼らの青春」を上演

作品が、生まれた場所へ帰る
昭和20年、戦争は終結
しかし、山口県周南市の沖に浮かぶ大津島には今も、戦争の記憶が残っています
かつてこの島には、回天特攻隊の訓練基地がありました
この小さな島から、平均年齢21歳の若者たちが
人間魚雷【回天】に乗り、海へと旅立った場所なのです
【回天】とは、魚雷の中に人間が乗り込み、
自ら操縦して敵艦に体当たりする非人道的な兵器です
「回天」という名前には、
「天を回らせる=戦局を逆転させる」という意味が込められていました
しかし訓練施設のあった大津島から出撃場所へ向かわされた彼らは
誰一人帰ることはありませんでした
その歴史を知った俳優・若林哲行。
2017年 演劇界で初めて「回天隊員」たちの青春・苦悩・そして
支え続けた家族や恋人たちを描いた舞台「碧き海」を作り、東京・高円寺などで上演
協力してくれた役者たちの熱演もあり
東京・座高円寺での初上演から高い評価を頂き毎年のように
ブラッシュアップし再演してきました
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昨年、2025年には大津島のある山口県周南市のご協力も得て 周南市文化会館にて千人以上のお客様にご覧頂きました

11月7日・8日 慰霊祭の日に、大津島で初上演する社会的意義
そして…2026年11月、周南市の協力・理解を経て
大津島での上演許可が…ついに下りました
彼らが生き、旅立った島…今も訓練基地が残るこの場所に立つと、
彼らの魂がまだ残っているような雰囲気が漂います

これは、単なる地方公演ではありません。
慰霊の日に、この島で芝居をする
そこに、この公演の大きな意味があります。
舞台上から、「戦争とは何だったのか」「若者たちは何を思っていたのか」
「自分たちが今、生きていることとは何なのか」を、もう一度問いかける
そして、そこにいる観客と一緒に、彼らのことを思う時間をつくる
11月7日・8日 慰霊祭
公演場所は大津島の訓練基地手前で行う屋外劇
訓練基地へとつながるトンネルの手前、現在は広場となっている場所で
役者たちが心から彼らと一体となる情念を込めた演技、そして演出を行います
(雨天の場合は近くの廃校になった学校で行います)


戦争の記憶を、記念館だけに残さない
戦争の記憶は、年月が経つほど薄れていきます
写真や資料を見るだけでは、
その時代を生きた若者たちの「声」や「気持ち」を想像することが難しくなる
だから私たちは、演劇という形で記憶を残したい
80年以上前にこの島にいた若者たちを、もう一度「人」として感じてもらう
そして、その記憶を次の世代へ渡す
若い人たちにも、この島を訪れる人にも、そして海外から日本を訪れる人にも
「ここで、何があったのか」を知ってもらうために」
世代を越えて。国境を越えて 大津島に残る記憶を、未来へつないでいきます
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戦争を美化する舞台ではありません
この作品が描くのは、彼らの【死】ではなく【生きた証】です
命とは何か 平和とは何か
そして今を生きる私たちは、その命をどう受け継いでいくのか
舞台【あゝ大津島 碧き海】は世代を超えて命の尊さを訴えます

行政も動かした、若林の情熱
回天の訓練場でもあった大津島での上演許可を得ることは、簡単ではありませんでした。
しかし若林が
【天から、彼たちにこの「碧き海」を見てほしい】
という一念で何度もお願い、そして足を運び、
周南市役所の方々、そして島の関係者と対話を重ねさせて頂き
ようやく島での上演許可が下りました
大津島の歴史で初めてのことです

2026年11月、80歳での人生最大の挑戦
私、若林哲行は今年 俳優生活60年。そして80歳を迎えます
京都で生まれ育ち、平安高校野球部(同期は元広島カープ・衣笠祥雄)を経て 二十歳で上京
以後、舞台を中心に前進座・新国劇で役者活動を続け
映画では今や伝説となった金子正次さん作・主演「竜二」、
ドラマでは藤田まことさん主演「はぐれ刑事純情派」で同僚役として長くレギュラー出演
70代を超え、最後のライフワークとして選んだのが自らプロデュース・脚本も手がけた「碧き海」
作品を作るため、回天記念館を訪れ、慰霊の場所に立ち、訓練基地の跡を歩き、
目の前に広がる海を見ました
海に消えた彼らの生きた証を「碧き海」に込め、現在の時間を着きる人たちに
伝えていきたい
それが私の最後のご奉公だと思っています
大津島で慰霊祭が行われる11月8日の当日、前日の7日に上演できることは
長い役者人生の中でこの上ない緊張に震えています
なぜ皆さまからのご支援が必要なのか
この舞台は、東京から公共交通機関を得て島へ渡り、何もない場所に一つの劇場を立ち上げます
交通費、宿泊費、舞台・美術の運搬費、音響・照明など、
大津島で上演するためには、どうしても必要な費用が発生します
私たちがお願いする50万円は、出演者が利益を得るための資金ではありません
「作品が、生まれた場所へ帰る」ために必要な、公演実現のための費用です
それでも、50万円ですべてを賄えるわけではありません
不足する費用は、若林自身と関係者が負担しながら、この公演を実現しようとしています
戦争の記憶を風化させない
慰霊の日に、彼らが生きた大津島で、その生きた証を次の世代へ渡す
そのための50万円です
一人でも多くの方に、この「帰還」に力を貸していただきたいと思っています
ここで赤字を出せば今後、誰もこのような舞台をやることは無くなってしまう
皆さまのご協力を仰ぎたいと思っております 何卒よろしくお願い致します
{出演者}
若林哲行・斉藤太一・吉岡大輔・白岡 優・眞知・中川和恵・ちひろ
マベヲ・大野亮太・山岸佳祐・大屋 海・長谷実ヅキ・村瀬 楓・井東紗椰

{会場}大津島野外
{日時}11月7日(土)・8日(日)14時30分から
[アクセス] 山口県周南市徳山港よりフェリーにて大津島へ
①9時30分→9時48分 ②10時40分→11時24分 ③13時10分→13時36分
(大津島→徳山港 帰りの時刻表)
①16時40分→17時17分 ②17時40分→18時24分
皆さまと一緒に完成させたい
この舞台は、若林一人では完成しません。共に出演する俳優たち、スタッフ、島の皆さま
そして応援してくださる皆さま。皆さまと一緒に、この舞台を完成させたいのです
どうか、この80年越しの帰還に、力を貸してください。よろしくお願いいたします
若林哲行より
戦争を知らない世代だからこそ、
演劇を通じて命の重さを伝え続けることが、私の使命だと考えてきました
この舞台を大津島へ帰すことで、次の世代へ彼らの生きた証を届けたいのです
80歳の今、ようやくこの想いを形にすることができます
何卒、皆様のお力添えをお願い致します






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