【令和8年熊本地震】避難所で生まれた「イマココナビ」を継続して運営するために。

令和8年熊本地震後、避難所で生まれた「令和8年熊本地震 生活情報板 イマココナビ」。現在は1日約7万人が訪れ、約16万回閲覧されています。多くの方に利用されるこの取り組みを、一人の被災者だけで支え続けるのではなく、地域の皆さんとともに継続して運営するためのプロジェクトです。

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

479,000

4,790%

ネクストゴールは500,000円

支援者数

78

24時間以内に21人からの支援がありました

募集終了まで残り

56

【令和8年熊本地震】避難所で生まれた「イマココナビ」を継続して運営するために。

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

479,000

初期目標100%突破

あと 56
4,790%

ネクストゴールは500,000

支援者数78

令和8年熊本地震後、避難所で生まれた「令和8年熊本地震 生活情報板 イマココナビ」。現在は1日約7万人が訪れ、約16万回閲覧されています。多くの方に利用されるこの取り組みを、一人の被災者だけで支え続けるのではなく、地域の皆さんとともに継続して運営するためのプロジェクトです。

※このページについて

「令和8年熊本地震 生活情報板 イマココナビ」を立ち上げたのは、後ほど紹介する加悦美里さんです。

加悦さん自身も令和8年熊本地震で被災し、現在も被災地での生活とサイト運営を続けています。

そのため、このページは、加悦さんへの聞き取りをもとに、運営チームのメンバーである株式会社エルボーズ 椿原が代筆しています。

「イマココナビ」は、加悦さんが被災地で必要性を感じ、自ら立ち上げた取り組みです。株式会社エルボーズと椿原は、その運営を技術面から支え、被災地の外にもこの取り組みを届ける役割として参加しています。

※Webサイト:令和8年熊本地震 生活情報板 イマココナビ



◉はじめに

令和8年7月28日16時27分頃、熊本県熊本地方を震源とする地震「令和8年熊本地震」が発生しました。

熊本県内では家屋の被害や断水などが発生し、多くの方が避難生活を余儀なくされました。

そのような中、被災地である熊本の避難所から生まれたのが「令和8年熊本地震 生活情報板 イマココナビです。

営業している店舗、給水所、入浴支援、支援物資など、被災地で必要とされる生活情報を、地域の皆さんが投稿し、共有できるウェブサイトとして公開されました。

現在では、1日に約7万人が訪れ、約16万回閲覧されるサイトとなっています。

利用が広がる一方で、サーバー費用や保守、機能改善など、運営に必要な負担も大きくなりました。現在は、発起人である加悦さんを中心に、株式会社エルボーズもプロジェクトメンバーとして技術面を支えています。

しかし、多くの方が利用するサービスを、一人の被災者だけで支え続けることが、持続可能な形だとは考えていません。

そこで今回、「イマココナビ」を継続して運営し、被災地で必要とされる生活情報を届け続けるため、クラウドファンディングを通じて支援を募ることにしました。

このページでは、「イマココナビ」がどのように生まれ、なぜ多くの方に利用されるようになったのか。そして、なぜ今、被災地の外にいる皆さまにもお力をお借りしたいのかをお伝えします。



◉必要な生活情報が「流れてしまう」という課題

今回の地震では、家屋の被害や断水、停電など、県内各地で大きな被害が発生しました。

さらに、発生した時期は真夏。避難所や復旧作業の現場では、地震への対応に加え、熱中症への対策も必要となる厳しい状況が続いていました。

そのような中、多くの方が必要としていたのは、ニュースでは伝えきれない地域の生活情報です。

「どこで給水を受けられるのか。」

「ガソリンは入れられるのか。」

「近くのスーパーは営業しているのか。」

「今、この地域では何に困っている人が多いのか。」

こうした情報は、地域の方々によってSNSなどで発信されていました。

地震発生後、加悦さんも熊本県御船町で被災し、避難所へ避難しました。

避難所でスマホを開くと、Threadsには地域の方々から、営業情報や給水所、困りごとなど、多くの生活情報が投稿されていました。

いずれも、被災地で生活する人にとって必要な情報です。

しかし、その情報は時間とともに新しい投稿へ埋もれていきました。

少し前に見かけた情報でも、あとから探そうとすると見つからない。投稿した人の名前が分からなければ、もう一度たどり着くことも簡単ではありません。

SNSには情報がある。でも、必要な人が必要なときに見つけられない。

その状況を目の当たりにした加悦さんは、

「みんなが情報を書き込み、それをあとから探せる場所があればいい。」

そう考え、「イマココナビ」をつくることを決めました。



◉避難所から、スマホで「イマココナビ」を開発

加悦さんは、地震発生後に避難所に行きSNSを色々見て過ごしていたそうで、当日の夜10時頃からサイトの開発を始めました。

手元にあったのは、スマホ一台です。

AIツール「Claude」と対話を重ねながら、営業している店舗や給水所、支援物資、入浴支援など、被災地で必要とされる生活情報を投稿・共有できる仕組みを、一つずつ形にしていきました。

どのような情報が必要とされているのか。

あとから探しやすくするには、どのように分類すればよいのか。

避難所で実際に見聞きした状況をもとに、必要な項目や機能を整理しながら開発を進めたそうです。

そして、同日の深夜2時頃。地震発生から約9時間後に、「イマココナビ」を公開しました。

公開後は、Threadsや地域のコミュニティを通じてサイトを共有し、情報提供を呼びかけました。

すると、翌朝までに約500件の情報が集まり、多くの方が地域の生活情報を投稿・閲覧するサイトとして利用され始めました。

加悦さんの最初のAIとの会話
7月28日22時(発災5時間後)

「イマココナビ」公開時ののSNS投稿
7月29日2時(発災9時間後)



◉翌朝には500件の情報が集まる

公開後、地域の皆さんから、店舗の営業状況や給水所、支援物資、入浴支援などの情報が寄せられました。

情報を知っている人が投稿し、必要としている人が閲覧する。そうした使い方が、SNSでの共有とともに広がっていきました。

現在では、1日に約7万人が訪れ、約16万回閲覧されています。掲載されている施設や支援情報などは、4,000件近く(8/2 現在)となっています。

行政や支援団体から発信される情報だけでなく、地域の方々自身が「今」の状況を投稿できることが、このサイトの特徴です。

「営業しています。」

「給水が始まりました。」

「物資が配布されています。」

「この地域では、このような支援が行われています。」

被災地で必要とされる情報は、時間の経過とともに変わります。「イマココナビ」は、その変化を地域の皆さん自身が共有できる場所として利用されています。

Threadsで共有されている利用者の声

4,000件近い登録施設(マップ表示)



◉利用者が増え、一人での運営も限界に

多くの方に利用される一方で、運営上の負担も急速に大きくなりました。

アクセスが増えれば、サーバーへの負荷と費用も増加します。一時期には、サーバー費用だけで1日あたり約3万円が発生していたそうです。

さらに、必要なのはサーバー費用だけではありません。

不具合への対応。アクセス集中への対策。利用者の声をもとにした機能改善。セキュリティへの対応。

被災地で求められる情報は日々変化しており、その変化に合わせてサイトも更新する必要があります。

多くの方に使っていただけることは、加悦さんにとって大きな励みでした。

その一方で、サイトを止めずに運営し続けられるのか。増え続ける費用を個人で支えられるのか。そうした不安も大きくなっていきました。



◉エルボーズが支援することにした理由

株式会社エルボーズは、熊本を拠点とするIT企業です。

私たちも令和8年熊本地震の発生後、災害情報をまとめる「令和8年熊本地震 災害ポータル」を立ち上げ、地域への情報発信を行っていました。その中で、「イマココナビ」の存在を知りました。

最初は、加悦さんが表に立ち、その裏側にはIT企業や複数人の開発チームがいるものだと思っていました。

しかし、話を伺うと、企画から開発、公開後の運営まで、加悦さんが1人で進めていることが分かりました。

SNSでは利用者から感謝の声が寄せられ、サイト上の情報は毎秒のように更新されていました。それだけ多くの方に使われているにもかかわらず、運営を担っていたのは、一人の被災者でした。

この状況を知り、「イマココナビ」はすでに個人のウェブサイトの範囲を超え、被災地の生活を支える情報基盤の一つになっていると感じました。

加悦さんが始め、地域の皆さんによって利用されているこの取り組みを、一人だけで支え続ける状態にしてはいけない。

そう考え、株式会社エルボーズはプロジェクトメンバーとして、技術面からサポートすることを決めました。

現在は、サーバーやシステムの運用、機能改善、不具合への対応など、継続して利用できる環境づくりを一緒に進めています。

加悦さんとエルボーズの顔合わせ
7月30日18時(発災2日後)

◉10年前にも、同じ課題があった

このブロックは、株式会社エルボーズの椿原が個人としてお伝えします。

私は、2016年の熊本地震でも、被災地の生活情報をまとめるウェブサイトの運営に携わりました。

営業している店舗やライフライン、支援情報などを一か所にまとめ、多くの方に利用していただきました。

そして10年後の令和8年熊本地震。今回も私は、災害情報をまとめるポータルサイトを立ち上げました。

一方、加悦さんも「イマココナビ」を開発し、多くの方に利用されていました。

この状況を見て感じたのは、10年前と同じ課題が、今も残っているということです。

SNSが普及し、誰もが情報を発信できるようになりました。しかし、被災地で必要となる生活情報を、地域の方々が投稿し、あとから探せる形で共有する仕組みは、今も十分には整っていません。

今回もまた、その仕組みは、現地にいる人の行動から生まれました。

ただし、この課題は、すぐに解決できるものではありません。

まず優先すべきなのは、加悦さんが立ち上げ、現在も多くの方に使われている「イマココナビ」を継続して運営できる状態することです。

そのうえで、今回の開発や運営で得られた知見を公開し、将来、他の地域でも参考にできる形へつなげていくことを、加悦さんと私たちはすでに決めています。

必要額を上回るご支援をいただいた場合には、今回の経験を地域や社会へ還元する取り組みに活用させていただきます。

2016年の熊本地震の際に携わった
「熊本地震 情報掲示板」


◉なぜ、クラウドファンディングを行うのか

現在、「イマココナビ」では、サイト上でも運営へのご支援金を受け付けています。

実際に、多くの方からご支援をいただいています。本当にありがとうございます。

一方で、その多くは、実際に被災され、「イマココナビ」を利用されている方々からのご支援です。

「これからも続けてほしい。」「助かったから、少しでも応援したい。」

そうした思いを寄せていただけることは、運営を続ける大きな支えとなっています。

しかし、本来であれば支援を受ける立場でもある被災者の方々に、このサービスを支えていただいている現状があります。

私たちは、この取り組みを被災地だけで支え続けるものにはしたくありません。

熊本県外をはじめ、被災地の外にいる方にも、加悦さんが始めた取り組みを知っていただきたい。

そして、共感してくださる方から、少しでもご支援をいただけたら。

そのような思いから、今回、クラウドファンディングという形で支援を募ることにしました。

目標金額は、10,000円に設定しています。

これは、運営に必要な費用を示した金額ではありません。少しでもこの取り組みに共感し、応援していただけたらという思いから、クラウドファンディングのシステム上で設定できる最低金額を目標金額としています。

いただいたご支援は、「イマココナビ」の運営と改善のために、大切に活用させていただきます。



◉ご支援の使い道

皆さまからいただいたご支援は、「イマココナビ」の継続的な運営と改善に活用させていただきます。

最優先は、現在も多くの方に利用されているサービスを維持し、被災地の状況に合わせて更新を続けることです。

運営や改善に必要な費用を上回るご支援をいただいた場合には、今回の開発・運営で得られた知見を整理し、社会へ公開するための活動に活用させていただきます。

具体的には、今後の災害でも活用できる仕組みの改善、他の地域や団体も参考にできるような開発過程や運営方法の公開などを想定しています。

ご支援の使い道や活動状況については、活動報告を通じてお伝えします。



◉リターンについて

ご支援いただいた皆さまへのリターンは、お礼のメッセージと活動報告を中心とした内容とさせていただきます。

被災地では今も状況が変化しており、「イマココナビ」も、それに合わせて運営と改善を続けています。

限られた時間や費用を返礼品の準備に充てるのではなく、できる限りサービスの運営や改善に充てたいと考え、このような形としました。

ご理解のうえ、ご支援いただけましたら幸いです。



◉発起人・開発者 加悦美里より

地震が発生した日、避難所でスマートフォンを見ながら、「情報をまとめられる場所があったらいいのに」と思ったことが、「イマココナビ」をつくるきっかけでした。

こまで多くの方に利用していただけるサイトになるとは、正直、想像していませんでした。

情報を投稿し、共有してくださった皆さまがいたからこそ、「イマココナビ」は地域の情報を集められる場所になりました。本当にありがとうございます。

利用者が増えていく一方で、サーバーが落ちないか、費用を支え続けられるかという不安も大きくなりました。そのタイミングで椿原さんから連絡をいただき、現在は株式会社エルボーズとして技術面を支えていただいています。

まずは、今このサイトを必要としてくださっている方のために、運営を続けられる状態をつくりたいと思っています。

そして、この取り組みや仕組みが地域や社会の役に立つのであれば、今回だけで終わらせず、今後にもつながる形にしていきたいです。

無理のない範囲で、応援していただけたらうれしいです。



◉プロジェクトメンバー 椿原より

最初に「イマココナビ」を見たとき、私は、加悦さんの裏側にIT企業や複数人のチームがいるのだと思っていました。

それほど多くの情報が集まり、多くの方に使われていたからです。

しかし、実際に話を聞き、この取り組みを一人で始め、運営していることを知りました。

加悦さんは、自身も被災している中で、必要だと感じた仕組みを実際につくり、多くの方が利用するところまで運営を続けています。

この行動と取り組みを、私はもっと多くの方に知っていただきたいです。

サイト上では、すでに被災された方々からご支援も寄せられています。だからこそ、今回は被災地の外にいる方にも、この取り組みを知っていただきたいと思いました。

このページを通じて、熊本の今と、加悦さんが始めた「イマココナビ」のことを知っていただけたらうれしいです。

共感していただけましたら、無理のない範囲でご支援をお願いいたします。



◉最後に

「イマココナビ」は、加悦美里さんが避難所から立ち上げたウェブサイトです。

そして、多くの方が情報を投稿し、利用することで、被災地の生活情報を共有する場所として使われるようになりました。

ただし、現在の運営は、持続可能な形ではありません。

まずは、今このサイトを必要としている方のために、運営と改善を続けること。

そのうえで、必要額を上回るご支援をいただけた場合には、今回の経験や仕組みを整理・公開し、今後、地域や社会で活用できる形へつなげていきます。

大きなご支援でなくても構いません。

この取り組みを知っていただくこと。周囲の方に共有していただくこと。少額でも、運営を支えていただくこと。

それぞれの形で応援していただけましたら幸いです。

「イマココナビ」を継続して運営するため、ご支援をよろしくお願いいたします。




支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 皆さまからいただいたご支援は、「イマココナビ」の継続的な運営と改善に活用させていただきます。 最優先は、現在も多くの方に利用されているサービスを維持し、被災地の状況に合わせて更新を続けることです。 運営や改善に必要な費用を上回るご支援をいただいた場合には、今回の開発・運営で得られた知見を整理し、社会へ公開するための活動に活用させていただきます。 具体的には、今後の災害でも活用できる仕組みの改善、他の地域や団体も参考にできるような開発過程や運営方法の公開などを想定しています。 ご支援の使い道や活動状況については、活動報告を通じてお伝えします。

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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