

はじめまして。
「社会人ですけど何か?」として活動しているリーと申します。

ありがたいことに、今ではTikTokフォロワー165万人、YouTubeフォロワー42万人、Instagram20万人、総フォロワー227万人の方がフォローしてくれるようになりました。
毎日たくさんのコメントをもらって、顔も名前も知ってもらえるようになって。
今はライブ配信で、歩き旅を続けています。

でも、正直に言わせてください。
僕の人生は、ずっと順風満帆なんかじゃありませんでした。
むしろ、失敗と後悔のほうが、ずっと多い。全部が嫌になって逃げ出したことも、一度や二度じゃありません。
この本には、その全部を書きます。
かっこ悪いところも、逃げ出した日のことも、正直に。同じように、どこかでつまずいて、うずくまっている人に。「こんな僕でも、なんとか生きてる。」それだけでも、届いたらいいなと思っています。

このプロジェクトは、僕の初めての自伝本を出版するためのものです。
本を出すなんて、昔の僕からは考えられないことでした。六畳二間で育って、高校にも行けなかった僕が、自分の人生を一冊の本にする。今でも少し、信じられない気持ちでいます。
それでも、どうしても自分の言葉で、自分の人生を残したかった。そして、その過程を、応援してくれる人たちと一緒に作りたかった。だから、クラウドファンディングという形を選びました。
制作と出版にかかる費用を、みなさんに募らせてください。
応援してくれた方には、感謝を込めて、サイン本やお礼動画などのリターンをご用意しています。
今回は All-in方式で挑戦します。集まった支援で、必ず本を出します。

生まれた家は、貧しかった。
気がついたときには、六畳二間に、兄弟4人と父と母、そして叔父と叔母。大人と子どもが入り混じって、みんなでその狭い部屋に暮らしていました。小学5年生まで、それが僕にとっての「普通」でした。
狭いとも、貧しいとも、当時は思っていませんでした。比べる相手を、まだ知らなかったからです。
でも今振り返ると、あの家が僕の原点です。何もなかったけれど、家族はいつもすぐそばにいた。ないものを数えるより、あるもので生きていく。そういう感覚は、たぶん、あの部屋で身についたんだと思います。


双子でした。だから僕は、高校を諦めました。
二人分の進学を考えたとき、自分が働くほうを選んだ。かっこよく言えば決断ですが、当時は「そうするしかない」と思っていただけかもしれません。
まだ子どもみたいな年で、社会に出ました。同い年がまだ制服を着ている頃、僕は働いていた。うらやましくなかったと言えば、嘘になります。
それでも、あの頃必死に働いた時間が、僕を強くしてくれたのも事実です。楽じゃなかった。でも、生きるために手を動かし続けた日々が、今の自分の土台になっています。


時が経って、僕は結婚しました。
会社員になって、家庭を持って、普通の暮らしを手に入れた。これでやっと、まっとうな人生を歩けると思っていました。
でも、その暮らしを、自分のせいで失いました。理由は、他の誰でもなく、自分にあります。
何もかもがなくなって、何もすることがなくなって、僕はお酒に溺れました。朝から飲んで、昼も飲んで、また夜も飲んで。時間の感覚もなくなって、ただ一日が過ぎていくだけ。
あの頃の自分を、今でもはっきり覚えています。人生でいちばん、暗い場所にいました。抜け出す方法も、抜け出す気力も、何ひとつ持っていませんでした。

そんな僕を見かねて、メンバーが言いました。「趣味を見つけましょう」と。
正直、その時はピンときませんでした。趣味なんて考える余裕も、気力もなかった。でも、その一言がなかったら、間違いなく今の僕はいません。
何かに縋るような気持ちで、軽い気持ちで、ショート動画を撮り始めました。TikTokでした。
うまくやろうなんて、思っていませんでした。ただ、何かしていないと、自分が壊れてしまいそうだった。だから撮った。本当に、それだけでした。


きっかけは、本当にただの偶然でした。
インターフォン越しに、たまたまカタコトで話した。ふざけただけの、なんてことない動画。それが、自分でも信じられないくらい、広がっていきました。
気づけば、たくさんの人が僕の動画を見てくれていました。コメントが増えて、フォロワーが増えて。あんなにどん底にいた僕が、動画の世界で生きていくことになったんです。
人生って、どこで転がるか分からない。あの偶然がなかったら、僕は今も、あの暗い部屋にいたかもしれません。


活動が広がるにつれて、想像もしていなかったものが、ついてきました。
「有名」という、自分でもよく分からないプライド。街を歩けば気づかれる。どこにいても、視線を感じる。
うれしいはずでした。憧れられる立場になれたんだから。でも、その一方で、しんどいことも、確実に増えていきました。
どんな仕事をしても、どこに行っても、「何でここにいるんですか」と言われる。「あの人だ」という目で見られる。普通でいることが、だんだん難しくなっていく。誰にも言えない苦しさが、静かに積もっていきました。

ある日、全部が嫌になりました。
何が、と聞かれても、うまく説明できません。
ただ、全部が重くて、その場から消えてしまいたかった。逃げ出したかった。
だから、旅に出ました。目的地も決めずに、ただ歩いて、どこまでも。人に知られない場所へ。知られない自分へ。逃げるように、一歩ずつ、前に進みました。


すると、不思議なことが起きました。
逃げたいと思ってから、僕はようやく、人生をもう一度、ちゃんと見られるようになったんです。
歩いていると、いろんなものが目に入ってきます。空の色、道の匂い、すれ違う人の顔。
今まで見えていなかったものが、ひとつずつ、見えてくる。
逃げることは、終わりじゃありませんでした。むしろ、始まりだった。歩きながら、僕は少しずつ、自分を取り戻していきました。逃げた先に、ちゃんと道は続いていたんです。


だから、この本を書きました。
真面目にやって、失敗した人。自分のミスで、うまくいかなくなった人。何かから逃げ出したいと思っている人。
そんな人に、どうしても伝えたいことがあります。「こんな人生で、良いんだ」って。
立派じゃなくていい。まっすぐじゃなくていい。逃げたって、また歩き出せる。僕がそうだったから、自信を持って言えます。
僕自身、たくさん失敗しました。今だって、順風満帆なんかじゃない。迷いながら、つまずきながら、それでも生きています。
この本が、かつての僕みたいに、うずくまっている誰かの隣に、そっと置いてもらえたら。それ以上に、うれしいことはありません。


この本には、ここまで書いてきた僕の人生の全部を、包み隠さず詰め込みました。
きれいごとは書いていません。かっこ悪いところも、情けないところも、そのまま載せています。読んだ人が、「なんだ、こんな奴でも生きてるのか」と、少しだけ肩の力を抜いてくれたら。そんな一冊を目指しました。

<収録内容>
・六畳二間の、子ども時代
・16歳で働き始めた日々
・どん底と、そこから
・動画の世界へ
・有名になって知ったこと
・逃げて、また歩き出すまで


ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
リターンは、応援してくれるあなたへの、精一杯の感謝の形です。無理のない範囲で、あなたに合った方法で、応援いただけたらうれしいです。
どのプランを選んでくれても、僕の気持ちは同じです。この挑戦を、一緒に見届けてくれること。それが、何よりの支えになります。



いただいた支援は、一円も無駄にしません。
出版・印刷・製本費、リターンの準備・発送費、そして、これからの活動費として、大切に使わせていただきます。この本を、きちんと形にして、あなたの手元に届けるために。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
何度でも言います。僕の人生は、立派なものじゃありません。失敗ばかりで、今も迷ってばかりです。
でも、だからこそ、伝えたい。逃げても、いい。逃げた先で、人生をもう一度見られることも、ちゃんとある。今つらい場所にいる人に、それだけは知っておいてほしいんです。
この本が、あなたの「逃げてもいい」の背中を、少しでも押せたら。そして、いつか一緒に、「こんな人生で、良かった」って笑って言える日が来たら。
その日を願って、この挑戦を始めます。どうか、力を貸してください。







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