上志段味地区の新しい未来をつくる防災フェス
こんにちは。上志段味防災フェス実行委員会の委員長、尾﨑智彦です。
私たちは2026年11月15日(日)、愛知県名古屋市守山区・上志段味地区で、地域住民、自治会、学校、地域事業者、関係団体が力を合わせる上志段味防災フェスを開催します。
会場は、上志段味小学校、上志段味中学校、体感!しだみ古墳群ミュージアム「しだみゅー」の3拠点です。
このプロジェクトの目的は、一日限りのお祭りを開催することではありません。人口が増え続ける上志段味で、新旧住民が顔を合わせ、防災を自分ごととして学び、災害時に助け合える地域のつながりをつくることです。
人口は増えても、防災の担い手は増えていない
上志段味は、土地区画整理事業の進展とともに、新しい住民や子育て世帯の転入が続く地域です。
上志段味学区の人口は、令和4年の9,480人から令和6年には10,455人へ増えました。3年間で975人、毎年およそ500人ずつ人口が増加しています。世帯数も、3,435世帯から3,589世帯へ増えています。
一方で、防災訓練の参加者は例年およそ300人前後にとどまり、参加する人が固定化しています。
これは、地域のみなさんの防災意識が低いということではありません。新しく住み始めた方を含め、住民のみなさんに「なぜ防災訓練に参加するのか」「自分や家族の暮らしとどう関係するのか」が、十分に届く機会をつくれていなかったことが課題だと考えています。
便利なまちになっても、困ったときに声をかけられる隣人がいない。避難所がどこにあり、どう使われるのかを知らない。地域の中で助けを必要とする人に気づけない。

こうしたつながりの不足は、平時の地域課題であると同時に、災害時には命に関わる問題になり得ます。
災害時に命を守るのは、隣にいる人
大規模な災害が発生した直後、行政や消防などの支援が、すべての人へすぐに届くとは限りません。
そんなときに必要なのは、隣近所で安否を気にかけること、避難所の場所と使い方を知っていること、そして地域で役割を分けて動けることです。
例えば、各家庭に配布される「避難しました」の札には、この家が避難済みであることを示し、安否確認の重複を減らす役割があります。限られた人手を、本当に確認が必要な世帯や支援が必要な方へ向けるための大切な仕組みです。
しかし、札を掲げる意味や、避難所がどのように開設・運営されるのかを体験する機会が少なければ、防災は「自治会から言われたからやるもの」になってしまいます。
だから私たちは、防災を難しいもの、特別な人だけが担うものにせず、家族で参加し、楽しみながら学べる形へ変えたいと考えました。
防災訓練を、まつりにする
上志段味防災フェスでは、避難所を「作る」「使う」「地域で集まる」という3つの体験を、3会場でつなげます。

上志段味小学校では、地域の役員・防災担当者が、実際に避難所を開設する手順と役割分担を体験します。
上志段味中学校では、地域住民のみなさんが避難所を利用する側として、消火・煙道体験、AED・応急手当、防災展示などに参加します。
しだみゅーでは、キッチンカー、マルシェ、防災体験、スタンプラリー、謎解きなどを通じて、普段は防災訓練に参加しにくい方にも、防災を身近に感じてもらう入口をつくります。
上志段味中学校を、地域の防災拠点へ
新設された上志段味中学校は、災害時に地域住民が避難する大切な拠点です。

避難所は、災害が起きてから初めて訪れるよりも、平時から場所や役割を知り、実際に足を運んでおくことで、いざというときの不安や混乱を減らせます。
今回のフェスでは、上志段味中学校を地域の避難所として広く周知し、「自分と家族が避難する場所」として具体的に理解してもらうことを目指します。
中学校会場については、会場使用の許可を取得済みです。周辺学校生徒のみなさんの参加についても、例年同様にボランティアとして参加していただけるよう関係者と調整中です。
春から準備を重ね、実行委員会を結成しました
この防災フェスは、突然思いついたイベントではありません。
2026年4月から、上志段味地区の人口増加、新旧住民のつながり、防災訓練参加者の固定化という課題について整理を始めました。
「防災訓練を、もっと多くの住民が参加しやすいものにできないか」「子どもや子育て世帯も、楽しみながら防災を自分ごとにできないか」「地域の避難所を、平時から知り、使う体験ができないか」
こうした問いから、避難所訓練と地域イベントを組み合わせた防災フェスの構想が生まれました。
2026年4月から6月にかけて、地域課題の整理、関係者との意見交換、開催方式・会場候補・プログラム案の検討、必要人員と概算予算の整理、広報方針の検討を行いました。
そして2026年7月、企画を実行段階へ進めるため、上志段味防災フェス実行委員会を結成しました。
実行委員会は、上志段味自治会からの依頼を受けて、企画立案、関係団体との調整、広報、協賛の取りまとめ、会場準備、当日の運営・安全管理を担います。自治会には、目的・内容・進捗・課題を共有しながら進めています。
開催までの予定

地域のみなさんとつくる実施体制
上志段味防災フェスは、実行委員会だけで完結するイベントではありません。
自治会長・組長のみなさんには、可能な範囲で、避難所開設訓練への参加、中学校会場の受付・誘導・体験ブース運営補助、住民への周知、地域事業者への協賛依頼レター配布をお願いしています。
一方で、企画全体を地域役員へ委ねること、終日の拘束、費用の立替や個人負担、関係機関との調整や当日の指揮をお任せすることはありません。
準備の主体、関係団体との調整、当日の運営・安全管理は、実行委員会が責任を持って行います。

見える協力、つながる地域
地域行事では、自治会役員や地域の事業者のみなさんが、これまでも多くの協力を重ねてきました。
一方で、「協賛金が何に使われているのか分かりにくい」「地域の外からも応援する方法がほしい」という声に応えるため、今回、クラウドファンディングという見える協力の形を選びました。
地域住民、地域外から応援してくださる方、地域事業者のみなさんが、「上志段味の防災とつながりを応援する仲間」として、この取り組みに参加できる仕組みをつくります。
ご希望に応じて、[会場掲示/公式ホームページ/活動報告等]で、支援者のお名前・事業者名を紹介します。詳細は各リターンの説明をご確認ください。

ご支援の使い道
みなさまからいただいた支援金は、地域住民が安全に、楽しく、防災を体験できる場をつくるために活用します。
主な使途は、以下を予定しています。
・避難所体験、防災展示などに必要な器材・材料費
・会場案内、誘導表示、受付備品、衛生用品、保険などの会場運営・安全対策費
・チラシ、案内表示、防災啓発物、スタンプラリー台紙などの広報・参加促進費
・来場者が安心して過ごせる休憩スペース、会場装飾、運営備品等の会場設営費
・リターンの制作・発送費、CAMPFIRE手数料
支援金の使途内訳

情報発信と活動報告
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防災フェスを一日限りのイベントにせず、地域のみなさんが準備段階から参加し、開催後も成果を共有できるように、公式LINE、Instagram、ホームページを開設・運用しています。
開催概要、体験プログラム、協賛・出展情報、ボランティア募集、当日の案内を継続して発信するとともに、クラウドファンディングでいただいた支援金の使途、開催結果、参加者アンケート、今後の改善点も公開します。
また、地域の公式広報媒体である「上志段味だより」、自治会回覧・掲示、地域内LINE、学校配布チラシ、しだみゅー館内掲示等も活用し、SNSを利用しない住民にも情報が届くように取り組みます。
公式情報
公式LINE:https://lin.ee/Wh1Cp6K

Instagram:https://www.instagram.com/kamishidami.bosaifes/?hl=ja

公式ホームページ:https://brown481264.studio.site/
上志段味だより:2026年7月号への掲載[https://5fa3480e-930e-447e-ad64-09d7dac54eaa.filesusr.com/ugd/c84386_2063f665c3904efa897532153b839a2d.pdf]
フェスの後に、地域へ残すもの
このプロジェクトのゴールは、2026年11月15日の開催だけではありません。
防災フェスで生まれた顔の見える関係、避難所を使う経験、安否確認や助け合いへの理解、当日の運営で得た気づきを、翌年度以降の防災訓練・地域活動へ引き継ぎます。
開催後は、支援金の使途、開催内容、参加状況、参加者アンケート、今後の改善点を、CAMPFIREの活動報告と公式LINE、Instagram、ホームページ等で公開します。
防災を「自治会がやること」から、「地域のみんなで備えること」へ。
新旧住民が顔を合わせ、子どもから大人までが楽しみながら防災を学び、いざというときに助け合える上志段味を、一緒につくっていただけないでしょうか。

みなさまのご支援と応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
上志段味防災フェス実行委員会
委員長 尾﨑智彦




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