事業の背景・経緯
今回の震災により、熊本県内各地で大きな被害が発生し、多くの方々が避難生活を余儀なくされています。
八代地域においても被害が発生し、避難所では多くの子どもたちが、これまでとは異なる生活環境の中で日々を過ごしています。
そのような中、V リーグチーム「熊本ヴィレックス」より、菊池白龍會に対し、
「避難生活を送る子どもたちを少しでも元気づけることができないか」
「子どもたちに祭りや花火を楽しんでもらえる機会をつくれないか」
との相談が寄せられました。八代市もほかの自治体と同様に、「八代妙見祭」や「やつしろ全国花火競技大会」が開催の危機に陥っている背景もあります。
熊本ヴィレックス自身も今回の震災により被災しており、GM をはじめ選手・スタッフが避難所で生活する子どもたちと接する中で、少しでも笑顔になれる時間や楽しい思い出を届けたいとの思いから、今回のプロジェクトの検討が始まりました。
事業趣旨
本プロジェクトは、避難生活を送る子どもたちを令和 8 年 10 月 10 日開催の「菊池白龍まつり」へ招待し、祭りや白龍との交流、花火観覧などを通じて、心から楽しめる時間と思い出を届けることを目的とします。
震災そのものを忘れることはできません。
しかし、
「あの年には、こんな楽しい思い出もあった」
と子どもたちがいつか振り返ることのできる一日を、地域の力でつくりたいと考えています。
同時に、菊池白龍會としても「あの年に祭りをやってよかった」と思えるはずです。
また、本事業を単なる招待事業にとどめず、被災地域と菊池地域との交流を生み出し、人と人、地域と地域とのつながりを復興への力につなげる取り組みとします。
基本理念
菊池白龍會では、今回の震災を受け、
「祭りの力を、地域の力に。地域の力を、復興の力に。」
という思いを掲げています。
私たちは行政でも、災害支援を専門とする団体でもありません。
しかし、私たちには、祭りがあり、白龍があり、仲間がいて、地域とのつながりがあります。
私たちが持つ「祭りの力」を使い、子どもたちの笑顔につなげる。
本プロジェクトを、その思いを具体的な行動として実践する取り組みとします。
実施主体
【共同企画】菊池白龍會 × 熊本ヴィレックス
それぞれの役割を明確にし、共同で本プロジェクトを実施します。
菊池白龍會:受入れ・祭り運営側
熊本ヴィレックス:被災地・参加児童・引率側
また、本プロジェクトの趣旨について関係行政機関等へ説明し、必要な連携・協力を求めながら実施します。
事業概要
【実施日】令和 8 年 10 月 10 日(土)~10 月 11 日(日)予定
【開催場所】菊池白龍まつり会場及び菊池市内
【招待対象】被災地域において避難生活等を送る子どもたち
【招待人数】子ども 30 名程度
【引率者】10 名程度 (熊本ヴィレックス所属選手、チームスタッフ、関係者、保護者等を中心に構成します。)
【総参加人数】40 名程度を想定
【参加費】原則無料:交通費、宿泊費、食事代等についても、本プロジェクトでの負担を基本とします。
実施内容
①被災地域から菊池市への招待
貸切バス等を利用し、子どもたち及び引率者を菊池市へ招待します。
②歓迎・地域交流
菊池到着後、菊池白龍會による歓迎を行い、地域との交流機会を設けます。
③白龍体験
菊池白龍まつりの象徴である白龍に触れ、可能な範囲で担ぎ体験等を行います。
安全を最優先とし、年齢・人数・会場状況等に応じて体験方法を設定します。
④菊池白龍まつり観覧
祭りの熱気や白龍の演舞等を体験してもらいます。
⑤花火特別観覧
本プロジェクトの中心となる体験として、子どもたちが安心して花火を楽しめる観覧場所を確保します。
一日の最後に、「夜空いっぱいの花火」を子どもたちに届けます。
⑥菊池市内宿泊
祭り終了後は菊池市内の宿泊施設等へ移動し、安全に宿泊できる環境を確保します。
⑦翌日帰宅
翌朝、朝食・体調確認等を行った後、被災地域へ帰着し、保護者等への引渡しをもって事業終了とします。
事業予算
【想定参加者】子ども 30 名程度+引率者 10 名程度=計 40 名程度
【概算金額】
宿泊費 350,000 円
交通費 250,000 円
食事・飲料費 150,000 円
傷害保険等 30,000 円
白龍体験・記念品等 70,000 円
安全管理・運営用品 50,000 円
その他・予備費 100,000 円
概算総事業費 1,000,000 円
事業終了後
・参加児童・保護者へのアンケート
・支援者への活動報告
・クラウドファンディング実施報告
・収支報告
・協賛企業・関係機関への御礼
・写真・動画等による活動報告
を行い、支援金がどのように子どもたちの体験につながったのかを明確に報告します。
最後に
今回の震災で失われたものを、私たちが元に戻すことはできません。
しかし、地域の大人たちが力を合わせれば、
子どもたちに新しい思い出をつくることはできます。
白龍に触れる。
祭りの熱気を感じる。
仲間と笑う。
そして一日の最後に、
夜空いっぱいの花火を見上げる。
その瞬間だけでも、震災や避難生活から離れ、子どもたちに心から笑ってほしい。
そしていつか、
「あの年には、大変なことだけじゃなく、楽しい思い出もあった。」
そう思ってもらえる一日を届けたいと考えています。
スポーツには、人を元気にする力がある。
祭りにも、人を元気にする力がある。
熊本ヴィレックスと菊池白龍會。
それぞれの力と地域のつながりを合わせ、
被災地の子どもたちに、夜空いっぱいの花火を。
~祭りの力を、地域の力に。地域の力を、復興の力に。~
この思いを、地域の皆様とともに形にしていきます。
震災で大変な思いをされている子どもたちに、心からの笑顔を届けたい。
その一心で私たちはこのプロジェクトに取り組んでいます。
菊池市の伝統文化を通じて、地域の絆を深め、復興への道を一緒に歩んでいきたいのです。
地域の復興や子どもの支援に協力したいというあなたの想いが、被災地の子どもたちの希望になります。
どうぞ、私たちの取り組みにお力をお貸しください。
心からお願いいたします。




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