ごあいさつ
はじめまして、TAKAYAMA PICTURESの高山数生と申します。私は、映像制作を通じて人々の心の表情をとらえることに情熱を注いできました。今回、皆様にご支援をお願いしたいのは、日本の人たちとパンダの帰郷と絆をとらえた映画の製作プロジェクトです。

このプロジェクトを始めた理由
2026年1月27日、パンダは帰郷して日本からいなくなりました。帰郷のとき、沿道は旗を振って見送る人たちで埋め尽くされ、せめてパンダたちと同じ空気を吸いたいという人たちが来ていました。パンダゼロになった今でも上野の街を歩けば、動物園内も含め街中にパンダグッズやパンダをモチーフにした看板、キャラクターがあふれています。

双子のパンダの帰郷を見送る沿道の人たち(2026)
駅から5分のところにパンダがいて、4時間並んでも会いに行く。そんな光景が53年間も続いていたのです。日本の人たちのパンダ愛は、世界のどこにも類を見ない特別なものだと、改めて感じました。
パンダが最初に来た恩賜上野動物園東園(再開発のため2026年現在、撤去中)
実現したいこと
日本人は、なぜこれほどパンダを愛するのか? 日本独自のの「かわいい文化」は、ちょうどパンダ初来日(ランラン、カンカン)の1970年代初頭において「キティちゃん」文化と重なっています。この「かわいい文化」は日本発のものとして世界中に受け入れられてきました。可愛いもの、ちいさきもの、古くは平安時代の清少納言の「枕草子」にあ「うつくしきもの」「かわいいもの」「ちいさきもの」「未熟なもの」を心から愛する日本で、この白くてまるっこい生き物(パンダ)は熱狂的に受け入れられてきました。
日本の人たちは過去の戦争で残酷の味を知っています。その人たちだからこそ、可愛いもの、優しいもの、癒しを与えてくれる存在を強く支持してきたのだと思います。そんな過去を一気に払拭する光明として、「パンダはパンダでいいじゃない。不純物は要らない」=パンダ愛が生まれるのだと思いました。
上野はパンダがやってきてから「国際交流発祥の地」となり、政治や国籍に一切、関係なく、今もその気風があふれています。パンダを愛する人々の姿とその目に映ったパンダの姿を映像として国際映画祭に出品し、世界中の人々に見てもらいたい。それが私の願いです。
上野駅に展示されたサンリオのキャラクター、キティちゃんとパンダのぬいぐるみ(2026.08.)
パンダを愛する人たちの姿を追う意味
映像制作者として、私が見てもらいたいのは【人の心を映す表情の言語】です。パンダと日本の人たちのストーリーは、単なる動物のドキュメンタリーではありません。それはパンダが人を映す鏡であることを証明しています。パンダへの愛情が溶け込んだかのような人々の表情、可愛いものを軸においた、パンダが溶けたような日常生活は豊かな人心の現れではないでしょうか? パンダの瞳とパンダを見る人の瞳の間には合わせ鏡が起こす無限鏡のような鏡面現象、共鳴が起こらないのでしょうか? 変なニホンゴで恐縮ですが、そんな想像さえしてしまいます。(すでに帰国したシャンシャンと現地を訪れた日本のお客さんの間には、そのような共鳴が起こっているという話もあります。)
このパンダを愛する人たちの視線の氾濫、今の世界に必要なものは、それ以外にないと信じて疑いません。
そして、この視線の物語を映像化できるのは、今しかないと感じています。パンダが日本からいなくなった今だからこそ、人々の記憶が鮮明で、思いが溢れているこの瞬間を逃さず、後世に残る作品を作りたいのです。
https://www.takayama-pictures.com/

「毎日パンダ」さんを世界の人に知ってほしい
世界の人に知ってほしい日本のパンダ愛の姿とは、単に熱狂的なファンだけではありません。毎日、上野動物園に通い、パンダの姿を映像に収めてきた人の視線を紹介したいのです。「パンダが日常に溶けている」体現者の一人がブログ「毎日パンダ」で知られる高氏貴博氏です。仕事の空いた時間に上野動物園にきてたまたま「年間パスポート」を買い、パンダに夢中になりパンダ園に通う毎日を記録しています。日常の一部、家族のような存在としてパンダをよい距離で見守り、4000日以上もの日々を過ごしています(帰郷後の今もレッサーパンダを見続けています)。動物写真家の岩合光昭氏は猫の写真家として有名ですが、パンダ写真の世界で高氏さんを知らない人はおそらくいないと思います。
私はこれまで、様々な映像作品の制作に携わってまいりました。人々の生きる姿、文化、歴史に対する視線を大切にしてきました。パンダに関する多くの方々ともお話を聞きましたが、4000日もの毎日、上野のパンダ(*成都にも行っています)に付き合ってきた人をほかに知りません。そこで、パンダを見る視線として、高氏さんの目を通してパンダを眺め、パンダの帰郷をとらえていくことにしました。この映画の主演は「高氏さんの視線」です。彼の視線の中には今でもパンダがいてご本人がいます。高氏さんは動物園が休園の日も「パンダと同じ空気を吸いたい」と動物園の正門を訪れています。しかし、これは高氏さん一人ではありません。日本のパンダ愛の人たちには共通項だということが分かりました。
「パンダは人を映す鏡」であり今回の映画製作は、私にとって最も大切で大事なプロジェクトとなります。

「毎日パンダ」さんこと高氏貴博氏
プロジェクトの価値は共鳴
この映画は、パンダを愛する人たちを見た多くの方々に一種の共鳴が起こることを期待した記録映像です。支援してくださる皆様には、日本の人たちの心根の奥深さを再発見していただけると信じています。国際映画祭への出品をきっかけに、世界に日本の人たちの感性の一端を届ける一翼を担っていこうというものです。
映画を観た海外の方々に、日本の人たちの優しさや繊細さについて理解していただけたとしたら、それは国際交流の新たな一歩になると思います。

国際映画祭で日本の人たちの姿を知ってもらう、きっかけに
現在の準備状況
現在、映画の企画構成と準備を進めております。皆様からのご支援をいただければ、本格的な撮影と編集作業、映画祭への出品準備、宣伝等の活動に入ることができます。
https://www.takayama-pictures.com/
予告編を作成しました。
リターンについて
ご支援いただいた皆様(1万円以上)には、映画の限定オリジナル・ノベルティをリターンとしてご用意する予定です。
スケジュール
クラウドファンディング実施後、撮影・編集作業を行います。その後、国内外の映画祭への出品を行い、一般公開は映画祭での反響を見ながら進めてまいります。進捗状況は、支援者の皆様に不定期にて、都度、ご報告させていただきます。
https://www.takayama-pictures.com/%E3%81%86%E3%81%88%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%83%AB
予告編です
最後に
パンダを愛する日本の人たちの姿は、世界に誇れる美しい精神文化だと私は信じております。この映画を通じて、多くの人々に感動と癒しを届けたい。そして、国際的な理解と交流の架け橋、その一端となりたいのです。
どうか皆様の温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。一緒にこの特別な視線の物語を、世界へ届けましょう。





コメント
もっと見る