実施理由/背景
地域で長年守り続けられてきたご本殿を次世代に引き継ぐ

宇奈多理座高御魂神社本殿は、平城宮跡東院庭園にほど近い森の中に建つ、三間社流造檜皮葺の重要文化財で、創建は室町前期にさかのぼると考えられる貴重な社殿です。長い歴史のなかで度重なる修理を経て地域に守られてきましたが、近年は檜皮屋根や塗装の劣化が進み、今回、屋根葺替と部分修理が必要となりました。一方で、神社を支える氏子は多くはなく、日々の祭礼や境内の環境整備を続けるのが精一杯で、本殿修理費用の自己負担分を地元だけで賄うことは困難です。このままでは、かけがえのない文化財を良好な状態で次世代に引き継ぐことができません。そこで、全国の皆さまと力を合わせる手段としてクラウドファンディングに取り組み、工事費の一部をご支援いただきたいと考えています。いただいたご支援は、本殿の確かな保存のために大切に活用します。
プロジェクト内容説明
保存修理工事内容について

本プロジェクトでは、令和6・7年度に実施した素屋根設置や屋根檜皮葺の全面葺替、野地補修、塗装修理などに続き、令和8年度に本殿周りの仕上げと防災設備設置工事を行います。まず、基礎部分である軒内土間三和土を丁寧に補修し、長年の風化で凸凹になった床面を美しく復旧します。あわせて、工事中に一時停止していた自動火災報知設備を復旧し、火災発生時に早期発見・通報が可能となる体制を整えることで、貴重な社殿を災害から守る仕組みを強化します。これにより、地域の歴史と信仰を象徴する社殿の価値をいっそう高めていきます。これらの工事によって、室町前期創建の重要文化財である本殿を、より健全で安全な状態で未来へ引き継ぐことを目指します。
目指すところ
小さな社殿に刻まれた歴史を未来へつなぐ
本プロジェクトが目指すところは、宇奈多理座高御魂神社本殿を、単なる古い建物としてではなく、地域の歴史と信仰の歩みを物語る「史料」として健全に残すことです。本殿は室町前期にさかのぼる三間社流造檜皮葺の社殿であり、中世から続く奈良の宗教文化と景観の変遷を静かに伝えています。こうした歴史的文脈の中で本殿を守り継ぐことは、地域の小さな信仰共同体が重ねてきた祈りや営みを未来に手渡す行為でもあります。今回の保存修理を通じて、建築史・信仰史・地域史の貴重な手がかりを失うことなく次世代へ継承し、今後の調査研究や教育の基盤として活かせる状態を整えることが、私たちの大きな目標です。また、広く支援を募ることで、この小さな社殿を支える輪に多くの人が加わり、文化財を社会全体で守るという新たな関わり方を育んでいきたいと考えています。
寄付の使い道
ご本殿の保存修理工事には、多額の費用が必要になります。国・県からの補助金が交付されますが、所有者である宇奈多理坐高御魂神社様には500万円以上のご負担が生じています。皆様からご支援いただいた寄付金は、自己負担が少しでも軽くなるよう宇奈多理坐高御魂神社様へお届けする予定です。
自治体からのメッセージ
ご支援いただく皆様へ
宇奈多理座高御魂神社本殿は、室町前期にさかのぼる三間社流造檜皮葺の社殿であり、永い年月の中で地域の人々に大切に守り継がれてきた、奈良の歴史を物語る貴重な文化財です。一方で、同社を支える氏子は多くなく、日々の祭礼や境内環境の維持だけでも大きな負担となっています。今回の保存修理事業は、国・県の公的支援に加え、皆さまからのご協力を得て初めて成り立つ取り組みです。小さな社ですが、その価値は世代を超えて共有されるべき地域の財産です。どうか本プロジェクトを通じて、この貴重な社殿を未来へ引き継ぐための一助をお寄せいただきますよう、奈良県として心よりお願い申し上げます。
事業スケジュール
令和6・7年度 素屋根設置や屋根檜皮葺の全面葺替、野地補修、塗装修理
令和8年度 素屋根解体、土間三和土工事、防災設備設置工事
令和6年(2024年)に修理工事に着手し、令和6・7年度で素屋根建設、屋根葺替、塗装修理、木部の破損部分の補修等を行いました。令和8年(2026年)に素屋根解体、三和土工事、防災設備設置工事を行って全修理工事が完了する予定です。
【寄付に関する注意事項】
目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。
目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させていただきます。
目標金額を超過した寄付金の取扱いについては、各自治体の判断となります。
また、クラウドファンディングの目標金額到達前に、自治体またはさとふるの判断により、寄付の受付を停止する場合があります。あらかじめご了承ください。
お礼品をお受け取りいただける金額以上の寄付であり、且つ、お受け取り辞退のご希望がない場合は、目標金額到達の如何を問わずお礼品をお受け取りいただけます。
サイト上で表示される寄付金額の数値は、入金が確認できた寄付金の合計となりますため、即時反映されるものではないことをご了承ください。
受付終了後に入金が確認できたものについては、受付終了後に数字を更新いたします。





