注目のリターン
実施理由/背景
きっかけは2025年5月に行われた『刀剣乱舞ONLINE』とのコラボイベント

2025年5月14日~20日まで、石上神宮参集殿において「神剣フツノミタマ顕現150周年記念 石上神宮と御剣」が行われました。本展示会では普段は奈良国立博物館に寄託されており、小狐丸の称をもつ「太刀 義憲」(奈良県指定文化財)も展示されました。展示会では『刀剣乱舞ONLINE』のキャラクター小狐丸とのコラボグッズも限定販売され、これまでの刀剣愛好家のみならず新たな刀剣ファンにも好評をいただきました。
ところが久々のお披露目となった小狐丸は過去の応急修理の痕跡が目立つほか、刀身の至る所に錆が生じていました。奈良国立博物館に寄託されたのは2004年ですが、それまでは神社の収蔵庫でハバキがない状態で保管されていたため白鞘とのあたり傷もあり、痛々しい状態であることが分かりました。展示会中に専門家の方からの修理の申し出もありましたが、奈良県の指定文化財となっているため、奈良県文化財課に相談し、県と天理市の補助を受け、令和8年度に国指定文化財と同様の手法で修理を行う事になりました。
プロジェクト内容説明
太刀の研磨とハバキ、白鞘の製作
まず、失われたハバキを新たに製作します。次に刀身の研磨を行います。刀身には所々に小錆や擦り傷、過去の応急修理による研磨跡がありますが、できるだけ刀自身を減らさないよう、目の細かい天然の砥石を使用して、これらを除去します。次にできるだけ研ぎの範囲を広げないよう注意しながら仕上げの研磨を行います。最後に新たに白鞘を製作します。現在の白鞘は刀身と当たる箇所があり、そこから錆が発生する危険があるため、今後の保存には相応しくありません。そのため今回は白鞘を修理するのではなく、新規に製作することにします。これまでの鞘は継木を製作して別保存とします。
目指すところ
太刀本来の美しさを取り戻します
石上神宮の所有する太刀は茎に「義憲作」の銘があります。作者の義憲は平安末期に備前に住んでいたと考えられる刀工であり、本品は末古備前物となります。鍛え、反り、茎は平安末期の代表的な様式を備えています。義憲の銘がある太刀は伊勢神宮所蔵のものと、本品の2例しか知られていない貴重なものです。今回この貴重な刀剣の修理を行うことで、太刀本来の美しさを取り戻し、良好な状態で次の世代に伝えていきます。
寄付の使い道
今回の修理事業は奈良県と天理市の補助事業として実施されます。奈良県と天理市からは修理費が補助されますが、それでもなお多くの所有者負担金が生じます。いただいたご寄付はこの所有者負担分として活用させていただきます。
自治体からのメッセージ
皆様のお力で失われていた名刀の魅力をよみがえらせたい
石上神宮所蔵の太刀は昭和27年度に奈良県指定文化財に指定されており、70年以上に亘る奈良県指定文化財の歴史のうちでもごく初期に指定されたものです。指定の解説文に、刃文に焼き直したと思われる水影があると記されていることから、現在の状態は指定当初からであったことが分かります。長らく失われていた本来の美しさを今回の修理で取り戻したいと考えています。皆様のお力添えをお願いいたします。
事業スケジュール
令和8年6月 修理着工、ハバキを製作。
令和8年8月頃から 刀身の研磨を開始。
令和8年11月頃から 白鞘の製作を開始。
令和8年6月に奈良国立博物館より搬出し、修理事業を開始しました。まずハバキの製作を行い、その後刀身の研磨と白鞘の製作を実施し、令和9年3月には再び奈良国立博物館に戻る予定です。
【寄付に関する注意事項】
目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。
目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させていただきます。
目標金額を超過した寄付金の取扱いについては、各自治体の判断となります。
また、クラウドファンディングの目標金額到達前に、自治体またはさとふるの判断により、寄付の受付を停止する場合があります。あらかじめご了承ください。
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受付終了後に入金が確認できたものについては、受付終了後に数字を更新いたします。





