昨年の水害、そして熊本地震。絶望の淵から立ち上がるために
昨年の水害、そして今回の熊本地震。2年連続で襲いかかった自然災害により、情熱を注いで立ち上げた「中野いちご農園」は今、廃業の危機・まさに死活問題に直面しています。
「熊本の地で、誰もが笑顔になる最高のおいしいいちごを育てたい」 その一心で一念発起し、独立してスタートしたいちご栽培。 しかし、倉庫は全壊し、資材も道具も失い、一時はあまりの苦しさに「もう諦めるしかないのか」と絶望に打ちひしがれました。
ですが、足元を見たとき、泥と断水に耐え抜きじっと緑の葉を広げて生き残ってくれたいちごの苗たちがいました。
「この力強い命(苗)を絶対に見捨てたくない。なんとか今栽培して未来へ繋げたい」
作業場も資材もないゼロからの復旧ですが、生き残った苗とともに、私たちはもう一度立ち上がることを決めました。どうか、私たちの再起に温かい手を差し伸べていただけないでしょうか。
ご挨拶・自社紹介:熊本のいちごに魅せられて
はじめまして。「中野いちご農園」代表の中野です。数あるプロジェクトの中から本ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私は元々、別の農作物を育てる農業に従事していました。 土と向き合う日々の中で出会ったのが、熊本が誇る素晴らしいいちごです。一口食べた瞬間の感動と、「いちごには食べた人を一瞬で幸せにする特別な力がある」という想いが胸を打ちました。
「自分の手で、熊本の地で最高に美味しいいちごを育て上げたい」
そう心に決め、一念発起して独立。「中野いちご農園」として広さ3反(約3,000㎡)の畑から、私の新たな挑戦がスタートしました。
しかし、覚悟を決めて飛び込んだ私を待ち受けていたのは、試練としか言いようのない度重なる災害の連鎖でした。


2年連続の災害がもたらした猛威
【1年目:水害による壊滅的な打撃】
独立1年目だった昨年、当園は深刻な水害に見舞われました。 泥水が苗床に流れ込み、大切に育てていた苗が壊滅状態に。泥を水で丁寧に洗い流して必死に手当てをしましたが、病気が広がってしまい、植えた後に次々と枯れてしまいました。最終的な収量は、当初見込みのわずか1/3にとどまるという、非常に苦しく悔しい船出となりました。
「今年こそは絶対に挽回し、応援してくれる皆様に最高のおいしいいちごを届けるんだ」
そう心に深く誓い、すべての情熱と資金をかけて準備を進めていたのが今年でした。


【2年目:再起をかけた矢先、熊本地震の直撃】
「これから」と再起を誓った矢先、追い打ちをかけるように熊本地震が発生しました。
激しい揺れと被災により、当園は言葉を失うほどの致命的な被害を受けました。
・作業場・倉庫の全壊: 倉庫が全壊し、作業場にあった資材・肥料・農機具がすべてダメになりました。
・苗床の倒壊と苗の全滅危機: 腰の高さにあった苗床が倒れてひっくり返り、土がすべてこぼれ落ちました。1週間以上の断水が続き、隣町まで必死に水を汲みに通いましたが、根がむき出しになった苗の多くが2日間の水不足で枯れてしまいました。
・出荷前の在庫が全滅: 停電と被害により冷凍ストッカー5台がダメになり、大切に保管していた冷凍いちごもすべて溶けて使えなくなりました。
水害からの挽回を誓った矢先の地震の直撃。 作業場も資材も失い、資金も底をつき、まさに「死活問題」です。


それでも諦めない理由:命を繋いでくれた「苗」の存在
すべてを失い、廃業の二文字が頭をよぎった私を繋ぎ止めてくれたのは、過酷な断水と泥の中で「生き残ってくれた苗たち」でした。
倒れ、水も満足にもらえない状況下で、必死に根を張り耐え抜いてくれた小さな命。 その力強い姿を見た時、「ここで諦めたら、この子たちに申し訳ない。残った苗でできる限り作りたい」と、涙が溢れると同時に再び前を向く勇気をもらいました。
私たちは新しい土地へ場所を移し、この残ってくれた愛おしい苗たちとともに、もう一度いちご栽培をイチからやり直します。

資金の使い道
新しい土地で再スタートを切る決意を固めましたが、最大の壁は「作業場(資材保管・農機具・作業スペース)が一切ない」ことです。
現在、作業場がない状態で立替や復旧を進めており、資金面で非常に厳しい限界を迎えています。皆様からいただいた温かいご支援は、以下の再建費用として大切に活用させていただきます。
・作業場・資材置き場の再建費用
・壊滅した農機具・資材・肥料の再調達費
・リターン履行費・復興プロジェクト運営・推進費用
・CAMPFIRE手数料・決済手数料-
【実施スケジュール】
皆様からいただいた温かいご支援を胸に、以下のスケジュールで農園の再建および被災した苗の移設・育成を進めてまいります。
2026年8月〜: 復旧作業・作業場整備の開始
2026年9月上旬: クラウドファンディング開始
2026年9月下旬: クラウドファンディング終了
2026年10月上旬〜: 順次、支援者の皆様へ感謝のお礼メッセージ(サンクスメール)のご送付
2026年10月中旬〜: 生き残った苗の定植作業・作業場の本格立替
※被災状況や天候、復旧作業の進捗によりスケジュールに変更が生じる場合がございます。予めご了承ください。
リターン(お返し)について
今回のプロジェクトでは、あいにく【リターン(お返し)なしの純粋応援枠】として支援を募らせていただきます。
2年連続の甚大な被害により、今年度のいちごの収量は限られており、出荷時期や品質を正確にお約束することが現時点では非常に難しいためです。
中途半端な物や不確実なお約束をお届けするのではなく、まずはいただいたご支援のすべてを「農園の再建」と「生き残った苗の育成」のために注ぎ込みたいと考えております。
ご支援いただいた皆様には、心を込めた感謝のお礼メッセージ(サンクスメール)をお送りさせていただきます。
身勝手なお願いであることは重々承知しておりますが、どうか私たちの再起に温かい手を差し伸べていただけないでしょうか。
最後に
農業の厳しさも知った上で、それでも人生をかけて「熊本のいちご」で立ち上がると決めたあの日。 2年連続の災害で全てを失いかけましたが、私はここで終わりたくありません。
生き残ってくれた苗たちとともに、泥臭く、何度でも立ち上がります。 そして将来、復興を果たした最高においしいいちごを、応援してくださった皆様のもとへ胸を張ってお届けできる日を絶対に引き寄せます。
「中野いちご農園」の再起に向け、温かいご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます!





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