絵本『里芋のおはなし』から始まる、食卓と畑をつなぐプロジェクト
こんにちは。わだえつこです。
私は新潟県長岡市で、和食店の女将をしながら野菜や食文化を題材にした絵本を制作しています。
毎日料理を通して野菜と向き合う中で感じているのは、子どもたちが食卓で目にする野菜と、それが畑で育っている姿との間には、まだ知られていない物語がたくさんあるということです。
「この野菜は、どんな所で育ったのかな」
「土の中では、どんな姿をしているんだろう」
絵本をきっかけに、そんなちいさな疑問や発見が生まれ、野菜や農業、そして自分たちが暮らす長岡を好きになってもらえたら。
そんな思いから、今回、新潟県長岡市の地域野菜「長岡野菜」の一つである『里芋』の絵本を制作することにしました。
新潟県長岡市で、女将をしながら絵本を制作しています
絵本が開く、地元野菜への興味
大きな葉っぱと、小さな葉っぱ。その土の下では、里芋家族が仲良くぴったんこ。
土の中でくっついて過ごす、里芋の親芋・子芋・孫芋たち。
やがて収穫の日を迎えると、孫芋たちは家族から離れ、煮物やからあげ、そして郷土料理の「のっぺ」などのおいしい里芋料理になって、食卓へ。。。
里芋は『長岡野菜』のひとつで、新潟の郷土料理「のっぺ」にも使われる新潟の暮らしにもなじみ深い野菜です。
この絵本で描くのは、普段は見えない土の中の可愛い里芋たちとそこから食卓へとつながるお話です。
「里芋って、こんなふうに育つんだ」
「今日のごはんにも、里芋がいるね」
親子でお話を楽しみながら、身近な野菜の知らなかった姿に出会い、その小さな発見が地元野菜や農業に親しむきっかけになる。そんな絵本を、このプロジェクトで長岡の子どもたちに届けたいと思っています。

絵本を描き始めたきっかけ
私は、自身の子育て中に絵本の素晴らしさを強く実感しました。
子供達にいろいろな体験をさせてあげたいけれど、小さな子供を連れての外出は大変だし、遠出なんて中々できません。
そんな日々の中で、絵本の読み聞かせをした時、隣で聞く子どもたちの中にまだ出会ったことのない世界への新しい扉がバンバン開くのを感じました。
そして、今までは目に入らなかったお散歩中の虫や、葉っぱや、石ころを指さして「えほんのやつ!!」と嬉しそうにお話する姿を見て「絵本っていいな、すごいな」と思いました。
そんな絵本を、わたしも地元長岡の子どもたちに届けたい。そう思ったことが絵本製作を始めたきっかけです。
これまでの活動
これまで、『子供たちが自分達の住んでいる新潟を好きになってもらえたらいいな』という思いで絵本を制作してきました。
2016年 『ながおかやさい ぼく きんちゃくなす』発行 (ながおか若者しごと機構補助金)
2020年 『きょうだいばたけの たあことなあこ』発行(自費出版)
2026年 『ひかるくんとゴールドじいの さどのきんざん ひみつのたんけん』絵・文制作(「佐渡島の金山」保存活用実行員会発行)
今回制作するこの里芋絵本も、子どもたちが野菜への関心を深め、長岡という地域をもっと好きになることへきっかけになったらいいなと思います。
これまでの経験を生かしながら、子どもたちが何度もページを開きたくなる一冊を心を込めて制作します。
『ぼく きんちゃくなす』の1ページ
長岡野菜とこれまで制作した絵本
食を通して、地域と子どもの未来を育てたい
私は、主人が地元・新潟県長岡市に10年前に開業した和食のお店「わだの」で、女将をしています。
この10年、地域の皆さまに支えていただきながら、料理を通して長岡や新潟の食と向き合ってきました。
お店を営む中で、夫婦で小学校などに招いていただき、子どもたちに長岡野菜や絵本の話をしたり、主人が和食の話や調理実習を行ったりする機会もありました。
子どもたちと一緒に学び、食に触れる時間を重ねる中で、地域の大人が子どもたちと関わり、地域全体で育んでいくことの大切さを実感しました。そして、食を知ることや、実際に味わい、作ってみることが、子どもたちにとって楽しく、地域への関心につながっていくことも感じています。
そして「わだの」は今年の11月で、10年目という節目を迎えます。
これからの10年は、お店の中だけでなく、私たちから地域へ出て、子どもたちや生産者の皆さまと関わりながら、食育や地産地消、絵本づくりなどの活動にも力を入れていきたいと考えています。食を通して地域と子どもたちの未来を育む、そんな役割を担うお店を目指します。
【食で、地域と子どもの未来を育てる。】
10年目を迎える今年に私たち夫婦が掲げたこの思いを、これからの「わだの」の理念として大切に育てていいたいと考えています。
今回の「里芋絵本」は、その新しい一歩です。

長岡で10年、長岡野菜や旬の食材を使用した和食を提供してきました
なぜ、クラウドファンディングなのか
今回のプロジェクトの目的は、絵本を作ることだけではありません。
ご家庭で絵本を購入する機会があるかどうかに関わらず、地域の子どもたちが絵本を手に取り、まだ知らない里芋の世界に触れるきっかけを作れるよう、子どもたちが日頃から利用する場所へ絵本を届けたいと考えています。
まずはこのプロジェクトの計画として、集まった支援金を使って絵本を制作し、長岡市立の保育園・幼稚園へ寄贈します。
しかし長岡市内には市立園だけでなく、私立の幼稚園・保育園・認定こども園、図書館、児童クラブなど、たくさんの子どもたちが集まる場所があります。
できることなら、その輪をもっと広げたい。
けれど、私だけの力で届けられる冊数には限りがあります。
そこでクラウドファンディングのリターンに、【絵本寄贈プラン】を設けさせて頂きました。
このプランへのご支援によって生まれた寄贈本を、受け入れの確認が取れた私立の幼稚園・保育園・認定こども園、図書館、児童クラブなどへ順次お届けします。
ご支援が増えるほど絵本を届けられる場所が増え、絵本をきっかけに子供たちの新しい扉をひらく機会も増えていきます。
またこのクラウドファンディングを通してプロジェクトを知っていただくこと自体が、長岡野菜や、新潟の農業に目を向けてもらえるきっかけになるのではないかと思います。
単に絵本を制作して配るだけではなく、地域のみなさま、ご支援頂くみなさまと一緒に子どもたちのもとへ絵本を届けるプロジェクトにしたい。そんな思いから、このクラウドファンディングという形を選びました。
そして、寄贈させて頂いた後は、この絵本を活用した読み聞かせや食育イベントなどにも取り組み、子どもたちが長岡の農産物に触れ、体験できる機会を増やしていきたいと考えています。
地元保育園での読み聞かせ会
支援金の使い道
目標金額は300,000円です。
皆さまからいただいた支援金は、主に次の費用に使用します。
• 絵本の印刷・製本費
【絵本仕様】
サイズ:210mm×210mmの正方形
製本:無線綴じ・ソフトカバー
制作:デジタル作画制作
初版:300冊予定
発行予定:2026年11月末
• 原画制作、編集、デザインなど、絵本制作にかかる費用
• リターン品の制作費
• 梱包・発送費
• 発行イベントにかかる費用
• CAMPFIRE手数料
絵本は初版300冊を制作する予定です。
市立の保育園・幼稚園への寄贈分、クラウドファンディングのリターン分、「絵本寄贈プラン」による寄贈分を確保し、残部は発行イベントや一般販売などを通して地域の皆さまへ届けていきます。
初版300冊すべての制作費をクラウドファンディングで賄うのではなく、一般販売分については自己資金も充当して制作します。
※目標金額を超えた場合は、追加寄贈本の制作・配送、絵本を活用した食育活動など、このプロジェクトを継続して地域へ届けるための費用に充てさせていただきます。
最後に
子どもたちの瞳が輝く瞬間、親子で野菜の話をする時間、地域への愛情が芽生える瞬間。
そうしたキラキラした瞬間が、この絵本を通じて沢山生まれたらいいなと思います。
絵本の原画制作、印刷準備も順調に進んでいます。皆さんのご支援が、このプロジェクトを確かな形にしてくれます。
ぜひ、応援・ご支援をよろしくお願いいたします!
里芋絵本の1ページ のっぺになって食卓へ。。♪
以下、絵本の寄贈計画・これからのスケジュールを記載させて頂いております。
絵本の寄贈計画
完成した絵本は、まず長岡市立の保育園・幼稚園へ寄贈する予定です。
その上で「絵本寄贈プラン」によって集まった寄贈本を、次のような場所へ広げていきます。
• 私立幼稚園・保育園・認定こども園
• 図書館
• 児童クラブ
• その他、子どもたちが地域の本に触れられる施設
寄贈先は、各施設へ受け入れの確認を行ったうえで決定します。同じ施設への重複や受け入れ状況を調整するため、寄贈先の選定はプロジェクト実行者にお任せください。
寄贈の進捗やお届け先については、個人情報等に配慮しながら、CAMPFIREの活動報告でお知らせします。
制作・寄贈スケジュール
• 2026年10月:クラウドファンディング開始、絵本制作
• 2026年11月末:絵本完成・発行予定
• 2026年12月以降:リターン発送、市立園への寄贈開始
• 2026年12月以降:「絵本寄贈プラン」による私立園、図書館、児童クラブ等への寄贈
• 2027年1月:発行イベント開催予定
制作や寄贈の進捗は、CAMPFIREの活動報告やSNSで随時お知らせします。
※制作・配送状況や各施設との調整により、日程が変更となる場合があります。その際は活動報告で速やかにお知らせします。



