はじめに―51歳、8児の父、元薬剤師が栽培期間中農薬不使用の
イチゴ栽培を目指す理由
はじめまして。福島市で栽培期間中農薬不使用イチゴ栽培に挑戦する、元薬剤師のkokoイチと申します。
私には1歳から23歳まで、8人の子どもがいます。今年3月まで長年薬剤師として働いてきましたが、51歳にして退職し、農業の世界へ飛び込みました。周囲からは【無謀だ】と心配されましたが、私にはどうしても実現したい想いがあったのです。
それは【薬ではなく、食べたもので身体は作られる】という信念です。
薬剤師として病気に苦しむ方々に寄り添ってきた中で、ずっと胸に抱いていた想いがありました。薬は症状を抑えることはできても、人の身体そのものを根本から健康にすることはできない。本当の健康は、毎日の『食』から作られるのではないか、と。
そして決定的だったのは、我が子の中にアレルギーを持つ子がいたことでした。自分の子どもたちに、そしてこれからを生きるすべての子どもたちに、心から安心して【美味しい!】と笑顔で食べてもらえるイチゴを作りたい。その強い想いが、私の背中を大きく押してくれました。
栽培期間中農薬不使用のイチゴ栽培という、不可能への挑戦
イチゴは病害虫に非常に弱く、一般的な栽培では数多くの農薬が使われます。農業界では【イチゴの栽培期間中農薬不使用は不可能に近い】と言われることすらあります。
それでも私が諦められないのは、薬の専門家である薬剤師だからこそ、農薬や化学物質が人体やアレルギーを持つ子どもたちの体に与える影響への意識を人一倍強く持っているからです。父親として、我が子に自信を持って渡せないものを、誰かのお子さんやご家族に届けるわけにはいきません。
病気の知識と植物生理の視点を融合させ、土づくりと環境制御を徹底管理することで、農薬に頼らない【安全で、最高に甘いイチゴ】を福島市で実現させる。これが私の生涯をかけたミッションです。
想像を絶する厳しい現実
8人の子育てをしながらの転身で貯蓄はなく、農業を始めるための資金調達に乗り出しましたが、壁はどこまでも高く立ちはだかりました。
事例、実績のない新規就農、さらに非常に難易度が高いとされる【栽培期間中農薬不使用でのイチゴ栽培】という計画に対し、認定新規就農者や認定農業者の認定審査は難航。それに伴い、期待していた補助金や金融機関からの融資もことごとく壁に突き当たっています。
【子ども8人を抱えて、貯金も資金調達の目途もないのに、本当にやっていけるのか】
何度も心が折れそうになりました。それでも、泥だらけになって夢を追う父親の背中を見てくれている8人の子どもたちの存在が、私を立ち上がらせてくれます。
10年間くすぶり続けた想いと、日本の農業への危機感
実は私は10年以上前から農家になりたいとずっと思い続けていました。ただ、家族を養う責任や現実的な壁の前で、その想いをくすぶらせていたのです。
しかし今、日本の農業は確実に衰退しています。高齢化が進み、後継者不足が深刻化する中で、このまま何もしなければ、子どもたちの世代には安全な国産の食べ物が手に入らなくなるかもしれません。
だからこそ、今この瞬間に立ち上がらなければならないと決意しました。この挑戦は、ただの就農ではありません。【どんな状況からでも、想いと誇りを持って立ち上がれる】という姿を子どもたちに見せる戦いでもあります。
ご支援で実現したいこと
現在、私は日々の研修に汗を流しながら、ハウス設備や資材を整える方法を模索しています。令和9年4月末までには施設を建て、栽培をスタートさせたいと考えています。
栽培期間中農薬不使用イチゴ栽培には初期投資として約3千万円が必要です。今回のクラウドファンディングで募らせていただく資金は、ハウス設備費や栽培資材費、そして皆様に美味しいイチゴをお届けするための準備資金として、大切に使わせていただきます。
今後のスケジュール
令和9年4月末までに施設建設を完了し、栽培を開始します。
初収穫は令和9年冬頃を予定しております。
最後に―子どもたちの笑顔のために
1歳、4歳、6歳、小3、小5、中3、18歳、23歳。我が家の8人の子どもたちは、それぞれの成長段階で、父親の挑戦を見守ってくれています。
どうか、この無謀とも言える51歳・元薬剤師の挑戦に、力を貸していただけないでしょうか。子どもたちの笑顔と、誰もが安心して食べられる最高のイチゴでお返しすることをお約束します。
ご支援のほど、なにとぞ、なにとぞ、心よりよろしくお願いいたします!



