■ はじめまして。金沢の烏鶏庵(うけいあん)です
私たちは、石川県金沢市で烏骨鶏の卵を使ったお菓子を作り続けてきた「烏鶏庵」です。

はじまりは1969年。創業者・河内孝徳が中国の地で烏骨鶏と出会い、その奥深い魅力に心を動かされ、帰国後に大学の先生方とともに共同研究を始めたことでした。その後、金沢の山中・三小牛(みつこうじ)の竹林に囲まれた場所に直営農場「天来烏骨鶏農場センター」をつくり、自らの手で一貫して烏骨鶏を育ててきました。
烏骨鶏はとてもデリケートな鳥で、卵は7〜10日に一度しか産みません。その希少な卵をたっぷり使ったかすていら、バームクーヘン、プリン。「骨まで烏(からす)のように黒い鶏」が生み出すお菓子を、多くの方が贈り物として選んでくださっていることが、私たちの何よりの喜びです。

そして年に一度、日頃の感謝をお伝えするため、本店前の広場で「感謝祭」を開いてきました。飲食や物販のブースが並び、毎年およそ1,000人のお客様が足を運んでくださる、私たちにとって一年で最も大切な二日間です。
能登半島地震から、まもなく3年が経とうとしています。復興はまだ道半ばです。それなのに、報道は減り、関心は少しずつ薄れています。
私たちは石川の企業です。同じ県で長く商いをさせていただいてきた者として、「能登を忘れない場所」を作り続けることは、損得の前にある役目だと考えています。だから感謝祭には、能登の事業者様の無料出店ブースを設けてきました。
正直に申し上げれば、感謝祭の収支は赤字です。それでも、やめるという選択肢はありませんでした。

■ 今年の挑戦:支援を「仕事」に変える仕組み
今年の感謝祭には、障害のある方が働く3つの福祉施設が出店します。出店料はいただきません。当日の売上は、全額そのまま各施設のものです。
そしてこのクラウドファンディングのリターンは、3施設の作り手が製造する商品です。特に企業様向けには、商品に社名やロゴを入れた「ノベルティ」をご用意しました。ご支援は1口ごとに、その施設への正式な「発注」として届きます。

障害のある方が福祉施設の仕事で受け取る工賃は、決して十分とは言えないのが現実です。足りないのは能力ではありません。注文です。確かな技術で商品を作れる作り手たちに、仕事が届く回路がないだけなのです。
この仕組みでの私たち烏鶏庵の役割は、場所と信用を差し出すことです。皆さまが注文し、施設が作り、稼ぐ。感謝祭はその出発点になります。
■ 作り手をご紹介します(1)ぽれぽれ工房山の家
布製品の印刷を得意とする施設です。今回は、金沢の「百万石フォント」と、能登の事業所に通う仲間たちの作品を組み合わせたコラボ図案のマルシェバッグとポーチ、そして企業様の社名を一つひとつ印刷するキャンバストートバッグを製作します。
金沢の文字と能登の絵が、一枚の布の上で出会う。このプロジェクトの象徴になる商品です。

※画像はイメージです。実際には、片方の絵に能登の事業所の絵が入ります
■ 作り手をご紹介します(2)ソーシャルカフェ カラフル野々市
自家焙煎のドリップコーヒーを作るカフェです。パッケージには、法人内の事業所で活動していた双極性障害のアーティストが描いた絵をあしらいました。
デザインが見える窓付きの箱を開けるたび、描いた人の存在を感じられます。
企業様向けには、台紙に社名を入れて、従業員の皆さまへの配布用ギフトとしてお届けします。

■ 作り手をご紹介します(3)Aid&Brush
パラコードを使ったスマホショルダーストラップを、一本ずつ手で編んでいます。
色は2種類で「作り手おまかせカラー」。その時々に仕入れられる資材で最良の一本を編むため、同じものは2つとありません。
世界に一本の手編みを、役員の方への贈り物や、大切なお取引先へのギフトにどうぞ。

■ リターンについて
個人の方向けには1,000円の純応援から、3施設すべての商品が届く1万円の「まるごと応援セット」までをご用意しました。企業様向けには、社名入りノベルティをお届けする10万円コース(施設別3種+スポンサー枠)、そして1口で3施設すべてに発注が届く30万円の「3施設まるごと応援パッケージ」がございます。
商品付きの法人コースは、ご支援が施設への正式な発注になる設計です。「支援が、確実に作り手の仕事になる」ことをお約束します。

※画像はイメージです
企業様向けリターンにはすべて、感謝祭会場の看板へのロゴ掲出と、社内報・SNSでそのままお使いいただける紹介素材(制作風景の写真と紹介文)をお付けします。ご支援が、御社の社会への姿勢を伝える確かなかたちになります。
ご検討くださる企業様には、私たちが資料を持ってご説明に伺います。ページ下部のメッセージ機能、またはお電話でお気軽にお声がけください。
■ いただいたご支援の使いみち
ご支援は、能登の事業者と福祉施設が出店する感謝祭の運営に充てさせていただきます。
・会場設営費(テント・音響):35万円
・広告宣伝費(能登と福祉の出店を多くの方に知っていただくため):45万円
・会場装飾費:5万円
・CAMPFIRE手数料:15万円

■ スケジュール
10月末:クラウドファンディング終了
11月7日(土)・8日(日):烏鶏庵本店前にて感謝祭
12月中:リターン発送
感謝祭にお越しいただける方は、ぜひ会場で作り手に会ってください。
あなたが注文した商品を、誰が、どんな顔で作っているのか。
ぜひご覧になっていただけると嬉しい限りです。
■ 感謝祭運営者・平野より

感謝祭は、私たちが一年で最も大切にしている二日間です。お客様に感謝を伝える場であると同時に、能登を忘れないための場でもあります。今年は、そこに福祉の作り手たちを迎えます。
彼らの仕事ぶりを見て、確信したことがあります。足りないのは腕ではなく、注文だ、と。だったら、注文が生まれる場所を作るのが、金沢で商売をさせてもらってきた私たちの役目だと思うのです。
どうか応援という意味も込めて「注文」をしていただけると嬉しい限りです。
よろしくお願いいたします。
■ 最後に
能登のために、と大きなことを言うつもりはありません。私たちにできるのは、金沢の小さな広場に、能登と福祉と、それを気にかける人たちが集まる二日間を作ることだけです。
あなたの注文が、誰かの仕事になります。そしてその仕事が、次の注文を連れてきます。その最初の一口を、どうかこのページから。





コメント
もっと見る