天正の建立から440年。限界を迎えた茅葺屋根を葺き替え、地域のシンボルを次世代へ

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キャンプファイヤー ふるさと納税のバッヂ

東吉野村の景観を一望する中世の貴重な遺構、天照寺薬師堂。昭和46年の文化財指定以来初となる、全面的な茅葺屋根の葺き替えと軸部補修という「現状維持修理」に挑みます。破損部材を丁寧に解体し、可能な限り古材を再用しながら、育まれてきた固有の文化を次世代へ継承するためのご支援が必要です。

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天正の建立から440年。限界を迎えた茅葺屋根を葺き替え、地域のシンボルを次世代へ

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東吉野村の景観を一望する中世の貴重な遺構、天照寺薬師堂。昭和46年の文化財指定以来初となる、全面的な茅葺屋根の葺き替えと軸部補修という「現状維持修理」に挑みます。破損部材を丁寧に解体し、可能な限り古材を再用しながら、育まれてきた固有の文化を次世代へ継承するためのご支援が必要です。

実施理由/背景

茅葺屋根が耐用年数の限界に達し、葺き替えの時期を迎えています。

 茅葺の屋根全面に苔の繁殖や腐朽、摩滅が生じています。軸部には、柱の沈下、傾斜等がみられ建物を健全な状態へ戻すことが求められます。
 天然素材である植物性屋根は定期的な葺替が必要で、茅葺の場合、耐用年数は30年といわれています。天照寺薬師堂の修理歴は4回、昭和56年(1981)、平成11年(1999)、平成27年(2015)、平成29年(2017)に差し茅等の部分的な屋根補修が行われてきました。
 一方、昭和46年の指定以降から屋根全面を葺き替える修理は行われておらず、茅葺屋根が限界に達しているため早急な対応が必要です。併せて軸部等の部分修理を実施することで、建物が本来もつ文化財価値を発揮した姿を取り戻します。

プロジェクト内容説明

保存修理(屋根葺き替え修理)の実施

 天照寺薬師堂の保存修理事業は、令和8年(2026年)から着手し令和10年度に完了の予定です。主な修理内容は、屋根の傷んだ茅の葺き替え等を行う屋根工事です。そのほか、軸部に不陸、傾斜等の毀損がみられるため、葺き替えと合わせて軸部の部分的な補修を今後実施していく予定です。文化財の修理は、建物がもつ価値をできるだけ後世へ伝えるため、部材ひとつひとつを丁寧に解体し、既存の部材を可能な限り再用するように努めます。傷みが大きい箇所はやむを得ず取り替える場合がありますが、新しい部材を用いる際は、在来と同様の工法や部材の形状、仕様で施工を行います。今回の工事は、必要最低限の修理を行う現状維持修理を計画しています。

目指すところ

東吉野村で育まれてきた文化を建物とともに継承していく

 天照寺薬師堂は方三間の茅葺きのお堂で、谷筋から少し上った高地に建ち、お堂からは東吉野村の景観を一望できます。この東吉野村の景観、生業は松尾芭蕉、本居宣長、山口誓子、原石鼎など多くの俳人・歌人に詠まれてきました。また、薬師堂は高見川筋に広がる小川郷七薬師の1つで、毎年1月8日子孫繁栄と五穀豊穣を祈願して初祈祷が行われます。このように、薬師堂は建造物的な価値だけでなく、生業、民俗、宗教とともに固有の文化が育まれ今日に伝わっています。
 建物本体については、棟木銘により天正12年(1584)に上棟されたことが明らかであり、中世の貴重な遺構です。また、小屋組の材は建立当初の材がよく残っており、今回修理で葺き替える茅葺の屋根は当初からであったと判断されています。
 建物を修理し健全な状態に戻すことは、建造物の文化財的な価値を高めるだけでなく、東吉野村で育まれてきた文化の継承においても重要な意味を持ちます。天照寺薬師堂を地域のシンボルのひとつとして後世へ伝え、東吉野村で育まれてきた文化を次世代へ継承していきます。

寄付の使い道

 天照寺薬師堂は、室町時代の建立より今日まで地域の人たちによって守り伝えられてきました。建造物は日々風雨にさらされているため、時間の経過とともに傷みが生じ、継続的な維持修理が必要不可欠です。一方、文化財建造物の保存修理事業は、今日では貴重な材料、技術が多く用いられているため、県、村からの補助を得たとしても所有者負担額が多額となる傾向にあります。そのため、少しでも文化財建造物を後世へ伝えるためのご支援を心よりお願い申し上げます。皆様からご支援いただく寄付金は、保存修理事業における所有者負担額の一部として活用させていただきます。また、今回の寄付をきっかけに、少しでも文化財へ興味を持っていただけますと幸いです。

自治体からのメッセージ

ご支援いただく皆様へ

 茅葺屋根は、日本で古くから存在する伝統的な屋根葺技術です。日本の気候風土に適した工法で古くから景観にも寄与され、民家建築をはじめ多くの建物に採用されてきました。その一方で、植物性の天然素材であるために定期的な維持管理が不可欠で、素材の育成にも多くの時間と費用を要します。昔と比べて素材の調達が難しくなっており、茅を葺く技術をもつ職人も減少しており、長い歴史とともに文化財が多く現存する奈良県にとっても喫緊の課題と考えております。今回の支援を通じ、文化財修理の現状や地域の文化財に目を向けていただくきっかけとしていただけますと幸いです。

事業スケジュール

令和8年度  修理事業着手
令和9年度  仮設工事、木工事、屋根工事の一部 完了
令和10年度 木部工事、屋根工事 完了

 令和8年(2026年)に修理事業に着手し、屋根葺替工事のほか、軸部の部分的な木工事といった保存修理工事を実施する予定です。令和10年(2028年)頃には足場を解体し、修理事業の完了を予定しています。

【寄付に関する注意事項】

目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。

目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させていただきます。

目標金額を超過した寄付金の取扱いについては、各自治体の判断となります。

また、クラウドファンディングの目標金額到達前に、自治体またはさとふるの判断により、寄付の受付を停止する場合があります。あらかじめご了承ください。

お礼品をお受け取りいただける金額以上の寄付であり、且つ、お受け取り辞退のご希望がない場合は、目標金額到達の如何を問わずお礼品をお受け取りいただけます。

サイト上で表示される寄付金額の数値は、入金が確認できた寄付金の合計となりますため、即時反映されるものではないことをご了承ください。

受付終了後に入金が確認できたものについては、受付終了後に数字を更新いたします。

支援に関するよくある質問

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