平安の祈りを次世代へ。長らく望まれた阿弥陀如来坐像の本格修理が始動。

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キャンプファイヤー ふるさと納税のバッヂ

昭和31年に県指定文化財となりながらも本格修理に至っていなかった、平安後期の優作「来迎寺阿弥陀如来坐像」。表面の漆箔層の剥落や、虫蝕・鼠害による台座の甚大な損傷を救うため、なら歴史芸術文化村で2ヶ年の公開修復を実施中です。構造の安定化と美観の向上を図り、地域の信仰の歴史を後世へ継承します。

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目標金額は270,000円

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平安の祈りを次世代へ。長らく望まれた阿弥陀如来坐像の本格修理が始動。

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昭和31年に県指定文化財となりながらも本格修理に至っていなかった、平安後期の優作「来迎寺阿弥陀如来坐像」。表面の漆箔層の剥落や、虫蝕・鼠害による台座の甚大な損傷を救うため、なら歴史芸術文化村で2ヶ年の公開修復を実施中です。構造の安定化と美観の向上を図り、地域の信仰の歴史を後世へ継承します。

実施理由/背景

指定以来、長らく望まれた保存修理が実現へ

旧山辺郡都祁村に所在する来迎寺は、鎌倉時代以来、清和源氏の流れをくむ多田氏の菩提所として栄えた浄土宗寺院です。本像は、平安時代後期に造立された等身大の阿弥陀如来坐像で、その来歴は不詳ながら、浄土宗寺院としての創建期をさかのぼる古像と考えられ、この地の信仰の歴史を物語る遺品としてたいへん貴重です。その価値は早くから認められ、昭和31年(1956)には奈良県指定文化財となりましたが、指定時にはすでに表面漆箔層の剥落が目立ち、矧ぎ目のゆるみが生じているなど、その保存状態は長らく懸念されてきました。昭和50年代に応急的な構造補強の処置がなされた痕跡が認められますが、本格修理には至っていませんでした。
近年、改めて県が調査したところ、本体だけでなく台座の損傷が甚大であることが確認され、緊急性を要したため、令和7年度より2ヶ年の修理事業の着工にいたりました。

プロジェクト内容説明

虫蝕、鼠害で損傷した台座を修理し、仏像安置の安定化を図る

阿弥陀像本体は、経年の塵埃や像底のカビを除去し、全体の浮き上がりが生じている表面の漆箔層の剥落止めをおこないます。頸部の矧ぎ目や体幹部と両脚部をつなぐ矧ぎ目で緩みやズレが生じていたため、いったん解体して接合部を修正し、構造の安定と美観の向上を図ります。
損傷著しい台座は、経年の汚れや虫蝕による木材の劣化だけではなく、蓮肉上面には鼠によって開けられた穴などの損傷が認められました。全体にクリーニング、剥落止めをほどこした上で、各所にある割損・欠損箇所を檜材で補足し、構造補強と外観整備を図ります。また、蓮弁はいったん取り外し、清掃や補修をおこなった上で、蓮肉への正しい取り付け位置を精査し、新たな釘で取り付けます。
光背は、表面漆箔層の剥落止めをおこない、各部材をつなぐ鉄製補強材の防錆処置をおこないます。
以上、本体・台座・光背の処置は、なら歴史芸術文化村の修理工房において、2ヶ年の公開修復事業として実施中です。

目指すところ

地域の信仰の歴史を物語る貴重な阿弥陀如来像を後世に伝える

現在の文化財の保存修理の考え方は、当初の姿を尊重しつつ、これ以上損傷が進まないように現状を保持することを原則としており、仏像を造立時の金色に輝く姿に改めることはしていません。長らくその保存状態が懸念されてた来迎寺の阿弥陀如来坐像もまた、その外観上は、表面漆箔層の剥落がこれ以上進行しないよう処置することを旨とします。他方、損傷の著しい台座の補修は、緊急性が高く、像の安置状況の安定化を図るために必要なものです。
平安時代以来長い年月を経て守り伝えられてきた大切な仏像を後世に継承していくためには、今回の保存修理事業が完了してからも、今後来る適切な時期に適切な方法で修理をおこなっていかなければなりません。

寄付の使い道

今回の保存修理事業は奈良県と奈良市の補助事業として実施されます。各自治体からは修理費が補助されますが、それでもなお多くの所有者負担金が生じます。いただいたご寄付はこの所有者負担分として活用させていただきます。

自治体からのメッセージ

県指定文化財の保護へのご理解とご支援をお願いいたします

早く昭和31年には奈良県指定文化財となった来迎寺阿弥陀如来坐像は、平安時代後期の優作で、当初部分を多く残す台座も備える貴重な作例でありながら、長らく保存修理の実施が課題となってきました。このたびは所有者から公開修復プロジェクトへのご理解を賜って、なら歴史芸術文化村で実施する運びとなり、文化財の保護と活用という両面からその意義は大きいものになると考えています。みなさまのご理解とご支援をお願いいたします。

事業スケジュール

令和7年4月~ 着工 修理工房へ搬入、燻蒸。
       本体・台座・光背のクリーニング、カビ除去、剥落止め、虫蝕孔の処置など。
令和8年4月~ 本体 頭部・体幹部・両脚部の解体、矧ぎ目修正。釘・鎹の防錆処置。
       台座 蓮弁の取り外し、欠失部の補足、取り付け。各所の割損・欠失部の補足。
       光背 金具の防錆処置、欠損箇所の補足。
令和9年3月  竣工 堂内に安置。

令和7年度に着工し、全体の汚れ・カビの除去、剥落止め、虫蝕の処置などをおこないました。
2ヶ年目を迎える令和8年度事業では、阿弥陀像本体の解体修理、台座・光背の欠損部の補足や、台座蓮弁は葺き直しをおこないます。

【寄付に関する注意事項】

目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。

目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させていただきます。

目標金額を超過した寄付金の取扱いについては、各自治体の判断となります。

また、クラウドファンディングの目標金額到達前に、自治体またはさとふるの判断により、寄付の受付を停止する場合があります。あらかじめご了承ください。

お礼品をお受け取りいただける金額以上の寄付であり、且つ、お受け取り辞退のご希望がない場合は、目標金額到達の如何を問わずお礼品をお受け取りいただけます。

サイト上で表示される寄付金額の数値は、入金が確認できた寄付金の合計となりますため、即時反映されるものではないことをご了承ください。

受付終了後に入金が確認できたものについては、受付終了後に数字を更新いたします。

支援に関するよくある質問

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