私たちは 全国畳産業振興会 と申します。
畳文化を現代に生かし、より心地よい「畳生活」を提供するために発足した業界団体であり、全国の畳産業従事者が加盟しています。
令和8年熊本地震で被災された「い草農家」の方々を支援したいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。
被災した八代のい草農家を支えたい
2026年7月28日に発生した令和8年熊本地震により八代のい草農家も大きな被害を受けました。
住宅や作業場が損傷し、農業に必要な設備や織機(畳表を折るための機械)なども被害を受けています。
農家の中には住む場所や仕事をする場所を失い、今後の生活そのものが見通せない状況に置かれている方もいます。
また、八代のい草農家は、もともと高齢化と後継者不足が進んでいます。
そのような状況の中で今回の地震が発生し、被災をきっかけに今後の生産を続けることを断念する農家が増えることも懸念されています。
約200戸ある農家のうち、再建を検討している農家が100戸を下回るのではないかとの話もあり、八代のい草産地はこれまでにない重大な局面を迎えています。
これは単なる一地域の災害ではありません。
日本の畳文化を支えてきた生産者がこれからも農業を続けられるのか。
私たちは畳業界の一員として、被災したい草農家の方々が生活を立て直し、再び生産を続けていけるよう支援を届けたいと考えています。
今年だけではない
来年のい草にも影響が及んでいます
今回の地震による被害は、今シーズンの生産だけにとどまりません。
い草農家では、来年の収穫に向けて田んぼに植えた苗を育てています。
しかし、地震によって農業用水路や井戸などにも影響が出ており、十分な水を確保できない場所では植えたばかりのい草の苗が枯れ始めています。
い草は植えてすぐに収穫できる作物ではありません。
苗を植え、長い時間をかけて育て、翌年の夏に収穫します。
今、苗が枯れてしまえば来年の収穫量が減るだけでなく、被害の状況によっては来年のい草生産そのものが難しくなる可能性があります。
さらに、織機や作業場の復旧が進まなければ、い草を育てることができても、それを畳表として出荷することができません。
今回の地震は八代のい草産地の「今」だけでなく、これから先の生産と、産地の未来にも大きな影響を及ぼしています。
日本の畳を支えてきた「熊本・八代」
熊本県八代地域は、国内最大のい草産地として、長年にわたり日本の伝統文化である畳を支えてきました。
八代で育てられたい草は畳表へと加工され、神社仏閣はもちろん日本全国の住宅や旅館、ホテルなど、さまざまな場所で使われています。
しかし近年、農家の高齢化や後継者不足などにより、い草を生産する農家は年々減少しています。
一枚の畳の背景には、い草を育てる農家、畳表を織る生産者、そして畳を仕上げる職人たちの技術と想いがあります。
八代のい草は、日本の畳にとってかけがえのない大切な産地なのです。
一本のい草が一枚の畳になるまで
私たちが普段何気なく使っている「畳」。
その一枚ができるまでには、たくさんの人の手と、長い時間がかかっています。
まず、農家が田んぼでい草を大切に育て、夏に収穫します。
収穫したい草は乾燥・選別され、その後、織機によって一本一本のい草を畳表へと織り上げていきます。
完成した畳表は全国へ届けられ、畳職人の手によって畳床と組み合わされ、寸法を整え、ようやく一枚の畳として私たちの暮らしの中に届きます。
「畳」は、農家、生産者、畳職人など、多くの人の仕事によってつくられています。
一枚の畳の向こう側には、産地で受け継がれてきた技術と、そこに暮らす人々の営みがあります。
八代のい草を未来へ
私たち畳業界は、これまで八代のい草に支えられてきました。
だからこそ今度は、私たちが八代を支えたい。
被災した農家や生産者が、一日も早く仕事を再開できるように。
そして、八代で育てられた一枚の畳表が、これからも日本中の暮らしを支えていけるように。
八代の復興を、みなさまと一緒に応援したい。
この想いから、このプロジェクトを立ち上げました。
スケジュール
R8年10月 クラウドファンディング開始
R8年11月末 クラウドファンディング終了
R8年12月 リターン(御礼メール)発送
R8年12月末 支援金を「熊本県い業生産販売振興協会」へ
R9年1月 い草農家へ支援開始
最後に
今回のプロジェクトは、被災された「い草農家」の皆さまに少しでも早く笑顔を取り戻していただくためのものです。皆さまのご支援が、い草農家の方々の生活再建や農業の再開の大きな力となります。どうか、一緒にこの地域を支えていただけないでしょうか。
どうか主旨をご理解いただき、皆さまの熊本地方に対する温かいご支援をよろしくお願いいたします。




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