中央大学丸山ゼミが取り組む、天竜材と地域をつなぐプロジェクト
私たちは、中央大学経済学部・丸山ゼミの学生です。
私たちはゼミ活動の中で「ビールゲーム」という経営シミュレーションを行い、商品が消費者に届くまでのサプライチェーンにおいて、情報共有や企業同士のつながりが非常に重要であることを学びました。
「この学びを、実際の地域産業の中で活かしてみたい。」
そんな思いから始まったのが、静岡県浜松市の「天竜材」を活用した商品開発プロジェクトです。
浜松の林業と出会って始まった挑戦
浜松市の天竜地域では、長い年月をかけて森林が育てられ、「天竜材」と呼ばれる木材が生産されています。
しかし、私たちが地域の方々と交流する中で、
「もっと若い世代に林業を知ってほしい」「天竜材の魅力を多くの人に届けたい」「林業の現場や、そこで働く人たちのことを知ってほしい」
という声を伺いました。
そこで私たちは、大学生という立場だからこそ、天竜地域と若い世代をつなぐことができるのではないかと考えました。
そして、「天竜材をもっと身近に感じてもらえる商品」を目指して開発を始めたのが、天竜材を使用した木製ディフューザーです。
天竜材を「見る」だけではなく、「香り」で感じてもらいたい
木材というと、住宅や家具などをイメージする方が多いかもしれません。
しかし私たちは、もっと気軽に、日常生活の中で天竜材に触れてもらえる方法を考えました。
そこで注目したのが「香り」です。
木製ディフューザーに精油を垂らすことで、木の温もりとともに自然の香りを楽しむことができます。
車内やデスク、クローゼットなど、日常のさまざまな場所で使用できる商品を目指して開発を進めてきました。
商品を手に取ったことをきっかけに、
「天竜材って何だろう?」「この木はどこから来たんだろう?」
と、浜松の森林や林業にも興味を持ってもらいたい。
この木製ディフューザーには、そんな思いを込めています。
前回のクラウドファンディングから、さらに一歩前へ
私たちは2026年7月から8月にかけて、初めてクラウドファンディングに挑戦しました。
その結果、46名の方から合計137,000円ものご支援をいただきました。
目標金額には届きませんでしたが、想像以上に多くの方から応援の言葉をいただき、「この商品を実際に形にして届けたい」という思いがさらに強くなりました。
そして、クラウドファンディングを実施して終わりではありません。
実際に浜松へ足を運び、林業や木材、精油に関わる方々から直接お話を伺いながら、商品化に向けた活動を進めてきました。
浜松市天竜区春野町では、地域の植物を活用した精油づくりの現場を訪問し、蒸留設備の見学やさまざまな香りの体験も行いました。
オンラインや資料だけでは分からなかった、木や香りを生み出す人たちの思いに触れたことで、私たち自身も天竜地域の魅力を改めて実感しました。
そして、木製ディフューザーを実際に販売します
試作や現地での学びを重ね、私たちの木製ディフューザーは「アイデア」から「商品」へと少しずつ形になってきました。
中央大学の学園祭「白門祭」では、
木製ディフューザー本体1個+精油1mlを1,600円
で販売する予定です。
実際に商品を手に取っていただき、デザインや香り、価格などについて消費者の皆さまから直接ご意見をいただきます。
私たちの目的は、ただ商品を作って販売することではありません。
実際の反応を検証し、改善を重ねながら、「天竜材の魅力を伝えられる商品」に育てていくことを目指しています。
クラウドファンディング限定で、精油を2倍に
今回、もう一度クラウドファンディングに挑戦するにあたり、支援してくださる皆さまに少しでも特別な形で商品を届けたいと考えました。
そこで、クラウドファンディングでは、
木製ディフューザー本体1個+精油2mlを1,800円
でお届けします。
白門祭では精油1mlのところ、クラウドファンディングでは2倍となる2mlをセットにします。
価格差は200円ですが、精油は1mlあたり約450円相当の原価がかかっています。
クラウドファンディングを通じて私たちの活動を応援してくださる方に、少しでも長く香りを楽しんでいただきたい。
そんな感謝の気持ちを込めた、クラウドファンディング限定の内容です。
学生の活動で終わらせず、天竜材の魅力を届け続けたい
このプロジェクトを始めた当初、私たちにあったのは「地域と若い世代をつなぎたい」という思いだけでした。
そこから浜松を訪れ、地域の方々と話し、商品を考え、試作を重ね、多くの方から支援をいただき、ようやく実際の商品として届けられるところまで進んできました。
しかし、ここがゴールではありません。
白門祭での販売や今回のクラウドファンディングを通じていただいた声をもとに、さらに商品を改善していきたいと考えています。
そして最終的には、今回の商品開発で得た経験やデータを、天竜材の付加価値向上や地域事業者同士の連携につながる提案としてまとめることを目指しています。
学生だからこそ持てる視点と行動力で、浜松の林業と若い世代をつなぐ。
木製ディフューザーは、そのための小さな一歩です。
この商品を手に取ったとき、香りだけではなく、その背景にある浜松の森林や、そこで木を育て、加工し、届けている人たちのことを少しでも思い浮かべていただけたら嬉しいです。
皆さまからのご支援を、プロジェクトメンバー一同、心よりお待ちしております。
今後のスケジュール
2026年9月
浜松市天竜地域の林業・木材関連企業への訪問を実施し、商品仕様や販売方法について最終調整を進めます。
2026年10月
木製ディフューザーの製作や精油・パッケージ等の準備を進めるとともに、クラウドファンディングを実施します。
2026年11月
白門祭でのテスト販売中央大学の学園祭「白門祭」にて、木製ディフューザーのテスト販売を実施する予定です。実際に商品を手に取っていただき、香りやデザイン、価格などについてご意見をいただきます。
2026年11月〜12月
白門祭でいただいたご意見をもとに商品の改善を行い、リターン用商品の製作・検品・梱包を進めます。
2026年12月下旬〜2027年1月
クラウドファンディングでご支援いただいた皆さまへ、順次リターンを発送します。
2027年1月
道の駅等でのテスト販売を予定しています。白門祭やクラウドファンディングを通じて得たご意見を活かし、今後の商品化・販売拡大につなげていきます。
※本プロジェクトページに掲載している画像・名称については、関係者より掲載許可をいただいたうえで使用しております。※プロジェクト内で使用している写真は、当プロジェクトに関連する活動の様子を紹介する目的で掲載しております。




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