話す人は、いつもの言葉で、
聞く人は、自分の言葉で。
AI同時通訳「TOQL(トークル)」を
言葉の壁があるすべての場所へ
目の前で、大切なことが語られている。
でも、その言葉が分からない。
同じ場所にいるのに、自分だけが話の中に入れない。
TOQLは、そんな一人を「仕方がない」で終わらせたくないという思いから始まりました。
日本では今、外国語が主要言語の方々が増えています。
「英語だったらなんとかなるよ」
とおっしゃるかもしれません。
しかし、今は、
「英語があれば何とかなる」だけでは届かない時代です。
TOQL開発環境の大阪府富田林では
多文化共生のための外国人市民相談窓口や多言語生活ガイドが整備されるなど
地域で使われる言語は多様になっています。
ベトナム語、中国語、韓国語、ネパール語、インドネシア語など
必要とされる言葉は一つではありません。
けれど、一人のために毎回専門の通訳者をお願いすることは難しい。それなら、
話す人のスマートフォンと
聞く人がすでに持っているスマートフォンだけで
もっと簡単に言葉を届けられないか
そこからTOQLを作り始めました。

◆ TOQL(トークル)とは
TOQLは、話している言葉をリアルタイムで認識し、AIで翻訳して、聞き手それぞれのスマートフォンへ字幕や音声として届けるWebサービスです。
利用方法は単純です。話す人も聞く人も
新しい機材は全く必要ありません。
話す人は、いつものように話す。
「今日は英語を準備しよう」「中国語の通訳を探そう」と考える必要がいりません。
聞く人も、QRコードやURLからアクセスし
自分が聞きたい言語を自分のスマホで選ぶだけです。
同じ会場のみならず、離れた場所からも参加できます。これがTOQLです。

◆ TOQLは、あるキリスト教会のニーズから始まった
TOQLは大阪のあるキリスト教会で産声を挙げました。
教会での通訳は、厳しい環境です。
30分から1時間、途切れなくお話が続きます。
字幕だけでなく、音声による同時通訳を必要とする人もいます。
高齢者やスマートフォン操作に慣れていない人にも、使いやすい必要があります。
同じニーズは、社会のあちこちにあるのではないでしょうか。
子ども食堂
地域活動
講演会
学校
研修
国際交流
観光
さまざまな宗教施設やイベント
「外国語を必要とする人がいる。でも一人のために通訳者を用意することは難しい」
という場面があります。
TOQLが目指しているのは、専門通訳を必要とする場面から人間の通訳者をなくすことではありません。
医療、法律、外交、重要な交渉などには、人間による高度な通訳が不可欠です。
TOQLが埋めたいのは、その手前にある大きな空白です。
これまで通訳を準備できなかった場所にも、多言語で参加できる入口をつくる
それが、このプロジェクトの社会的な目的です。

◆ なぜ牧師がAI通訳を作っているのか
私(西原智彦)はIT企業の経営者でも、大規模な開発チームを率いるエンジニアでもありません。
20代のころ、東京工業大学・大学院(現・東京科学大学)にて工学を学び、ロボット工学を研究していました。
そして50代になった今、まったく畑違いの大阪府富田林市にあるキリスト教会の牧師として、人に言葉を届ける仕事をしています。
「言葉を届けたい」という牧師としての課題と
「技術で問題を解決する」という工学的な発想
この二つがTOQLで一つになりました。
最初からAIサービスを作ろうと思っていたわけではありません。
身につけた科学技術と、地域社会での人間関係がどう関わるのか、分かりませんでした。
工学を学んでから約30年。
牧師として地域に関わる中で、かつて学んだ技術と現在の仕事が、思いがけない形でつながりました。
目の前に、言葉を受け取れない人がいる。
だから必要なものを一つずつ作ってきました。
※TOQLは西原個人が開発しているプロジェクトであり、教会による事業・資金募集ではありません。

◆ TOQLは、すでにアイデアだけではありません
TOQLは2026年9月13日現在、実際に動作するWebサービスとして開発と実証実験を続けています。
リアルタイム音声認識
多言語翻訳
字幕配信
翻訳音声の配信
複数言語の同時利用
個人配信
団体配信
ポイント管理
などの仕組みを実装しています。
実際に現場で30分以上のお話を同時通訳として利用し、問題が起きればログを記録・確認・検証・修正して、また試す。このサイクルを何回も繰り返し、最大でも13秒程度の遅れで同時通訳でできる段階です(2026/9/25現在)。ここから必要なのは、
一現場で「動く」ことから
「誰でも安心して使えるサービスにする」ことへの飛躍
です。
長時間でも止まらない
複数の人・複数の言語が同時に使っても耐えられる
スマートフォンで迷わず使える
安全にアカウントやポイントを管理できる
TOQLは今、この段階に来ています。
さらに将来は
気になる話者や団体をフォローし
過去の配信へアクセスするなど
言語を越えて継続的につながれる仕組みへ発展させたいと考えています。
◆ 50万円のご支援で、社会実装を一段進めます
第一目標は50万円です。
TOQLは現在、私自身が開発と実証を続けています。大きな費用がかかるのは、開発を支える生成AIやAI APIの利用料、そしてTOQLを実際に動かし続けるためのサーバー・データベース・認証・メール配信などの運用基盤です。
開発では、コードを書くだけでなく、エラー原因の解析、翻訳精度の検証、複数言語での試験、長時間配信、多人数接続などを何度も繰り返して確認します。そのたびに生成AIやOpenAI APIなどを利用します。また今後は、教会だけでなく地域活動や関係団体など、異なる環境で実証するための移動や通信にも費用が必要になります。
ご支援いただいた50万円は、主に次の用途に使用する予定です。
生成AI・AI API等の開発/検証利用料 |
13万円 |
サーバー・DB・メール・ドメイン等の運用基盤費 |
8.5万円 |
実証実験の交通費・通信費等 |
5万円 |
負荷試験・安定化・検証環境費 |
3.5万円 |
ポイント付きリターンの還元分 |
6.1万円 |
為替変動・追加サービス等の予備費 |
4.55万円 |
CAMPFIRE手数料等 |
9.35万円 |
合計 |
50万円 |
2026年秋は、教会や地域活動、関係者・関係団体で実証を続けます。クラウドファンディング終了後は、長時間配信、多人数・多言語利用への対応、アカウント・ポイント管理など、継続利用に必要な基盤をさらに整えていきます。2027年には、条件が整った段階から試験利用の範囲を広げ、実際の現場で見つかった課題を改善しながら、個人でも団体でも必要なときに利用できるサービスへ育てていきます。
今回のクラウドファンディングは、TOQLを「一人の開発者による実験」から、社会の中で継続して使えるサービスへ進めるための資金です。これまで自己負担で続けてきた開発と実証を止めることなく、より多くの場所で試し、問題を見つけ、改善し、安心して利用できる状態へ近づけていきます。

◆ ちなみにTOQLの利用料金は?
聞く人は無料です。通訳を配信する側に 料金がかかります。
①利用時間、②利用言語数、③字幕のみか音声付きか
によって料金が決まります。
一言語へ通訳を届ける場合の料金
通訳時間・内容 | 必要ポイント| 個人配信額 | 団体配信額
30分・字幕のみ | 30pt | 600円相当 | 540円相当
30分・字幕+音声| 39pt | 780円相当 | 702円相当
※料金は2026年9月25日時点の予定。インターネット通信料は各自のご負担
同じ言語への配信なら、聞く人が1人でも、100人でも、料金は変わりません。複数の言語へ届ける場合は、各言語の合算となります。
ポイント購入は、個人配信では1,000円で50ptから、団体配信では月額3,600円・200ptから、のご利用を予定中です。購入したポイントから、使用分を消費する仕組みです。
例1)30分のお話を、英語音声を聞く人が5人、中国語音声を聞く人が3人、ネパール語字幕を見る人が4人いる場合
個人配信の場合 780x2+600=2,160円
団体配信の場合 702x2+540=1,944円
例2)団体として毎週30分のお話を、1言語の字幕+音声で月4回届ける場合
39ptx4=156pt。団体向けの月額3,600円プランで十分。
◆ 言葉が届く。その先のつながりで、通訳を支える
同じ言語で聞く人が増えても、人数による追加料金はかかりません。だから、その一人が家族や友人にも「一緒に聞いてみませんか」と声をかけられます。通訳を、一人のための費用で終わらせず、家族や友人とつながる入口にしたい。 それがTOQLのもう一つの願いです。
私はこれまで二度、新規でキリスト教会を始める働きに携わりました。できるだけ安く、負担を小さくして届けたい。その思いはよく分かります。一方で、安く提供するだけでは関係が育たず、活動を続けることが難しくなった経験もあります。参加しやすい入口をつくることと、「また聞きたい」「この活動を支えたい」と思える関係を育てること。その両方が必要だと感じてきました。
そこでTOQLは、聞く人が気に入った話者や団体をフォローできる、SNSの仕組みを導入します。さらに、「この通訳を続けてほしい」と思った人が、その配信者個人や団体へ、応援ポイントを贈れる仕組みを導入しています。
支える人は、聞き手に限りません。家族や友人、その活動に共感する個人や団体が支えることもできます。通訳を必要とする人と、その費用を支える人が、同じでなくてもよい。 もちろん、フォローや応援は任意です。応援しない方も、同じように通訳を受け取れます。
TOQLが目指すのは、言葉が届くことで人がつながり、そのつながりによって通訳も続いていくソーシャル・ネットワークサービスです。応援が集まることを保証するものではありませんが、一人や一団体だけで負担を抱え込まず、活動を大切に思う人たちと支え合える選択肢を用意したいと考えています。
※「応援ポイント」は通訳利用に充当するもので、団体の月額契約料を自動的に割り引くものではありません。また、この仕組みは、今回CAMPFIREで募集するTOQLの開発支援とは別のものです。
◆ 「使って応援」と「育てて応援」、2つの支援方法を用意します
今回のクラウドファンディングでは、できるだけ物品を作りません。
発送や在庫のためではなく、いただいたご支援をできるだけTOQLの開発と実証に使いたいからです。
その代わり、支援の方法を大きく二つに分けます。
① TOQLを将来使ってみたい方のための「ポイント付き応援コース」
正式運用後、支援額に応じて通常よりお得なTOQLポイントを受け取れるようにします。ご自身で利用するだけでなく、TOQLを使ってほしい家族や友人、教会・団体などへ未使用の受取権を贈れる仕組みも準備する予定です。
② TOQLそのものを一緒に育てる応援してくださる方のための「開発応援コース」
このコースにはポイントは付きません。その代わり、支援してくださった方には、
A) 支援者限定の定例開発報告
B) TOQLへのアイデアや要望を伝えられる支援者アンケート
C) 正式運用前後に開催するオンライン完成報告会への参加資格
をご用意します。
ポイントという直接的なリターンを受け取ってTOQLを使う。あるいは、開発そのものを支え、その成長を一緒に見届ける。どちらもTOQLにとって大切な支援です。
そして、ポイント付き応援を選んだ方が、その利用権を必要としている誰かへ贈ることができれば、一人の支援が、別の誰かの「分かる」につながることになります。そんな循環も、TOQLが作りたい仕組みの一つです。

◆ 最後に
TOQLは、大企業の新規事業として始まったものではありません。
大阪の一つの教会で
「この人にも、この言葉を届けたい」
という小さな必要から始まりました。
けれど、地域で人と関わるほど、これは一つの教会だけの問題ではないと感じるようになりました。
同じ地域に暮らす
同じ場所に集まる
同じ話を聞く
けれど、言葉だけが分からない
そのために輪の外に排除しない社会、排除されない社会を、技術によって少しずつ作れるかもしれません。
話す人は、いつもの言葉で。聞く人は、自分の言葉で。
TOQLは、まだ成長の途中です。
教会から始まった小さな試みを、地域へ、そして言葉の壁があるさまざまな場所へ届けるために。
ぜひ、この続きを一緒に作ってください。
皆さまのご支援を、よろしくお願いいたします。

◆ TOQLへの質問
Q1 家族や友人が双方向で使うことはできますか?
A1 いいえ。TOQLは、話者が複数のリスナーへ通訳を届ける、ブロードキャスト型サービスです。
Q2 通訳の誤変換は大丈夫ですか?
A2 AIとしてOpenAIを用いています。さらに、原稿があればあらかじめアップロードすることで、専門用語の誤変換を抑えます。話者は自らの辞書を蓄えていくことができます。
Q3 良い通訳となるように、話者は語り方を変える必要がありますか?
A3 いいえ。普通にお話下さい。TOQLは語彙順が異なる言語間においても極力早く同時通訳するよう設計を随時改良しています。
Q4 TOQLは買い取りアプリですか?
A3 いいえ。個人配信は従量課金、団体配信はサブスク形式です。
Q5 使用料はどれぐらいになりますか?
A5 1トークルポイント毎に、個人配信は20円、団体配信は18円(単価)を予定しています(2026/9/18現在)。
Q6 「トークルポイント」ってなに?
A6 通訳時間を計る単位です。1トークルポイントで、1つの言語への字幕通訳を約1分間利用できます。音声通訳も利用する場合は、1分あたり1.3ポイントを使用します。たとえば10ポイントなら、1言語で字幕のみ約10分、字幕+音声なら約7.7分利用できます。複数の言語へ同時配信する場合は、言語ごとにポイントを使用します。
Q7 個人配信と団体配信ってなに?
A7 個人配信は、話者の個人アカウントから通訳配信する場です。団体配信は、話者が所属・提携する団体アカウントから通訳配信する場です。団体配信では話者として複数のメンバー(個人アカウトを持っている人も、持っていない人も)を登録・選択できます。
Q8 団体配信を使うには、個人アカウントとは異なる、団体用のアカウントが必要ですか?
A8 いいえ。トークルに団体アカウントはありません。個人アカウントを持っている人が管理者となり、団体配信を立ち上げることができます。後から、別の人へ管理者を変えることもできます。支払いのみを担当する支払い担当者を立てることもできます。
Q9 個人配信と団体配信のトークルポイントは共有ですか?
A9 いいえ。別々に購入・利用・管理されます。





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