【無名の大作を本と音楽で届ける】
フリーバード出版創業&『ソングクエスト1』出版プロジェクト

はじめまして。東京都調布市で創業しました、
株式会社フリーバード出版、
代表取締役の大原みな (おおはら みな)と申します。
この度は、私の挑戦に関心を寄せていただき、
本当にありがとうございます。
代表 大原みな
このたび、著者 大庭語朗さんの実話エンターテインメント小説「ソングクエスト1」を出版するにあたり、CAMPFIREに挑戦させていただくことにしました。
まず、弊社株式会社フリーバード出版について紹介させてください。
弊社は2026年6月に登記を済ませたばかりの、
出来立てほやほやの法人です。
100冊分の書籍コードも取得済みで、印刷さえすれば、いつでも書籍を世に送り出せる体制にあります。
「フリーバード」の語感からもご想像いただけるかと思いますが、著者の方々が、
業界やスポンサーの意向に阿ることなく、思いのたけを自由に綴ることを理念としております。
また、フリーバードの「バード」は、単に語呂の良さでつけたものではありません。

フリーバード出版ロゴ
こちらが弊社のロゴになります。このロゴに辿り着いた経緯をお話しさせていただきます。
今から12年前、私がまだ専門学生だった頃、たまたま知り合った方が、
「鳥の囀(さえず)りというのは、森の木々の成長にとって非常に重要なものなのだよ」
というお話をしてくださいました。
私はこの言葉を聴いたとき、はっとさせられました。
私の実家は栃木県の米農家です。冬の間は稲作ができないので、祖父母は万葉集にも出てくる かき菜 等を育てていました。寒々とした田舎暮らしに少しでも彩りを与えるべく、祖母は花を植えていましたが、幼い私にこう言ったものです。
「みなちゃん、花も言葉が分かるんだ。ありがとうとか、がんばれと声をかけてやった花は良く育つし、意地悪い言葉をかければ枯れちまう」
言葉や祈りに力があることは、近年、量子力学の研究などの文脈でも語られるようになってきました。しかし、そんな学術的な知識がなくても、つい鉢植えの花に「ありがとう」と声をかける感性を持った人は少なくないはずです。
花の命が、言葉によって伸び縮みする。だとすれば、鳥のさえずりが森の木々の生育に影響を与えたとして、何のおかしなことがあるでしょうか。
科学的に証明されているか否かはさておき、20歳の私はその言葉に強く打たれました。大げさに言えば、人生のターニングポイントの様な出来事となりました。
会社を設立すると決意した時に、真っ先にこの鳥の話を思い出しました。体重数グラムの鳥が、世界というシーソーの均衡を保っている。そんな思想がこのロゴには込められています。
もちろん、鳥というのはあくまでも象徴であり、代表です。虫たちや風。人の何気ない言葉やささやかな思いやり。重さの無い無数のものたちが支え合うことで地球が成り立っている。そのことを忘れない為の自戒の意味も含まれています。

次に、出版社を立ち上げたきっかけをお伝えします。
ミュージックビジネスの専門学校を卒業した後、私は明治座に勤めました。主な業務内容はお客様のご案内でしたが、公演が始まってしまえば、ほとんど待ちぼうけの時間です。今一つやりがいが感じられず、たまたま事務職を募集していた幼稚園へ転職しました。そちらで10年間、今年の3月までお世話になりました。
そうなんです。
出版社や編集の経験は、ゼロなんです。
起業を思い立ったのが、去年の夏。それから東京都の創業支援施設に毎週通い、夜間には日本エディタースクールに通って、書籍編集と校正についての講座を受け、急ピッチで出版目前まで漕ぎつけました。
未経験から出版社を立ち上げた、と言うと驚かれる方が半分。残りの半分は、AI全盛期のこのご時世に本なんて売れないだろうに、という冷笑をいただきます。「文芸」というニッチなジャンルにも、顔をしかめられることもしばしば。。
挑戦者を笑うなかれ、という美辞麗句が巷にはあふれておりますが、未経験の人間が出版社を始めるというのは、実際、突拍子もないことだと自分でも思います。
そこまでして、どうして出版社を立ち上げる必要があったのかをお伝えします。

それは現在出版予定の「ソングクエスト」との出会いがあったからです。
『ソングクエスト』は、シンガーソングライターを志した著者自身の音楽活動の経験を背景に、唄を通して人生を探求してきた主人公の葛藤と成長を描く、エンターテイメント長編小説です。
分かりやすい成功や幸福からは距離を置き、どんな状況にあっても、自分の為すべきことを見定めて生きていく。その過程と思想を描いた物語です。
この作品には、他に類を見ないユニークな特徴があります。物語の中に登場する楽曲が、著者自身の手による実際の音源として存在しているのです。読者は物語を読み進めながら、その楽曲を実際に聴くことができます。(ミュージカル風に)
小説と音楽が組み合わさることで、読むだけでは終わらない、立体的な読書体験が生まれる。音楽と物語が響き合いながら、作品への没入感を深めていく。本作はそんな構造になっています。

手前味噌にはなってしまいますが、これは本当に素晴らしい作品です。文学の金字塔と言ってもいい大傑作で、いつか世界的に評価される日が来ると確信しています。
しかし、一体どうしてそんな大作を大手出版社が放っておくのか?
出版業界の構造について理解する必要があります。
日本の文芸出版では、新人作家が商業出版に至る主要な入口の一つとして何かしらの「新人賞」を通過しなければなりません。
今はnoteの「創作大賞」や「カクヨム」のようなサイトなどもあるので一概には言えませんが、紙の文芸書として広く流通することを目指す新人作家にとって、新人賞は依然として「唯一の」登竜門と言って過言ではありません。新人賞を通らずに出版に至るのは、芸能人など社会的知名度がある人物に限られており、さもなくば自費出版するしかありません。どんなに優れた作品であっても、持ち込みはほぼ受け付けてもらえません。コネやツテがなければ、99%門前払いです。
そして、この新人賞制度には欠陥があります。
まず、文字数の制限があることが挙げられます。ソングクエストは原稿用紙換算で5000〜6000枚ですが、この枚数を応募できる賞はごくわずかです。ジャンルの指定もあり、ミステリやSFの賞に、純文学作品で応募することはできません。
また、独自に応募者や大手出版社の編集者へのヒアリングを行ったところ、選考が公平に行われていない実情も見えてきました。例えば、ある大手出版社主催の新人賞は毎回1000作を超える応募がありますが、これを一作一作丹念に読み込むのにかかる人件費と、新人賞受賞作の発行部数、そこから導き出される利益とを天秤にかけたら、どうなるでしょうか。
新人賞は制度疲労を起こしており、持ち込みもできない。これが日本における、デビュー前作家の置かれた状況です。
そこで、大庭さんは何度も「ソングクエスト」の持ち込みを試みましたが、前述の通り、ほとんどが門前払いでした。仕方なく、作品を分解して大手新人賞に応募するも一次落選。執拗に不服申し立てをしましたが、評定は絶対に教えてくれません。
再び持ち込み先を探し、どうにか了承が得られても、担当者がアポの約束を忘れていてすっぽかされたり、果てはネットに記載された会社の住所が間違っていて、宅配便が戻ってきたりしたそうです。
会社の住所が間違っているなんて話、聞いたことがありますか。私はありません。
大庭さんは、「神様はどうしてもこの作品を世に出したくないらしい」と、自嘲気味に話していました。
大変なご苦労をされて執筆しているらしいことを知っていたので、もちろん胸が痛みました。
と、「私が出版社をやったらどうだろう」という考えが不意に降りてきたのです。まさか私が、と失笑しましたが、その考えは日増しに強まっていきました。
だってこんなに素晴らしい本があるのに、新人賞に送っても読まれもせず、何度も何度も頭を下げても受け取ってもらえない。普通は出版社側が駆けずり回って、素晴らしい作品を発掘するものではないのですか。素人の私には、そう思えてなりませんでした。
そこで父に相談したところ、反対されると思い来や、思いがけない返事が返って来ました。
「やってみればいいじゃないか」
そうだ。やってみればいいのだ。
だって、私には失うものが何もないのです。
自社ビルもなければ、社員も抱えていない。
最悪書籍が少しも売れなくたって、貯金がなくなって倒産して終わりです。
「素晴らしい作品が、読まれることすらなく埋もれていくのが現実。それなら、私がこの本を届ける場所をつくりたいと思う」
そんな想いを大庭さんにお伝えしたところ、「ぜひ、フリーバード出版からこの作品を出したい」と言っていただきました。
しかし、物事は中々とんとん拍子には行きません。
業界未経験という理由で日本政策金融公庫の融資を断られてしまいました。退職から約半年。会社の準備で忙しく、副業をしながらも。主な収入が途絶えた中、生活費に加えて、法務局への登記費用や、バーコードの購入、装丁のデザインや校正代、各種打ち合わせの飲食代等で、貯金はほぼ底をつきました。
それでも、この本だけは絶対に出版せねばなりません。
私のためにも、大庭さんのためにも、
日本の文学、延いては社会全体のためにも。

私にとって、このプロジェクトは、単に一冊の本を世に出すことだけを意味しません。
それは、まだ見ぬ才能に光を当てること。市場の枠を越えた本との出会いをつくること。そして、作家と読者の新しい関係を生み出すことです。
『ソングクエスト』は、決まりに合わないという理由で、長いあいだ読まれる機会を得られませんでした。けれど、同じように、書き上げた作品を手に、行き場を探している作家は、きっと他にもたくさんいるはずです。
フリーバード出版は、この第一作を皆さまと一緒に世に送り出したあと、そうした作家の方々の作品にも、一つひとつ向き合っていきたいと考えています。大きなことはまだ言えませんが、持ち込み原稿を積極的に受け付けるほか、枚数やジャンルにとらわれない文学新人賞の開催や新人作家が積極的に参加できる形づくりを目指しています。『ソングクエスト』の出版は、そのすべての始まりです。
支援してくださる皆さまには、まだ知られていない作品や、これまでにない視点に触れていただき、ご自身の読書体験を豊かにしていただける機会をお届けします。そして、生まれたばかりの出版社の挑戦を支えることで、これからの新しい文化を一緒につくる仲間になっていただけたら、これほど嬉しいことはありません。
私たちが目指すのは、【その本が誰かの人生を救うかもしれない】という想いを込めた、丁寧な本づくりです。読む人の心を少しでも自由にできる作品を届けることが、弊社のモットーです。
大庭 語朗 (KATARO OHBA)
1985年生まれ(41歳)
東京都出身 中央大学法学部卒業
大学卒業後、音楽研鑽の為にフォークソングのルーツ、
アイルランドへ渡りワーキングホリデーにて
一年滞在する。
その後カナダに渡り様々な職に就く。
帰国後、豊富な人生経験を基に小説執筆を開始。
現在は、小説家×シンガーソングライターとして
SNSを中心に文学や音楽、日々の関心ごとについて発信している。
著者の活動は以下を是非ご覧ください!!
https://www.instagram.com/go.dolly.go85/
著者からのコメント


(定価2700円+税)
『ソングクエスト』は全4部作の物語で、原稿はすでにすべて完成しております。
今回出版する作品は『ソングクエスト1』となります。第2部の『ソングクエスト2』は、2027年6月頃の刊行を予定しております。物語の最後まで、長く見守っていただけましたら幸いです。



『ソングクエスト1』の原稿は、すでに完成しております。デザイナー、印刷会社、WEB制作会社のご協力のもと、ブックデザイン、組版、書籍用紙の選定、流通体制の構築、そして作中の楽曲をお聴きいただくための音源ページの準備も整いました。現在は、最終調整の段階に入っております。ISBNも取得済みで、資金の目処が立ち次第、ただちに印刷に入ることができます。
あとは、刷るための費用だけです。知人の方々、そしてこの作品に共感してくださる方々のお力をお借りしながら、出版社と著者あわせて約6,000人のSNSでの発信も活かして、このプロジェクトを広げてまいります。
制作の裏側をご紹介
著者は推敲に推敲を何度も重ね長編小説を書きあげました
自分の文章と総計何時間向き合ったのでしょう。精神的にもきつい作業だとお察しします。
作家を日の当たる場所へ
届けなければならなりません。このような力のある
作家はこの国日本にはきっとまだまたいるはずです。
著者 大庭語朗





書籍制作費(編集、校正、印刷など):1,400,000円
広報費リターン費用・送料・プロモーション費用:226,000円
CAMPFIRE手数料:支援総額の17%(税別)374,000円
目標支援金額合計2,000,000円

スケジュール
2026年11月5日:クラウドファンディング終了
2026年11月中旬~:書籍完成
2026年11月中旬準備が整い次第:支援者様へ書籍・グッズ発送
2026年12月15日:全リターン完了予定
書籍の一般販売開始:2026年11月末頃書籍の販売を開始します。
Amazonや全国書店での取り扱いを予定しております。
目標に届かなかった場合も、どうにかして必ず出版します。
フリーバード出版は、まだ始まったばかりの小さな出版社です。
けれど、この小ささこそが、作家一人ひとりの表現と丁寧に向き合える強みだと信じています。
あなたの支援が、誰かの人生を変える一冊を生み出すかもしれません。
まだ見ぬ作品と作家に、どうか光を届けさせてください。
ここまで来られたのは、力を貸してくださった方々のおかげです。デザイナー、印刷会社、WEB制作会社の皆さま——実績のない出版社の相談に、どなたも誠実に応じてくださいました。この場を借りて、御礼申し上げます。
皆さまと一緒に、自由で多様な表現があふれる世界をつくっていけたら、これほど嬉しいことはありません。
どうぞ、温かいご支援をよろしくお願いいたします。
株式会社フリーバード出版の応援をよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。





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