私にとって、1番想いが強いリターンがこの【常連会員証】です。多くの飲食店では、売れるかわからない量の仕込みをして、お客様を待つことでしか利益を作れません。売れ残ればロスになり、原価を下げれば商品の価値が下がる。小さく小さく回転させる渦から抜け出せなくなっていきいつの間にか『もう一度行きたかったお店が潰れてた』そんな声を聞くことが、本当に嫌でした。だってこれは、本当だったら誰も悪くない話しだから。そのため私は、お客様と共にお店を継続的に支えることができる新しい仕組みを作りたいと考えました。・年に1度、常連会員証を発行する。・購入して頂いた資金を、メニュー開発や運営資金として活用させて頂く。・1年の最後に、常連会員証を買ってくれた方限定のお茶会を開いて還元する。これは、『食事をする』以外で、小さい飲食店を支えるための新しい選択肢になるのではないか?私は自分のお店を通して、継続できる小さなクラウドファンディングの仕組みをこの常連会員証で作ろうとしています。 そして、私は飲食店がよく使っているポイントカードにも疑問を感じていました。たまに行くお店のポイントカードを常に財布に入れ、会計の時に探し出し、溜まったポイントを商品と交換して還元する。これは本当にお互いが心から嬉しいと思って交換できてる仕組みなのだろうか……?そこで、会員証には革細工を採用し、来店の度にヤドリギの葉をモチーフにした押印ができるという形にしました。お店を応援した証が目に見えて、最後には記念品として形に残る。それが、『記憶に残る店』をコンセプトにしているやどり樹らしいお返しなのではないかと。会員証の作成は、守谷市内の就労継続支援B型作業所『Reha Camp』様に依頼させて頂きました。この常連会員証を購入することで、障害のある方々の仕事になり、この施設を応援することにも繋がります。実際にサンプルを頂き、手にした時の高級感、押印した時の跡の残り方、糸や金具の色など何度も何度も確認して、その度に修正して頂きました。この仕組みをつくる価値この施設で作られる革細工の価値そして、やどり樹に通うことの価値これらが伝わる唯一無二の商品になるまで、妥協せず作り続けます。そして来年つくる会員証の色や、デザインも、既に考えています。このワクワクを、是非やどり樹の店舗で味わってください。やどり樹店主栞



