「個性を出せ」と言われても、困るんです
「個性」って、よく使う言葉ですよね。
なのに、「あなたの個性はなんですか?」と聞かれた途端、
急にポカンとしてしまう 。
挙げ句の果てに
「もっと個性を出しなさい」
「自分らしくしたほうがいい」
なんて言われた日には、もうお手上げです。
いや、そもそも。
個性って、どうやって出すんでしょうね。
「はい、これが私の個性です」
なんて、そんなに簡単にはいきません。
でも、個性を求められるシーンは1つや2つではありません。
そして、周りを見渡せば、個性に溢れた人ばかりがいる。
「あの人には個性があるのに、自分にはない」
「このままでいいのかな。でも、何をどう変えればいいのだろう」
わかります。私自身が、ずっとそうやって悩んできましたから。
落語の世界にも、強烈な個性や才能を持った人がいます。
そんな人たちを見ながら、
「個性ってなんなんだろう」
「自分みたいな凡人は、どうやって生きていけばいいんだろう」
と、ずっと頭を抱えて考えてきたんです。
答えの出ないモヤモヤを抱えて、
「自分には何もない」と立ち止まっているあなたへ。
この本を世に出すことで、自分を見つめ直し、
夢や目標に向かって一歩を踏み出せるきっかけを届けたい。
出版を実現するべく、今回、クラファンに挑戦します!
落語はおもしろい。でも、私は「つまらない」
はじめまして。落語家の三遊亭志う歌(しうか)です。

落語家なんてやっておりますからね、
「さぞ個性が強い人なんだろう」
そんなイメージをお持ちかもしれません。
実際、この世界に飛び込んでみたら、
強烈な個性を持った人や、
天性の才能がある人ばかりです。
でも、私は最初から落語家を目指していたわけではありません。
落語に出会ったのは、大学生のときです。
ひょんなことから落語研究会に入りまして。
聴いてみたら面白かったし、自分でやってみたら、これがもっと面白かった。
で、「やりたいことが見つかっちゃったから、大学はもういいや」となりまして、
最終的に大学を辞めました。
そうして、自分の「個性」なんて意識したこともないまま、
勢いでこの世界へ飛び込んだわけですが……。
振り返ってみると、そもそも大学の落研時代から個性のない人間だったんです。
当時、師匠役だったとても面白い先輩から、私は何度もこう言われていたんです。
「磯部くんはさ、ツマンナイんだよ」(磯部というのは私の本名です)。
かといって、当時の私は個性がないことを、深刻に捉えていたわけでもありません。
ただ、
「なんであの人はあんなに面白くて、自分はツマラナイんだろう」
ということが、ずっと引っかかっていたんです。
そして、プロになってから、
いろんな方の芸や古典落語を見ていく中で、
私はあることに気づきました。
同じ古典落語を教わって、
全く同じようにしゃべっているつもりでも、
同じにはならない。
100人がやれば、見事なまでに100通りになるんですよ。
本人が「よし、ここで私の個性を出してやろう」なんて、
狙っているわけじゃないのに、違いが出ちゃう。
そこで、
「そうか。個性って、出そうとして出すものじゃなくて、出ちゃうものなんだな」
って気づいたわけです。
それが、個性の正体が少しわかるようになった瞬間でした。

60個のメモから見えてきた「個性の本質」
個性の正体はこれだ!と言えるようになったのは、それから少し後のことです。
2023年ごろのこと。
なぜか突然
「このままじゃ自分という人間がダメになる、自分を変えなきゃいけないな」
と思い立って、本を読むようになったんです。
それで、読んで、気になったことをノートにメモしていく。
気づけば、そのメモが60ほど溜まっていました。
そのメモを見返しつつ個性について考え続けていたら
「個性ってこういうことかもしれない」
と、自分なりに思えるところまで来たんです。
そのとき、思っちゃったんですよ。
「これを世の中に出したら、昔の自分みたいに悩んでいる人に役立つんじゃないか?」
って。
このプロジェクトを立ち上げようと思った理由は、もう一つあります。
テレビのニュースなんかを見ていると、
中学生や高校生が飲食店でいたずらをすることが、
しばしば大問題になっていますよね。
そういうのを見るたびに、つくづく思うんです。
「夢があったら、そんなことしてる暇ない」って。
夢ってやつは、すぐにはかなわないですよね。何年もかかる。
だから夢を持っていたら、その何年も先に、「自分はどうなっていたいか」まで考えるようになるはずなんです。
「自分は何をしたいのか」
「何に本気になれるのか」
と、自分自身に向き合うことは、
個性を知るための一歩目でもあります。
だから私の中では、「個性」の話と「夢」の話は、離れていないんです。
そういうことを考える人が増えたら、
ちょっとは世の中が変わるんじゃないか。
本気でそう思って、書き始めたのは今年の夏のこと。
いざ書き始めて頭の中を整理してみたら、
不思議なことが起きたんです。
個性。夢。仕事。ライバル。自分を変えること。
今までバラバラだと思っていたものが、
鎖みたいに、全部ガチッと一本につながっていった。
これにはちょっと、びっくりしました。

天才に囲まれたとき、凡人はどう立ち向かうか
先ほども申し上げましたが、
落語の世界にも、個性あふれる人や才能のある人がいます。
そういう人は、どうしたって目に入るし、悔しいこともありますよ。
でもね、相手の欠点を探し出して
「ここなら自分のほうが上だ」
なんて安心したところで、自分自身は1ミリも変わりません。
じゃあ、自分みたいな凡人はどうするんだと。
まず、
「自分は天才じゃない」
「自分には足りないものがある」
と素直に認めること。
そこからだと思っているんです。
「自分は凡人だ」と認めちゃえば、人の言葉も本の内容も素直に受け取りやすくなる。
本を読む。
人の話を聞く。
自分で考える。
そうやって、今の自分にないものを地道に一つずつ取り入れていくんです。
派手さなんて、全っ然ありません。まあ、かなり地味です。
でも、その積み重ねの先に、誰かの真似ではない「自分らしさ」が表れてくる。
私は、それが個性なんだと思っています。
天才と同じ才能はなくても、自分にしかない個性は磨ける。
その個性が、やがて天才と渡り合い、打ち負かす武器になるかもしれない。
この本では、凡人がどう自分を磨き、自分だけの個性を武器にしていくのかも書いています。

「このままじゃいけない」と悩む、若いあなたにも届けたい
普段、私の落語に来てくださるのは、50〜70代の方が中心ですが、
今回の本はもっと若い人たちにも届けたいと思っています。
毎日頑張ってはいるけれど、自分の道が見つからない。
「このままではいけない気がする」というモヤモヤはあるけれど、
何をどう変えればいいのかわからない。
そういう若い人たちが、今、たくさんいると思うんです。
中学校で落語をする機会もあり、夢をテーマにお話しすることもあります。
この本も同じです。
読んだ人が、「じゃあ、自分は何をやってみようかな」と、
一歩を踏み出すきっかけになるはず。
私はそう信じています。

「思い立ったら即行動」から始まる、今回の大きな挑戦
昔からね、思いついたらやらないと気が済まないタチなんです。
いくら考えても、実際にやらなきゃ何もわからない。
あとで「あのときやっておけばよかった」と後悔したくないんです。
だから、「本を出してみたい」と思い、まずは動いてみようと出版の相談をしました。
その後「では、やってみますか?」と聞かれたとき、即答しました。
「やってみたいです!」小樽で落語会を始めたときもそうでした。
仕事ではじめて訪れて駅を降りた瞬間、
「あ、この街は何か違うな」と思いました。
気になったので1カ月後にまた行って、
その勢いのまま、不動産屋に行ってアパートを借りちゃったんです。
もちろん、その時点で落語会を開いて人が来る保証なんて、
これっぽっちもありません。
それでも愚直に始めた小樽での落語会は、気づけば100回を超えていました。
「思い立ったことをすぐにやってしまう」というのは、
自分では短所だと思っているところでもあります。
でも振り返ってみると、その短所だって、
行動し続けてきた先では「私らしさ(個性)」になるのかもしれない。
だから、本を出版することも実現させたいんです。
この本をかたちにして、直接お話しできない人にも届けていく。
出版に向けて挑戦しているのが、このクラウドファンディングです。

資金の使い道・スケジュール・リターン
皆さまからいただいた資金は、電子書籍『個性の正体~天才を凡人が打ち負かす~』の出版費用として大切に使わせていただきます。(CAMPFIRE手数料を含みます。)
書籍は、〜著者をとことん愛する出版社〜トキツカゼ出版株式会社より自費出版します。
【実施スケジュール】
2026年11月1日〜11月30日 クラウドファンディング実施
2027年3月 電子書籍出版
2027年5月 ペーパーバック(紙の書籍)版出版
※電子書籍、ペーパーバック(紙の書籍)いずれもAmazonにて販売します。
リターンについて
ご支援いただいた方には、
書籍『個性の正体 〜天才を凡人が打ち負かす〜(仮)』ほか、
・特製千社札
・個人スポンサー+電子書籍
・サイン➕落語のフレーズを1分間
・出張落語
など、さまざまなリターンをご用意しました。詳しくはリターン欄からご覧ください。
さいごに

この本が、どれほど多くの方に読んでいただけるのか。
それは、わかりません。
でも、この本を読んで、
仕事への向き合い方が少し変わる人がいるかもしれない。
夢について考える人がいるかもしれない。
人と比べて終わるのではなく、自分を磨くほうへ進む人がいるかもしれない。
「自分にも、まだできることがあるかもしれない」と思う人がいるかもしれない。
そして、天才を打ち負かす人が、打ち負かそうという気概を取り戻す人が、いるかもしれない──。
そんな人が少しずつ増えて、「自分というもの」に自信を持てるようになったら。
この世の中は、もっといいふうに変わるんじゃないか。
私は、そう思うんです。
大げさですかね。
まあ、大げさでもいいんです。
私は、本気でそう思っています。
この本を必要としている人へ届けるために。
この一冊を、世の中に出すために。
支えていただけたら嬉しいです。
応援、よろしくお願いいたします。





コメント
もっと見る