もし今、大きな災害が起きたら。

猫が大きな音に驚いて、隠れてしまうかもしれません。
いつものフードや薬は足りるのか。猫と一緒に、どこへ避難すればいいのか。
災害は、いつ起こるかわかりません。
大切な家族だからこそ、もしもの時も一緒にいたい。
そのために、今からできる備えがあります。
私たち「にゃんぴんぐCar」は、見て、触れて、学べる「猫防災ブース」を制作したいと考えています。
第一目標は30万円。
キャリーや防災用品の比較展示、猫防災チェックリストなどの配布資料を制作し、防災イベントや地域の催しで、猫との避難について考えるきっかけを届けるプロジェクトです。

そして、この活動は猫を飼っている方だけのものではありません。
猫を飼っていなくても「猫のために何かしたい」「猫防災をもっと広めたい」という気持ちで応援していただけたら嬉しいです。
防災について詳しくない方にも、「これなら自分にもできそう」と思ってもらえる場所を目指しています。

災害時、猫には猫ならではの困りごとがあります。
例えば、こんな場面を想像してみてください。

・地震に驚き、家具の奥に隠れてしまう。
・怖がってキャリーに入らない。
・いつものフードや猫砂が手に入らない。
・避難先で猫と過ごす場所がわからない。
・飼い主の負傷時に、猫の存在や猫の情報を伝えられない。
どれも、猫と暮らす家庭で起こりうる問題です。
環境省の資料では、過去の災害で多くの動物が被災したことが報告されています。
◆ 過去の災害で報告された動物の被災
・阪神・淡路大震災(1995年)約9,300頭が被災(うち猫は約5,000頭)
・有珠山噴火(2000年)300頭以上が取り残された
・新潟県中越地震(2004年)5,000頭以上が被災
こうした過去の事例からも、ペットの避難や安全確保は、決して後回しにできない課題だと感じています。
出典:環境省「災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>」
◆「ペットと避難できる」と「一緒に過ごせる」は、必ずしも同じではありません。
災害時には「同行避難」という言葉がよく使われます。これは、飼い主がペットを連れて安全な場所へ避難することです。
ただし、ペットを連れて避難できたとしても、避難所で飼い主と同じ部屋で生活できるとは限りません。受け入れ方法や過ごす場所、必要な持ち物などは、施設や地域によって異なります。
だからこそ、災害が起きてから調べるのではなく、普段から避難先のルールや移動方法を確認しておくことが大切です。
猫を守るためには、まず飼い主自身が安全に避難できること。そのうえで、猫と一緒に避難するための準備をしておく必要があります。
猫の防災と聞くと、難しく感じる方もいるかもしれません。
でも、特別な道具を買い揃えることだけが防災ではありません。
例えば、こんなことから始められます。

❶ キャリーに慣れておく
普段からキャリーを部屋に置き、猫が自分から入れる環境をつくるなど、少しずつ慣れてもらいます。猫の性格や体調に合わせて、無理なく進めることが大切です。
❷ フード・水・トイレ用品を備える
フードや水は少なくとも5日分、できれば7日分以上を目安に備えます。
持病のある子は薬や療法食、いつも使っている猫砂なども忘れずに確認しておきます。
❸ うちの子の情報をまとめる
名前、写真、特徴、持病、服用している薬、かかりつけの動物病院などを記録しておきます。万が一、飼い主と猫が離れてしまった場合にも役立つ情報です。
❹ 避難先や預け先を調べる
自宅周辺の避難所のルールや、親戚・知人などの一時的な預け先、移動方法を確認しておきます。どれも、日常生活の中で少しずつ取り組めることです。
けれど、仕事や家事に追われる毎日の中で、猫の防災までじっくり調べる時間をつくるのは簡単ではありません。
「何から始めればいいかわからない」
「うちの子には何が必要なんだろう?」
そう思っているうちに、つい後回しになってしまうこともあると思います。
だからこそ私たちは、防災について調べようと思っていなかった方にも、自然と情報が届く機会をつくりたいと考えました。
イベントで偶然目にしたキャリーや防災用品が、帰宅後に自分の猫の備えを見直すきっかけになる。
そんな小さな変化を増やしていきたいのです。
私たちは、東京都三鷹市を拠点に、猫専用レンタルキャンピングカー「にゃんぴんぐCar」を運営しています。
猫との旅行や帰省、通院など、移動にはさまざまな不安がつきものです。
そんな猫と飼い主さんが、一緒に安心して過ごせる選択肢を増やしたいという思いから、このサービスを始めました。
◆ 実際に猫と過ごして、気づいたこと
私たち自身も猫とキャンピングカーで旅行をした際、「何を持っていけばいいんだっけ?」と何度も確認し、猫用品だけでなく、人間の持ち物も含めた準備の大切さを実感しました。
旅行なら忘れ物を取りに戻ることもできますが、突然の災害ではそうはいきません。

こうした経験から、猫と一緒に過ごせる場所や移動手段だけでなく、その前に、飼い主さんが備えについて知ることも大切なのではないかと考えるようになりました。
運営メンバーが猫防災アドバイザーの資格を取得した際に学んだ知識と実体験を活かして、身近にできる備えを伝えていきたいと考えています。
今回のクラウドファンディングは、車両購入やレンタル事業の拡大を目的としたものではありません。
猫防災の情報を、必要としている方に届けるための啓発活動です。
今回つくりたいのは、防災イベントや地域の催しに持ち込める、猫防災の展示ブースです。

資料を読むだけでなく、実物を見たり、比較したりしながら、自分の猫に必要な備えを考えられる場所を目指しています。
◆ 防災用品を実際に見られる展示
猫用のフードや水、猫砂、トイレ用品、迷子対策用品などを紹介します。
何をどのくらい備えておくとよいのか、普段使っているものとあわせて考えていただける展示にしたいと考えています。

◆ キャリー・ハーネスの比較
キャリーやハーネスには、さまざまな種類があります。
実際にサイズや構造、使い方の違いを比較しながら、選ぶ際のポイントや、安全に使用するための注意点を紹介します。

◆ 猫防災チェックリストの配布
災害時に必要な持ち物や、日頃から準備しておきたいことをまとめたチェックリストを制作します。
イベントで学んだ内容を、ご自宅でも見返していただくための資料です。
◆「うちの子緊急カード」の配布
愛猫の写真や特徴、健康情報、連絡先などをまとめられるカードを制作します。
必要な情報を整理し、いざという時に確認できるようにすることが目的です。
◆ 大切にしたいこと
このブースは、猫に無理な外出や屋外散歩をすすめるものではありません。猫の性格や体調に合わせて備えるための知識や用品を、人に向けて紹介するものです。イベント会場に猫を連れてきていただくことも前提としていません。
また、今回制作する展示物は、一度きりで使い終わるのではなく、今後の防災イベントなどでも繰り返し活用できるものを中心に考えています。
現在、猫防災ブースの実現に向けて、展示内容や必要な備品の選定を進めています。
キャリー・ハーネス・防災用品の比較展示をはじめ、「猫防災チェックリスト」「うちの子緊急カード」、のぼりや説明パネルなどの制作内容を検討しています。
展示用品や配布資料の制作、設営・運搬、リターンの発送などに必要な費用をもとに、第一目標を30万円に設定しました。
現在の段階
・展示内容と必要な備品を検討中
・配布資料・パネルの制作内容整理中
・出展先の候補は調整中
展示物や配布資料の制作・発注は、クラウドファンディング終了後、支援金の入金を確認してから進める予定です。
出展先はまだ確定していませんが、2027年3月の防災イベントでの活用を目標に、調整を進めています。
準備の進捗や出展に関する情報は、活動報告を通じてお伝えしていきます。
今回のクラウドファンディングでは、2段階の目標を設定しています。

※本プロジェクトはAll-In方式で実施します。目標金額の達成状況にかかわらず、いただいたご支援を活用してプロジェクトを実施します。
◆ 第一目標:30万円|基本ブースの制作
以下は詳しい予算内訳です。
ブース装飾・サイン
40,000円
配布資料の初回制作
35,000円
比較展示用の用品
80,000円
説明パネル・案内物
25,000円
設営・運搬・収納
30,000円
基本リターン発送・梱包
35,000円
予備費・価格変動対応
55,000円
合計 300,000円
この予算で、のぼりやテーブルクロス、説明パネルなどのブース装飾、チェックリスト・うちの子緊急カードの制作、キャリーや防災用品の比較展示を整えます。
予備費については、印刷仕様や支援件数による送料の変動、税・価格差額、追加の設営用品などに対応するために計上しています。
支援件数や制作部数は現時点では確定していないため、実際の発注時に正式な費用を確認し、同じ活動目的の範囲で調整します。
◆ 第二目標:50万円|展示と配布資料をさらに充実
30万円の第一目標を達成したあと、さらに20万円のご支援が集まった場合は、次の内容を追加します。
以下は追加20万円分の予算内訳です。
猫防災トートバッグ制作
50,000円
モニター展示
40,000円
クリアファイル制作
40,000円
配布資料の増刷
40,000円
追加梱包費・予備費など
30,000円
追加予算合計 200,000円
チェックリストやうちの子緊急カードを整理して保管できるクリアファイル、備蓄品をまとめるためのトートバッグなどを追加し、ご自宅での備えにも役立てていただける内容にしたいと考えています。
また、モニター展示を通して、文字や写真だけでは伝えにくい避難時の注意点なども、わかりやすく紹介できるようにしたいと思っています。
◆ 猫防災トートバッグについて
第二目標の50万円を達成した場合は、猫の備蓄品をまとめておく用途を想定したトートバッグの制作を予定しています。

ナチュラル生地、片面1色印刷、マチ付きのシンプルな仕様を検討中です。
普段のお買い物にも使いながら、防災用品を整理するきっかけになるものを目指しています。
なお、このバッグは猫を入れて運ぶためのものではなく、キャリーバッグの代わりにはなりません。
※制作物の仕様・部数・価格は現時点の計画です。正式見積もりや支援件数を確認したうえで、発注内容を決定します。
※50万円を超えた支援金も猫防災啓発活動に活用いたします。活用する内訳は活動報告を通じてお伝えしていきます。
今回のリターンは、猫防災の備えに役立つ資料や、活動を応援してくださった方へのお礼を中心に、7つのコースをご用意しています。
物品を増やしすぎず、いただいた支援金をできるだけ猫防災の啓発活動に活かせるように考えました。
猫を飼っていない方にも、ぜひご参加いただきたいと考えています。
ご家族やご友人へのプレゼントとして猫防災の資料を選んでいただくことも、活動そのものを応援していただくこともできます。
猫防災を知る人が一人増えることが、また別の誰かの備えにつながるかもしれません。

1,000円からご参加いただける応援コースのほか、ご自宅で備えを始められる資料付きのコースもご用意しています。
スポンサーコースは、猫防災の普及活動に賛同してくださる個人の方や、企業・店舗の皆さまに向けたものです。
お名前・企業名などの掲載は希望者のみとし、掲載を希望されない場合は非掲載といたします。SNSでの協賛紹介についても、内容を事前に確認いたします。
なお、イベント会場での協賛者名の掲示は主催者の許可が必要なため、確約するリターンには含めていません。
◆ 50万円達成時の追加特典
50万円達成で、対象4コースに猫防災トートバッグを追加予定!
募集終了時の支援総額が50万円以上となった場合、以下の4コースに「猫防災トートバッグ」を追加する予定です。
・10,000円|猫防災応援 → 1枚
・20,000円|個人スポンサー → 2枚
・50,000円|企業・店舗スポンサー → 3枚
・100,000円|特別スポンサー → 5枚
50万円に達しなかった場合、トートバッグは付属しません。各コースに記載した通常のリターンをお届けします。
50万円達成前にご支援いただいた方も、追加特典の対象となります。
※トートバッグの仕様・デザインは制作前のため変更となる場合があります。


※出展時期は、制作状況、会場の条件によって変更となる場合があります。
◆ この活動を、一度きりで終わらせないために
今回制作した展示パネルや比較展示用品などは、今後も繰り返し活用していく予定です。
実際のイベントでいただいたご意見も参考にしながら、展示や資料を少しずつ改良し、よりわかりやすい猫防災の啓発活動につなげていきたいと考えています。
出展の状況やご支援の使い道についても、活動報告を通じてお伝えしていきます。

私たち自身も、2匹の猫を保護し、今では大切な家族として一緒に暮らしています。
「にゃん♂(2歳)」と「ぴんぐ♀(6か月)」です。2匹で「にゃんぴんぐCar」の看板猫をやっています。

実は、1匹は猛暑の日に脱水症状で倒れていたところを保護した子です。

もう1匹は、豪雨によって道路が冠水する直前に保護した子で、もし保護が半日遅れていたら、水の中に取り残されていたかもしれません。
今では2匹とも元気に暮らし、毎日たくさんの幸せをもらっています。
けれど、あのとき少しでも状況が違っていたら、今こうして一緒に過ごすことはできなかったかもしれません。
だからこそ、自然災害の多い日本で、どうすればこの子たちを守れるのか。私たちは日頃から考えています。
猫の性格は、一匹一匹違います。
知らない場所でも落ち着いて過ごせる子もいれば、少しの環境の変化で大きなストレスを感じる子もいます。
だからこそ、すべての猫に同じ備え方が合うわけではありません。
大切なのは、飼い主さんが自分の猫のことを知り、その子に合った準備を少しずつ始めることだと思っています。
今回のブースを訪れた方が、家に帰ってからキャリーを部屋に出してみる。
いつものフードを少し多めに備えておく。
愛猫の写真や健康情報を、カードにまとめてみる。
そんな小さな行動が、ひとつでも生まれたら嬉しいです。
私たちだけで届けられる場所や人数には限りがあります。
でも、応援してくださる方が増えることで、より多くの方に猫防災を知っていただく機会をつくることができます。
もしもの時も、猫と離れないために。
大切な家族と、これからも安心して暮らしていけるように。
この取り組みに共感していただけましたら、ご支援や情報のシェアなど、それぞれの形で力を貸していただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
にゃんぴんぐCar
◆ 参考資料
環境省「災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>」





