★★追記◆10,000円以上のリターンについては全て、パンフレットにパトロン様のお名前を記載させていただきます!(一部リターンの説明のところにこの旨記載されていませんが)◆リターンを複数選ぶことは可能ですが、一度にできません。一口ずつご応募ください。◆リターンを複数お選びの場合、リターン額の合計が10,000円以上のときではなく、一口あたり10,000円以上のときに、パンフレットにお名前が掲載されます。◆10,000円を越えるリターンを選んだパトロン様の中で、お名前掲載を遠慮する方は、メールにてその旨お伝えください。
▼ご挨拶
はじめまして。大塚勇造プロジェクトです。
長崎県大村市出身のスタイリストがいました。
1990年代から2000年代にかけて活躍した彼は、39歳の若さで病に倒れ志半ばで他界しました。2007年2月28日のことでした。
彼のスタイリスト人生は、短くも太く、濃く、数多くのスタイリング作品を残しています。彼のスタイリングと生き様には、彼の魂のメッセージがあり、表現されるストーリーがありました。私たち【大塚勇造プロジェクト】は、これらを世に出して伝えていくために有志で活動している大塚の友人と家族です。
まず「スタイリスト大塚勇造」の簡単なプロフィールをご覧ください。
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1967年12月15日 長崎県生まれ。大村高校卒業後、文化服装学院に進学。
その後スタイリストの第一人者前田みのる氏に師事。1991年に独立。山田邦子、飯島愛などのタレント、coba、古内東子、槇原敬之、矢井田瞳、高橋洋子、天野月子などの数多くのアーティストのMV、コンサート衣装の他、数多くのCM(資生堂、日立、アサヒビール、マクドナルド他多数),TVドラマ版「私立探偵濱マイク」、写真集、映画など多分野に渡り、様々なスタイリングを手かける。『オールジャンル得意分野です』という大塚は、ド派手なものから「シンプルに魅せる」スタイリングまで、作品のためのスタイルを一つ一つ深く考え、妥協なく作り上げた。
2007年2月28日、39歳の若さで病に倒れ他界。天性の才能と仕事ぶりだけでなく、その明るく温かい人柄により多くの人々から慕われた。
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2008年没後一周年に行われた大塚の遺作展のときに作成された缶バッジ。
10年たった今でも大事に持っている関係者が多いです。愛されていた大塚でした。
大塚の没後10周年にあたり、私たちはあることのために再度動き出しました。
それが『大塚が収集していヴィンテージ服のコレクション展を彼の故郷長崎で開催する』という今回のプロジェクトです。
↓↓大塚の手書きメモ。大塚は、忙しい仕事の合間に大好きなヴィンテージ服の美術館を作ることを目標に、数々のヴィンテージを買い集めていました。アメカジのTシャツからBIBAやOssie Clarkなどのヨーロッパの古着まで様々なヴィンテージ服が、このメモ書きのノートと共に残されていました。スタイリングで使用したもの、未使用のものも含めてその数、200点近くに及びます。100年以上前のアンティーク、60年代ロンドン、70年代アメリカ、その他・・・とにかく広範囲のコレクションです。
★コレクションより
左=アメリカ、1970年代のシルクジョーゼットのプリントドレス
右上=イギリス、1970年代のカシュクールブラウス
右下=1930年代のシルクシフォンのイヴニングドレス
大塚が愛したヴィンテージファッションのこと、スタイリストとして、アーティストとして、またデザイナーとしての大塚勇造という人物とその人柄や情熱を少しでも多くの方に知っていただく機会が作れたらとても嬉しいです。
ヴィンテージコレクションの他、大塚のスタイリング作品の紹介や、スタイリングに使用されたヴィンテージ、そして大塚がアーティストのためにオリジナルでデザインしたヴィンテージリメイクドレスも展示します。
★スタイリング作品より
2002年永瀬正敏主演TVシリーズ【私立探偵濱マイク】
★オリジナルデザインのヴィンテージリメイクドレスより
2006年天野月子catalog DELUXEブックレット
お見せしたいものが、たくさんあります!
たくさんの方に来ていただきたいから、入場無料で行います。
プロジェクトの趣旨を全うしてみんなが楽しめる素敵な展示にするための費用を必要としています。
ご支援、どうぞよろしくお願いします。
大塚勇造プロジェクト 一同
▼このプロジェクトで実現したいこと
「スタイリスト大塚勇造ヴィンテージコレクション展」を下記の通り開催したい!
【場所】
長崎県美術館 運河ギャラリー(1F)& ホール(2F)
【日時】
2019年2月28日(木)〜3月6日(水)
運河ギャラリー10:00-20:00
ホール10:30-19:00
【展示内容】
■運河ギャラリーの展示(入場無料)
〔スタイリスト大塚勇造の仕事を知るコーナー〕
・長崎での幼少期、スタイリストを目指すきっかけ、仕事のエピソードなどを紹介。
・作品から見る大塚勇造
・ヴィンテージと大塚勇造
・・・など、パネル展示を中心に、プロフィールや作品、仕事ぶりを展示。
■ホールの展示(入場無料)
〔キラキラ☆ヴィンテージコレクションの展示コーナー〕
・スタイリスト大塚勇造のスタイリングの仕事のインスピレーションとなった宝石のようなビンテージのコレクションの展示。
・大塚がアーティストのためにデザインしたビンテージのリメイクドレス、スタイリングの再現の展示。
・その他
※準備の様子は随時SNSでご報告します。
【展示のテーマ】
大塚が大きな影響を受けた「ヴィンテージ」・・・そこにある、またその先にある「ストーリー」と「光」をテーマに、スタイリスト大塚勇造の仕事スタイルを紹介しつつ、大塚勇造プロジェクト独自のテイストで展示します。
「ただの展示にしたくない!面白いものにしよう」と、メンバーたちの想いとアイディアは、たくさん膨らんでいます。
★展示の詳細は、今クラウドファンディングと同時進行で企画を進めています。SNSで少しずつ紹介していきますので、お楽しみにお待ちください。ぜひFacebook, Twitter, Instagramをフォローください★
▼プロジェクトをやろうと思った理由
大塚のヴィンテージコレクションは母校である文化服装学園の【文化学園ファッションリソースセンター】に寄贈され大切に保管されてきました。プロジェクトメンバーたちは「美術館は難しいにしても、いつかヴィンテージコレクション展を長崎県美術館で実現させたい」と夢見てきました。そのための人・物・気持ちは揃っていましたが、有志の個人の集まりでの費用の調達は簡単ではなく、10年が経ちました。小規模な展示、なども考えましたが、「あの美しい長崎県美術館でヴィンテージたちを魅せたい!」という願いだけが残り、10年が経ちました。。。
10周年に、何かできないか…と話し合う中、クラウドファンディングを知り「これなら、もしかしたら実現できるかも!」と、挑戦することにしました。
▼これまでの活動
●2008年 文化服装学院リソースセンターにて『スタイリスト大塚勇造遺作展〜未来のスタイリストたちへ〜』を開催。
遺作展チラシ(表)
遺作展チラシ(裏)
遺作展には、2週間の開催で約2000人が来場しました。学生たちはもちろん、大塚が手がけたアーティストや作品のファンの方々、また彼らの口コミから多くの方が訪れました。*仕事場の再現。デザイン画や裁縫道具、名刺まで。
オリジナルデザインのドレス。CDジャケット、MVなどに使用され、アーティストの表現の大きな一部だった。アーティストからのコメントも寄せられた。
TV版「私立探偵濱マイク」の衣装展示のコーナー
手がけたCDジャケットのスタイリングも多数。
スタイリングだけにとどまらず、自ら衣装もデザインしていた大塚の豊かな創造力は、来場者を楽しませました。ヴィンテージコレクションの中から数点も展示したのですが「もっと見たい!」の声が多くありました。
●2008 大塚勇造を紹介するホームページ【未来のスタイリストたちへそして明日をつくる全てのクリエーターたちへ】を開設。
↓↓サイトのトップページ※現在閉鎖中
多くのアーティスト、クリエーターたちが大塚の作品や仕事ぶりにコメントを寄せた他、ヴィンテージコレクションも紹介しました。遺作展と並び、未来のスタイリストたち、クリエーターたちと思いを共有しました。
●2009年 スタイリスト大塚勇造フリーマーケットを原宿にて開催。
大塚が仕事に使っていた私物の洋服やアクセサリーをフリーマーケット形式で販売しました。あまりに多くのアイテムがあったため、数回に分けての開催!原宿という場所もあり、若い感性が集まって一見「これ、どうやって着るんだろう?」と思うようなユニークなアイテムも、「行くべきところに帰る」ように売れていきました。来場者はみな、大塚の元アシスタントとの会話も楽しみ、何着も袖を通し、楽しくあたたかいイベントとなりました。遺作展で「見せた」あとは「着せる」のがテーマとなったフリーマーケット。口コミでも広がり、連日多くの方が訪れて、思い思いのコーディネートを楽しみました。
▼資金の使い道
集まった資金は、以下の用途で大切に使わせていただきます。
・長崎までのビンテージ服の輸送費
・会場費
・スタッフの移動費
・会場スタッフ人件費
・ヴィンテージスタイリング費
・マネキン、ボディーレンタル費
・什器製作、レンタル費
・会場設営費
・設置台、照明費
・パネル製作、設置費
・その他ディスプレー費用
・パンフレット(リターン)作成費
・オリジナル長崎カステラ(リターン)
・オリジナルグッズ作成費(リターン)
・ヴィンテージ服修繕・クリーニング費
・CAMPFIRE手数料
【なぜ長崎なのか・なぜ長崎県立美術館なのか】
目標額が200万円を越える理由として「長崎県立美術館での開催」というのがあります。必要な物と人のほとんどが東京であるため、長崎までの輸送費・移動費がかかります。会場も「長崎県美術館」ではなく、それほど費用がかからない小規模の場所にすることもできたと思います。でも。。。
じゃあなぜ、あえて【長崎】、あえて【長崎県美術館】なのかといいますと・・・
1.「故郷に錦を飾りたい」という大塚の遺志
大塚は生前「もっとたくさんの仕事をして、長崎に凱旋帰郷したい」と言っていました。忙しくなかなか故郷に帰ることのなかった大塚ですが、たまに帰ると、長崎の光と空気にほっとしながら、古い友人たちと語らうこと何より楽しみにしていました。彼の眠る長崎で「こんな仕事をしたんだよ」と家族・友人たちに自慢させてあげたいです。
2.「ある時期の長崎ファッションと大塚勇造のスタイリング」
長崎県美術館から見える長崎港は、ある時期西洋文化がいち早く入ってきた場所です。その頃には「紋付き袴に山高帽」など長崎独特のファッションスタイルがありました。新しいアイディアを好んで取り入れる大塚のスタイリングとその頃の長崎の服飾文化は、似ているところがあります。長崎港の見える長崎県立美術館での開催ほど、しっくりくるものはないと考えました。
▼リターンについて
長崎まで展示を見に行けない方にも、ご報告をかねた展示物紹介のパンフレットやオリジナルの長崎カステラなどをご用意しています。
ご支援いただいた方全員にありがとうメッセージをお送りするほか、
・オリジナル缶バッジ
・オリジナルステッカー
・オリジナルカステラ
などをご用意します。
また、東京から大塚と親しかったスタイリストやヘアメークアップアーティスなど、さまざまなクリエイターの方がいらっしゃるので、長崎県美術館に足を運んでいただける方のための参加型のリターンもご提供できるように日程調整中です。
随時、FacebookやInstagram、twitterでお知らせして追加していきます。ぜひ展示だけではなく、参加型リターンも含めてお楽しみいただけると幸いです。
▼最後に
実施が決まれば、ヴィンテージを知る人も知らない人も、大塚勇造を知る人も知らない人も、スタイリストという仕事を知る人も知らない人も楽しめる、見ごたえのある、ワクワク・ドキドキ、そして温かい気持ちになるようなイベントにします。
また単なる展示だけではなくパトロン様同士や、プロジェクトメンバーとパトロン様との交流、つながりやその先も生まれるような、温かいいいイベントにしたいです。
人の想いと、人のつながりでコレクションが残っています。大塚がつないだ人と人とのつながりが、大塚の没後10年の物語を作り、再び大塚勇造プロジェクトを動かしました。
このストーリーの先をみなさんと一緒に作っていけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。よろしくお願いします。
大塚勇造プロジェクト
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