確かにキツイこともあります。でも、それ以上に"楽しい"んです!
そんな思いをもっとたくさんの方に知ってほしい体感して欲しい!
ということで、陸上選手によるランニングイベントを
僕たちの故郷福島で実施します!

高校生以下の子供達を無料で招待するために、
クラウドファンディング に挑戦します。
福島の子供達が身体を動かす楽しさを知り、
地元が更に盛り上がればと願っています。

皆さんのご支援、どうぞよろしくお願いいたします!


初めまして!山猿選手権を運営してます、遠藤清也と申します。
私は福島県郡山市出身で中学から本格的に陸上競技を始め、高校は地元の学校法人石川高等学校に入学し、3年時にはチームとして全国高校駅伝初入賞、個人ではインターハイ出場をいたしました。
高校卒業後は山形県南陽市にある南陽市役所で1年間、その後同じく南陽市にあるNDソフトウェア株式会社で3年間、陸上競技の実業団選手として活動し、東北選手権3連覇、1500m山形県記録樹立、日本選手権に3度出場をしました。
現在は母校である学校法人石川高等学校の陸上部コーチを行いながら、自身の競技に励んでおります。

毎年、全国各地で活躍する県内出身ランナーが、夏冬にある年に2回の帰省期間を使って集まり、練習会を行なっていました。

日頃集まれない全国レベルの選手が集まって練習するおかげか、その練習をみに来てくれる方や、話をかけてくる学生達がいたりと、なんだか自分達だけの練習会で終わらせるのは勿体無いんじゃないかな。走ることを通して何かできる事があるんじゃないかな。と考えるようになりました。

練習会をする中で感じた「皆んなで集まって練習すると質の高い練習ができるし、キツイはずなのになぜか楽しい」という気持ちを他のランナーや一般の方にも感じてもらい、運動を始めるようなきっかけになったり、走る事が辛いだけじゃないということ、ランニングの楽しさを感じてもらう為には、どういった方法があるのかなと皆んなで考えた結果、、、

「誰でも参加可能で楽しめるランニングイベントを開催して見よう!」

という結論になり、2018年1月6日に第1回山猿選手権と名付けたランニングイベント を開催しました。

第1回山猿選手権では全体で60名程度の参加者が集まり、東北の真冬にも関わらず皆んなで楽しく走ったり、全力で競ったりと、とてもイベントとして盛り上がりました。
SNS等で何かお手伝いできますか?と連絡をくださるボランティアさん達もいたり、現役選手、一般ランナー、ボランティアが一団となって盛り上がるランニングイベントになりました。

2018年8月11日に開催した第2回山猿選手権では全体で100名程度集まり、徐々にランニングイベント として成長しています。参加していただいた市民ランナーや学校で部活動を頑張ってる学生、観戦に来てくれた方や関係者などすべての参加者が「楽しかった」「次も来たい」と言ってくださり、とても雰囲気の良いランニングイベントになっていると感じてます。

2018年4月30日に代々木公園織田フィールド陸上競技場で開催された、市民ランナー向けのランニングイベント"オトナのタイムトライアル(OTT)"に兄弟でお誘いを頂き、ペースメーカーとして参加しました。

実際に会場に行きペースメーカーをすると、普段の大会とのギャップにとても驚きました。会場にはテンポのいい音楽が流れており、ランナーが走っている場所から1m程度しか離れていない場所から観客は檄を飛ばしていました。
そういった中をペースメーカーで出走した私は、今までにないくらいアドレナリンが出てる感覚になり、びっくりするほど走るのが楽しく感じました。

ゴールをしたあとも市民ランナーの方から感謝の言葉や応援を頂いたり、ボランティアスタッフやペースメーカーで参加していた多くの現役選手とも交流でき、こんなにランナーや運営全てを含めた参加者全員が楽しめるOTTに衝撃を受けました

OTTもはじめは小さなランニングイベント から始まってここまで大きくなったと運営者の方から話を聞き、山猿選手権も今は小さなランニングイベントですが、OTTのようないい雰囲気を取り入れつつ、山猿選手権にしかない良さを活かして、魅力的なイベントにしたいと思っております!


福島県は、「駅伝王国ふくしま」と言われるほど駅伝が盛んで、中学生の陸上部部員数が男女共に全国1位(2017年)と陸上競技に力を入れているだけで無く、毎年数々の素晴らしい選手が多く出ております。
一方、陸上部に所属していない学生や、学生時代に陸上部に所属していなかった方は
「ランニング=きつい・辛い」というイメージが強く、ランニングを頑なに嫌がってしまう事が多々見受けられます。そんな方達に、ランニング本来の楽しさ山猿選手権を通して伝え、一緒に楽しむ事でランニングを始めるきっかけになったらいいなと思っています。
そういった方が増え、次第に福島にランニング文化が根付けば、さらに陸上のレベルが上がり、選手を応援する方も増えていくんじゃないかなと感じました。

陸上部が盛んで、中学生の陸上部部員数が男女ともに全国1位の福島県ですが、東日本大震災後、子供の肥満度で日本1位をとりまくってます。

上の表を見ていただくとわかるように、平成24年には7つの学年で1位、昨年でも5つの学年で肥満度全国1位を取っています。その理由の一つには、震災後の原発事故の影響で屋外活動を制限された事や、仮設住宅などでの避難生活が長期化する事があげられます。
震災後運動不足が習慣化してしまった事で、毎年行われる体力テストでは実技8種目の合計点で全国平均を下回る状況が続いており、子どもの運動能力が低下している事が結果としてでています。
そういった状況を、気軽に始められて全てのスポーツに繋がるランニングを通して、いい方向に変えていきたいと思っています。ランニングが楽しく気軽にできるという事が子供に知ってもらえれば、福島県の子供達がが抱える肥満の問題解決に繋がっていくと感じます。

福島県出身で今も全国で活躍する選手は多くいます。テレビや雑誌、新聞では多々目にする現役ランナーですが、実際には「大会で現地までいって選手の応援や走る姿を見てみたいけど福島からじゃ遠くて中々いけない」という方や、「選手と話をしたいと思っても大会の時は中々話すチャンスがない」という方がいると聞きました。
実際には選手も「日頃応援してくださる方々にお礼を言いたいけど中々機会がない」「もっといろんな人と関わりを持って自分を多くの方に知ってもらい、応援してもらいたい」と思っている事が多いです。
そんな現役ランナーと一般の方とをつなげるのが山猿選手権です!
山猿選手権では、一般の方と現役ランナーが多く関われる環境にするため、壁を作らないように心がけています。参加者全員がフラットに関われるよう、ごちゃ混ぜにチームをつくってリレーを行なったり、全員で盛り上がれるようなクジ引きを用意しています。
福島県外に出ていったトップアスリートと県民が交流する事で、地元出身のアスリートを応援する方が増え、その選手は応援される事でモチベーションが上がります。その選手が活躍することによって、応援してくれた一般の方や次の世代を担う子どもたちに夢を与え、次のスターを生む循環を創れると考えています。

今現在、山猿選手権は関係者で費用を出し合い運営をしています。そのため、あまり豪華に開催ができず、会場は共同で利用し、記録の計測は手動での計測、イベントの広報は手作りのホームページとSNS、口コミでのみ行なっていたなど、最低限のクオリティでなんとか開催をしている厳しい状況です。
今回クラウドファンディング に挑戦をし、皆様からご支援を頂けましたら、会場は貸切利用をし、記録計測には各ロードレースなどの大会同様にチップを利用した機械での本格的な計測、イベント開場に設置するイベントフラッグやパネルの作成、チラシ・ポスターの作成などを実施し、より魅力的なランニングイベントとして開催することが可能となります。また、いただいたご支援により、高校生以下の子供達を無料でランニングイベントに招待したいと強く願っています。今までは最低限の運営にかかる費用を参加希望の子供達からもいただいき運営をしておりましたが、高校生以下を招待することができれば、福島県ん子供達が抱える肥満問題を解決できるチャンスが広がり、多くの子供が参加することで、地域に根付いたランニングイベントに成長していけるのではないかと思います。そして、多くの方々に参加できるチャンスを作り、参加者全員がハッピーになれるようなイベントにしていきます!

山猿選手権を地元の福島で開催することで、中々関東のランニングイベントに参加することができない東北のランナーは比較的足を運びやすくなり、逆に中々東北に来る機会のない関東のランナーは山猿選手権参加で福島に足を運び、東北や福島の良さを知っていただくいい機会になるのではないかと思います。一度参加したランナーはリピーターとなるような魅力的なイベントにしていければ、関東から福島、福島を超えて東北に足を運ぶ方が増えていき、微力ながら東北に元気を与えられるのではないかと思います!

また、東北からも関東からもランナーが集まることで、全国各地のランナー同士が繋がり、現役の選手とも交流できる"全員がつながるランニングイベント"を目指していきます。現在はまだまだ小規模なイベントではありますが、今後は回を重ねるたびにパワアーアップしていき、参加者1000人を目標として開催し、多くのランナーの年間を通した一大イベントに山猿選手権がなってくれればいいなと思っています。そして、日本一楽しいランニングイベントに成長させていきます。

みなさま、どうぞご支援の程よろしくお願い致します!


このプロジェクトは、東日本大震災からの復興につながるクラウドファンディングをサポートする「復興庁クラウドファンディング支援事業」の対象プロジェクトです。

※復興庁クラウドファンディング支援事業についてご相談やお問い合わせ、取材のお申込みなどがありましたら、こちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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