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パプアのコーヒー豆を直接仕入れて、貧しい農園の子供たちを学校へ行かせたい!

インドネシア・パプア州のアントンさんのコーヒー農園。彼らは貧しく電気、ガス、水道も無く、子供3人は学校へ行けません。ここに脱穀機などの設備支援をすることで、彼等から直接生豆が購入でき、経済的支援が可能になり、子供達が学校へ行くことが出来ます。そして、岩下珈琲もより良いコーヒービジネスが出来ます。

現在の支援総額

368,000

9%

目標金額は4,000,000円

支援者数

47

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/11/27に募集を開始し、 47人の支援により 368,000円の資金を集め、 2019/01/28に募集を終了しました

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パプアのコーヒー豆を直接仕入れて、貧しい農園の子供たちを学校へ行かせたい!

現在の支援総額

368,000

9%達成

終了

目標金額4,000,000

支援者数47

このプロジェクトは、2018/11/27に募集を開始し、 47人の支援により 368,000円の資金を集め、 2019/01/28に募集を終了しました

インドネシア・パプア州のアントンさんのコーヒー農園。彼らは貧しく電気、ガス、水道も無く、子供3人は学校へ行けません。ここに脱穀機などの設備支援をすることで、彼等から直接生豆が購入でき、経済的支援が可能になり、子供達が学校へ行くことが出来ます。そして、岩下珈琲もより良いコーヒービジネスが出来ます。

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▼はじめにご挨拶

私は「岩下珈琲」のオーナーで岩下克成と申します。熊本で6年前から脱サラをして夫婦2人で小さな自家焙煎店をやっております。お店の特徴は、インドネシアの豆だけに特化して毎年7月ごろ現地農園に出向き、〈新鮮〉=採れたて。〈安心〉=生産者が判っている豆。〈安全〉=無農薬の生豆,を独自のルートで輸入、焙煎販売をしています。年間4~5トンを輸入販売しています。(日本の流通から購入していません)

インドネシアは、スマトラ島、スラウェシ島、ジャワ島、バリ島、パプア州を廻り、10~15種類の生豆を直接購入しています。下記の地図は岩下珈琲の買い付け先です。

●インドネシア国内の買い付け先の一つとして、パプア州ワメナの豆が有ります。
標高1600mの高地で、日中の気温は約30℃程まで上がり、夕方は、寒いくらいまでに冷え込みます。ここに美味しいコーヒーが有ります。
岩下珈琲では、2016年、2017年とこの地に出向き、生豆を仕入れ「ザ・ワメナ」として販売しています。







●今でも原始的生活を送っている部族が居ます。この写真は、空港に掲示してある「バリエム渓谷フェスティバル」の風景です。年に一度模擬戦が盛大に行われ多くの観光客が訪れています。



●パプア州・ワメナには、最近まで裸で原始的生活を営む部族が居ましたが、現在、行政指導により衣服着用が定着しつつありますが、郊外では時々、『コテカ』と言われるペニスケースだけの裸族(ダニ族)を見かけます。


●文献によると、ここワメナの豆は1700年ごろオランダ人にて植えさせられた木で、アラビカ種の原種に近い豆と言われています。長い間、他の文明との交流が無かったため他品種と交配されることなく、同一種のまま現在に有ると言われています。

●パプア州ワメナは、標高約1600m。大きな木の下に有る《背丈ほどの木》が、「コーヒーの木」です。自然林の中に有り、1日の温度差が大きく、年間を通して多くの雨が降り、その環境が「美味しいコーヒー豆」を育んでいます。


〈ワメナ地区のアントンさんのコーヒー農園〉

●アントンさんのコーヒー農園です。この農園で年間約1~2トン程度の生豆を仲買人へ出荷しています。

●岩下珈琲では2016年から、ここの豆を〈仲買人〉⇒〈豆問屋〉を通して間接的に購入しています。



●ワメナのコーヒーはティピカ種です。・・・爽やかな酸味と香ばしい味、ほのかな苦みが特徴です。
●2016年からワメナコーヒーを輸入していますが多くのお客様から「美味しい!」と絶賛です。チョコレートやケーキによく合うコーヒーです。

●コーヒー豆は、元来自然界に由来するものです。まさにここは自然界で出来るコーヒー豆の産地です。ここには、農薬も肥料も必要ありません。

この種のコーヒーの特徴は、大きな木(シェードツリー)を木陰として生育する品種(ティピカ種)です。豆自体に〈酸味〉を持っています。浅煎りで飲めば、正に「フルーティー」な感じです。

アントンさんの家とコーヒー豆の設備です。

●私は、このパプアにコーヒー豆の買い付けに来てアントンさんを知りました。それは赤道直下のコーヒー農園に従事している貧しい人々との〈出会い〉でもありました。 


●アントンさんの農園は規模が小さく、設備が不十分で、脱穀、乾燥が出来ません。アントンさんは、脱穀・乾燥設備の有る仲買人に〈半製品状態〉で売り、収入を得ていますがそれでは正当?な利益を上げられず、貧困な生活をしています。設備が乏しい農園の人々は、〈半製品状態の豆〉で仲買人に売り、安く買い叩かれてるのが現状です。

この悪しき慣例を改善しなければ、彼らが一生懸命育てた上質なコーヒー豆は、仲買人に安価な価格で買い取られていく状況は変わりません。アントンさん一家がこの環境から脱却する必要がある、とここに訪れる度に感じています。


《コーヒー豆の精製工程の一般例》

①収穫⇒②果肉除去⇒③ヌメリ取洗浄⇒④パーチメント乾燥⇒⑤脱穀⇒⑥天日乾燥(水分13%以下調整)⇒⑦欠点豆の選別⇒⑧梱包出荷

●赤く熟した豆を手摘みで収穫。





●果肉除去
専用機械(パルパー)





●水洗い
水槽に漬けて、果肉を除去したあとのヌメリを取り除きます。



●パーチメント乾燥
天日による乾燥(3~4日)
殻の部分の水分がなくなるまで乾燥させます。





●脱穀
専用の脱穀機で豆の外側の殻を取り除きます。



●天日乾燥
脱穀した豆を3~4日間乾燥させます。(腐敗や、発芽を防止する目的)
(基本は水分率13%に調整ですが、ここでは水分計が無いため、経験値で判断しているようです)




アントンさんの能力》

①収穫⇒②果肉除去⇒③ヌメリ取洗浄⇒④パーチメント乾燥⇒〚仲買人へ売却〛

アントンさん所有の設備は果肉除去機が2台と洗浄用バケツだけです。

●アントンさんの豆は、⑤脱穀、⑥乾燥の工程がされていないため、私は直接購入できません。(発芽、発酵、腐敗のリスクが発生する為)


●アントンさんは、わらぶきの家に一家7人で住んでいます。水道、電気、ガスなどありません。ましてや上の子供達3人は学校行くことも出来ません。


            




●わらぶき家の中の様子(2階建て構造になっています。1階はリビングで2階がベッドルームです)電気が無いため、中は真っ暗状態です。

●2017年8月、私は、アントンさんの子供たちに【くまモン】のぬいぐるみや、画用紙などをプレゼントしました。でもお菓子の方が喜ばれました。(2度目の訪問です)

●お菓子とジュースで大満足でした!


▼このプロジェクトで実現したいこと

1、アントンさんにコーヒー精製加工機を支援することで、豆の流通形態を改善し、彼らの生活向上を図る。

2、岩下珈琲がアントンさんから直接購入することで、パプア・コーヒー豆の販路拡大を図る。

アントンさんは、貧しくて設備を買える経済力は有りません。このままでは子供達が学校へ行く事すらできません。遠い街へ買い物へ行くにもヒッチハイクか徒歩です。

彼と話すと、コーヒー栽培に一生懸命になっていることが伝わってきます。これが家族6人を養うための唯一の収入源です。彼の長女は、父親が心配で、どこへでもついていくそうです。(お父さんが騙されないように!だそうです)

〈アントンさんにコーヒー豆の加工設備を支給したい!〉

●アントンさんに加工設備を支援することで果肉除去から最終乾燥までの一連の加工ができます。この事で、仲買人への売価を上げることが出来ます。

●アントンさんの豆の流通形態が変わり、岩下珈琲が〈一般相場価格〉で直接購入できます。

●この事で岩下珈琲は、より多くの「ザ・ワメナ」を購入でき、日本の皆さんに販売することで、販路拡大につながります。

●アントンさんは現状より収入が増え、子供さんを学校へ行かせることが出来る様になります。

●生豆の販売収入増にて、これからの農園の拡充整備や、生活環境への支出が多くなり生活レベルが向上します。

この事は、小さな「フェアートレード」であり「サスティナブルティー」でもあるかもしれません。






▼プロジェクトをやろうと思った理由

●自分の人生の「夢を持て!夢を追え!」の実現に向けて!
 私の夢は、コーヒー豆を現地農園から直接購入することで、何らかの形で現地に還元(感謝)することが夢です。今、その夢を追い続けています。 

●この仕事で出会った「アントンさん一家」の子供さんたちが、いずれこの農園の将来を担う人材になるために、今、私に出来る事をしたい。


▼資金の使い道

1、脱穀機(エンジン付き)購入。
  ●脱穀機はパプア州以外からの調達、発送になる予定。
  ●スラウェシ島トラジャ県からパプア州ワメナまでの手配を想定。
2、果肉除去機(パルパー)
   ●既存の設備を使用する 

3、洗浄用設備の作成 
  ●金属製プールの作成(壊れないように)

4、天日乾燥設備の制作
  ●木脇制作、金網貼り付け等を現地調達で行う。

5、インフラ整備(商用電力の引き込み工事、水道工事、道路の補修工事等)
  ●アントンさんの家に電気、水道の引き込み工事を必要とする。
  又、一般道路から自宅までの道が「獣道」状態の為、補修工事を必要とする。

6、バイクの購入(コーヒー豆の運搬目的)
  後部にリヤカー牽引タイプとする。


7、インドネシアのサポートチームの経費等
  ジャカルタの企業サポートチームの支援を依頼(国内での事務的処理のスムーズ化)

8、通訳費用
  知人へ依頼予定(一般より安価)

9、その他雑費

●必要予算案

 1、脱穀機(エンジン付き)・・・・・・¥50万
   梱包送料・・・・・・・・・・・・・¥30万
 2、果肉除去機 現行流用予定・・・・・¥0
 3、洗浄用設備作成・・・・・・・・・・¥3万
 4、天日乾燥の設備・・・・・・・・・・¥5万
 5、インフラ整備・・・・・・・・・・・¥10万
 6、バイクの購入・・・・・・・・・・・¥30万
 7、サポートチーム経費・・・・・・・・¥50万
 8、通訳費(延べ20日間)・・・・・・・¥50万
 9、チームの旅費(4名×20日)・・・・¥120万
   私、通訳、サポートメンバー2名:合計4名
 10、雑費(食費)・・・・・・・・・・¥30万

必要総額予算:¥400万



●このプロジェクトの岩下珈琲の成果

〈現在のワメナコーヒーの仕入れルート〉
アントンさん農園・その他の農園』⇒仲買人豆問屋⇒輸入代行業者⇒岩下珈琲

〈プロジェクトが成功すると〉
アントンさん農園』⇒輸入代行業者⇒岩下珈琲

仲買人と豆問屋の中間取引が無いため、アントンさんは生豆を高く売れ、私は安く購入出来るメリットが発生する。

▼リターンについて

●アントンさんのコーヒー農園から買い付け輸入したコーヒー生豆を、岩下珈琲で焙煎しに皆様にお届けいたします。各種の設定をさせていただきました。
●2019年の春にインドネシア・パプア州ワメナのアントンさんの農園に入り、設備据え付け等の支援活動を行います。豆の収穫は6月ごろからの始まりますので生豆が岩下珈琲に到着するのは9月ごろを予定しております。よって、リタ―ンで皆様へのお返しが出来るのは10月ごろになる見込みです。
●自然界の中で育てられた≪新鮮≫≪安心≫≪安全≫な豆をコーヒー豆です。パプアの豆は、日本でも大変珍しい物です。
●400年前から変わらぬコーヒーの味を皆さんに味わって頂きたいと思っています。


▼最後に

私は、この仕事を通じて、インドネシア・コーヒー農園に従事する貧しい人々と出会いました。それは、「赤道直下の現実」との出会いでした。
(下記写真は、スラウェシ島のコーヒー農園にて)

インドネシアの現場で、現物を見て、現実を知りました。日本の私たちは、コーヒー豆を《嗜好品》として購入しています。しかし、それを生産している人々は、生活の糧を得るために一生懸命に働いていました。そのギャップに驚きました。 パプア州ワメナで見たものは、生活の限界でコーヒー農園を営んでいるアントンさんでした。
彼等にもそれなりの恩恵を受ける権利があるのでは?
私のお店は個人店です。彼等に投資したり、今回のような支援をする余力は有りません。
私のプロジェクトに賛同して頂ける皆様のご支援をお願い致します。
このプロジェクトが成功すれば、アントンさん一家の生活が向上し、子供たちが学校へ行くことが出来ます。
そして、パプアのコーヒー豆を日本の皆様に沢山提供できるようになり、ビジネス拡大につながります。それは、私の次の「夢」につながります。
皆様、ご協力を宜しくお願い致します。


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