▼はじめにご挨拶

はじめまして。

長野県安曇野市の森の中、家族経営で甘味処&コワーキングスペース

(Good Old Land) をやっています橋本と申します。


「倒木や伐採木をゴミにせず無料で流通させたい!」と思い立ち、

『薪市場』という木をシェアする掲示板を作りました。




▼このプロジェクトで実現したいこと

「台風などの被害を受けた手付かずの倒木、廃棄物としてゴミ処分場に運ばれてしまう木、庭に放置されている枯れ木を有効活用したい!」

倒れたままだと景色も、、、

うちでは薪として使いますが、庭に積み上げた丸太の一例。


そのために

「森林大国らしく、薪ストーブを使う人や焚き火を楽しむ人を増やしたい!」

と考えています。


「火のゆらめき」の気持ち良さ、これに勝るものはそうそうありません!

あったら教えてください!



「木を資源として使う人が減り、誰も森に入らなくなった。それだから最近の森は荒れている。昔に比べ随分汚くなった、、、」地元の60代以上の方はそのように話されます。確かに今住んでいる森、年を追うごとに荒れ方がひどくなっています、、、。

昔は落ちている枝をみんなで集めて、燃料として学校に持っていく日もあったそうです。

人が森をきれいに保つことで自然と境界線ができ、熊や猪が人里に下りてくることもなかったとのこと。だから「昔は小さな子供たちだけで森や山に遊びに行けた」んだそうです。今は危なくて絶対ダメ、、、。


「木を資源として使うことをもう一度見直せば、森や山がきれいになるはず!」

「そしてその資源としての木が、身近に&手軽に手に入るんだという認識を広げたい!」

と考えています。


これまでつながるはずもなかったお年寄りや若者が、「木のシェア」をきっかけに対面でつながり始める。そうなってくると

「ローカルがもっと優しくなる。明るくなる!」

と考えています。


▼プロジェクトをやろうと思った理由

何十万も費用をかけて木を伐採したという話を聞くことがまぁまぁあります。(伐採だけでなく運び出して廃棄している)。その一方で、周りにいる薪ストーブユーザーはいつも薪の調達に悩んでいます。購入すると高額になるからです。近所で木が出たというと争奪戦になることも (笑) 。


「捨てられている木が多いのに、このミスマッチはおかしい」「それに木をうまく片付ければ荒れている森や山もきれいによみがえるぞ」と思い立ち、"ドットインストール"にお世話になりプログラミングを勉強。そして『薪市場』という木をシェアする掲示板を制作しました。地元の新聞で取り上げていただいたり、ツイッターで拡散していただき、「薪が欲しい人たち」のユーザー登録は少しずつ増えているのですが、肝心の「木を供給してくれる人」がなかなか集まりません。おそらく山や土地の所有者で木の処分に悩まれている方、比較的年配の方が多いのではないかと、、、ネットだけでは広まりそうもありません。


「真冬は店も閉めるし、全国行脚するかっ!」と思いつき、クラウドファンディングに挑戦することになりました。放置されている木を見つけ、所有者の方に了解を得た上で、代理でどんどん掲示板にupしていきたいと思っています!


▼これまでの活動

チラシを作りました。長野県内の松本市役所、安曇野市役所、長野市役所、そして池田町役場、松川村役場に、この活動の説明とチラシを置いて下さるようお願いにうかがいました。近くにある薪ストーブ屋さんや不動産屋さんも、訪ねてはチラシを置かせていただいています。もちろん煙突があるお家にも!


▼資金の使い道

1.  チラシを47,000部刷ります!(裏表カラー印刷で10万円)

2.  木に関するみなさんの意識を変えたいので、可能な限り47都道府県全てを車で巡ります。2019年の2〜3月を予定しています。それぞれの地域の役場や薪ストーブ屋さん、不動産屋さんや煙突のあるお家、緑が多いエリア、倒木や積み上げた丸太がある場所を訪ねて「木のシェア」をお願いして回ります!この旅では成果にこだわりたいので、処分したい木を持っておられる方に出会えた場合は、代理でどんどん掲示板にupしていきたいと思っています!(ガソリン・高速代や宿泊代、北海道行きのフェリーや沖縄行きのフライト等を考慮し、1都道府県あたり3万円で計算、47都道府県で合計141万円)

※目標金額に達しなかった場合、集まった金額で可能な範囲で都道府県を行脚&広報します!


「みんながもっと気軽に火をながめられる社会になりますように!」

出発に向けすでに新品のスタッドレスタイヤを履きウォーミングアップ中!

たまに自分でも丸太を運んでいます。この赤い元小型消防車で出発します!


▼リターンについて

【プロジェクトの総括レポート】

全国行脚の様子&結果を写真と共にレポート形式にまとめ、お送りします!


【赤松のソーダスト】

チェーンソーを使った時に出る木くずです。良い匂いですので削りたてをお届けします!


【Good Old Landでの薪割り&焚き火体験会(お汁粉&お茶付き)】

皆で汗をかいて、木のありがたみを感じられる会にしたいと思っています!3時間程を予定しています。

 日程:2019年4月〜5月頃、皆様のスケジュールをお聞きし調整します。

 場所:Good Old Land (長野県安曇野市穂高有明7542-85)

  ※Good Old Landまでの交通費はご負担願います。

  ※雨天の場合はGood Old Land内で薪ストーブを楽しむ会に変更されます。

    通常5月初旬まで薪ストーブを使っています。


【”自然で健康で気持ちいい生き方!”をテーマに、1対1、テレビ電話で1時間ご相談をお受けします!】 

食生活や住環境、体作り(健康維持)、地方移住や安曇野について 等 

  ※テレビ電話にはスカイプ等を使う予定でおりますが都度ご相談させて頂きます。


【Good Old Land御礼ディナーご招待 (JR穂高駅までの送迎付き) 】 

薪ストーブを活用したお料理とデザートをご用意させて頂きます。是非いらしてください!

 日程:2019年4月〜5月頃、皆様のスケジュールをお聞きし調整します。

  場所:Good Old Land (長野県安曇野市穂高有明7542-85)

   ※JR穂高駅までの交通費はご負担願います。


▼最後に

例えばドイツでは、ただ温まるだけでなく火を楽しむことを目的に、薪ストーブ、1,000万台も普及しているそうです。一方、日本の国土の7割は森林なのですが (資源の宝庫なのですが)、薪ストーブ、年間で1万台程度しか売れていないそうです。


遠い国から運んできた石油を燃やすのも良いですが、地元にある木を資源として活用 (シェア) してみる。けっこう自然なことだと思っています。


掲示板で木を探してみる。取りに行ってみる。薪を割ってみる。薪を燃やしてみる。温まってみる。


火には圧倒的な温もりがあります。

ハイテクに満たされた生活を、火というローテクで彩ってみる。

地方に限った話ではありません。

街中でもこういうゆったりとした時間が流れれば平和だなと思っています。


キャンプファイヤーのロゴを見て勝手に縁を感じてしまいました!

皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!




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