初めまして。愛媛県今治市で西洋野菜農業を営む荒木です。 今回クラウドファンディングに挑戦するのは「なかなおりのおまじない」という野菜がメインの絵本です。おこさまに寝る前に楽しく野菜について知っていただきたい。そんな思いで、農家の僕にしか伝えられない絵本をつくりました。

プロジェクト本文


ー4/1 note『目標金額達成』を公開しました!

ー 3/13 製作チームnote第三話。を公開しました!

ー 3/11 製作チームnote第二話。を公開しました!

ー 3/7 製作チームnote第一話。を公開しました!

ー 2/13 note 就農2年目の零細農家が野菜よりも絵本を届ける理由。を公開しました!



目次

・ごあいさつ

・知られていない野菜の価値

・なぜ農家が絵本を作るの?

・畑とつながる絵本

・今後について

・自分は農家、できる人と取り組む



愛媛県今治市で、西洋野菜農業をしている、荒木貴大です。生まれ育った地元、今治で起業する目標を持ち、会社員生活を送っていましたが、4年前地元に戻ってきてから農家を始めることができました。 

僕が今回のクラウドファンディングで取り組むのは、子どもも大人も正しく、そして楽しく野菜について知ることができる“寝る前の読み聞かせにぴったりな絵本”作りです。


でもなぜ、農家が絵本を作るのか。これから僕の想いを説明していきます。 




僕は、自分で野菜を作るようになってから、自然農法、有機農法、慣行農法など、栽培方法によって、野菜を立派に育てる難しさの差が生まれることを痛いほど知りました。


農薬を使わずに手間暇かけた新鮮な野菜は高い。ですが、農家のしんどさがあってこその価格、出来栄えなんです。


それなのに、スーパーに並ぶ「売れる野菜」は、安い野菜、という現実。


これは、みんなが自分が食べる野菜が誰に作られたのか、農薬はどれくらい使われているのか、どんな栄養があるのか、そんなことをわからないまま選んでいるからなんじゃないか。それは野菜を食べる人にとっても、作る人にとっても幸せには見えなかったんです。


この状況をなんとかしたいと悩むなか、思いついたのが「絵本」でした。 

 


僕たち農家は、買う人の顔もわからずに野菜を作るより、誰かのために野菜づくりができたら幸せです。


自分が、それこそ半年くらいかけて一生懸命作った野菜たちを売るのです。本当は自分たちの野菜に対する想いや、自分のこだわりの野菜にどんな栄養があるのかをお客さんに知ってもらいたいんです。


絵本なら、物語として記憶が残る子どもはもちろん、読み聞かせをする親にも、正しく楽しく野菜について知ってもらえると考えました。


これは、農家の想いがつまった野菜について学ぶための子供だけでなく、大人のための絵本でもあるんです。 

 


今回作成した絵本は、、野菜の持つ栄養素のはたらきを、“おまじない”と表現し、「野菜を食べるとあの悩みごとが解決するかも・・・?」というストーリから「なかなおりのおまじない」というタイトルにしました。 


この本では、「仲直りしたいけど勇気が出ない」という子どもにとって、“自分ごとにできるストーリー”が展開されています。 

まだ製作中のラフ画像ではあるのですが、

お友達を泣かせてしまったけど恥ずかしくてあやまれない主人公が、

嫌いな人参を、おまじないだと思って食べることで、

お友達にあやまる勇気が出て「あのね・・・」と話しかけるところで物語が終了です。

(ストーリーページは16Pを予定。デザインや仕様の詳細は変更の可能性があります。)


また、野菜のはたらきがもつ広い可能性について知ってもらうため、「体の健康」につながる栄養素だけではなく、人の気分に影響を与える栄養素も登場します。


読み聞かせをする親にとっても野菜について知ってもらえるよう、絵本の後半には、本編ストーリーと別に農家へ取材して聞いた話や、野菜の栄養素に関する詳しい情報をわかりやすくまとめたページも。


絵本を読んでくださった方が、それぞれの野菜にどんなはたらきがあるのかを知り、、その上で自分の食べる野菜を選ぶようになるといいなと思っています。


この野菜には、こういうはたらきをもつ栄養素がある。だったら、そのメリットを最大限味わえる作り方をしている農家さんの野菜を買おう、というような、野菜を買う理由ができたら嬉しいです。


消費者が野菜について知っているからこそできる、野菜を選ぶより農家を選ぶ関係を作りたい。こどもが苦手な野菜を食べるきっかけをつくりたい。だからこそ、この絵本を作り、農家とお客さんのコミュニケーションを生みたいと思っています。 


 

絵本づくりのきっかけは、昨年の春。東京でウェブメディアを運営する70seedsの岡山さんに話していたアイデアを、できる.agriコミュニティで形にしないか、と誘われたこと。


そこで絵本の構想をメンバーに相談したところたくさんの方にご賛同いただき、このプロジェクトをスタートすることができました。



もちろん、畑とつながる絵本を作りたいと思っても僕は農家ですから、野菜を作ることはできても絵本づくりのプロではありません。そこで一緒に絵本を作る仲間を募り、イラストレーターや様々な職種の人々と絵本プロジェクトのチームを作ることにしました。


まずは、コミュニティ内の有志メンバーで打ち合わせ。たくさんのアイデアが飛び交いコンセプトが固まりました。僕は基本的に愛媛からビデオ通話で参加。時には東京にも出張し、議論を重ねました。



コンセプトが決まった後は、プロジェクトの仲間集めサービス「TEAMKIT」でデザイナー、イラストレーターを募集しました。すると、あっという間に4名の素敵なデザイナー、イラストレーターの方と繋がり、ご参加いただくこととなりました。

こうしてチームで取り組むと、自分にはない感覚が多く取り入れられるものの、やっぱりみんなが自分の想いを大切にしてくれているので、おもいやりを感じるし、それぞれの分野でまっすぐに進めてくれるので本当に頼もしいです。



クラファン後については、みなさまからのご支援をもとにシリーズ化をし、一般販売を目指したいと考えています。


今回はにんじんをメインの野菜としましたが、他の野菜の絵本をたくさんつくることでこのプロジェクトの本来の目的が達成できる。たくさん種類ができることで、さらなる「つくる人」と「たべる人」のコミュニケーションを生むことができるんです。


また別の関わり方として、リターンでは、次回作の製作に関わっていただける権利を設定させていただきました。このプロジェクトをきっかけに農業界で活躍するクリエイターを少しでも増やせたり、農業に興味を持つ人が増えたり。


たくさんのコミュニケーションを生むことで、農業界が少しでも盛り上がればいいなと思っています!



僕は野菜を食べる全ての人に、知ってほしいことがあります。


それは、野菜についての知識を身につけることは、より美味しい食事を楽しむことだ、ということです。


自分の体に入るものを理由なく買ってしまっていることについて、一度立ち止まって考えてみてもいいのかも・・・と、僕は思うのです。


どんな栄養があって誰が作っているのかを知りながら新鮮な野菜を選び、野菜本来の味を楽しむことは、とても大切なこと。


この絵本が、野菜について知る理由に、農家さんを選ぶ理由に、そしておいしい野菜を選ぶきっかけになれれば、とても嬉しく思います。

 



チームメンバー紹介 


荒木貴大
担当:プロジェクト発案者、ストーリーアイデアの提案。
愛媛県今治市で西洋野菜農家を営む傍ら、ローカルウェブメディア、カフェ、ゲストハウス運営やイベント企画などを行っている。


青木慶子
担当:絵本のイラスト、ライティング。 
本作品のイラスト、文章を担当。主婦目線でさまざまなアイデア、キャラクターを生み出してくれます。TEAM KITきっかけで本プロジェクトにジョイン。


田野実温代
担当:背景イラストやサムネイル作成、全体の構成チェックなど。
自身も、「農家の広報担当」として絵本のクラウドファンディングを行なった経験あり。TEAMKIT経由で本プロジェクトにジョイン。


Hayato Fukushima

担当:アートディレクション、リターン商品のデザイン。
デザイン会社ANCRの代表取締役CEO。店舗設計からオフィスの空間デザイン、数々のイベントや医療機関などの空間設計を行っている。現役美大生。


前田崇之
担当:ストーリーアイデア提案、マーケティング 
普段はBASEで会社員として働きながら、自らのコーヒーブランド「JAPANBLACK」も運営している。


杉原晋一
担当:ストーリーアイデア、マーケティング
農業生産法人山燕庵代表。クラウドファンディング 、メディアなどで大注目「ヌカモフ」に使用されているお米の生産者。その他玄米の甘酒「玄米がユメヲミタ」やブランド米「コシヒカリアモーレ」などを生産している。


やまのぼり
担当:インフォメーションページイラスト、クラファンページのライティング
大学生、ローカルメディアでライターのインターン経験あり。趣味でSNS上でイラストを公開している。


井上豪希
担当:ストーリーアイデア、マーケティング 
自ら狩猟した獲物を料理する「狩料家」として、また「食卓プランナー」として、ジビエワークショップやケータリング、シェアカフェ、オリジナルのレシピ開発、料理教室など様々な活動を行う傍ら、生産者や職人、作り手のブランディングや商品開発のお手伝いをする会社を経営しています。


北島紗希
担当:制作過程の記事作成
大学4年生。70seedsのインターンとして、普段は農家さんの熱意を形にする「できる.agri」の記事などを作成している。

半蔵 門太郎
担当:インフォメーションページの取材、ライティング。
千葉大学3年。長野県佐久市出身。大学1年時より「70seeds」編集部でインターンを開始し、フリーライターとして様々な媒体で執筆。よく「半蔵門くん」と呼ばれるが、苗字が半蔵で名前が門太郎です。


岡山史興
担当:プロジェクト全体のサポート
「次の70年に何をのこす?」70seeds代表兼編集長。できる.agri発起人。事業開発・PR・ブランディングの支援を行う。


楠橋明生
担当:プロジェクトマネージャー、PR。
愛媛県今治市出身。70seedsでは、農家さんの熱意を形にする「できる.agriコミュニティ」の運営や、企業、地方自治体のPRを行なっている。



 

  • 活動報告 - パトロン限定公開

    絵本制作状況のご報告

    2019/06/26 15:30

    こちらの活動報告は支援したパトロン限定の公開です。

  • 活動報告

    noteを始めました。

    2019/03/08 22:05

    今回のプロジェクトの発起人である荒木貴大と、絵本製作チームがそれぞれnoteを始めました。どうして野菜の絵本を作ったのか。生産者と消費者それぞれの視点から、みなさまにより詳しく胸の内をお伝えできればと思います。荒木note 就農2年の零細農家が、野菜よりも先に絵本を届ける理由。絵本製作チームn...

  • 活動報告

    50%突破しました!

    2019/02/22 17:31

    こんにちは!8日にスタートしたクラウドファンディングですが、みなさまのおかげで早くも50%を突破することができました!目標達成まであと20万円です!本当にありがとうございます!みなさまの応援コメントひとつひとつが、とても励みになります。引き続き、目標金額の40万円を目指して頑張りますので、温か...

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