【Profile】 -自己紹介-


初めまして、名古屋のコーヒー専門企業のnote合同会社です。

 

私たちは、もともと「美味しいコーヒーを通して人生を豊かに」をコンセプトに、東海初のコーヒー専門セミナールームとしてseminar box noteを2015年に名古屋にオープンしました。

 

  


当時の創業メンバーはオーナーの舟戸(フナト)と講師の浜地(ハマジ)のたった2人。最初は、「コーヒー専門のセミナールーム」という存在がなかなか認知されておらず、来客もほとんどありませんでした。


舟戸 貴織(フナト タカオ) note合同会社 代表

熊本県人吉市出身。名古屋大学大学院修了。大学院在学当時に触れた浜地のコーヒーにほれ込み、「浜地のコーヒーを全国に広めよう!」と提案し続け、seminar box noteを設立した。当時一人で取り組んでいたWEB集客事業の集客力を活かし、note合同会社の集客を担当。現在では、名古屋文理大学の非常勤助手としてカフェ実習の講義も担当している。


浜地 徹(ハマジ トオル) note合同会社 品質管理担当

三重県四日市市出身。三重大学を卒業し、2002年に名古屋の有名コーヒー企業に入社、チーフバリスタを務める。ブラジル・スウェーデン・イギリス・アメリカなど海外で現地のコーヒーに触れ、海外式のコーヒーの淹れ方を学んだ経験もある。 数々の専門学校、大学などで講師を務め、コーヒーの知識・技術の普及にかかわる。

受賞歴等:JBCセミファイナリスト、JLAC審査員、ローストマスターズリトリート1位(チーム受賞)

 

ですが、私たちは「コーヒーはきっとみんなの生活を豊かにするものである」と信じ、常により良いコーヒーセミナーについて議論し、ブラッシュアップを重ねてきました。

 

それが半年ほど続いたころ。来客も少しずつ増えてきて、趣味の方、プロ志望の開業予定者の方のご相談が増えてきました。そうして、少しずつ、お一人お一人のコーヒーに対するお悩みに応えていたところ、企業様から出張でのセミナー依頼をいただくようにもなりました。

 

趣味としてのコーヒー、仕事としてのコーヒー、PR活動としてのコーヒー、イベント参加者の親交を深めるためのコーヒーetc…。この間に、私たちは様々な形で、いろいろな人の人生にかかわるコーヒーの在り方を体験できたように思います。


↑講師の浜地のイベント出店の様子 


こうした体験を重ねていくうち、seminar box noteは、WEB集客しかしていないにもかかわらず、年間1,000回前後のコーヒーセミナーを行い、全国でもトップクラスのコーヒーセミナー専門店となりました。「名古屋 コーヒーセミナー」などと調べていただくと、seminar box noteが検索で1位に表示されることからもその信頼性は感じていただけることと思います。


2017年には、直営カフェとしてnote coffee houseもオープン。セミナーだけでなく、お客様との関わりを通して、コーヒーの美味しさ、楽しさを広めさせていただいております。

 

 

また、こうしたコーヒーの専門的知識を学生たちにも伝えてほしいという依頼もあり、現在は「名古屋ユマニテク歯科製菓専門学校」様と「名古屋文理大学」様と委託講師契約を結んでおり、毎年、学生たちにコーヒーの知識を伝える講義を行っております。

 

【media】 -メディア-

こうした活動が認められ、近年では、ありがたいことに各種メディアからの取材のご依頼も多数いただいております。

 

たとえば、カフェ専門誌の『カフェレス』には、「ラテアートを学べるところ」として、全国でも2校のなかに選んでいただいたり、人気店に教わるコーヒー抽出テクニックとして弊社のコーヒーの淹れ方も掲載していただきました。


また、直近ではゲイン社販売の『最高のパンとカフェ 東海BEST200軒』にも、コーヒー部門で取り上げていただいております。

 

取材にいらしたライター様に、「なぜ弊社を取材されたのか?」とお尋ねしたところ、「東海で他のコーヒー屋やカフェに『どこでコーヒーを修業したんですか?』と聞いてみると、noteさんのお名前があがることが多かったから」という嬉しいお声をいただいたことも。


↑実際にセミナーをご受講いただいたお客様 


「コーヒーが人生を豊かにしてくれる」体験を私たちが実感した瞬間でした。

 

今や、私たちのセミナーを経て開業をされたカフェ・喫茶店・レストラン様は愛知県内のみならず、岐阜や三重などの東海地方、加えて長野県や滋賀県など全国に広がりつつあります。


このプロジェクトで実現したいこと

こうしたセミナーやコーヒー豆・器具の卸売り、直営カフェを通して、名古屋のコーヒー文化の発展に微力ながら関わってきた弊社ですが、「まだまったく手をつけられていない」と感じている点があります。


それが、【コーヒー器具に気軽に触れられる空間】です。



今回のプロジェクトでは、自家焙煎のコーヒー豆だけでなく、初心者からプロのバリスタまで、幅広い方がコーヒー器具をその場で購入できる店舗『note coffee & tools』を作りたいと考えています。


実は、一般の方が思っている以上に「コーヒー器具を購入できる店舗」はほとんどありません。これは、名古屋のみならず、東海、日本全国でも同じことです。コーヒー器具を専門的に買える店舗は、ものすごく限られています。


たとえば、ドリップコーヒー用のドリッパーひとつとっても、HARIO、Kalita、Melita、KONOと、どれもコーヒー屋に人気の代表的なブランドが各社ありますが、そのすべての種類のドリッパーがすべて揃っているコーヒー専門店はほとんどないでしょう。


在庫として置いてあるコーヒー器具に"多様性"が少ないのです。私たちも日々セミナーをしていると「コーヒー器具はどこで買えますか?」と聞かれることが多々あります。



日本人に人気の淹れ方であるドリップコーヒー一つとってもその状況ですので、エスプレッソマシンやミルクピッチャーとなると、家庭用レベルですらほとんどのお店で手に入りません。



もちろん、こういった道具がそろっている店舗もあります。大手生活雑貨店や家電量販店などです。


ですが、こういった施設にコーヒー初心者の方が行ったとして「自分に合ったコーヒー器具」はまず手に入りません。こういったお店では、店舗スタッフの専門的知識がなく、商品ごとの特徴をご案内できないからです。


そしてさらに加えて言えば、こういった販売店は「家庭用のコーヒー器具」を販売していますが、業務用・バリスタ用のコーヒー器具となると、ほぼ販売していません。当然、業務用コーヒー器具は置いても"売れないから"です。


「コーヒー業界の発展」のことを考えると、健全とは言えない状態です。コーヒー屋は「知識はあるけれども売る道具がなく」、量販店は「道具はあるけれども知識がない」という状態。


「これからコーヒーを趣味・開業で始めよう」という方が、プロの意見を聞きながら道具を選べる環境がほとんど存在しないため、多くの方はインターネットのレビューを頼ります。


インターネットのレビューは多くの人が集まるため、客観的なようでいて、実は事実と異なることも多々書いてあります


コーヒー屋同士でも「出したい味」に合わせて「コーヒー器具」も「レシピ」も異なり、それによって、プロでも器具に対する意見がまったく分かれることがあるのに、一般の方が情報発信できるインターネット上では、その流れがさらに顕著になります。


業務用となると、そもそもレビュー自体がほとんど見つからないということがあります。


こんな状況だからこそ、コーヒー器具を専門的に販売できる環境が必要だと感じ、「コーヒー豆だけでなく、コーヒー器具を販売したい。『そこに行けば、すぐに自分に合った道具でコーヒーを始められる』店舗を作りたい」と考えました。


それがnote coffee & toolsです。


これまでの活動

現在、店舗を構える場所として、名古屋市内の本山というエリアの物件を契約しました。



本山エリアを選んだ理由としては、「名古屋市内のどこからでもアクセスしやすく」「名古屋駅から地下鉄で1本なので、名古屋市外からでもアクセスしやすい」からです。


今後の予定として、2月中に店舗の改装をすすめ、2~3月上旬にコーヒー器具の販売を開始したいと思います。


また、コンセプトについても社内外でいろいろな方の希望を聞いており、「ただコーヒー器具を売るだけのスペース」になってしまわないよう時間をかけて考えている最中です。


たとえば、コーヒー器具を変えながら同じコーヒー豆を試飲して、どのように味が変わるか?が確かめて器具を購入できたら面白いですよね?自分に合った器具を、レビューサイトなど見なくても、その場で判断できるわけです。


こういったコーヒー豆の試飲ならぬ、コーヒー器具の試飲は企画のひとつとして採用する予定です。


また、現在直営カフェのnote coffee houseでは、月に1度のコーヒー飲み比べやセミナーなどを行っており、多くの方に人気の企画となっていますが、その形や規模を変えてnote coffee & toolsでも実施したいと考えています。



それほど大きいサイズの店舗ではないので、10名様程度で実施できる内容に。その代わり今よりも密な内容のセミナーをやれるよう社内でも検討中です。


資金の使い道

資金の使い道は、主にコーヒー器具の仕入れです。


「仕入れ代なんて、普通は店舗を作る企業が考えるものだ」と思われるかもしれません。確かにその通りです。もちろん、ほとんどのコーヒー器具は弊社でも仕入れるだけの準備は整えています。


ただ、この仕入れが「理想的なバリスタグッズをそろえようと思うと、事実上自社だけでは難しい」のが問題です。


一般的に、家電量販店や大手雑貨店、自家焙煎コーヒー店のいずれのお店でも、販売しているコーヒー器具は家庭用のもの。しかも、ドリッパーやドリップケトルなど、「そこそこ売れるもの」ばかり



プロ用のコーヒー器具や、普段あまり使われないコーヒー器具は、どれだけ良くても知名度がなく売れない、あるいはプロしか使わないので高価なため、店舗にはほとんど置かれないのです。


でも、それらの器具はあくまで知名度がなかったり、高価なだけで、需要はあります。特に、コーヒーにこだわりを持つ人、プロのバリスタには大きな需要があるのです。


たとえば、OCD(ONA COFFEE DISTRIBUTOR)という商品があります。



これは、オーストラリアの世界的に有名なバリスタSasa氏が開発したもので、ものすごくアバウトに言えば、バリスタがエスプレッソを抽出するときのブレを少なくするための道具です。


この道具が出て、バリスタの抽出はまったく別物になりました。いまやバリスタの大会に出ている出場者のほぼ全員が使っている道具の一つになっています。


この商品ですが、定価が22,800円(税別)もします。これを1個売ればさぞ儲かるだろうと思われるかもしれません。


ですが、たとえばこれを正規インポーターから仕入れ、インターネットで定価販売したとして送料やカード決済手数料を差し引くと、得られる利益は500円程度。22,800円のもの一つを売って500円程度しか利益がないのです。


もちろんこれは極端な例ですし、実店舗で販売すれば送料などはかかりません。とはいえ、バリスタが使うツールは、専門性が上がれば上がるほど、あるいは価格が上がれば上がるほど、利幅が少なくなっていくものがほとんど。


すると、店舗の売り上げを重視すると、こういった「専門性が高くなかなか売れづらいのに、利益が少ない」商品はどうしても省かざるを得ないのです。


ここに企業としての仕入れの現実と、理想とのギャップがあります。


ただ、毎年大会に出場しているバリスタなら使い方も、その意義も分かるのでネットでも問題ないでしょう。ですが、これからバリスタとして活躍したい人がOCDを知っているでしょうか?また、ネットのレビューだけを見て、いきなり20,000円台の道具に手を伸ばせるでしょうか?


実店舗の役割はここにあると思います。


クラウドファンディングで応援していただいた資金に関しては、そうした「本当はイイものなのに用途が限られる、または利益が少なすぎるためどこにも売られていない」製品の仕入れに使わせていただきたいと思っています。


また、予定以上の金額が集まった場合については、設備をより整えて、来店していただいた方にご満足いただけるようなサービスに変えて還元していきたいと思います。(e.g., 実際に器具を試していただけるような試用スペースを作るなど)


リターンについて

リターンについては主に2パターンご用意しております。


一つが弊社のコーヒー豆やコーヒー器具をお楽しみいただくもの。弊社のセレクトしたコーヒー器具やコーヒー豆をご利用いただきたい方におすすめのリターンです。


もう一つがWEB集客など集客にかかわるもの。実は、弊社のサービスはすべて自社のWEB集客のみで行っております。にもかかわらず、「名古屋 コーヒーセミナー」「名古屋 スペシャルティコーヒー(※Google Map上の検索結果)」といった重要なキーワードで弊社のサービスは検索順位1位に表示されています。


これはもちろん、弊社のWEB集客による力あってこそ。リターンのなかには、こうしたWEB集客サポートをリターンとしてご用意しているものもございます。事業主様で集客にお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひご活用ください。


最後に

本プロジェクトの案内を最後までご覧いただき誠にありがとうございます。


冒頭でも少し触れましたが、このプロジェクトの趣旨は「名古屋のコーヒー文化の発展に寄与すること」にあります。


「バリスタが専門的なコーヒー器具を手に取って買える空間」を作ることは、コーヒー器具への理解につながり、バリスタに必ず良い経験をもたらします。バリスタがコーヒー器具に対してより深い知識を持てば、一般の方へのサービスだって必ず向上するでしょう。



名古屋、愛知、ひいては東海のバリスタがより多くのことを学び、体験できる空間を作るために、ぜひ皆さまのご支援をお待ちしております。


<本プロジェクトはAll-in方式のプロジェクトです>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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