▼はじめにご挨拶

私は、天台宗僧侶で三重県多気町にある小さな山寺の金剛座寺住職をしております染川智勇(そめかわちゆう)と申します。古民家

 hasunohaという僧侶のネット相談サイトで同じ相談僧侶として活躍している高野山真言宗の住職とご縁を頂きました。昨年11月末の懇親会の折り、高野山門前町にある自宅兼アパート(約60㎡18坪/2階建)であった築50余年の古民家の屋根が台風で壊れてしまいました。屋根修理しようにも修復費用が高く、また台風被害で多忙になっているため工務店がつかまらず、雨漏り状態で家中は二ヶ月でカビだらけになり生活できない状況になってしまいました。とりあえずブルーシートで対応していましたが雨漏りが完全に治まらず。そして毎年12月末から始まる深い降雪の前には、屋根を直さないと雪の重さに屋根が持たないという現状も伺いました。自力ハンドメイドでお寺復興をしている私に、「もし染川住職が、屋根改修できるならお譲りしたい」旨の話になりました。

 現在、自坊金剛座寺も台風被害に会い、その修理が終わっていない状況でしたが、これも仏さま、弘法大師さまのお導きではないかと思い、懇親会の翌日に見に伺いました。
 この古民家は、場所が高野山金剛峰寺の諸堂宇から徒歩5分という好立地であったことと、
高野山根本大塔 屋根の損壊状況を見て、これならば私の金剛座寺復興作業のノウハウで業者よりも安く直せると判断しました。そして小額であれば改修資金はクラウドファンディングで集められると考えました。
 ただ、降雪までには時間がありません。クラウドファンディングでは屋根の改修資金が間に合いません。急遽、ご縁の仲間に資金援助をしてもらって屋根改修費を確保しました。そして先の12月末に、まずは私が足場を組んで作業環境を確保。そして後から来た仲間と共に屋根修理を開始して、無事に雪が降る前に屋根の葺き替え修理が終わりました\(^O^)/。最後の日は雪が降りはじめましたが、ギリギリセーフでした。 
足場組み下地に合板防水シート貼り
雪止めを設置して屋根張替え完成\(^O^)/ そして、今月から内装のリフォームのための作業をはじめますが、お寺法務の合間のため、作業時間も余裕期間を持って6月には完成オープンさせたいと思っています。

所在地:和歌山県伊都郡高野町高野山278和敬荘

FBグループサイト;『高野山古民家再生プロジェクト』


▼このプロジェクトで実現したいこと

①屋根の全面葺き替え修理(12月で終了。ただし雪解け後、雪での雨漏りがあった場合補修)
②1階リフォーム;休憩ルーム、グッズショップ、ギャラリー(展示会)
 (20畳フローリング、キッチン、洋式トイレ、バス・洗濯ルーム)
③2階リフォーム;24畳絨毯部屋
④貸しルーム事業;1階・・・ギャラリー、コミュニティルーム
          2階・・・カルチャールーム(楽健法講習会場として予約済)
              集会、会議などのイベントルームとして
⑤簡易宿泊機能;(※但し民泊登録後)

▼プロジェクトをやろうと思った理由

 弘法大師空海上人のご入寂の地の聖地として崇められる高野山は、高野山真言宗の本山として真言宗檀信徒のみならず、他宗の多くの仏教信者にとっても崇敬の地でもあります。今回、高野山金剛峰寺の真近くにある家を、高野山真言宗の僧侶の方が他宗の私に貸してもらえるご縁を頂きました。このままこ50年余生きた古民家を、屋根の未修理で朽ち果てさせるのはもったいない。これも仏さま・弘法大師さまのお導きであると、この有難いご縁をお受けしました。他宗派の私が高野山門前の家のリフォームをプロデュースをすることによって、真言宗信徒でない多くの方も弘法大師様を知り、そして高野山金剛峰寺にお参りするきっかけになるイベントハウス作りにしていきたいと思います。

▼これまでの活動

①現在、金剛座寺復興のための堂宇、境内を25年間少しずつ改修・整備してきました。
 (大型ショベルカー、小型ショベルカー、2tダンプ、1tトラック、足場・ミキサー等工事道具所有)

②金剛座寺の公式な宿坊(民泊)開設目指して、保健所適用のための厨房作り作業中(今年夏頃開設予定)

③兼務寺の乳熊寺の台風で壊れた屋根改修のため、勧進による資金調達。屋根改修完了(平成12年)および内装の改修。現在、外装を改修中。

④本家宅で料亭を始めるため、日本料亭風に改修計画開始(現在、庭地の駐車場ならびに日本庭園化に整備開始・・・)

▼資金の使い道

①50万円以内;内装材料費
 ※内装材料費が足らない場合は自己負担します。

②50万円オーバー分;作業料代+備品購入費、内装材料費(追加)、
 ※オーバー分がない場合は作業料代は自己負担で行います。

▼リターンについて

 仏画を描いたお礼のメッセージと共に、
ショップや展示会イベントで使える利用券を発行します。ショップグッズだけでなく、展示会での商品、作品をネットで公開しますので、どうぞご希望の品がありましたら、ご依頼ください。
 または、趣味で絵を描いている私が、金額に見合った希望の仏画や漫画イラストを描いて額装してご提供いたします。
合掌観音こんなまじめな仏画や

桃色観音マンガチックな仏画
アリス または、こんな可愛らしいイラストも好きで描いてます(笑)。こんなイラストでもよろしければ、是非ご注文ください。

① 500円;600円分の利用券
     or イ.額装入り直筆ミニ仏画(はがきサイズ)
②1000円;ア.1200円分の利用券
     or イ.額装入り直筆ミニ仏画(はがきサイズ)
②3000円;ア.3600円分の利用券
     or イ.額装入り直筆仏画(A4サイズ)
③5000円;ア.6000円分の利用券
     or イ.額装入り直筆仏画(A4サイズ)
④1万円;ア.1万2000分の利用券
     or イ.額装入り直筆仏画(A4サイズ)
⑤3万円;ア.3万6000分の利用券(B4サイズ)
     or イ.額装入り直筆仏画
⑥5万円;ア.5万6000円分の利用券 
     or イ.額装入り直筆仏画(B4サイズ)
⑦10万円;ア.12万円分の利用券
     or イ.額装入り直筆仏画(B3サイズ)
※利用券は、金剛座寺でもご利用できます。

○利用券が使えるショップ、イベント状況
 開館日常設;
  ・セルフドリンク代、菓子代100円~
  ・物品販売コーナー(グッズ、ハンドメイド委託販売)
   (販売品はオープンにあわせてネット公開)
 貸し部屋 
  ・ギャラリーレンタル(一日5000円)
  ・2階部屋レンタル(1時間500円、1日5000円)
 イベント情報(4月からイベント募集を始めます) 
  ・通常ギャラリー(展示会がない日);
    染川智勇個展、委託作品展示販売  
  ・楽健法講座(不定期・8月合宿)受講料代
  ・hasunoha僧、有料相談(1時間1000円)
  ・音楽ライブ(秋頃)
 ※決まり次第順次ご連絡致します。

▼実施スケジュール

H30年12月;屋根の全面改修(終了)
H31年.
 1月;クラウドファンディング開始(3/10日まで)
 1月~5月;内装リフォーム開始
  1月~2月;室内清掃および内装剥がし
  3月~5月;内装リフォーム開始
  4月;古民家の名称決定、展示イベント募集&企画
 6月;オープン予定(利用券の利用開始、利用券選択者への発送)
 ~12月;書画リターンの方へ発送 昨年12月に雨漏り部屋一つを内装剥がししました。▼最後に

 すでに、本プロジェクトは12月から始まっております。
今月から6月オープンに向けて、本業の合間を利用してリフォーム計画を進行中です。
本来は、自坊金剛座寺の宿坊計画を進行しており、クラウドファンディングをする予定でおりましたが、急なご縁で高野山古民家プロジェクトの方のクラウドファンディングが先に始まってしまいました。
 同時進行での金剛座寺宿坊プロジェクトも今月中にはクラウドファンディングを行いますが、作業重複ではなく、二つの作業がコラボしてより効果的に作業ができる計画となっております。実際12月屋根修理のために使用した足場材料は、そのまま金剛座寺修復のための足場として活用されます。二つを行うことで、道具や材料も無駄なく使える形になっています。金剛座寺宿坊も7月にオープンする予定です。

 高野山から金剛座寺までは車で約3時間。その間には吉野もあり、また金剛座寺から伊勢神宮までは30分で行けます。素晴らしい仏教文化と神道文化両方を楽しめる旅にもなることでしょう。金剛座寺では、伊勢から大阪・京都・名古屋まで車サービスでの旅のご案内もしております。大阪駅お迎えで高野山参拝、そして金剛座寺宿坊に宿泊して翌日伊勢神宮参拝、名古屋駅下車と、私の法話、仏教文化・伊勢文化の解説と共に一泊二日の旅はいかがでしょうか?一昨年はアメリカ人6人のご宿泊・ご案内もしました。皆さんも是非、これをご縁に高野山、そして伊勢にお越しください。
 多くの資金が集まれば集まるほど、私の作業日当も出ることになり、作業仲間も集め、より多くの作業時間に従事することができ、作業工程が短縮化されます。是非、改修資金のご協力をお願い致します。合掌

※募集方式について

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けします。

昨年から四国巡礼開始。合掌

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください