熊本地震直後、絵本作家ののぶみさんは200冊もの絵本を自費で購入し、子ども達へ似顔絵つきサインを書いてプレゼント!絵本の読み聞かせやワークショップを行い、震災で疲れ切った親子へ「喜ばす支援」をしてくださいました。もっとのぶみさんの絵本を沢山の親子へ伝えたい!その熱い思いから熊本のママが企画しました。

プロジェクト本文


▼はじめにご挨拶

熊本県在住、2児の母です。

熊本地震で被災し、
現在は熊本県内外のひとり親世帯や震災後生活にお困りの方々を中心に、
まだ着れる子供服を集めて必要な方へお渡しする活動を行っている
『wish happines』を2016/5に立ち上げ、代表を務めています。

▼このプロジェクトで実現したいこと

今回のクラウドンファンディングで実現したいことは、
絵本作家ののぶみさんの講演会を熊本で開催することです。

のぶみさんは、ベストセラーとなった
「ママがおばけになっちゃった!」を書かれた作家さんです。
この作品は、ママが交通事故で亡くなった場面から始まります。
親子が過ごす毎日は、決して『あたりまえ』ではないのです・・・。




2016年4月。
今まで経験したことのない大きな地震があり、
水や食べ物、住む場所があるということが、
どれほど恵まれていたことかを思い知らされました。

そして熊本地震の直後、
絵本作家であるのぶみさんはすぐさま熊本に駆けつけてくれました。
偶然にもFacebookでのぶみさんの呼びかけを見つけ、
二日間のイベント開催のお手伝いをさせていただきました。

熊本市東区の小学校と菊池郡菊陽町にて2日間のイベントを急遽開催。
ライフラインの救援物資ではなくあえて「喜びの物資」として、
自費でご自身の絵本200冊を『購入』し子ども達に用意して、
1人ひとりとおしゃべりしながら
絵本に似顔絵とサインを書いて手渡す絵本プレゼント、
子ども達が夢中になる工夫いっぱいな絵本の読み聞かせ、
身体を思いっきり動かすワークショップ…
震災で心身ともにストレスを抱えていた子ども達にはワクワクやドキドキを。
そして、そんな我が子の笑顔や興奮を見ることは
疲れ切った大勢のママ達にとって本当の意味での癒しでした。
のぶみさんは全力で
のぶみさんにしかできない『愛』を振りまいて下さったのです。
参加者が持参された絵本なども含めると、
2日間で書いた似顔絵つきサインはなんと250人分。
腱鞘炎も覚悟の上で、強行スケジュールの中
全力を出し切ってまた東京に戻られました。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

前回のイベントは、
のぶみさんが必要な経費も絵本200冊も自費で準備していただきました。
ですが今回は、きちんとお仕事としての『講演会』を依頼しました。
参加費をなるべく安く抑えたいのですが
必要経費を参加費だけでまかなうのは難しく、
クラウドファンディングでご協力をお願いすることにしました。

熊本地震から約半年が経とうとしています。
少しずつ、震災前の熊本に戻りつつありますが
未だに震災後そのままの家屋や職を失った方・・・
復興には沢山の時間を必要としています。

その支援はもちろん、長期的な精神的サポートが必要とされています。
今回のイベントは、熊本のお母さんたちが自分たちで企画しました。
震災後に駆けつけてくれたのぶみさんの絵本に込めた想いを、
沢山の人に伝えたい、熊本の子どもたちやお母さんたちを笑顔にしたい!

小さな子供をもつお母さんたちが
日々の生活も頑張りながら、誰かが喜ぶ何かを企画する!
これは熊本地震が起きたから・・・
そして、のぶみさんのイベントに関わったことで
震災前にはなかったクリエイティブな行動を起こすきっかけとなりました。

▼のぶみさんの魅力

1978年生まれ。ご両親は牧師さん。
子供の頃いじめが原因で自殺未遂を図ったそうです。
中学では引きこもり、高校ではチーマーの総長に。
保育学校で出会った奥様の一言で絵本を描き始めました。
2年間で300作の絵本を描き、1999年に「ぼくとなべお」でデビュー。
その後8年ほど売れない日々が続きましたが、
それでもあきらめずに絵本を描き続けました。
代表作は「しんかんくん」シリーズ、
「ぼく、仮面ライダーになる!」シリーズなど多数。
NHK「みぃつけた」おててえほんのイラストや
おかあさんといっしょ「よわむしモンスターズ」なども有名です。
「ママがおばけになっちゃった」シリーズでは
Amazon絵本部門売り上げNo.1を樹立。
今年大阪の阪急梅田で開催された『絵本作家のぶみの世界展』では、
来場者は1万人超えの大成功。

【諦めない心】
どん底の時代から、現在はベストセラー作家へ。
のぶみさんの魅力の一つは、「諦めずに続ける」ことだと思います。
絵本が何年も売れなかったけれど、書き続けた。
2000回も読み聞かせをして、
その度に何度も何度も紙がボロボロになるまで書き直しします。
震災で、家や仕事、大切なものを失った方々が沢山いらっしゃいます。
復興には長い月日が必要ですが、
のぶみさんのように、決して諦めずに前進していきたいと思っています。

【自分から優しくできますように】
のぶみさんは周りの人に「自分から優しくする」ことを心がけられているそうです。
ベストセラー作家さんにも関わらず
サイン会に参加された一人ひとりと向き合うことを大切にされています。
ご自身が書かれた絵本は、立ち読みでもいいからとにかく読んでほしい、
絵本が面白くなかったらお金を返してもいい・・・
絵本で沢山の人たちに喜んでもらいたいという一心で、
毎日絵本を書き続けられています。
震災が起き、自分のことだけを考えていてはダメだと気づかされ
のぶみさんのように「自分から優しくする」ことの大切さ、
人とのつながりの大切さに気付かされました。

▼前回のイベントに参加したお母さんの声

①幼稚園児・母親
親子共々、いっぱい笑う事が出来ました。
私達が行った時はサイン会は締め切りと言われて、
娘が落ち込んでいましたが、
自分の書いた手紙をのぶみさんに渡したいと言って列に並びました。
のぶみさんが手紙読み「よし、書こう」と言ってくださり
手もボロボロの中、サインしながらも優しく娘に話しかけて下さいました。
娘の笑顔が見れて良かったです。
息子の通う幼稚園は益城に近く、
ほぼ半壊でプレハブを建てないと園再開が出来ない状態です。
娘が3月まで通った幼稚園は、マリア像が倒れたのみで既に再開されています。
マリア様が、きっと子どもたちや園舎を守って下さったんですね。
『神様って、いるんだね』と娘が言ってました。
今の熊本の子ども達には、のぶみさんの「うんこちゃん」など、
心から笑う絵本が必要だと感じました。

②2歳児 母親
私はまさに「家が大丈夫だった人」です。
ライフラインも早くから復旧していました。
だから、こんな私が被災者っていうのは悪いし、
もっともっと大変な人がいるんだから…と思っていました。
でもいつ終わるか分からない、
またあの大きな揺れが来るんじゃないか?とずっとドキドキしています。
もうすぐ2歳の娘も活動を制限され、揺れるたびに私に飛び付いてきます。
お互いストレスが溜まっているな~と思います。
のぶみさんの言葉に涙が出ました。。
そっか…私も弱音を吐いていいんだ。
家は大丈夫だけど、心が休まらないのは同じなんだ…。
いただいた絵本は宝物です。
娘は、家に帰ってからずっと「うんこちゃん」を
「読んで~❗」って何度も持ってきました。
そして、のぶみさんの顔写真を指差してニコニコしてました。
まだ言葉を話せない娘ですが
「この人、とってもいい人だったね。大好きになったよ」
と言ってるような笑顔でした。

③母親
余震に怯え続ける熊本の人々の気持ちを分かって頂けたのがとても嬉しくて…
地響きがなると、未だにドキっとします。
また大きい地震に繋がるんじゃないか…
自衛隊のヘリの音、近所の車のドアがバタンと閉まる音。
そんな音ですら、地響きに聞こえて、すごくドキドキするのです…
でも、そんなドキドキも吹き飛ばすような、素敵なワークショップ、
本当にありがとうございました!

▼資金の使い道

・のぶみさん旅費交通費 
・のぶみさんへの謝礼一部
・チラシ印刷代
・会場費
・リターン費用(送料・資材費等)

※必要経費を差し引いた残りの資金は、
熊本地震の被災者支援活動へ寄付いたします。

▼最後に

普通のママ達が、のぶみさんをお呼びすることは簡単なことではありません…。
それでも、資金0からのスタートで
お金を出し合って準備してきました。
これはとてもささやかなママ達の『革命』でもあるのです。
どうしても成功させたい!
沢山の子どもやママ達の笑顔が溢れるイベントを、
今度は私達の手で企画してやり遂げたいのです。
どうか応援をよろしくお願いいたします!

 

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