- 4/13日 お知らせ② -

内装及び朝食のイメージ画像ができました!宿泊チケットリターンのご参考になさって下さい!






- 4/4日 お知らせ① -

リターンの「CHALKBOY×INN MY LIFE オリジナルロンT」 および「CHALKBOY×INN MY LIFE オリジナルホテルキーホルダー」 のデザインが確定致しました!下記の画像をご覧下さい!


- ご挨拶 -

\   皆さん、はじめまして!  /

今回のプロジェクトリーダーを務めさせて頂いております、中谷明史と申します。

さかのぼること四年前、「大好きな地元を面白くしたい!」という思いが積もり積もって我慢ができなくなり、当時勤めていた「東京R不動産」を半分退職、故郷にUターンし地元の商店街に喫茶店「kissa山ノ舎」をオープンしました。

これまで、本当に色々ありましたが今では仲間も増え、喫茶店のほか、小規模の旅行会社やシェアオフィスの運営をさせて頂いております。

そして現在、仲間たちと、地元のローカル線、天竜浜名湖鉄道の二俣本町駅の駅舎を改装、一日一組限定の宿「駅舎ホテルINN MY LIFE」を今年五月のオープンに向けて準備を進めております!

今回は、その改装費用の一部を集める為、天竜浜名湖鉄道と地元をはじめとする沿線地域の魅力を伝える為、そして、僕たちと一緒になって地元を舞台に楽しんでくれる仲間を見つける為に、クラウドファンディングに挑戦します!!

本当はこれまでの顛末を事細かに記載したいのですが、これを語りだすと、とっっっても長くなる&本当にうまくまとめて下さっている記事があるので、↓こちらをご覧下さい↓

ローカルライフ・ウェブマガジン「雛形」さん 

https://www.hinagata-mag.com/comehere/17806

リノベーションプロジェクト紹介サイト「rerererenovation」さん

 https://re-re-re-renovation.jp/projects/2244



- 宿をつくるまち、天竜 -


ぼくらが普段活動している天竜は、静岡県の西部に位置する浜松市の北端にあります。

人口は政令市の行政区なのに3万人を切って29,000人ほど。平均年齢55歳、高齢化率も50%近い、典型的な過疎化の進む中山間地域。

古くは火防の総本山「秋葉山」の参拝者で賑わい、林業最盛期には静岡県西部の中心として、非常に栄えていた地域でもあり、「日本三大美林」と謳われる天竜の山々や、どこか懐かしさを感じさせるような風景が各所に見られ、また、地理的な特性として、東京と大阪の中間に位置しており、今回のプロジェクトに深く関わる「天竜浜名湖鉄道」というローカル線を始めとした交通網が意外と発達しており、最近では第二東名高速道路のインターチェンジができたりと、東京・名古屋からのアクセスも◎。

自然豊かなフィールドでは、四季を通じてアウトドアスポーツが楽しめます。




 駅舎ホテル「INN MY LIFE」 -

そんな地元の何が好きかというと、いつものゆるい日常や、そこに住んでいる人々。いつもの風景

透き通った川の堤防をぶらっと散歩するだけで季節の移り変わりを感じられたり、ふとした瞬間に見上げた夜空が、ものっすごく綺麗だったり、家の窓を開けてボーっと本を読んでると下校途中の子供たちのはしゃぎ声が聞こえてきたり、近所のおばあちゃんが手作りの佃煮をこさえて遊びに来てくれたり…

さんぽみち


派手でもなければ洗練されているわけでもないのですが、心がひたひたと温かくなってくる「エモさ」があって。
東京から地元に帰ってきて気付いたのは、そんな日常こそが自分の人生を豊かにしてくれている、とても得難く価値のあるものなんだ、ということ。

そんな思いから生まれたのが今回の宿のコンセプト

「 Dig a locality by train 」

普段と違う時間の進度(train)に身をゆだね未開拓の地方(locality)を発見(dig)する旅

です。

そして「この宿に泊まることで「田舎の日常」の中へ旅に出て「in my life(愛しき人生)」※の欠片を見つけてもらいたい」という思いから、「駅舎ホテルINN MY LIFE」のプロジェクトがスタートしました。

※The Beatles「in my life」(邦題:愛しき人生)より




- ローカル鉄道「天浜線」その魅力とは -

静岡の田舎をゆったりトコトコ走る天竜浜名湖鉄道、通称「天浜線」。

歴史は深く、前進となった国鉄二俣線の開通は1940年。太平洋からの艦砲射撃を避ける為、東海道線の迂回路として誕生し、戦後は通勤通学などの社会インフラとして地域住民の生活に寄り添ってきました。

また、開業当初の駅舎や、橋梁、遁道などが数多く存在し、その多くが国の登録有形文化財となっていることや、車窓から見える景色もその魅力的で、休日には鉄道ファンや建築ファンの方達が多く訪れます。

本当に乗っているだけで楽しい天浜線ですが、今回はその「駅舎」を宿にして、更に楽しんで頂きます。

今回ホテルになる「二俣本町駅」の駅舎は1960年築の木造の駅舎。

本町駅の駅舎。学生時代を思い出します。ほっこりとした午後の日差しが似合うレトロな待合室には、竣工当時の建具や建材が今も残っていて雰囲気抜群です。壁をよーく見てみると、地元の高校生や中学生の落書きが沢山残っていたり、ほんのり甘酸っぱい青春の香りも致します…ホームもなかなか味があって、映画の撮影に時々使われていたり。

二俣本町駅のホーム。田舎の夏を感じます。


そして、天浜線の魅力は何と言っても沿線に点在する「アツい」ローカルスポットの数々。

INN MY LIFEでは、旅行雑誌などには取り上げられることのない、地元民がこよなく愛する居酒屋や、ディープな古墳、ほっこりチルスポット、お気に入りのお散歩コースなどをオリジナル冊子(現在誠意制作中!)としてまとめ、宿へ泊まってくれる方だけに、コッソリお配りする予定。

さらに天浜線の一日フリーパスもプレゼント(!)致しますので、全力でローカル線を味わい尽くして下さい。

列車に乗り、沿線地域を巡り、宿に泊まる。全てがセットになって「駅舎ホテルINN MY LIFE」です。



- アクティビティも充実! -T-flowでのサップ

豊かな自然の中で遊ぶのも田舎ライフの醍醐味。

その為には、駅からの足も絶対必要!ということで、仲良くさせてもらっているイカした街の自転車屋さんHappy&Slappyさんがナイスな自転車を置いてくれます!(ありがとう!)笑顔がまぶしいハッピーさん

先のオリジナル冊子にも「Happy&Slappy」さんによるポタリングマップが載る予定ですので、ローカル線で巡る輪行の旅を楽しんでみて下さいね!


それ以外にも、奥浜名湖連峰というライトなトレッキングにピッタリの山もありますし、ハイシーズンの夏になったら、奥浜名湖に拠点を構えるウォータースポーツショップT-flowさんで、ウインドサーフィンやアウトリガーカヌー、サップ、オープンウォータースイムなど、最高に気持ち良いアクティビティが楽しめます。

T-flow 最高にチル。

他にも、カヌーイストの隠れ聖地「気田川」でのカヤックツーリング、平成の清流100選に選ばれた「阿多古川」での川遊びやキャニオニング(沢のぼり)など、正味一ヶ月くらいは滞在しないと味わいきれない程、盛沢山のアクティビティがありますので、そちらも是非!気田川カヤックツーリング




- 風土を味わう「FOOD」 -

吉野屋精肉店さんのベーコン 超絶おいしい。

INN MY LIFE では、地元天竜産の食材を使用した朝食を提供させて頂きます。

春~夏にかけては、フレッシュサラダや自家製のお惣菜、そして宿の近所にある「吉野屋精肉店」さんの美味しい(本当に美味しい!)ベーコンと、地元の食材と自家製天然酵母で作るパン屋さんL’atelier Tempoさんのハード系田舎パン(酸味と旨味のバランスが最高!)がセットになったワンプレートを用意させて頂く予定です。

喫茶店で提供しているランチ。朝食のイメージはこんな感じです。


夕食は、あえてご提供致しません。

これは「せっかくならオリジナル冊子を片手に沿線にある町に繰り出してみてほしい!きっと美味しくて楽しいから!」という、若干押しつけがましい(笑)僕らなりのメッセージ。ぜひ、気になった居酒屋や飲食店に突撃して、田舎の夜を満喫して下さい。

近所の居酒屋「すみよし食堂」のぶりかま うつくしい。

朝ごはんと夕ごはん、両方あわせて土地の「風土」が楽しめるINN MY LIFEの「FOOD」です。




- 木造の駅舎をフルリノベーション -

改装部分は待合室の横の部屋、もともとお蕎麦屋さんが入っていた区画。

お蕎麦屋さんの内装を活かす事も考えましたが、キッチンや床の下地などの痛みが激しかった為、躯体のみを残したフルリノベーションを行います。

それでは、ここからはプロジェクトチームのコアメンバーを紹介していきたいと思います。

プロジェクト全体のディレクションは

\  西村紀彦さん  /

自身が手掛けるstudio calmを2014年にスタート。

家具作りの中で撥ねられた、個性的な銘木を用いてスケートボードを製作するなかでFREAK'S STORE 「The CARAVAN /SHIZUOKA trip」、BRUTUS、BLUE.MAGAZINEにて特集されるなど、今浜松でも特に勢いのあるクラフトマン。現在では店舗内装や特注家具の製作、各種イベントなどのディレクションワークも行っています。


設計と現場監督は

\ 松本憲さん /

浜松を拠点とし、自身の設計事務所new&sの代表を務める傍らで、産業廃棄物やありもので空間をつくる建築ユニット「デッドストック工務店」のメンバーとして、スターバックスコーヒージャパンとのコラボレーションや、「森、道、市場」でのイベント企画など、様々な分野で活躍しています。


その他にも、様々なアーティストや職人さん、地元材木店の方々とスクラムを組み(徐々に紹介していきます!)、力を結集して挑む今回のプロジェクト。間違いなく、素晴らしいモノが出来上ってくると確信しています。

設計図面(予定)パース(予定)




- リターンについて -

INN MY LIFEのロゴをデザインしてくれた黒板アーティストCHALKBOYさんによるオリジナルグッズや

coming soon…


他にも、
噂の「吉野屋 天竜ハム」の自家製プレスハム


春野町の養蜂家、塩見さんによる、旬の花蜜から作られる「養紡屋 蜂蜜



キコリの前田さんの「クロモジ茶」


などなど、天竜美味しいもの詰め合わせセットや

来月には着心地抜群のアレとかも・・・
随時追加していきますので、お楽しみに!!



- お金の使いみちについて -

主に施工費、冊子の製作費、什器備品購入費として、ありがたく利用させて頂きます。

プロジェクトの進捗状況に関しては、最新の活動報告、または公式Instagramページよりご確認頂けます。



- 最後に -


今回のプロジェクトで、もう1つ注目して頂きたい事があります。

それは「ローカルだからこそ出せるオリジナリティとクリエイティビティ―」です。

「地方」というと、私たちの世代でも、まだまだ「ださい、遅れている、先が無い」というように負の文脈で語られることが多いのが現状です。

でも、僕たちはそんな地方が本当に大好きです。愛していると言っても過言ではありません(笑)

やっぱり、自分の好きなものは他の人にも好きになってほしいですよね。

だから僕たちは今回のプロジェクトを通して「地方でもこんなカッコ良くてオモシロい事ができるんだ!」という例を示して、地方に対してのマイナスイメージをひっくり返し、逆に可能性を感じられるものへとしていきたいのです。

そうして最終的には、僕らと同じように地方を楽しむ人が増え、それが、これからの地方の明るい未来に繋がっていけば良いなと思います。


プロジェクトの紹介は以上です!

- Special Thanks -

photo:masahiro “lai”arai

photo:yo-ichi nakamura

reprinting:雛形


最後まで読み進めて頂き、本当にありがとうございます!!
進捗状況は随時更新していきますので、今後もチェックをお願い致します!!


◆Kissa山ノ舎


◆駅舎ホテルINN MY LIFE


  • 2019/04/18 16:11

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2019/04/18 16:03

    ホテルの宿泊予約の受付を開始致しましたこんにちは。INN MY LIFEです。先日、152名の方にご支援を頂きましたクラウドファンディングが無事終了致しました。SNSでの拡散をはじめとして、ご協力頂きました皆様には、いくら感謝してもしたりない程、感謝しております。本当にありがとうございます。現...

  • 2019/04/14 23:16

    遂に、プロジェクトの終了まで残り1日となりました。約39日前、プロジェクトをローンチした時には解体工事をしていた二俣本町駅は、ほぼ外構工事を残すのみとなり「駅舎ホテル INN MY LIFE」へとなりつつあります。それまでの間を振り返ってみると、今までの人生の中で、最も「~への向き合い方」を考...

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