【「アンドサタデー 珈琲と編集と」ご挨拶】

はじめまして。
「アンドサタデー 珈琲と編集と」の庄司賢吾・真帆と申します。



わたしたちは、逗子という海街で暮らしながら、
東京で場づくりやデザイン、イラストの仕事をする、
夫婦の編集ユニットとして活動しています。


「アンドサタデー」を始めたのは1年半前。
元々はベネッセでキャリアを始めた私たちが、
毎日の慌ただしかった暮らし方を見つめ直し、
柔らかな空気が流れる逗子の街を住まいに選び、
引っ越してきたことがきっかけです。

当時、街にひとりとして知り合いはいなくて、
東京の暮らしの中でも大事にしていた
誰かと珈琲を飲みながら一息つける場所も、
ほとんどありませんでした。

それなら。自分たちでつくろう。

そう考えた私たちが、仕事は続けながら、
間借りという形で小さくスタートしたのが
土曜日だけの珈琲店「アンドサタデー」。



土曜日と珈琲、土曜日と私、土曜日とあなた。
土曜日と過ごす時間がもっと楽しくなるように。

そんなお店として土曜日の度に出会いが増え、
「アンドサタデー」は私たちの居場所になり、
暮らしている誰のことも知らなかった逗子は、
いつしか大切な人たちで溢れる、
愛着のある街になっていきました。


土曜日を楽しくするために、
珈琲店を街の編集室として捉え、
雑誌の特集を組むかのように、
素敵なゲストと一緒に体験までを編集してきました。

珈琲と音楽、珈琲と本、スイーツに、ごはん。
単なる「珈琲店」の枠を飛び越えて、
いくつもの体験や出会いが生まれた土曜日。


東京で働きながら土曜日に小さく始めた一歩は、
私たちが欲しかった場所と、
逗子という街に必要だった場所を重ねながら、
ほんの少しだけ、
逗子の暮らしが楽しくなるきっかけ
つくることができたのかなと思います。

そんな私たちは次の夢を叶えようと、
新しい挑戦を始めることにしました。





平日忙しく働く私たちにとって、土曜日は大好きで特別な日。のんびりゆったりと過ごせて、
ちょっぴりうきうきわくわくして、
好きなことに夢中になれる1日だから。

"Everyday like Saturday"
「毎日に、土曜日を。」

そんな土曜日のような気持ちになれる瞬間を、
毎日の中に増やしていけたら、
暮らしがもっと心地よくなると信じています。


そんな想いを込めて、場づくりやデザイン、
編集をしています。




せわしない毎日の終わりにも、
今日がいい日だったなと思えるように。

毎日に、土曜日を。増やしていくために、
私たちは、土曜日だけでなく、
毎日の小さなお店を開くことに、しました。


時間や曜日で人の流れや必要な場が変わる街に
合わせ、編集する。

それが、アンドサタデーのお店です。

私たちの住む逗子に必要な場であると共に、
私たちが逗子にあったら良いなと思う4つの場
ひとつのお店の中に編集していきます。


夜の21時過ぎ。仕事を終え都内から帰る。
お腹すいたなぁ
ごはん屋さんも少ないし、今日もコンビニか…

東京まで約1時間半で出られる逗子には、
通称"逗子都民"と呼ばれる都内勤めの会社員が、たくさん暮らしています。
そんな逗子都民に対し、
夜ごはんが食べられるお店は驚くほど少ない。
共働きの私たちの夜ごはんはというと、
自炊生活を夢見つつ、実態はお弁当やレトルトの出番が多い日々。

そんな逗子に、美味しく体に優しい夜ごはんが
遅くまで食べられる食堂
を、つくりたい。

土鍋で炊いたご飯、丁寧に出汁をとった味噌汁、
不足しがちな野菜をたくさん採れる定食。

お酒は旬な果物を食べるフレッシュなサワー。

逗子の平日の夜ごはんを、編集していきます。


平日の昼下がり。ママが子どもと一緒に、
逗子で時間を過ごせる場所ってどこだろう。

誰かと話したり美味しいお茶を飲んだり、
ゆっくり自分時間を過ごせる場があったら、
もっと親子にとって優しい街になるはず。

だから、親子のためだけの時間をつくって、
何も気にせずにゆっくりしてもらいたいです。


目の行き届いて安心できる空間で生まれる
ママ同士の会話や情報交換。

ママも安心できるカフェインレスの珈琲や抹茶、
身体に優しいおやつもご用意します。


そして少人数制の料理やクラフト教室など、
親子の暮らしが楽しくなる企画を準備中です。

逗子のゆったりした時間の流れる平日昼間に、
親子にやさしい空間を、編集していきます。

逗子の街に魅力的で訪ねたいお店が増えたら、
街の暮らしはもっとわくわくするはず。

アンドサタデーが小さく始めた一歩のように
「やってみたい」「やってみたら」
誰かの背中を押してあげられる場をつくりたい。

例えばおいしいケーキ屋さんにピザ屋さん、
カレー屋さん、日本酒bar…。

それが逗子へのひとつの恩返しである、
そんな風にも思っています。

逗子の日曜日がもっとカラフルになる、
個性豊かなお店と一緒に、編集していきます。

そして。
逗子で暮らす人も逗子に来る人も、みんなが
最高に心地良く感じられる土曜日の時間を。


私たちが1年半続けてきた、
珈琲を中心としたゆるやかな場づくりを再び、
この場所で編集していきます。


長くなってすみません。
そんな、アンドサタデーのお店がある、
私たちの暮らす「逗子」についても、
知っていただきたく思っています。

東京まで電車で約1時間。
JR横須賀線の始発も出る逗子には、
都内勤務のワーカーが驚くほどたくさん暮らしています。

海あり山あり、自然が豊かなまち。
鎌倉と葉山に挟まれた、小さなまち。

程よい田舎感、ゆったりと空気が流れている。
家族との時間を大事にする人が多い(気がする)。

自然と調和するスローな暮らしを味わいつつ、
都内との繋がりや刺激も得ていたいという、
欲張りさんが多い(気がする)。



そんな逗子ですが、
家賃は都内とそう変わらない一方で、
人が少なく集客が大変な事情もありまして。

昔からの逗子の風景を守って来た個人商店が、
マンションやチェーン店に変わっていく、
未来が今まさに起こり始めています。


だからアンドサタデーは、
逗子の街と関わり、街の商店のものを使い、
編集してご紹介していけるような、
お店を目指したいと考えています。

「地産地消」ならぬ「街産街商」、
本当に本当に微力ではありますが、
逗子の街の編集社として力になりたい。


逗子を知って逗子をもっと好きになる、
私たちにできる小さなことから始めていきます。


ご支援いただいた資金は、
アンドサタデーのお店の改装、物品購入、
また運営のための費用に充当させていただきます。


リターンについて、少しだけ。

クラウドファンディングをするにあたり、
「アンドサタデー」らしさってなんだろう?と
重ね重ね考えてきました。
仲間たちに、相談してきました。

わかったことは、「アンドサタデー」は、
この場に集まる素晴らしい仲間たちが形成する
空気感
そのもの。
そんな仲間たちの集まる様子は、
「ファミリーのようだね」とよく言われます。

今回は、そんな「アンドサタデーな逗子family」たちに協力してもらい
一緒にリターンを作ることに、しました。
ここに集まる人の面白さを、魅力を、空気感を、
リターンを通してお伝えしていけたら幸いです。


【アンドサタデーな逗子familyご紹介】

●Silly Monkey(剣持 悠大・ちなつ・葉)
>アンドサタデー Music Editor
2014年2月結成、vo. ちなつ & p. けんもち によるアコースティックデュオ。2017年から息子のYoh babyもジョインした、sillyでhappyなファミリー音楽隊。現在は、鎌倉・逗子・葉山を中心に、時々都内でも、活動中。
https://www.youtube.com/channel/UCUY_DBewOyqmBxo0P288uLA

●やんちゃカリー(齊藤 礼)
>アンドサタデー Curry Editor
週末だけオープンする店舗を持たないカレー店の店主。平日の顔は、都内の不動産サービス企業に務める会社員。逗子を拠点に、湘南地域や東京都内で、音楽フェスへの出店や飲食店の間借り等をしながら、やんちゃなカレーを振る舞っている。
https://www.facebook.com/yancha.curry/

●二階堂 美和子
デザイナーズ・リノベーションなどこだわりのお部屋を紹介する不動産屋R-STOREの元鎌倉支店支店長。3年程前に新宿から逗子へ移住、葉山に家を建てたことをきっかけに、移住に関するブログや海辺の街での暮らしをインスタで日々更新中。年に数回移住に関するイベントを開催しており、 移住に興味を持っている方だけでなく、移住した後の暮らしをより楽しんでもらえるようなつながり作りにも取り組んでいる。
>葉山移住ブログ
http://r-blogs.jp/author/nikaido/
>Instagram
都内⇄海辺の街での暮らし
https://www.instagram.com/nikaido_r_store

●週末サーファー(奥寺 郁弥)
>アンドサタデー naminori editor
平日は会社に勤めながら、週末はサーフィンを楽しみ、講師としても活躍中。いい波を求め、情報収集に余念がない。海の魅力と逗子の魅力を、マリンアクティビティを通して発信している。

●井上 拓美
逗子在住。株式会社MIKKE代表。 高校卒業後飲食店を開業し、2年半で売却。その後、上場企業から出資を受けITスタートアップを立ち上げるも1年ほどで会社を閉じる。会社へ入社するも1週間で蕁麻疹が出て退社し、現在の会社MIKKEを創業。MIKKEではクリエイター向けに無料のコワーキングスペースを運営し、そこに集まるクリエイターと様々なプロジェクトを進めている。

●明石 悠佳
1992年生まれ、 京都出身、逗子在住。 2015年に新卒でサイボウズに入社し、現在は「サイボウズ式」の企画編集や、 企業ブランディングのためのコンテンツ制作を担当している。2018年1月から複業でフリーランスの編集者・ライターとしても活躍中。
>Twitter:@akyska


まだまだ素敵な仲間がいっぱい。
アンドサタデーにいらしていただけた際には、
ぜひご紹介させてください。


街づくり、なんて大それたものではなく、
地域活性、なんて仰々しいものでもない。
私たちがやってきて、これからも続けたいのは、
「自分たちの欲しい場を、自分たちの暮らす街につくる」こと。

自分たち視点で場を編集し、街と暮らしていくことが、
誰かの共感を呼び、居心地の良い場になり、
街の中で育っていくことの喜びを、
「アンドサタデー」の活動を通して知ることができました。

「アンドサタデー」の、編集であり挑戦。
小さな海街である逗子で、
時間と曜日で変わる毎日のお店を作ります。
2019年4月中旬オープン予定です。

"Everyday like Saturday"
誰かの毎日に、土曜日のような瞬間を、
そっともたらすお店になりますように。

今回のクラウドファンディングをきっかけに
私たちの活動を知っていただき、
ぜひお店づくり、居心地の良い場づくりを
一緒にお手伝いいただけたら、嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。


アンドサタデー 珈琲と編集と
庄司 賢吾・真帆

-------------------------------------------------------------------

★これまでの活動
間借りしている自分たちのお店以外にも
たくさんの素晴らしい場にお声かけいただき、
アンドサタデーらしい場づくりを行ってきました。

【国内出店】
「本との土曜日」
  2017.10.21 #8 山の本
  2017.12.16 #9 本の贈りもの
  2018.2.17 #10 読むこと食べること
  2018.5.26 #11 正直な働き方のための500冊
  2018.7.21 #12 BOOK&ALCOHOL
2017.11.11 逗子ブックフェア「10代の自分へ。」
2018.11.4 「逗子コミュニティパーク」
2018.11.18 「うみそらマルシェ」

【国外出店】
2018.4.7 「小街珈琲散歩祭」in 台中
2018.12.1,2 「HaveAnice Festival」in 台北

【取材記事】
パラキャリ「なじみのバーの間借りで『土曜日だけの珈琲店』 人の縁がつないだ夢への一歩」
https://parallelcareer.freee.co.jp/interview/20170824_andsatcoffee/

タウンニュース「繋がりや仕事、生まれる場に」
https://www.townnews.co.jp/0503/2018/11/16/458027.html

-------------------------------------------------------------------
「アンドサタデーのお店」
 〒249-0006
 神奈川県逗子市逗子7丁目6−20
 ZUSHI SMALL SQUARE 1F
   https://goo.gl/maps/qcvh2gzCc5G2
*現在は、「土曜日だけの珈琲店」のみ営業中。

「アンドサタデー 珈琲と編集と」
 Facebook https://www.facebook.com/andsaturday/
 Instagram https://www.instagram.com/andsaturday/

「深夜食堂プロジェクト」
 note https://note.mu/andsaturday

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください