▼はじめにご挨拶

初めまして!バリ島ウブドに住み始めて15年。こちらで飲食店や製造業を営みながらバリ島の魅力をわずかでもお伝えするべく『ウブドラジオ』というYoutube生配信番組をやっております田中トシと申します。

◎ウブドラジオホームページ
http://ubudradio.com

◎ウブドラジオYoutube
https://www.youtube.com/user/honeymangobali

今回ニュピ(nyepi)という世界に類を見ない特別な一日を皆さんにも体験して頂きたく初めてのクラウドファンディングに挑戦させて頂きました。

▼バリ島って?

日本からは飛行機で8時間ほど。世界的な南国リゾート地として有名で、その楽しみ方は高級ホテルでのんびりするところからバリならではの独自宗教文化に触れるところまで実に様々。今回は海側ではなく山側にあるウブドという街での規格となります。


▼このプロジェクトで実現したいこと
「何もないという贅沢」

ニュピというのはバリ島で1年に一度

『外出禁止』『電気の使用禁止』『火の使用禁止』

となる祭日です。

驚いたことにこの日は空港でさえ閉まります。

バリ島にいるすべての人が家の外に出ることを禁じられます。

そして明りをつけることも禁じられ、料理することも禁じられるため

バリの人々は前日から料理を作り置きし、その日を静かに家の敷地内で過ごします。

昨年からはなんとバリ島全土でインターネットが使用不可になりました。

テレビももちろん放送されていません。

そんな特別な『何もない時間』

バリ人家庭にホームステイして生で体験してみませんか?

▼プロジェクトをやろうと思った理由

ニュピというのはバリで使われている二つの暦のひとつ、太陰暦に基づいたサカ暦の新年です。1年に一度訪れるこの日の前夜には街中から悪霊を追い出すために、オゴオゴと呼ばれる大きな悪霊を模した巨大な人形を担いで村人が町を練り歩きます。

その熱気と賑やかさもまた大きな見どころなのですが、翌日の朝には前夜の空気が一変、『何もできない』静寂のニュピを迎えます。いつもたくさんの車や観光客や町の人の営みでにぎやかなバリが、朝起きてみると静かで透き通った空気の別世界に変貌しているのです。

昨年(2018)からはついに携帯電話も含めたすべてのインターネットも切断され(通話は可)本当に『何もできない日』になりました。もちろんホテルなどでは道路に面していなければ電気の使用も認められ、敷地内のレストランで食事もできます。それも素敵ではあるのですが、僕はぜひ今回バリ人家庭にホームステイして皆さんにこの一日を過ごしてみてほしいのです。

※ニュピ前夜の家の敷地内では鍋や缶を叩いて大きな音を出すことで悪霊を追い払ったりします。


【ニュピのすごいところ】

何がすごいって本気でバリ島のすべてが止まることです。

例えばバリでなくとも山奥にいったり、人里離れたところに行けば明りもない、インターネットもない、そんな環境はいくらでもあると思います。ニュピのすごいところはこれだけ活動的な島にも関わらず、それが1年に一度だけ完全にとまり、静寂に包まれるということでうす。

もし日本でそんな日を一日作ったらどうでしょうか?まず経済効果や意見の相違から足並みそろえてそんな日を作ることができないでしょう。ほかの国でも土地でもおそらく同じです。しかしここバリ島ではそんな日が普通に存在するのです。

そしてそれを大仰な姿勢でなく、今年もきたのかと常の事として迎えるバリの人たち。この人たちの姿に触れながらぜひこの奇跡の一日を体験してください。そして夜にはぜひ屋外に出て空を眺めてください。ニュピの日は島中の明りが消えており、そして太陰暦に沿っているので必ず新月です。そのため空一面には見渡す限りの星空が広がります。静寂の一日の締めくくりにふさわしい瞬間です。



▼これまでの活動

バリ島ウブドの空気をお伝えしたいと2012年4月から毎週1回1時間半のYoutube生配信番組をしています。情報の多い番組ではないですが日本とはまた違った価値観と時間の流れにあるこの土地の魅力を生身の姿でお伝えすることで楽しい交流の場を築くことと、バリに興味を持ってもらえる方をわずかでも増やせればと思っています。

■ツアー協力

ホームステイ先の選定や当日の車手配などはウブドで日本人向けのツアーなどを企画されていて日本のテレビにも出演経験のあるAPA インフォメーションセンター及びワヤンさんの全面協力のもと行われますので安心してご参加下さい。

出演動画

http://informationcenter-apa.com/




▼資金の使い道

ホストファミリーへの謝礼や車の手配、およびニュピグッズの制作と前夜祭、後夜祭のお食事代にあてさせていただきます。


▼リターンについて

【25,000円コース】

 ★『何もない日~ニュピ体験パック』10名様           

    ※下記参照。3月6日と7日の2泊をバリ人家庭にホームステイして頂けます。


【3,500円コース】
     ★2019ニュピTシャツ&ステッカー&ニュピ体験動画のエンドロールにお名前
   ※スケジュール的に来れないけれどこの活動を応援したいという皆様に


【1,000円コース】
   ★2019ニュピステッカー&ニュピ体験動画のエンドロールにお名前
   ※スケジュール的に来れないけれどこの活動を応援したいという皆様に


▼実施スケジュール ※2019年3月5日~3月8日

3月5日(火)

 14:00 ウブド Barong bridge Cafe 集合

  ・各町においてあるオゴオゴを見学。
   さらに大原隊長(※番組参照)によるマニアックな景勝地へのご案内

 18:00 ウブド Barong bridge Cafe にて食事会  

  ・主催者による今回の趣旨説明と乾杯。

  ・ニュピについての話を在住30年、バリ文化に精通する伊藤博史さんより

  ・バリの地酒アラックを飲みながらウブドラジオチームを含め座談会

   ※この時点での皆さんのニュピへの期待やイメージを撮影(任意)

3月6日(水)(ニュピ前日)

  9:00 各ホテルよりホストファミリーへと送迎

       ・ホストファミリーの紹介
       ※ホストファミリーには片言の日本語、ないし英語のできる人がおります。

  16:00

   ・各自昼食を済ませウブド中心部に集合。

   ・オゴオゴのコンテストを見学。(状況により変更有)

       

   21:00ごろ                                                                              

   ・各自ホストファミリーへ

3月7日    (ニュピ当日)                                            

  ☆静寂のニュピ

    ※体験者の皆様には5分程度の動画の撮影してもらえるとありがたいです。

3月8日

  10:00 Barong bridgeにてティータイム。動画データの受け取り。

  21:00 「和るん あんかさ」にてウブドラジオ ニュピSP!
       ※参加者の皆様に一言づつインタビュー(任意)

■後日すべての撮影された動画を編集してまとめさせて頂き、Youtubeへとアップロードすることにより多くの方にこの体験を知ってもらえることを考えております。



▼最後に

多分、すべての束縛から離れることのできる特別な一日

外出もできなければ

会社からのメールも日本にいる友達や家族との連絡もとれないので

この一日にあなたの義務は何もありません。

国も文化も違う異国で訪れる一番シンプルな時間。

そんな日に皆さんは何を感じて何を思うのでしょう?

ニュピのもう一つすごいところはあなたのその場所のニュピは他の人にはのぞけないこと。

外出が禁じられているのでちょっと様子を見にいくこともできません。

あなただけが見たものは、

あなただけが感じたことは、

あなただけのものとなります。

バリ島の深い魅力にぜひ触れてみてください!


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

【注意事項】

◆今回のプロジェクトは現地ツアー的な位置づけとなりますのでバリ島までのチケット及び3月6日(ニュピ前日)と7日(ニュピ当日)を除いた宿泊についてはご自分での手配となります。

◆細かな内容については状況に応じて変更する可能性がございます。



このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください