■【TOKYO BACKTOTE】は片手仕様の街歩きリュックです■

■【TOKYO BACKTOTE】はこんな方に■

リュックの開け閉めに煩わしさを感じている人に。
●スーツに合わせて電車通勤に。
●カジュアルファッションに合わせて休日の街遊びに。

子供の手をつなぐ人に。
●イクメンのファーザーズバッグとして。
●甘くないマザーズバッグとして。

片手仕様をお探しの人に。
●片手に怪我や麻痺があったり、腱鞘炎で握力が落ちている時に。



■【TOKYO BACKTOTE】に至った理由■

従来の背胴面(背中に当たる面)だけで袋全体を吊る構造では片手仕様にはなりません。背負った状態で袋本体に傾く力が働くため、口をしっかり閉める必要があるからです。背負うと形が崩れることがあるのも、この傾きに起因しています。


街歩きには満員電車対策も必要です。混雑時にはリュックを下ろすのがマナー。下ろせない場合にお腹側にリュックを背負い替えて対策する人が多くなりましたが、これはリュックが薄いことが必須。ゴロンとせり出してしまうリュックではやはりマナー違反の目が向けられます。


■【TOKYO BACKTOTE】がクリアしたこと■

●ファスナー、ベルト、紐がない
●ペットボトル、折り畳み傘、スマホ等は、背に手を回しただけで取り出せる
●背負った時に袋本体が傾かない
●自立する

●小物が上下に収まる
●横幅がせり出さない(マチが広がらない)

●シンプルで綺麗な形
●控えめに主張する素材

●A4ファイルが入るたっぷり容量
●軽量
●ショルダーベルトのずり落ち防止
●腕を通す「女性持ち」ができる持ち手

■はじめまして。【TOKYO BACKTOTE】です■

最大の特徴です。口が解放されていて、背負えばフレキシブルに閉まります。ファスナーを閉め忘れて背負ってしまい、中身が丸見えになっていたなんて赤面の事態はありません。

口には雨よけと目隠しのためのホック付きフラップを縫い込みました。ホックを留めず、フラップを被せるだけでも使えます。



ペットボトル、折りたたみ傘、スマホが余裕で入ります。それでも背中がゴロゴロしないのは、物が内部側にも入り込んで収まりが良くなる立体裁断仕立てだから。特大ポケットに入れたものは、背負ったままでも背中に手を回せば右手でも左手でもオープンスリットから取り出せます。



※注:背負ったままオープンスリットから物を取り出すには、袋本体を腰の位置(動画程度)まで下げて使用することが前提となります。上げて肩甲骨の位置で背負う場合や、肩が硬い方など手がスリットに届かない場合は、肩から下ろしてポケット口をご利用ください。

※背負ったままの出し入れには多少の慣れが必要です。貴重品の出し入れの際は、落とさないよう十分気をつけてください。

背胴側に重いものを入れるとリュックは安定します。歩きながら取り出したいものがない場合も、ペットボトルや水筒、単行本や化粧ポーチなどの重いものを入れるスペースとしてぜひご活用ください。特大ポケットに重いものが入っていると、おろした時の自立が安定しやすい構造になっています。


重いものは、背胴側に入れるとリュックが安定するため、書類などは仕切りの背中側に収納するのがオススメです。


合わせやすい黒。合わせやすい形。これに街歩きのための控えめな主張として素材にこだわり、黒コットンを採用しました。光の加減で表情が変わります。太陽光で柔らかな輝きを放ち、遠目の質感が抜群。黒でありながら夏服にも合わせやすく、スーツにもしっくり。ポケットの凹凸がないので、オリジナルペイントやワッペンで遊ぶのも自在です。

天然素材ですから弱点もあります。
●黒ウールコートや黒綿パンのように埃がつきやすく目立つ。
●ナイロンよりも摩擦で傷がつきやすい。
●撥水素材ではない。

街歩きに、綿コートを羽織る感覚で綿リュックを持ったらきっと気分が上がります。そもそも密閉しない非常識からスタートしたリュックです。素材を冒険し、トートにはよく使われるけれどリュックにはあまり使われないコットンを採用することにしました。

[黒コットンの堅牢度データ:耐光3-4/洗濯4/乾摩擦3/湿摩擦2-3]
※埃が気になる場合は衣類用コロコロ粘着テープなどをお試しください。

コットンの弱点を補う工夫 ❶  
コットンの裏にPVC(ポリ塩化ビニール)加工をしました。経年劣化抑制、ほつれ防止、強度と張りが出て防水生地となります。表面には撥水加工はありません。

コットンの弱点を補う工夫 ❷  
機能性が必要な衣服に触れる部分と底にはナイロンを使用しました。

テフロン加工ナイロン(裏ウレタンコーティング)には優れた防汚性、強撥水力、強耐久力があります。
[堅牢度データ:耐光4以上/洗濯4-5/乾摩擦4-5/湿摩擦4-5]

手入れしやすい裏地  
裏地は発色のいい赤のナイロン地(裏アクリルコーティング)を使用しました。弱撥水で汚れずらい素材です。

重たい袋を手で持つとき、男性は持ち手を握りますが、女性は腕にひっかける方がラク。女性と男性では腕の脂肪のつき方が違うからです。【TOKYO BACKTOTE】はユニセックスですから、そんな「女性持ち」に配慮し、持ち手は女性の腕が通せる長さにしました。


ショルダーベルトの裏、首側サイドに滑り止めをつけました。



袋部分■幅約30㎝×高さ約36㎝×奥行き約14㎝

重さ■約700g

容量■約15L

素材■
[表地]防水コットン100%(裏・PVCコーティング)/強撥水テフロン加工ナイロン100%(裏・ウレタンコーティング)
[裏地]弱撥水ナイロン100%(裏・アクリルコーティング)
[芯材]ウレタン

色■黒

バリエーション■ワンサイズ・ユニセックス

生産国■日本

一般販売価格■税込34,500円(予定)

一般販売時期■未定(リターン発送終了後)

※構造は特許出願中(特願2018-248878)。
※より良い製品にするため若干の改良を加える場合がございます。


製造は東京浅草で鞄製造をする(株)エターナリィさん。日本の熟練職人さんが一個一個丁寧に手作りで縫製するメイド・イン・ジャパンです。

現在、日本の鞄職人界は高齢化問題を抱えています。10年後のメイド・イン・ジャパンが危ないと言われる中、エターナリィさんには貴重な次世代を担うホープのひとり、若い女性鞄職人・大野さんがいらっしゃいます。このプロジェクトを担当いただきフレッシュな感性が製品に加わりました。

都会の街歩きを想定した新構造のユニバーサルデザインを、フレッシュな感性をもって製造します。ですから自信を持って言えます。【TOKYO BACKTOTE】は次世代を担うリュックです!

■【TOKYO BACKTOTE】のバックストーリー■

そもそも「片手仕様」のリュックが必要だったのは、私・三澤慶子の夫が脳卒中で右半身が麻痺したからです。夫が仕事復帰した際、片手だけで物を出し入れできるリュックが必要でした。結局見つからず、妥協したものを手に入れました。

ご縁があったエターナリィ取締役専務の木村さんに、温めていた夫用のリュックのアイディアをお話ししましたところ、なんとその場で「作りましょう」と。「作る意味のある鞄です」と!

私が主にやってきた仕事は編集・ライター業です。でも作る意味のある鞄だとおっしゃっていただけるものなら、作るべきだと思いました。日本の職人さんに作っていただけるわけです。誇れる製品になるはずです!

まずは自分で試作を重ねました。あまり仕事にはしてませんでしたがデザイン、仕立て、製図はできます。納得のいく機能とデザインになるまで試行錯誤しました。

エターナリィさんからクオリティを高めるたくさんのアドバイスをいただき、複数のサンプル制作を経て、完成品が仕上がりました。

一点一点日本の鞄職人さんが仕上げるプロダクトの良さや、込めた思いを伝えるべく、コンセプトを担うブランドWA3B(ワブ)を立ち上げました。

【TOKYO BACKTOTE】がほんの少しだけストレスを軽減することができたら。いろんな人に使いやすいと感じてもらえて、人と街、社会を結ぶ存在になっていけたら最高です。

■CAMPFIREでプロジェクト!■

【TOKYO BACKTOTE】の種となった、夫(映画評論家・轟夕起夫)が仕事復帰に至るまでの体験記『夫が脳で倒れたら』が、この4月24日に発売となりました。

※書籍詳細はこちらをごらんください。

さまざまな方にお世話になり、応援していただき、夫婦ともどもなんとかこれまでやってこれました。恩返しのひとつとして、私たちの経験が誰かのお役に立てたらと綴ったものを、太田出版さんが書籍にしてくださいました。

『夫が脳で倒れたら』の中で、【TOKYO BACKTOTE】を作ったことに少し触れました。実は既に別のクラウドファンディングサイトで【TOKYO BACKTOTE】プロジェクトを行い、多くの方にご支援を賜っております。プロジェクトを終え、一般発売に向け準備をしていた中での書籍発売ですが、ありがたいことに【TOKYO BACKTOTE】についてのお問い合わせが増えましたことから、急遽、商品の詳細をお伝えできるCAMPFIREさんを活用させていただくことにいたしました。

『夫が脳で倒れたら』も【TOKYO BACKTOTE】も、たくさんの方にお力添えをいただいたことで形になりました。たくさんの方の想いが詰まっているこれらを、必要としている少しでも多くの方にお知らせできたら! 今回はそんな目的で行う、いわば「感謝プロジェクト」です。

そんなわけで、リターンの【TOKYO BACKTOTE】については、「感謝割価格」を設定させていただきました。

■リターンスケジュール■

〜2019年6月20日 プロジェクト終了(終了後に【TOKYO BACKTOTE】の製造発注をいたします)
2019年8月上旬〜 【TOKYO BACKTOTE】順次発送

※【TOKYO BACKTOTE】は生産数等により納期が前後する場合がございます。また、より良い製品になるよう若干の改良を加える場合がございます。

Q 破損の保証はありますか?

A 職人による丁寧な縫製の製品であり、すべて検品後に出荷発送となりますので問題なくお使いいただけると思いますが、万一お客様がご使用頂いた後に不良、不具合が御座いましたら、無償で修理いたします。なお無償修理期間は製品発送後1年間とさせていただきます。まずはメールにてご連絡お願いいたします。

修理手順につきましては、ユーザー様より(株)エターナリィ宛てで着払いにて発送頂き、修理が終わり次第返送となります。修理日数につきましては個別にご連絡させていただきます。

 

Q 雨が浸みますか?

A 薄いコットンにPVC加工してありますので、素材自体は防水で水を通しません。フラップの隙間や縫い目から水が侵入する可能性はあります。

表面のコットンは撥水加工はありませんので水を含みますが、コットン自体はYシャツ程度のごく薄い生地ですので、ひたひたになるほどの水を含むことはありません。なお体に触れる部分は強撥水のナイロンです。

濡れたコットンはこすらずに、乾いたタオルで押し当てるようにして水分をとり、陰干ししてください。

コットンですので市販の防水スプレーをご利用いただけます。濡れを防ぎたい場合はあらかじめ防水スプレーをかけてご使用されることをおすすめいたします。

最後に

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けします。

リターン発送完了後も継続して【TOKYO BACKTOTE】 を製造販売してまいります。ユーザー様のご意見を伺いながら改良を加え、価格帯、デザインともにバリエーションを増やしつつ、より使いやすい、愛着を持っていただけるよう、じっくり育てていく所存です。

プロジェクトページにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

  • 2019/08/03 14:48

    リュックサックTOKYO BACKTOTEにご支援いただきましたみなさま、ありがとうございます。TOKYO BACKTOTEが縫いあがりました!納品まで時間がかかるにもかかわらずご支援いただけましたこと、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。【発送のお知らせ】リターンTOKYO B...

  • 2019/06/21 13:06

    おかげさまで昨日をもちましてTOKYO BACKTOTEプロジェクトを無事終えることができました。また、目標を超えるご支援をいただくことができました。ご支援を賜りましたみなさま、深く感謝申し上げます。ありがとうございました!職人さんと思いを込めて真面目に作ったリュックですが、なにせ「しっかり閉...

  • 2019/05/05 14:10

    みなさまご支援ありがとうございます!おかげさまで目標を突破、SUCCESSとなりました!重ねて心よりお礼申し上げます!!!このユニークなリュックTOKYO BACKTOTEを面白がってくださる方がいらっしゃることが、とても嬉しく励みになります!!!背胴側に工夫が集中しているため、見た目はシンプ...

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