▼はじめにご挨拶

マイティークラフトの西川と申します。マイティークラフトでは30年近くゲームの受託開発をしています。ファミコンのソフトの開発からはじまり、現在はスマホアプリやソーシャルゲームの開発・運営が主な業務です。多くのアプリの開発やソーシャルゲームの開発・運営に携わらせて頂いています。また、会社内では教育部門として「MCラボ」という小中高校生向けの塾も運営しています。

株式会社マイティークラフト http://www.m-craft.com

個別指導塾MCラボ http://mc-labo.net/

 

▼プロジェクトをやろうと思った理由

私はゲームスクールやゲームやコンピューター系の専門学校で長い間講師をしてきました。担任を引き受けて就職担当をしたこともあります。
しかし、学校のカリキュラムは実践に即していないことも多く、さらに多くの専門学校が2年制であるために、1年めで基礎を学んだ直後の2年めには就職活動を開始し、不本意ながらもゲーム以外の会社に就職する学生も多く見てきました。

会社側でも何度も面接に立ち会いました。応募者は多いものの、実力はありそうですが、作ってくる作品も的外れなものも多く、もったいないけど採用基準に達しないと思ったことも何度もありました。何度も応募してくる方も何人もいました。

実力もありながらアピール不足、だけどゲームに携わる仕事にモチベーションは高い人も多い。企業側は常に人材が足りない、というミスマッチが発生しています。

このミスマッチを少しでも埋められないかと以前から考えていました。

インターンシップ形式も有効ではないかと思います。ですが、現在は長期のインターンシップは学校として認められないことも多く、企業側もアルバイトとの区別もできず、本来のインターンシップの企業実習としては機能していません。

ゲームスクールや専門学校では、学校案内に載せるカリキュラムを作成するのに2年先の計画を立てます。募集は1年先の学生です。学生が入学し卒業するのは2年後です。世の中の早い流れの中で、ゲームやIT業界に対応するのは難しい世の中です。学校ですから就職率も重要で、ゲーム会社以外への誘導も行われます。

 

▼このプロジェクトで実現したいこと

ゲームクリエーターになりたい、ゲーム業界に就職したい人向けのスクール(予備校)を開校します。

1期分の実施で期間限定で来春3月までとしますが、成功あるいはノウハウを蓄積できればそのままビジネスとして継続します。

全て一律の授業形式では各自の目標・スキルに対応するのは難しいので、実習授業はいつでも通える個別指導形式とします。

場所は当社のオフィス・塾のある東京・池袋(池袋駅徒歩5分)の教室をいつでも使用できる形にします。また、札幌(札幌駅徒歩5分・北大正門前)にオフィスもあり部屋を用意しますので、札幌での通学も可能です。

もし、東京・札幌以外での希望者はSkypeやチャットワークなどでのリモートでの対応も可能です。授業内容はYoutubeでの動画でも見れる形にします。この場合でも、いつでも通学することもできます。

対象者は学生から社会人まで、中高生もできるだけ対応します。

▼コース・授業内容は

スクールでの授業内容は週1回・3ヶ月を基準に設定します。

コースを3つ設けます。

・ゲームプログラムコース
・ゲームデザイナコース(2D/3Dグラフィック)
・ゲームプランナー・レベルデザイナコース

各3ヶ月コースです。


期間が長いほうがいい部分もありますが、実力のある人は3ヶ月単位で結果を出していく、実力の足りない人も何をすればいいのかを明確にするほうが次のステップをめざせます。

各コース詳細

・ゲームプログラムコース

プログラムの知識がある人に向けたコースです。プログラムの構造から、WEB・スマホアプリの構築まで実践を交えて学びます。

・ゲームデザイナコース(2D/3Dグラフィック)

2D/3Dの様々なデザインの中から、自分の得意なものを見つけ出すアドバイスから進めます。また、ツールの扱い方含め、即戦力になるようなデザインの方法を学びます。

・ゲームプランナー・レベルデザイナコース

ゲームプランナー・レベルデザイナコースですが、レベルデザイナとは聞き馴染みが薄いと思います。ゲームの面白さのデータを調整するのがレベルデザイナです。現実的にゲーム企画だけではゲームに携わる仕事に就くのは難しいと思いますので、企画もレベルデザインも学びます。

 

 
当社で企画制作したゲーム例。教材としても使用します。

全コースともカリキュラムは制作中ですが、理論とともにゲームを制作する実習をメインに計画します。

まずは、個別のカウンセリング形式で、現在のスキルの確認や目標などを確認し学習スケジュールを相談します。

ゲーム業界に就職することだけではなく、自分でゲームを作る、ゲームやアプリ・サービスで起業するなど、具体的に目標を立てるのが必要です。

その後、実際に制作するゲームを設計し制作します。
これがゲーム業界に就職する場合にアピールする作品にもなりますので、ポイントを押さえたものにします。
1人で制作するのか、チームで制作するのか等も含めてスケジュール設定します。
同じ志を持つ生徒の組み合わせアサインや、現役のゲームクリエーターの協力やアドバイスも受けられます。

自由な時間に通学、あるいは在宅で実習を進めます。
学生や社会人でも受講可能です。

いつでもゲームクリエーターの指導やアドバイスを受けることができますし、場合により一緒にゲーム制作にも参加してもらえます。

ある程度実習が進み作品が見えてきた段階で、ゲーム業界に就職する場合は、就職活動のシミュレーションを開始します。
履歴書作成や自己アピール、作品・ポートフォリオのアドバイスも行います。

当社は職業紹介会社ではありませんので、各自で活動してもらう形になりますが、多少のゲーム関連企業の紹介はできると思います。

ここまでを3ヶ月で行います。

週1回60分程度の授業を想定していますが、開校時間内で時間外での実習作業も可能です。
昼間ではなく夜間の通学や、日常は仕事をしている場合でも在宅での対応も可能です。

スクール開校時間(東京・池袋)

・平日10:00~21:00
・土曜日10:00~18:00

土曜と札幌での対応は事前予約制になります。

 ▼必要な資金について

最低限のスペースや備品、PCなどは準備できました。

カリキュラムも10年以上スクールで教えてきたものをベースにアレンジします。

資金は運営資金として充てさせて頂く予定です。

また、今後スクールとして需要があるかや継続していけるかどうかの判断とさせて頂きます。

▼リターンについて

3ヶ月を単位としたスクールですので入校より3ヶ月有効のチケットを用意しましたが、1ヶ月のお試し用のリターンも用意しました。

購入者本人だけではなく、ご家族や知人にチケットを譲ることも可能です。

また、賛同頂ける企業・団体様向けのリターンも用意しました。

※ゲーム会社に就職を約束する内容でないこと、また企業・団体様には人材紹介を約束する内容では無いことをご理解のうえ、パトロンとしてご参加下さい。

 ▼最後に

私がゲーム業界に足を踏み入れた時は、イメージも悪く不人気職種でしたが、現在は逆に人気の職業のようです。

ゲームクリエーターになりたい人は多いものの、どうしたらわからない人も多いかと思います。

このプロジェクトがうまくいけば、来年からの常設のスクールとして展開する予定です。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください