大都市近郊に現存する極めて希少性の高い横浜市保土ヶ谷区にある築250年の茅葺古民家をアートや文化、学びに関する活動が行えるスペースとして再生し、多様な人々が参加できるクリエイティブコミュニティを作ります!

プロジェクト本文

▼はじめにご挨拶

 はじめまして。一般社団法人鎌倉生活総合研究所代表理事の宇賀亮介と申します。

私たちは土地や建物に関して多様な人々の協力や知見を得ながら、次世代の人々に対して有効で持続的な再生活用方法に関して研究・実践している団体です。

 横浜市保土ヶ谷区に建つ築250年以上の茅葺古民家をアートや文化、学びに関する活動を通じた多様な人々の交流や創造、発信の場として再生させたくクラウドファンディングに挑戦いたします。よろしくお願いします。

▼古民家の由来

 古民家は横浜で倉庫業を営んでいた故鈴木花三郎氏が自邸の敷地内へ昭和37年に神奈川県津久井から移築したものです。移築に当たっては建築史学や文化財建造物保存の大家であった故大岡實横浜国大教授の技術指導の下、古材や旧い仕様を尊重しつつ学術的復原がなされました。

古民家の建築年代は間取りや構造形式、梁の加工方法などから18世紀後半~末期に建設されたと推定されています。

 また鈴木花三郎氏は古民家を自分一人で独占せずに民芸ファンや歌人の集いなど文化的な催しや見学希望者に対して公開することを望んでおられました。昭和37年当時、個人の古民家移築の多くは観光料亭や別荘目的であり、学術価値を考慮し一般開放も視野に入れた移築は極めて先進的なもので、「個人民家園」として貴重な存在だったといえます。

※参考文献

①大野敏(現横浜国大教授)「横浜市保土ヶ谷区内に所在する茅葺き民家について―個人による伝統的民家移築保存事例とその建築的特徴―」日本建築学会大会学術講演梗概集、2003年

②神奈川新聞「200年前の民家―市内の実業家が津久井から移築―」昭和37年5月25日

鈴木花三郎氏と奥様

▼古民家との出会い

 私たちは2017年5月に鈴木花三郎氏の子孫の方と知り合いになり、古民家の今後のあり方に関してご相談を受けました。

鈴木花三郎氏が亡くなってからの古民家は大きな手入れを施されることがなく茅葺屋根を中心に傷みが進行し、物置として使用され誰にも知られないままヒッソリと佇んでいる状態でした。

 また所有者個人が古民家を修繕するための費用を永続的に負担するのは困難な状態であり、このままの状態では古民家をいずれ解体するしか手立てがない状態でした。

 一方で古民家の所有者は鈴木花三郎氏が「滅びゆく文化財」の一つであった古民家に対して私財を投げうって復元移築したという思いを大切にしたいという気持ちをとても強くお持ちでした。

▼クリエイティブコミュニティとしての「花三郎の家」

 移築当時より劣化してしまった古民家ですが室内に入れば250年の歴史の風韻を感じさせる力強い空間の力が保持されていることを私たちは感じました。

そしてこの古民家が持つ歴史的空間の中でアートや文化、学びに関する活動を展開できれば、アーティストや利用者の創造性を喚起するだけでなく、多世代かつ多様な人同士の交流や支援、創造活動も実現できるのではないかと考えました。さらにこのような芸術・文化・教育に関する活動を目的とした古民家の一般開放は鈴木花三郎氏の遺志を現代に復活させることにも繋がると考えました。

そして私たちは鈴木花三郎氏に敬意を表すると共に創造的で多世代の人たち同士の出会いの場「クリエイティブコミュニティ」が生まれることを願い、古民家を「花三郎の家」と命名することにしました。

平面図
▼アートイベントの実験的試行

 この「花三郎の家」の歴史的空間の力とアートや文化活動による相乗効果を確かめるために私たちはパフォーマーグループ「わお!」の協力を得ながら2018年11月に小学生から中高年までの幅広い年齢層の方々60名を招待しアートイベントを実験的に開催しました。

アーティストによる歌やダンス、オペラ、朗読などのパフォーマンスを古民家で行いつつ、前庭ではBBQや焼き芋大会、草刈りイベントなどを行い参加者同士の交流を図りました。

イベント後のアンケート結果から古民家とアートを通じた交流という普段は体験できない価値と時間を参加者に提供できたと確信しました。

 また一番驚いたのは、イベント時に古民家が数十年の時を経て息を吹き返し、人間のように喜んでいることを私たちは所有者と共にはっきり感じとることができたことでした。

▼「つむぎ隊」~みんなの想いをつむぐことで古民家をよみがえらせる~

 アートイベントの結果から古民家の再生活用に関して積極的に応援をしたいという方々が多くいらっしゃることが分かりました。

 またイベント時のパフォーマーグループ「わお!」のメンバーの素晴らしいパフォーマンスや参加者の笑顔を目の当たりにし、幸せな場づくりを実現するために最も重要なことは「人」であることも改めて痛感しました。

 したがってこのプロジェクトでは多世代にわたってアートや文化、学びに関して活動の意志をお持ちの方々に古民家を様々な形で利用していただくと同時に、この活動を応援していただける方々も一緒になって古民家の再生運営活動に対して関わっていただく仕組み「つむぎ隊」を作りたいと考えています。

アーティストも文化や学びに関する活動者も応援者も一緒に「つむぎ隊」のメンバーになっていただき、様々なイベントに対する参加者や運営メンバーとしてメンバー同士が交流、創造、発信、支援しあい楽しみながら古民家の再生も同時に実現したいと考えています。

私たちは鈴木花三郎さんの「滅びゆく文化財」である茅葺古民家を残そうとされた想いを多くの人たちの参加と共に引き継いでいきたいと考えています。

「想いをつむぐ」次世代につないでいくということ。

 古民家に宿る生活、人生の記憶、歴史、温もり、美しさを次の世代にも繋いでいけるような場所を残していく、そしてその想いを体感し、みんなで共有することが私たちの日々に潤いを見出すためのきっかけとして必要なのです。「花三郎の家」がそのようなきっかけを多くの人に提供できる場になることを私たちは目指しています。

ぜひ、みなさんの「つむぎ隊」へのご参加お待ちしております!!

▼想定している「花三郎の家」の利用形態

 古民家ならではの環境を活かした多世代の人たちによるアートや文化、学び、交流に関する活動を展開できる場にしたいと考えています。

・シアター:演劇、音楽ライブ、パフォーミングアートなど。

・ギャラリー:アートや文化活動の展示など。

・サロン:対話会、句会、囲碁将棋会、茶話会、読書会など。

・稽古場/教室:茶道、華道、刺繍、書道、各種ワークショップなど。

・集会/イベント:各種学校や企業のセミナーなど。

▼「花三郎の家」の運営形態

 今回のクラウドファンディングで集まったお金だけでは古民家全体の修繕費用の一部しか賄うことができません。したがって「花三郎の家」オープン後は古民家を利用される方々からは利用料を徴収させていただき、その利用料を貯めながら一定額になった段階で古民家の修繕費用に順次充てながら、さらにより良い環境づくりを生み出すサイクルを作り出したいと考えています。

▼スケジュール

2019年3月頃:トイレ、電気設備、茅葺屋根改修

2019年6月頃:第一次オープン

(屋根改修工事は続いていますが室内は利用可能なため第一次オープンとしています)

2019年秋頃:グランドオープン。オープニングイベント開催(BBQ+アーティストによるパフォーマンスを予定)

(屋根改修工事完了後、屋内外一体的に利用できる時期を第二次オープンとしています)

※天候によって工事進捗が変わるので、開催時期を延期する可能性があります

▼資金の使い道

・古民家の屋根、建具、床などに関する修繕

・トイレ及び電気設備に関する改修

・照明、音響などの設備

▼リターンについて

 このクラウドファンディング自体も発信の場となるようお花屋さんや珈琲家、イラストレーターさんなど様々な方にご協力いただきました。

以下、ご協力いただいた方々のプロフィールです。

【わお!】


うた×おどり×え×ことば=からだで感じる体験空間を創造、提供するパフォーマンスグループとして各分野で活躍していた個人が集結し、2017年に発足。
コンセプトは「多様性」かつ「いきいき感のシェア」。
国籍、性別、年齢、宗教関係なく、芸術のちからを通じてHAPPYをつくりあげます。

活動実績
「100万回生きたねこ」飛び出す絵本ショー 本公演、
その他依頼ワークショップ 多数。
ワークショップは、基本的に依頼者さん(公的教育機関、企業、個人)のご要望にあわせてわたしたちわお!メンバーの持つコンテンツと掛け合わせ、オリジナルで作っていきます。
例)保育施設にて子ども向け「100万回生きたねこ」上演、
ミュージカルワークショップ、地方就職を考える学生と企業のワークショップ前のアイスブレイクパートとして、新年度入学者にむけて学生イベントでアイスブレイクパート など。

わお!facebook  / ホームページ

公式ブログ
【Momomosparkle】

イラストレーター/アーティスト

カリフォルニアのカレッジで2年間アートを学んだ後、女子美術大学アート表現学科メディア表現領域を卒業。

アメリカのポップなカートゥーンと日本のコミックやアニメーションのファンシーさをマッシュアップした、やさしく柔らかい色合いや線のキュートなイラストが特徴。

日々の中で感じる愛や幸せをテーマにした作品を多く作る

ホームページ

【カエルカバン】

Illustrator / portalaitor / face_painter / drawing artist
カエルカバン
1986.Nov. 18th
広島出身
広島を中心に、山口、京都、愛知、東京など、
県外へのイベント出展、旅商しております。

カエルカバンの意味
カエルみたいに、腰が低くて、でも高く跳べるように。
カバンみたい作品を通して手から手へ、旅するように届けたい。と言う思いを込めています。
facebook / ホームページ


【みるく】

あったかくてゆるい絵を中心に描いています。イラストのほかに、ハンドメイド雑貨ものんびり制作しています。
Twitter

永浜 華洋

絵描き東京出身

都内、関東圏でグループ展を中心に活動中。
フランスで学んだ感性を活かしながら水彩画に刺繍をする手法で動物の絵を主に描いています。

他にも、もち肌とり子というキャラクターを描いてます。

facebook / instagram

【カワムラ ノゾミ】

✾ネコと喫茶店を求めて移動する珈琲家。タマゴサンドを作って食べるのが好き✾

2013年に横浜元町にて、イエメンのモカコーヒーに出会い、珈琲の魅力を伝えるために自転車で行商を始める。
2015年から横浜の山手のはしっこにある古民家改修に関わり、1階のスペースにて土曜日限定のカフェをオープン。(2018/4営業終了)
現在は喫茶店で働きながら、美味しい珈琲をゆるく探求中。
facebook紹介ブログ

【atelier 3310】 

 こんにちは。お花を扱う小さなアトリエ"atelier 3310"です。
クラウドファンディングの返礼品としてブーケ、ドライフラワーやプリザーブドフ
ラワーで作ったリースやハーバリウムなどをご用意いたします!
なお、ご希望がございましたらお花のプライベートレッスンもご選択いただけます

ご希望のイメージに合わせてオーダーメイドも可能ですので、宜しければInstagra
mのアカウント@atelier_3310をご覧下さい。
可愛いお花たちが皆さまの生活に少しでも彩りを与えてくれますように

▼リターンまとめ

3,000円コース

・サンキューメール

5,000円コース①

・サンキューポストカード

※協力していただいている作家さんの作品からランダムで1枚郵送いたします。どのポストカードが届くかはお楽しみに!

5,000円コース②(限定数3)

・わお!イベント招待券

※歌や踊りの生演奏コンサート・楽器演奏・ご高齢者向けの歌や手遊びのワークショップ・子供向けのダンスや絵のワークショップetc.不定期開催

10,000円コース①

・珈琲花三郎ブレンド(5杯分 約100g) by カワムラ ノゾミさん

※粉で希望の方はお挽きします。

10,000円コース②

・ハーバリウム1本  by atelier 3310さん

20,000円コース(限定数3)

・わお!出張ワークショップ券

わお!が皆さんのご要望にお答えして全国何処でも出張し、ワークショップを開催します。
なお、ワークショップ所要時間は2時間(アイスブレイク+本編)、
交通費は依頼主負担でお願いいたします。

※ワークショップ内容については2019年6月に最初の打ち合わせを行います。ワークショップ開催までは、相応のお時間が必要となリますことを事前にご了承ください。

30,000円コース(限定数10)

・2019秋グランドオープニングイベント招待券

・ハーバリウム2本 or ドライフラワーのリース or ブーケ(組み合わせ自由・ご希望に応じて作成します)by atelier 3310さん

50,000円コース①(限定数10)

・2019秋グランドオープニングイベント招待券

・古民家施設利用権(6時間)

50,000円コース②(限定数10)

・2019秋グランドオープニングイベント招待券

・ハーバリウム2本 & ドライフラワーのリース or ブーケ or プライベートレッスン(組み合わせ自由・ご希望に応じて作成します)by atelier 3310さん


※天候によって工事進捗が変わるので、グランドオープニングイベントは開催時期を延期する可能性があります。


▼応援メッセージ

「わお!」山崎穂波


 こんにちは!パフォーマーグループ「わお!」代表・山崎穂波と申します。 わお!は「多様性」かつ「いきいき感のシェア」をコンセプトに 多ジャンルの芸術家が集まってHAPPYの連鎖をつくりあげるべく結成されました。

花三郎の家に初めて訪れたときその道のりからまるで異世界に導かれていくような感覚におちいりました。まさにジブリ映画「千と千尋の神隠し」の冒頭シーンのよう。

世界遺産を目にしたときと同様、威厳と私たちが計り知れない歴史とロマンが生み出す荘厳な雰囲気。家の中にはいったときパワーを感じたのです。

それもそのはず、築250年の古民家、ここで人生が過ごされていたのですから。 こどもを生み育ていろりを囲み、食事をとり、いろんな会話が繰り広げられたでしょう。

その人生の記憶がまさにこのパワーを生み出しているのです。 目をつぶれば鳥のさえずりや風の音色が聞こえ、豊かな緑の香りを感じ、いまここに自分が存在しているのだ、と体感できます。体の奥底から生まれ変わるような、突き動かされるようなエネルギーに満ち溢れます。

この場所を残していきたいと強く共鳴しました。 そんな場所で年齢・性別・国籍を超えて交流・想いをつないでいく=人が集まると何かが起こる=わくわくせずにはいられません。

横浜商科大学講師 秋山友志


 横浜商科大学で、主に地域観光や観光まちづくりの研究をしております秋山友志と申します。私は、花三郎の家がある同じ横浜市保土ヶ谷区で生まれ育ち、現在も保土ヶ谷区で暮らしております。

 今回、花三郎の家をご紹介頂き、初めてお伺いしたときに、「横浜の保土ヶ谷にもまだこのような古民家が残されていたのか!」というくらいの驚きと衝撃でした。

仕事柄、地方都市や農漁村地域に行って、カフェやゲストハウスなどに綺麗にリノベーションされた古民家にお伺いする機会も多いのですが、私の地元の保土ヶ谷にこのような古民家が残されていることを恥ずかしながら、いままで知りませんでした。

横浜でも本牧・三溪園の古民家や横浜市の歴史的建造物に指定されている古民家はありますが、花三郎の家には、何か保土ヶ谷という土地で、過去と現在と未来に繋がる地域のストーリーやそこに集い、暮らす人々の思いを紡いでくれる場になるのではないかと感じております。

横浜の保土ヶ谷にこのような新たな場と思いを創るプロジェクトに私も応援させて頂きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

▼追加情報

クラウドファンディング挑戦に伴い、4/7に現地にて以下のイベントを開催します!


【みんなとつむぐ古民家再生「ツアー」】 花三郎の家 x UrbanWalk ZASSO x わお!
 道端に咲いている花の名前が、わからない。食べられる草を知りたいけど、教えてくれる人が近くにいない。そういう人たちの為に始まったのが、みちくさが主人公の街歩きUrbanWalk ZASSO (アーバンウォークザッソー)です。今回は何と、花三郎さんの家とコラボさせて頂きます。歴史や文化にまつわるZASSOのトークを皆で聞きながら、ZASSOの奥深さを堪能しましょう。
また、ランチを皆で食べた後、第2部では「わお!」とのコラボ企画を実施します。
ぜひ、お散歩感覚でお気軽にお越しください。
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イベント日時と定員:2019.4.7 Sun 10:15~14:30
※少雨決行、中雨以上はランチ+わお!とのコラボ企画
定員:20名
参加方法:Facebookのイベントページで参加表明もしくは[k-shishido@outlook.com]宛に氏名と参加人数を記載の上、ご連絡お願いいたします。悪天候以外でのキャンセルはご遠慮いただけると助かります。

プログラム:
10:15~10:30 上星川駅北口に集合
10:30~12:00 UrbanWalk ZASSOツアー+歴史を紐解く街歩き
12:00~12:30 タンポポコーヒーとランチ
12:30~13:00 わお!とのコラボ企画
13:00~14:30 古民家を自由にめぐる
参加費:
¥3,500 tax in(大人、ランチ込み)
¥1,000 tax in(小学生、ランチ込み)
¥  0 tax in(未就学児)
※ 参加費は、当日現金でお支払いください
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【UrbanWalk ZASSOとは】
 住まいや職場の周辺環境の植生を知ることで、より豊かに日々を過ごすことができるという、『ZASSO(雑草)』を主人公とした街歩き。2016年11月から始まり、横浜市の山下公園や天王寺の寺田倉庫など各地で開催。食べられる、染め物に使う、歴史的価値があるなどZASSOの価値を伝え説きながら、みんなで『下を向いて』歩いている。開催者であるZASSOマイスターの吉田は、衣食住をZASSOで成り立たせるまちを創る、というZASSO Town構想を実現すべく、日々活動を行う。
会社HPUrbanWalk ZASSO吉田のFBページ

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